JPH07221896A - ファクシミリ・クライアント・サーバ装置 - Google Patents

ファクシミリ・クライアント・サーバ装置

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JPH07221896A
JPH07221896A JP6014511A JP1451194A JPH07221896A JP H07221896 A JPH07221896 A JP H07221896A JP 6014511 A JP6014511 A JP 6014511A JP 1451194 A JP1451194 A JP 1451194A JP H07221896 A JPH07221896 A JP H07221896A
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JP6014511A
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Kazuo Ariyoshi
一雄 有吉
Takashi Yamazaki
孝 山崎
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スループットが高く、構成変更にも容易に対
応できるファクシミリクライアント・サーバ装置を得
る。 【構成】 文書を作成する複数のクライアント装置10
に通信手段を介して接続され、クライアント装置からの
送信要求情報をクライアント装置から指定された相手先
へファクシミリ送信するファクシミリ・サーバ装置30
を備えたファクシミリ・クライアント・サーバ装置にお
いて、上記クライアント装置からの送信要求を受け付け
て管理する送信要求管理部23と、上記クライアント装
置からの文書ファイル等の送信情報を受信し蓄える送信
情報蓄積部24とを備えたファイルサーバ装置20を上
記通信手段に接続し、上記ファクシミリサーバ装置30
が、上記送信要求管理部23を見てファクシミリ送信要
求があればその送信情報を上記送信情報蓄積部24から
取り出してファクシミリ送信するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パーソナルコンピュ
ータ等のクライアント装置で作成した文書ファイルを、
LAN(ローカルエリアネットワーク)等の通信手段を
利用してファクシミリ送信手段を備えるサーバ装置に送
信し、ファクシミリ送信を実現するファクシミリ・クラ
イアント・サーバ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置やLANおよびモデム等の通信機器の普及によ
り、これら複数の情報処理装置や通信機器を組み合わせ
て各種のサービスを提供する装置が見られるようになっ
た。その中の一つにパーソナルコンピュータやLANを
利用して構成されるクライアント・サーバ型のファクシ
ミリ装置がある。このような装置では、クライアントと
なるパーソナルコンピュータ等でファクシミリ送信文書
を作成し、それをLAN経由でファクシミリ機能を備え
るサーバ装置に送り、サーバ装置では網との通信制御を
行ないファクシミリ送信する。装置の構成としてはクラ
イアント装置およびサーバ装置共に複数から成るものが
ある。このようなファクシミリ・クライアント・サーバ
装置を対象とした先行例としては、特開平4ー287563
(ファクシミリサーバ装置)、特開平5ー153309(サー
バ型ファクシミリシステム)等が存在する。但し、特開
平5ー153309は、ファクシミリ・クライアント・サーバ
装置という点での共通性はあるが、ファクシミリ送信手
段を備えるサーバ装置が1台の例であり、しかもこの発
明とは目的も異なるから、これ以上の説明は省略する。
【0003】以下、従来のファクシミリ・クライアント
・サーバ装置について、図面により説明する。図6は、
ファクシミリ機能を持つ複数のサーバ装置とクライアン
ト装置から成る従来のファクシミリクライアント・サー
バ装置の構成例であり、上記特開平4ー287563の図3を
参考にして示したものである。図において、100はL
AN、10は、このLAN100に接続され、利用者が
文書作成を行うパーソナルコンピュータ等のクライアン
ト装置、12は利用者が作成する文書ファイル、11は
文書ファイル等を送信するデータ送信部、13は複数の
サーバの情報を含むサーバ情報テーブル、30は、上記
LAN100に接続され、クライアント装置10からの
文書ファイルを受信しファクシミリ送信(以下FAX送
信と記す)するファクシミリサーバ装置(以下FAXサ
ーバ装置と記す)、31はクライアント装置からの送信
データを受信するデータ受信部、32は受信した文書フ
ァイル等のデータをFAX送信可能なデータ形式に変換
するデータ変換部、35は変換されたFAX送信データ
ファイル、33は公衆網200に接続するためのモデム
である。
【0004】上記構成のファクシミリクライアント・サ
ーバ装置の各構成要素の相互関係と動作を説明する。図
7は従来のファクシミリクライアント・サーバ装置の動
作を示すフローチャートである。図において、ステップ
S71で利用者はクライアント装置10で文書ファイル
12を作成し、或は予め作成しておいた文書を読み出し
て文書ファイル12を整え、ステップS72でFAX送
信宛て先(電話番号や宛て先名等)を入力して送信指示
する。
【0005】すると、クライアント装置10では、ステ
ップS73でサーバ情報テーブル13をもとに前記文書
ファイル12およびFAX送信宛て先情報を送信するF
AXサーバ装置を決める(この例ではサーバ番号=
1)。ステップS74では、クライアント装置10のデ
ータ送信部11から、決定されたFAXサーバ装置に対
して送信要求する。ステップS75で、クライアント装
置10は送信要求したFAXサーバ装置が送信可能状態
にあるか否かを調べる。その結果送信可能であれば、ス
テップS78でクライアント装置10からFAXサーバ
装置へ、前記文書ファイル12およびFAX送信宛て先
等の送信情報を送り、FAXサーバ装置は、ステップS
79でデータ受信部31で受信した文書ファイルをデー
タ変換部32でFAX送信データファイル35に変換し
て送信を行ない、処理を終了する。送信可能でなけれ
ば、クライアント装置10においてステップS76でサ
ーバ情報テーブル13をもとに別のFAXサーバ装置を
探し、ステップS77で決定する。次に再びステップS
74に戻り、決定したFAXサーバ装置に対して送信要
求する。図6ではFAXサーバ装置が2台の場合を示し
ているが、3台以上でも同様の動作をする。
【0006】また、図8は、文書を作成するクライアン
ト装置での図7のステップS71における従来動作をよ
り詳しく、一方図7のステップS73からS77及びS
79は省略して示すフローチャートである。図におい
て、ステップS711で利用者は文書を作成するアプリ
ケーション・プログラム(以降APPと記す)を起動
し、ステップS712で文書を作成する。これでファク
シミリ送信する文書ファイルが1つ作られる。次にステ
ップS72でFAX送信宛て先(電話番号や宛て先名
等)を入力して送信要求し、ステップS78で文書ファ
イルをFAXサーバ装置30に送る。図9は上記のよう
に作成されFAX送信されるFAX送信文書であり、単
一のAPPで作成されたものである。図6ではクライア
ント装置が1台の場合を示しているが、複数台の場合も
同様の動作をする。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の第1の課題
としては、図6に示すような従来の複数サーバで構成さ
れるファクシミリクライアント・サーバ装置では、クラ
イアント装置10からFAXサーバ装置30に文書ファ
イル12を送った時、FAXサーバ装置がFAX送信可
能状態でなければ、クライアント装置はサーバ情報テー
ブル13を元に次に送信要求すべきFAXサーバ装置を
探す処理が必要になり、スループットが低下する。ま
た、全てのクライアント装置に全FAXサーバ装置の情
報テーブルを持つ必要があり、FAXサーバ装置の増設
等で装置の全体構成が変わると全てのクライアント装置
のサーバ情報テーブルを変更しなければならないという
問題点があった。
【0008】また第2の課題としては、図8に示すよう
なクライアント装置における文書作成処理機能では、図
9に示すような単一のアプリケーション・プログラム
(APP)で一つの文書ファイルを作成してFAX送信
するものであり、複数のAPPで作成した各ページより
構成される一つの文書をFAX送信することはできな
い。従来機能のクライアント装置でも、別々に複数の文
書ファイルを作成して各ステップS72でそれぞれにつ
いて送信要求し、FAXサーバ装置においてFAX送信
する時に、例えば特開平1ー19868(ファクシミリの送
信装置)や特開平4ー268870(ファクシミリ装置)等で
提案されているような技術を利用して、同一宛て先のF
AX送信文書が複数存在する場合はそれらをまとめて一
回の送信処理で送信するものは存在した。しかしこれは
個々の文書の内容は互いに無関係であり、例えば1〜3
ページはAPP1で作成、4〜5ページはAPP2で作
成、6〜8ページはAPP3で作成した文書をページ順
に一つの文書としてファクシミリ送信することはできな
かった。近年、ワープロ、表計算、データベース等各分
野毎に優れたAPPが出てきており、これら個々のAP
Pを使って一つの文書を作成してファクシミリ送信した
いという要求は強い。
【0009】第1の発明は、上記第1の課題を解消する
ためになされたもので、複数のFAXサーバ装置を接続
可能なファクシミリ・クライアント・サーバ装置におい
て、スループットの高い、かつFAXサーバ装置の増設
等の装置構成の変更にも容易に対応できるファクシミリ
・クライアント・サーバ装置を提供することを目的とす
る。
【0010】また第2の発明は、上記第2の課題を解消
するためになされたもので、複数のAPPの各々で作成
したページから構成される1つの文書をファクシミリ送
信することを可能とするファクシミリクライアント・サ
ーバ装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は上記目的を
達成するために、クライアント装置からの送信要求を受
け付けて管理する送信要求管理部と、文書ファイル等の
送信情報を受信し蓄える送信情報蓄積部とを備えたファ
イルサーバ装置を設け、FAXサーバ装置が、ファイル
サーバ装置の送信要求管理部を見てファクシミリ送信要
求されたファイルが存在すればそれを取り出してFAX
送信するよう構成したことを特徴とする。
【0012】また、第2の発明は、上記目的を達成する
ために、アプリケーション・プログラムで文書を作成し
たとき、今作成した文書に連結する後続文書を作成する
か否かを指定する継続指定工程を設けると共に、継続指
定された場合に同一あるいは別アプリケーション・プロ
グラムで作成した後続の文書を前の文書と連結して一つ
の文書として送信する機能を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】第1の発明は上記構成において、クライアント
装置からファイルサーバ装置に送られた送信要求が送信
要求管理部で管理されると共に、送信したい情報が送信
情報蓄積部に蓄えられる。一つあるいは複数のFAXサ
ーバ装置は、自身がFAX送信可能状態になったときフ
ァイルサーバ装置の送信要求管理部を見て、ファクシミ
リ送信要求が存在すればそれを取り出してFAX送信す
る。
【0014】また、第2の発明では、アプリケーション
・プログラムで文書を作成した後、継続指定工程で継続
指定をした場合に、同一あるいは別アプリケーション・
プログラムで作成された文書を、先の文書に連結して一
つの文書として送信可能とする。
【0015】
【実施例】
実施例1 以下、第1の発明の実施例について図面により説明す
る。図1は第1の発明の実施例のファクシミリクライア
ント・サーバ装置の構成を示すブロック図である。図に
おいて、100はLAN、10は、このLAN100に
接続され、利用者が文書を作成するクライアント装置、
20は、同じく上記LAN100に接続され、クライア
ント装置からの文書ファイルを受け取り保管・管理する
ファイルサーバ装置、30は、同じく上記LAN100
に接続され、上記ファイルサーバ装置2から文書ファイ
ルを受け取り、FAX送信するFAXサーバ装置、11
はクライアント装置のデータ送信部、12は利用者がク
ライアント装置10で作成した文書ファイル、21はフ
ァイルサーバ装置のデータ受信部、22は受信した文書
ファイルをFAX送信データファイルに変換するデータ
変換部、23はFAX送信データファイルの入出力を管
理する送信要求管理部で、例えば先入れ先出し(FIF
O:First In First Out)方式のキューで構成され、送
信要求クライアント装置の識別情報、送信先のファック
ス番号/会社名/個人名・送信する文書名のリスト・送
信開始希望時刻等の情報を、ファイルの形式で管理して
いる。24はFAX送信データファイルを蓄える送信情
報蓄積部、25はこの送信情報蓄積部に蓄えられたFA
X送信データファイル、31はFAXサーバ装置30の
データ受信部、33はFAXサーバ装置30を公衆回線
200に接続するためのモデムである。
【0016】上記構成のファクシミリクライアント・サ
ーバ装置の各構成要素の相互関係と動作を説明する。図
2および図3は実施例1のファクシミリクライアント・
サーバ装置の動作を示すフローチャートである。図2は
クライアント装置10およびファイルサーバ装置20の
動作を示しており、ステップS1においてクライアント
装置10で文書ファイル12を作成して、或は予め作成
しておいた文書を読み出して文書ファイル12を整え、
ステップS2においてFAX送信宛て先(電話番号や宛
て先名等)を入力してFAX送信指示する。クライアン
ト装置10の文書ファイル及びFAX送信宛て先情報
は、ステップS3でファイルサーバ装置20に送られ、
ファイルサーバ装置20では、データ受信部21を経由
して、ステップS4においてFAX送信宛て先情報並び
に送信する文書名等を送信要求管理部23に記録すると
共に、ステップS5において到着した文書ファイルをデ
ータ変換部22でFAX送信データファイル25に変換
し、次にステップS6でFAX送信データファイル25
を送信情報蓄積部24に蓄える。
【0017】一方、図3はFAXサーバ装置30の動作
を示しており、一定間隔で発生するシステム・タイマー
からの開始トリガーにより動作を開始し、まず、ステッ
プS31でFAXサーバ装置自身がファクシミリ送信可
能状態にあるか否かを調べる。送信可能状態であれば、
ステップS32でファイルサーバ装置20の送信要求管
理部23を調べ、ステップS33でFAX送信要求の有
無を判断する。この判断は、例えば、送信要求管理部2
3を調べた際に送信要求があり、かつ、これらの送信要
求中に現在の時刻と比較して送信希望時刻に達している
ものがあれば、ステップS33で「はい」とすることに
より行う。ここでFAX送信要求がなければステップS
31に戻る。FAX送信要求があれば、ステップS34
で、ファイルサーバ装置20の送信情報蓄積部24から
該当送信要求に対応する送信データファイル25を、F
AXサーバ装置内に受信し、ステップS35でファクシ
ミリ送信処理を行なった後ステップS31に戻る。複数
のFAXサーバ装置は全て同様に動作する。なお、ステ
ップS31でFAXサーバ装置がFAX受信中等で送信
可能状態でなければ、ステップS36に移りFAX受信
処理等の処理を行った後、再びステップS31に戻る。
なおまた、ファイルサーバ装置20の送信情報蓄積部2
4からFAXサーバ装置30へ送信データファイル10
を渡すと、送信情報蓄積部24の該当ファイル及び送信
要求管理部23の該当FAX送信要求情報は、削除され
る。
【0018】以上のように実施例1のファクシミリ・ク
ライアント・サーバ装置によれば、クライアント装置か
ら送られる文書ファイルを受信して保管するファイルサ
ーバ装置に、送信要求管理部を設けて送信要求を管理す
るようにし、FAXサーバ装置では送信可能状態になっ
た時ファイルサーバ装置の送信要求管理部を調べ、送信
要求があれば対応する送信情報を取り出してファクシミ
リ送信するように動作するので、クライアント装置が送
信可能なFAXサーバ装置を探す必要がなく、FAXサ
ーバ装置の台数が増えてもスループットの高いファクシ
ミリ送信処理が実現できる。また、FAXサーバ装置を
増設する場合も、FAXサーバ装置側でファイルサーバ
装置のID情報(アドレス情報等)と送信要求キューの
名前を設定するだけで、既存構成装置にはなんら変更手
続きは不要であり、容易に増設が可能である。なお、上
記実施例では送信要求管理部23は先入れ先出し(FI
FO)方式のキューとしたが、利用者が優先順位を設定
する方式あるいは文書ファイル自体に付与された優先順
位に従って入出力管理する方式でもよい。
【0019】実施例2 また、文書ファイルをFAX送信データファイルに変換
するデータ変換部22をファイルサーバ装置20に設け
たが、これをFAXサーバ装置30に設けて、データ受
信部31で受信した文書ファイルをFAX送信データフ
ァイルに変換してFAX送信してもよい。FAX送信デ
ータは、MH(Modified Hoffuman)法等により圧縮さ
れてはいるがイメージデータであり一般的に元の文書フ
ァイルよりもファイルサイズが大きく、また変換時間も
大きいため、この実施例2のように構成することによ
り、データ変換の負荷がファイルサーバ装置に集中する
ことを防ぎ、システム全体のスループットを更に向上さ
せることができる。
【0020】実施例3 次に、第2の発明の実施例のファクシミリ・クライアン
ト・サーバ装置での文書作成の動作について図面により
説明する。クライアント装置の構成は、実施例1の構成
でも或は従来のものと同様の構成でも構わないが、以下
の説明は実施例1の構成に合わせて行っている。
【0021】図4は実施例3のファクシミリクライアン
ト・サーバ装置の文書作成の動作を示すフローチャート
である。図4おいて、利用者は開始ステップS40でF
AX送信指定プログラムを呼び出し、ステップS41で
文書を作成するアプリケーション・プログラムを起動
し、ステップS42で文書を作成し文書ファイル名を付
ける。これでファクシミリ送信する文書ファイルが一つ
作られる。次にステップS43の継続指定工程により、
今作成した文書に連結する後続文書を作成するか否かを
利用者に指定させる。この工程は、画面に例えば「送信
文書追加?」の問い合わせメッセージを表示させ、例え
ば「Y」のキーが押されたら「送信文書追加あり」と判
断させることにより行われる。すると、FAX送信指定
プログラムの下で動作する継続指定管理プログラムの内
部情報としてメモリ上に「送信文書追加あり」との情報
が、保持されると共に、送信するための文書を管理して
いるテーブルの1番目に文書ファイル名が記録される。
【0022】ここで後続文書を作成するとした場合、ス
テップS44に分岐し今作成した文書は利用者が作成し
た最初の文書か否かを判断し、最初の文書であればステ
ップS46に分岐する。ここにおける「最初の文書か否
か」は、まだFAX送信指示が出されていない文書ファ
イルがあれば、最初の文書ではないと判断することによ
り行う。最初の文書でなければ、ステップS45で今作
成した文書ファイルをそれ以前に作成した文書ファイル
の後ろに連結する。これは、上記送信文書管理テーブル
の既存の文書ファイル名の次に新たな文書ファイル名を
記録することにより行われる。
【0023】次にステップS46では、後続文書は今作
成した文書と同一アプリケーション・プログラムで作成
するか否かを利用者が判断し、同一アプリケーション・
プログラムの場合はステップS42に戻り、別の場合は
ステップS47でそのアプリケーション・プログラムを
起動してステップS42に戻る。一方、ステップS43
の継続指定で後続文書を作成しないとした場合、ステッ
プS48で今作成した文書ファイルを連結する先行文書
ファイルがあるか否かを調べ、なければステップS50
に分岐する。
【0024】連結すべき先行文書ファイルがあればステ
ップS49で、ステップS45と同様に、今作成した文
書ファイルを先行文書ファイルの後ろに連結する。次に
ステップS50でFAX送信宛て先(電話番号や宛て先
名等)を入力して送信指示し、ステップS51で、送信
文書管理テーブルに記録されている文書ファイル名があ
ればその記録順に各文書ファイルを、無ければ今作成さ
れた文書ファイルを、ファイルサーバ装置20に送る。
ファイルサーバ装置では、図2のステップS3からS6
の処理が行われる。
【0025】図5は上記動作で作成されFAX送信され
るFAX送信文書を模式的に示したものであり、3つの
APPで作成された文書例を示している。
【0026】上記実施例3のクライアント装置によれ
ば、利用者が文書を作成する場合、継続指定機能により
先の文書を作成したアプリケーション・プログラムと同
一あるいは別のアプリケーション・プログラム(AP
P)で文書を作成して先の文書に連結するように処理す
ることにより、例えば1〜3ページはAPP1で作成、
4〜5ページはAPP2で作成、6〜8ページはAPP
3で作成した文書を全体として一つの文書としてファク
シミリ送信することができる。このように近年ますます
機能や操作性等の強化が進んでいるワープロ、表計算あ
るいはデータベース等各分野の優秀なアプリケーション
・プログラムを使って情報量の多い多彩な文書を作成し
ファクシミリ送信することが出来る。
【0027】実施例4 なお、第2の発明は、図6に示す構成のクライアント装
置で実施することも、もちろん差し支えない。この場合
には、図4のステップS50以降の処理は、図7のステ
ップS72以降の工程により行われる。
【0028】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、ク
ライアント装置から送られる文書ファイルをファイルサ
ーバ装置に受け入れると共に、送信要求を送信要求管理
部に投入し、FAXサーバ装置自身が送信可能な状態に
なった時にファイルサーバの送信要求管理部を調べて、
未処理の送信要求があればその送信要求に対応する送信
情報を取り出してファクシミリ送信するため、クライア
ント装置が送信可能なFAXサーバ装置を探す必要がな
く、送信要求後すぐに別の処理に移ることができ、ファ
クシミリ送信処理のスループットの向上が図れる。ま
た、FAXサーバ装置の増設も既存構成装置に変更を与
えることなく容易に行なえる。
【0029】また第2の発明によれば、複数の異なるア
プリケーション・プログラムで作成した文書で各ページ
が構成されるファクシミリ送信文書を作成することがで
き、ワープロ、表計算、データベース等各分野の優秀な
アプリケーション・プログラムを使って情報量の多い多
彩な文書を作成しファクシミリ送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のファクシミリ・クライア
ント・サーバ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1のファクシミリ・クライア
ント・サーバ装置におけるクライアント装置とファイル
サーバ装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明の実施例1のファクシミリ・クライア
ント・サーバ装置におけるFAXサーバ装置の動作を示
すフローチャートである。
【図4】この発明の実施例3によるファクシミリ・クラ
イアント・サーバ装置の文書作成処理の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】この発明の実施例3によるファクシミリ・クラ
イアント・サーバ装置で作成した文書の構造を示す図で
ある。
【図6】従来例のファクシミリ・クライアント・サーバ
装置の構成を示すブロック図である。
【図7】従来例のファクシミリ・クライアント・サーバ
装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】従来例のファクシミリ・クライアント・サーバ
装置の文書作成処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】従来例のファクシミリ・クライアント・サーバ
装置で作成した文書の構造を示す図である。
【符号の説明】
10 クライアント装置 12 文書ファイル 20 ファイルサーバ装置 21 データ受信部 23 送信要求管理部 25 FAX送信データファイル 30 FAXサーバ装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書を作成する複数のクライアント装置
    に通信手段を介して接続され、クライアント装置からの
    送信要求情報をクライアント装置から指定された相手先
    へファクシミリ送信するファクシミリ・サーバ装置を備
    えたファクシミリ・クライアント・サーバ装置におい
    て、 上記通信手段にファイルサーバ装置を接続し、 このファイルサーバ装置に、上記クライアント装置から
    の送信要求を受け付けて管理する送信要求管理部と、上
    記クライアント装置からの文書ファイル等の送信情報を
    受信し蓄える送信情報蓄積部とを設けると共に、 上記ファクシミリサーバ装置が、上記送信要求管理部を
    見てファクシミリ送信要求があればその送信情報を上記
    送信情報蓄積部から取り出してファクシミリ送信するよ
    う構成したことを特徴とするファクシミリ・クライアン
    ト・サーバ装置。
  2. 【請求項2】 上記クライアント装置から受信した文書
    ファイルをファクシミリ送信可能な形式に変換するデー
    タ変換部を上記ファイルサーバ装置に設け、上記送信情
    報蓄積部には変換後の送信情報を蓄えるよう構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のファクシミリ・クライア
    ント・サーバ装置。
  3. 【請求項3】 上記ファイルサーバ装置から受信した文
    書ファイルをファクシミリ送信可能な形式に変換するデ
    ータ変換部を上記ファクシミリ・サーバ装置に設け、上
    記送信情報蓄積部にはファクシミリ送信可能な形式に変
    換前の送信情報を蓄えるよう構成したことを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ・クライアント・サーバ装
    置。
  4. 【請求項4】 文書を作成する複数のクライアント装置
    に通信手段を介して接続され、クライアント装置からの
    送信要求情報をクライアント装置から指定された相手先
    へファクシミリ送信するファクシミリ・サーバ装置を備
    えたファクシミリ・クライアント・サーバ装置におい
    て、アプリケーション・プログラムで文書を作成したと
    き次に継続する文書がある場合にその旨を指定する工程
    と、継続する場合に前記アプリケーション・プログラム
    と同一あるいは別のアプリケーション・プログラムで作
    成した文書を先に作成した文書に連結する手段と、連結
    された文書を1つの文書として上記ファクシミリ・サー
    バ装置側へ送信する手段とを、上記クライアント装置に
    備えたことを特徴とするファクシミリ・クライアント・
    サーバ装置。
JP6014511A 1994-02-08 1994-02-08 ファクシミリ・クライアント・サーバ装置 Pending JPH07221896A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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