JPH07220345A - カセット位置決めピン装置 - Google Patents

カセット位置決めピン装置

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JPH07220345A
JPH07220345A JP6009220A JP922094A JPH07220345A JP H07220345 A JPH07220345 A JP H07220345A JP 6009220 A JP6009220 A JP 6009220A JP 922094 A JP922094 A JP 922094A JP H07220345 A JPH07220345 A JP H07220345A
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cassette
substrate
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cassette positioning
integrally formed
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Yutaka Hino
豊 日野
Jiyunya Takahashi
順哉 高橋
Shuji Nakame
修司 中目
Kazuo Hatsumi
和男 初見
Takashi Ichihara
多香士 市原
Hiroki Kobayashi
浩樹 小林
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、磁気記録再生装置に使用し、カセ
ットを記録・再生位置に位置決めするためのカセット位
置決め装置に関し、簡単な構成で容易に製造できるカセ
ット位置決め装置を提供することを目的とする。 【構成】 磁気記録再生装置の基板16の長孔18の孔
縁部に一体に突片19を形成し、この突片19の外面を
曲面に加工した後に、突片19の根元部をほぼ直角に折
曲げてカセット位置決めピン17A,17Bを構成する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置など
に使用し、カセットを所定位置に位置規制するためのカ
セット位置決めピン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は車載用の磁気記録再生装置(再生
専用装置も含む)などに使用するオーディオ用のカセッ
トを示している。図8において、1はカセットの本体、
2A,2Bは本体1内に回転自在に支持されたリールで
あり、このリール2A,2Bに磁気テープ3が巻回され
ている。4A,4Bは本体1の前面近傍に形成されたカ
セット位置決め用の孔、5A,5Bはキャプスタン軸が
挿入される孔である。
【0003】図9は、車載用の磁気記録再生装置の要部
を示している。本装置は基板6に各種の機構部品、モー
タ、プランジャーなどが組み込まれて構成されている。
図9において、7A,7Bは基板6の折曲側面に上下動
可能に支持されたカセット案内部材であり、図8に示す
カセットが上記カセット案内部材7A,7Bに案内され
て水平に挿入される。カセットがカセット案内部材7
A,7Bに案内されて所定の位置まで挿入されると、プ
ランジャー8が作動し、このプランジャー8の駆動力に
よりカセット案内部材7A,7Bが駆動されカセット案
内部材7A,7Bは基板6に接近するように下降し、カ
セットを記録・再生位置に移動させる。9A,9Bは基
板6にカシメ止めされたカセット位置決めピンである。
10A,10Bは基板6に回転自在に支持されたキャプ
スタン軸、11は基板6に摺動自在に支持された摺動板
であり、この摺動板11に磁気ヘッド12が保持されて
いる。13A,13Bはリール駆動軸であり、このリー
ル駆動軸13A,13Bはカセット内のリール2A,2
Bに係合し、モータ14の回転駆動力によりリール2
A,2Bを回転駆動するものである。
【0004】図9において、カセット案内部材7A,7
Bに挿入されたカセットが所定位置に達すると、プラン
ジャー8が作動し、カセット案内部材7A,7Bがプラ
ンジャー8の駆動力によって下降し、カセットのカセッ
ト位置決め用の孔4A,4Bにカセット位置決めピン9
A,9Bが挿入され、またカセットの孔5A,5Bには
キャプスタン軸10A,10Bが挿入され、さらにカセ
ットのリール2A,2Bにはリール駆動軸13A,13
Bが係合する。このようにカセットがカセットローディ
ング機構によって記録・再生位置まで移送されると、摺
動板11が摺動し、磁気ヘッド12がカセットの磁気テ
ープに接触し、モータ14の回転駆動力によってリール
駆動軸13A,13Bが回転し、このリール駆動軸13
A,13Bに係合するリール2A,2Bが回転し、再生
動作または記録動作が行われる。
【0005】図10は上記カセット位置決めピン9A,
9Bを示しており、このカセット位置決めピン9A,9
Bは円錐部a,円柱部b,径大の円柱部c,円柱部dが
一体に形成された形状である。上記カセット位置決めピ
ン9A,9Bの下端が、図11に示すように、基板6に
形成された孔15に挿入されカシメ止めされるものであ
る。
【0006】このように従来の磁気記録再生装置に使用
されるカセット位置決めピン9A,9Bは基板6の孔1
5に挿入され、カシメ止めを行うことにより固定される
ものであり、複雑な形状のカセット位置決めピン9A,
9Bを別途製造しなければならないとともに、カセット
位置決めピン9A,9Bを基板6に取り付ける工数が必
要であり、組み立て作業が繁雑な問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、上記従
来の磁気記録再生装置に使用されるカセット位置決めピ
ン9A,9Bは、図10に示すように別途加工されたカ
セット位置決めピン9A,9Bを基板6の孔15に挿入
し、さらにカシメ止めを行うことにより固定されるもの
であり、取り付け工数が多く組み立て作業が繁雑な問題
があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題を除去するもの
であり、組み立て作業が容易なカセット位置規制ピン装
置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、磁気記録再生装置の基板の孔縁部に一体
に形成された突片をほぼ直角に折曲げてカセット位置決
めピンを構成したことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】本発明は上記のような構成であり、本発明によ
れば、磁気記録再生装置の基板の一部を折曲げてカセッ
ト位置決めピンを構成しているため、従来のように、別
途製造されたカセット位置決めピンを、基板の孔に挿入
した後に、さらにカシメ止めを行う作業が不要になり、
組み立て工数を低減できるとともに、安価に構成できる
ものである。
【0011】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図1〜図5
とともに説明する。図1は本発明のカセット位置決めピ
ン装置を具備した磁気記録再生装置の基板16を示して
いる。図1において、17A,17Bは長孔18の孔縁
部に一体に形成されたカセット位置決めピンであり、こ
のカセット位置決めピン17A,17Bは、基板16の
長孔18の孔縁部に一体に形成された突片の外面を曲面
に加工した後に、この突片の根元部をほぼ直角(90
°)に折曲げて形成したものであり、図2は上面図、図
3は正面図、図4は断面図、図5は側面図である。図6
(A)〜(D)は上記カセット位置決めピン17A,1
7Bの加工工程を示している。まず図6(A)に示すよ
うにプレス抜き工程で基板16に長孔18を形成すると
ともに、長孔18の孔縁に一体に突片19を形成する。
この突片19は先端側から三角形部19A、長方形部1
9B、連結部19Cから成り、連結部19Cにより長孔
18の孔縁に連結されている。次に図6(B)に示すよ
うに突片19の外周部19Dを除き突片19をプレスつ
ぶしにより曲面に加工する。このプレスつぶし工程で突
片19の三角形部19Aは半円錐形に、長方形部19B
は半円筒形に加工される。次に図6(C)に示すよう
に、突片19の外周部19Dをカットし、さらに成形工
程で外面の形状を整えるとともにカット部分のバリを除
去する。次に図6(D)に示すように、突片19の連結
部19Cをほぼ90°折曲げて完成するものである。以
上のような加工を行うことにより出来上がったカセット
位置決めピン17A,17Bの形状は、図10に示す従
来のカセット位置決めピン9を半分に切断したような形
状である。
【0012】以上のようにして、長孔18の孔縁部に一
体にカセット位置決めピン17A,17Bを互いに外面
側が曲面となるように形成された基板16を磁気記録再
生装置に組み込むものである。基板16が組み込まれた
磁気記録再生装置においては、カセットがローディング
機構により水平および垂直に移送されると、カセットの
孔4A,4Bにカセット位置決めピン17A,17Bが
挿入され、このカセット位置決めピン17A,17Bの
外周曲面によりカセットが位置決めされるものである。
なお、上記実施例のカセット位置決めピン17A,17
Bは、カセット位置決めピン17A,17Bの最外周間
隔(L)でカセットのリール2A,2B配列方向の位置
決めを行い、カセット位置決めピン17A,17Bの外
形幅(M)でリール配列方向に対して直交する方向の位
置決めを行うものである。
【0013】なお、上記実施例は、カセット位置決めピ
ン17A,17Bの互いに対向しない面を外周曲面と
し、この外周曲面でカセットを位置決めしているが、カ
セット位置決めピン17A,17Bの互いに対向する面
を外周曲面とし、この外周曲面でカセットを位置決めす
るようにしてもよいものである。
【0014】図7(A)(B)は、本発明の他の実施例
のカセット位置決めピン20A,20Bおよびカセット
位置決めピン21A,21Bの断面を示している。図7
(A)に示す実施例は、外面が三角形状で両側辺はほぼ
平行に形成された形状である。本実施例では三角形状の
先端部間(L)でカセットのリール配列方向の位置決め
を行い、両側辺の外形寸法(M)でリール配列方向に直
交する方向の位置決めを行うものである。また図7
(B)に示す実施例は、外面が円弧形状で両側辺はほぼ
平行に形成された形状であり、円弧形状の最外周部間
(L)でカセットのリール配列方向の位置決めを行い、
両側辺の外形寸法(M)でリール配列方向に直交する方
向の位置決めを行うものである。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、本
発明によれば、基板の孔縁部に一体にカセット位置決め
ピンを形成しているため、従来例のように別途カセット
位置決めピンを製造する必要がなく、またカセット位置
決めピンを基板に取り付ける工程が不要となる利点を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるカセット位置決めピ
ン装置を具備した基板の平面図
【図2】同実施例のカセット位置決めピン装置の上面図
【図3】同実施例のカセット位置決めピン装置の正面図
【図4】同実施例のカセット位置決めピン装置の断面図
【図5】同実施例のカセット位置決めピン装置の側面図
【図6】(A)〜(D)は同実施例のカセット位置決め
ピン装置の製造工程を示す図
【図7】(A)(B)は本発明の他の実施例のカセット
位置決めピン装置の断面図
【図8】カセットの平面図
【図9】従来の磁気記録再生装置の一部の斜視図
【図10】従来のカセット位置決めピンの正面図
【図11】従来のカセット位置決めピンを基板に取付け
た状態を示す正面図
【符号の説明】
1 カセットの本体 2A,2B リール 3 磁気テープ 4 孔 16 基板 17A,17B カセット位置決めピン 18 長孔 19 突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 初見 和男 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 市原 多香士 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 小林 浩樹 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録再生装置の基板の孔縁部に一体
    に形成された突片をほぼ直角に折曲げてカセット位置決
    めピンを構成してなるカセット位置決めピン装置。
  2. 【請求項2】 磁気記録再生装置の基板の孔縁部に一体
    に形成された突片の外面を曲面に加工し、この曲面加工
    された突片をほぼ直角に折曲げてカセット位置規制ピン
    を構成してなるカセット位置決めピン装置。
  3. 【請求項3】 突片の先端部の外面形状を、円錐形状に
    してなる請求項2記載のカセット位置決めピン装置。
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