JPH07221073A - 基板のエッチング方法及びエッチング装置 - Google Patents

基板のエッチング方法及びエッチング装置

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JPH07221073A
JPH07221073A JP1001394A JP1001394A JPH07221073A JP H07221073 A JPH07221073 A JP H07221073A JP 1001394 A JP1001394 A JP 1001394A JP 1001394 A JP1001394 A JP 1001394A JP H07221073 A JPH07221073 A JP H07221073A
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JP
Japan
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substrate
etching
etched
film
end point
Prior art date
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Pending
Application number
JP1001394A
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English (en)
Inventor
Makoto Hashimoto
誠 橋本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エッチング終点を適正にすることにより、ば
らつきのない所定のエッチングを達成し、はり合わせS
OI基板用Si段差形成等についても、均一な段差を形
成できる基板のエッチング方法及びエッチング装置を提
供する。 【構成】 SOI基板形成用Si基板等の被エッチング
基板1をエッチングする際、被エッチング基板材料とは
エッチングレートの異なる熱SiO2 等の材料によりモ
ニタ膜3を形成しておき、被エッチング基板と該モニタ
膜とを同時にエッチングするとともに、モニタ膜の膜厚
をモニタすることによって基板のエッチング終点を検出
する。例えばモニタ膜がエッチング除去される時点をも
って被エッチング基板のエッチング終点とする。これ
を、光学系及び測定系を備えた装置によりモニタする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板のエッチング方法
及びエッチング装置に関する。本発明は、半導体基板等
の各種の基板のエッチングの際に利用することができ
る。例えばSi基板のエッチング、更に例えば、はり合
わせSOI基板形成のためのSi基板のエッチングに際
して利用することができる。
【0002】
【従来の技術】各種エッチング技術において、エッチン
グ終点が必ずしも適正に知ることができず、このためエ
ッチングにばらつきが生じてしまうことがある。
【0003】例えば、はり合わせSOI基板の作成プロ
セスにおいて、段差を設けたSi基板を酸化膜、Pol
ySi膜を介して別の基板とはり合わせ、裏面より研削
し、更に選択研磨を行う工程をとる場合がある。
【0004】この場合、Si基板上の段差は、図4に示
すように、パターン状のレジスト膜2をマスクとして用
いることによりSi基板1を反応性イオンエッチングで
加工することで形成される。図4中、符号1aで段差を
形成している凹部を示し、破線1bでエッチングされる
前の凹部1aにおける基板上面を示す。
【0005】しかし従来の段差形成法では、段差の深さ
(凹部1aの掘り込み深さ)をエッチング時間のみでコ
ントロールせざるを得ず、このためエッチングレートの
ばらつきが直接段差のばらつきに効いてしまうという問
題点がある。
【0006】
【発明の目的】上記のように、従来の技術にあっては、
適正なエッチング終点を知ることが必ずしも容易でなか
ったので、このためエッチングにばらつきが生じてしま
うという問題があった。
【0007】本発明は、上記問題点を解決して、エッチ
ング終点を適正にすることにより、ばらつきのない所定
のエッチングを達成することを可能とした基板のエッチ
ング方法及びエッチング装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【目的を達成するための手段】
【0009】本出願の請求項1の発明は、被エッチング
基板をエッチングする際、被エッチング基板材料とはエ
ッチングレートの異なる材料によりモニタ膜を形成して
おき、被エッチング基板と該モニタ膜とを同時にエッチ
ングするとともに、モニタ膜の膜厚をモニタすることに
よって基板のエッチング終点を検出することを特徴とす
る基板のエッチング方法であって、これにより上記目的
を達成するものである。
【0010】本出願の請求項2の発明は、モニタ膜がエ
ッチング除去される時点をもって被エッチング基板のエ
ッチング終点とすることを特徴とする請求項1に記載の
基板のエッチング方法であって、これにより上記目的を
達成するものである。
【0011】本出願の請求項3の発明は、被エッチング
基板が、半導体基板であるこを特徴とする請求項1また
は2に記載の基板のエッチング方法であって、これによ
り上記目的を達成するものである。
【0012】本出願の請求項4の発明は、被エッチング
基板が、はり合わせSOI基板形成用のSi基板である
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
基板のエッチング方法であって、これにより上記目的を
達成するものである。
【0013】本出願の請求項5の発明は、モニタ膜が熱
酸化膜であることを特徴とする請求項1ないし4のいず
れかに記載の基板のエッチング方法であって、これによ
り上記目的を達成するものである。
【0014】本出願の請求項6の発明は、エッチングが
反応性イオンエッチングであることを特徴とする請求項
1ないし5のいずれかに記載の基板のエッチング方法で
あって、これにより上記目的を達成するものである。
【0015】本出願の請求項7の発明は、被エッチング
基板をエッチングするエッチング装置であって、被エッ
チング基板材料とはエッチングレートの異なる材料によ
り形成したモニタ膜の膜厚をモニタする光学系及び測定
系を有することを特徴とするエッチング装置であって、
これにより上記目的を達成するものである。
【0016】
【作用】本発明のエッチング方法によれば、エッチング
に際して、被エッチング基板と同時にモニタ膜をエッチ
ングして該モニタ膜の膜厚をモニタすることによって基
板のエッチング終点を検出する(例えばモニタ膜がエッ
チング除去される時点をもって被エッチング基板のエッ
チング終点とする)ので、適正なエッチング終点を容易
に見出すことができ、ばらつきのないエッチングを実現
できる。
【0017】本発明のエッチング装置によれば、モニタ
膜の膜厚を、光学系及び測定系によりモニタするので、
簡明な構成による確実なモニタが可能ならしめられ、こ
れにより適正なばらつきのないエッチングを実現でき
る。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
て説明する。但し当然のことではあるが、本発明は図示
の実施例により限定されるものではない。
【0019】実施例1 この実施例は、本発明を、半導体装置製造の際のはり合
わせSOI基板形成用のエッチングに適用したものであ
る。
【0020】図1を参照する。本実施例においては、被
エッチング基板1であるSi基板をエッチングする際、
被エッチング基板1の材料とはエッチングレートの異な
る材料(ここではSiO2 、特に熱酸化膜)によりモニ
タ膜3を形成しておき、被エッチング基板1と該モニタ
膜3とを同時にエッチングするとともに、モニタ膜3の
膜厚をモニタすることによって基板1のエッチング終点
を検出するものとする。
【0021】本実施例では特に、モニタ膜3がエッチン
グ除去される時点をもって被エッチング基板1のエッチ
ング終点とした。
【0022】更に詳しくは、本実施例におけるSi段差
形成にあっては、特に、被エッチング基板1であるSi
基板そのものの上の一部に、モニタ膜3を形成してお
く。
【0023】反応性イオンエッチング時にこのモニタ膜
3の膜厚を光学的に測定する。測定用光を図1に符号4
で示す。膜が無くなった時点を終点とする。モニタ膜3
の材質は基板1の材料であるSiとエッチングレートの
異なる材質であればよいが、最も使いやすいのはSiO
2 膜であり、かつモニタ膜3の膜厚自身のばらつきを抑
制するため、同膜として熱酸化膜を用いた。熱酸化は半
導体プロセス中でもばらつきの少ないプロセスであるか
ら、モニタ膜3として好適である。
【0024】本実施例において、モニタ膜3の膜厚上
は、得たい段差深さd、エッチング時のSiとの選択比
をjとした時 t=d/j となるように形成する。
【0025】本実施例により、被エッチング基板1であ
るSi基板の段差のコントロールが容易なエッチングを
実現できた。
【0026】本実施例におけるエッチングは、下記のよ
うなはり合わせSOI基板形成の際に、本発明のエッチ
ングを用いたものである。(なお、はり合わせSOI技
術については、更に詳しくは、M.Hashimoto
et.al.,“LowLeakage SOIMO
SFETs Fabricated Usinga W
afer Bonding Method”(Exte
nded Abstracts of the 21t
h Conference on Solid Sta
te Devices and Materials,
Tokyo,1989,pp.88−92)参照)。
【0027】図2(a)に示すように、シリコン基板1
(一般に高平坦度シリコンウェーハを用いる。これを基
板Aとする)の一方のがわの面をフォトリソグラフィー
技術及びエッチング技術を用いてパターニングし、段差
を形成する。更にこの面にSiO2 膜を形成すること等
によって絶縁部12を形成する(図2(b))。更にの
絶縁部12上に接合膜13としてポリシリコン膜を形成
する(図2(c))。
【0028】次に、ポリシリコン膜である接合膜13の
表面を平坦化研磨し、高度な平滑な面とする(図2
(d))。
【0029】この接合膜13の研磨面に、別の基板14
(これを基板Bとする)を密着させる。密圧着によって
両面は接合し、この結果図3(a)に示すようなはり合
わせ接合構造が得られる。
【0030】次に、側周部の面取り後、基板1の表面
を、絶縁部12が露出する前まで研削する(図3
(b))。
【0031】図3(b)は、図3(a)と上下が逆にな
っているが、これは、面取りや研削のため、上下を逆に
して基板1を上側にしたためである。
【0032】次いで、選択研磨を行う。ここでは、丁度
絶縁部12が露出するまで、精密は仕上げの研磨で行
う。これにより、図3(c)に示すように、凹凸のある
絶縁部12に囲まれて、この絶縁部12上にシリコン部
分10(素子形成部となる)が存在する構造が得られ
る。
【0033】本実施例は、上記説明した図2(a)の段
差構造を得るために本発明を適用したものであり、図2
(a)の段差は、後にこの段差により規定される凸部が
上述したように半導体部分10となって素子形成部とな
るので、ばらつきのないことが強く望まれるものであ
る。
【0034】この点、本実施例は、本発明適用の結果、
制御性の良いエッチングが実現できるので、ばらつきの
ない、均一性の良い良好な段差構造を得ることができ
た。
【0035】本実施例においては、反応性エッチングで
Si基板を加工する場合、Si基板の一部にSi以外の
材質の膜を形成しておき、この部分の膜厚をインプロセ
スでモニタすることで、Si段差を管理するようにし
た。それとともに、上記モニタを可能とするため、光学
系、測定系を有する反応性イオンエッチング装置を用い
た。これにより、ばらつきなく制御性の良い段差構造を
形成できた。
【0036】なお、本実施例と同様にして、Si以外の
材質の基板に対しても上記方法を適用することができ、
かつ、一般に、終点検出の不可能なエッチング工程にお
いて上記の方法を適用できるのは、勿論である。
【発明の効果】本発明によれば、エッチング終点を適正
にすることにより、ばらつきのない所定のエッチングを
達成することを可能とした基板のエッチング方法及びエ
ッチング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の説明図である。
【図2】実施例1を適用したはり合わせSOI基板形成
工程を順に断面図で示すものである。(1)
【図3】実施例1を適用したはり合わせSOI基板形成
工程を順に断面図で示すものである。(2)
【図4】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1 被エッチング基板(Si基板) 2 レジスト膜 3 モニタ膜(熱酸化膜) 4 モニタ用測定光

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被エッチング基板をエッチングする際、 被エッチング基板材料とはエッチングレートの異なる材
    料によりモニタ膜を形成しておき、 被エッチング基板と該モニタ膜とを同時にエッチングす
    るとともに、 モニタ膜の膜厚をモニタすることによって基板のエッチ
    ング終点を検出することを特徴とする基板のエッチング
    方法。
  2. 【請求項2】モニタ膜がエッチング除去される時点をも
    って被エッチング基板のエッチング終点とすることを特
    徴とする請求項1に記載の基板のエッチング方法。
  3. 【請求項3】被エッチング基板が、半導体基板であるこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の基板のエッチ
    ング方法。
  4. 【請求項4】被エッチング基板が、はり合わせSOI基
    板形成用のSi基板であることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の基板のエッチング方法。
  5. 【請求項5】モニタ膜が熱酸化膜であることを特徴とす
    る請求項1ないし4のいずれかに記載の基板のエッチン
    グ方法。
  6. 【請求項6】エッチングが反応性イオンエッチングであ
    ることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載
    の基板のエッチング方法。
  7. 【請求項7】被エッチング基板をエッチングするエッチ
    ング装置であって、 被エッチング基板材料とはエッチングレートの異なる材
    料により形成したモニタ膜の膜厚をモニタする光学系及
    び測定系を有することを特徴とするエッチング装置。
JP1001394A 1994-01-31 1994-01-31 基板のエッチング方法及びエッチング装置 Pending JPH07221073A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526918A (ja) * 1998-09-30 2002-08-20 ラム リサーチ コーポレーション プラズマ・エッチング工程の精度を改善する方法および装置
JP2018088455A (ja) * 2016-11-28 2018-06-07 住友電気工業株式会社 半導体素子を作製する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002526918A (ja) * 1998-09-30 2002-08-20 ラム リサーチ コーポレーション プラズマ・エッチング工程の精度を改善する方法および装置
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