JPH0722105U - 動力伝達部材の固着装置 - Google Patents
動力伝達部材の固着装置Info
- Publication number
- JPH0722105U JPH0722105U JP091530U JP9153091U JPH0722105U JP H0722105 U JPH0722105 U JP H0722105U JP 091530 U JP091530 U JP 091530U JP 9153091 U JP9153091 U JP 9153091U JP H0722105 U JPH0722105 U JP H0722105U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- key
- power transmission
- transmission member
- groove
- screw
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D1/00—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
- F16D1/06—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
- F16D1/08—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
- F16D1/0876—Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with axial keys and no other radial clamping
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度の寸法合せやキーの打込みをすること
なく、動力伝達部材を固着することを目的とする。 【構成】 キー溝2、3に傾斜面6a、6bを有する2
つのキー部材5a、5bを装着し、プーリー等の動力伝
達部材3の外側から挿入したネジ8で前記キー部材を押
圧する。キー部材5a、5bは傾斜面6a、6bに沿っ
て移動しキー溝に圧着するので、動力伝達部材3は回転
軸1に固着する。
なく、動力伝達部材を固着することを目的とする。 【構成】 キー溝2、3に傾斜面6a、6bを有する2
つのキー部材5a、5bを装着し、プーリー等の動力伝
達部材3の外側から挿入したネジ8で前記キー部材を押
圧する。キー部材5a、5bは傾斜面6a、6bに沿っ
て移動しキー溝に圧着するので、動力伝達部材3は回転
軸1に固着する。
Description
【0001】
この考案は回転軸にプーリー、ギア等の動力伝達部材を固着する際に使用する 固着装置に関するものである。
【0002】
従来この種の固着装置としては、キー溝に楔状のキーを打込むものが使用され ている。
【0003】
上記従来の固定装置においては、キーを打込んで固着するものであるから、キ ーとキー溝との寸法を高い精度で一致させなければならない。そのため、キーと キー溝との寸法合せ作業は極めて高度な技術を要すると共に、寸法差のないとこ ろにキーを打込まなければならず、打込み時の衝撃が大きく、機械を破損するお それもあり、熟練が必要であった。
【0004】
この考案の固着装置は、回転軸の外側及び回転軸に嵌装された動力伝達部材の 内側に、夫々対応するキー溝を形成し、該キー溝に傾斜面を有する1対のキー部 材を前記傾斜面を回転軸と平行にして、かつ傾斜面を当接させて装着し、前記動 力伝達部材にはその外側とキー溝とを貫通するネジ孔が形成し、該ネジ孔に螺合 したネジにより前記キー部材を押圧して構成したものである。 請求項2の固着装置は、前記傾斜面をキー部材の一側面に対して偏角して形成 したものであり、請求項3の装置はキー部材のネジ当接部に溝を形成したもので ある。
【0005】
この考案において、1対のキー部材には傾斜面が形成してあり、傾斜面同士が 当接しているので、ネジにより押圧されたキー部材は傾斜面に沿って互に反対方 向に変位し、キー部材はキー溝の壁に圧着する。 したがって、キー部材の寸法はキー溝とに高い精度は要求されず、キーを打込 む必要もなく、ネジの締めつけにより動力伝達部材は確実に固着される。
【0006】 請求項2の考案においては、傾斜面が偏角しているのでネジで締めつけるとキ ー部材は捩られつつ変位することになり、キー部材のエッジがキー溝に圧着し一 層強く固着される。 更に請求項3の考案においてはキー部材に形成した溝にネジの先端が係止し、 キー部材が固定される。
【0007】
図1ないし図3は請求項2の考案の実施例である。回転軸1の外側にキー溝2 が形成してあり、前記回転軸1に嵌装されたプーリー3の内側に前記キー溝2に 対応するキー溝4が形成してある。前記キー溝2、4にはキー5が装着してある 。該キー5は断面直角三角形をしたキー部材5a、5bを組合せて構成してあり 、傾斜面6a、6bが当接させてある。前記キー部材5a、5bはキー5に相当 する角棒の一端面における対角線Lと他端面の一頂点Pとを結ぶ面で切断された 形状であって、前記傾斜面6a、6bは角キー部材の一側面に対して変位してい る。
【0008】 前記プーリー3には、その外側からキー溝4に貫通するネジ孔7が形成してあ り、該ネジ孔7にネジ8を螺合させてある。該ネジ8の先端に対応して前記キー 部材5a、5bには溝9a、9bが形成してある。両溝はキー部材の固定用であ って、キー部材5aの溝9aは図2中手前側を急傾斜とし、キー部材5bの溝9 bは図2中後方側を急傾斜として、ネジ8の係止によりキー部材の脱抜を防止し ている。 前記ネジ8の締めつけにより前記キー5には回転軸中心方向の力が加わり、こ の力を受けて両キー部材5a、5bは傾斜面6a、6bに沿って矢示10、11 方向(図3)に移動する。 したがって、ネジ8の締めつけによりキーに加わる圧力により、キー部材5b の下面(図中)はキー溝2の底面に圧着し、キー部材5a、5bの側面はキー溝 2、4の側面に圧着することとなり、プーリー3は回転軸1に固着される。
【0009】 上記において、キー5を構成するキー部材5a、5bがネジ8の締めつけによ り変位するので、キー溝2、4とキー5との間に若干のあそびを持たせることが でき、キー溝2、4へのキー5の挿入は単に押込めばよく、従来のように打込む 必要はない。 また、ネジを緩めればキー5をキー溝2、4から取外すことができ、プーリー 3の交換も容易である。 尚、溝9a、9bに代えてネジの先端に対応してモミツケ穴を形成し、この孔 にネジを係止させてもキー部材の脱抜は防止できる。
【0010】 図4、図5は請求項1の考案の実施例であって、キー部材5a、5bの対向す る傾斜面6a、6bを回転軸1の中心軸と平行に形成してある。図中9はネジ8 の先端係止用の穴である。この構造においては、キー部材5aと5bとの間に凹 凸の係止手段を設けることにより、ネジ8と穴9の係止によりキー部材5a、5 b双方の脱抜を防止することができる。
【0011】
この考案によれば、キーを傾斜面を有する1対のキー部材の組合せで構成し、 かつキーをネジで押圧することとしたので、ネジの押圧力によりキーがキー溝側 面方向に変位し溝側面に圧着する。したがって、キーとキー溝との間に高い寸法 精度は要求されず、調整が容易である。また、キー溝とキーとの間にあそびが許 容されるので、キーは打込むことなく装着でき、他の機械装置に悪影響を及ぼし たり、部品を損傷したりするおそれがない。 また、ネジを緩めればキーを取外すことができるので、動力伝達部材の交換も 容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項2の考案実施例の断面図である。
【図2】 同じくキーの斜視図である。
【図3】 同じくキーの装着状態を示す斜視図である。
【図4】 請求項1の考案実施例の断面図である。
【図5】 同じくキーの斜視図である。
1 回転軸 2 キー溝 3 プーリー 4 キー溝 5 キー 5a キー部材 5b キー部材 6a 傾斜面 6b 傾斜面 7 ネジ孔 8 ネジ 9 穴 9a 溝 9b 溝
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸の外側及び回転軸に嵌装された動
力伝達部材の内側に、夫々対応するキー溝が形成され、
該キー溝に傾斜面を有する1対のキー部材が前記傾斜面
を回転軸と平行にして、かつ傾斜面を当接させて装着さ
れ、前記動力伝達部材にはその外側とキー溝とを貫通す
るネジ孔が形成され、該ネジ孔に螺合されたネジにより
前記キー部材が押圧された、動力伝達部材の固着装置 - 【請求項2】 回転軸の外側及び回転軸に嵌装された動
力伝達部材の内側に、夫々対応するキー溝が形成され、
該キー溝に傾斜面を有する1対のキー部材が前記傾斜面
を当接させて装着され、前記傾斜面はキー部材の一側面
に体して偏角して形成され、前記動力伝達部材にはその
外側とキー溝とを貫通するネジ孔が形成され、該ネジ孔
に螺合されたネジにより前記キー部材が押圧された、動
力伝達部材の固着装置 - 【請求項3】 キー部材にはネジ当接部に対応して溝が
形成された、請求項1又は2に記載の動力伝達部材の固
定装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP091530U JPH0722105U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 動力伝達部材の固着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP091530U JPH0722105U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 動力伝達部材の固着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0722105U true JPH0722105U (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=14029003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP091530U Pending JPH0722105U (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 動力伝達部材の固着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722105U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010216637A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Denso Wave Inc | 産業用機器の回転連結構造 |
CN109958722A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 上海广矩自动化设备有限公司 | 一种与键槽无间隙配合的组合键 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP091530U patent/JPH0722105U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010216637A (ja) * | 2009-03-19 | 2010-09-30 | Denso Wave Inc | 産業用機器の回転連結構造 |
CN109958722A (zh) * | 2017-12-26 | 2019-07-02 | 上海广矩自动化设备有限公司 | 一种与键槽无间隙配合的组合键 |
CN109958722B (zh) * | 2017-12-26 | 2024-03-22 | 上海广矩自动化设备有限公司 | 一种与键槽无间隙配合的组合键 |
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