JP2775802B2 - 情報ディスク保持装置 - Google Patents

情報ディスク保持装置

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JP2775802B2
JP2775802B2 JP1020035A JP2003589A JP2775802B2 JP 2775802 B2 JP2775802 B2 JP 2775802B2 JP 1020035 A JP1020035 A JP 1020035A JP 2003589 A JP2003589 A JP 2003589A JP 2775802 B2 JP2775802 B2 JP 2775802B2
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順章 大平
文逸 山口
正之 伊藤
一男 寺前
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は情報ディスクの再生装置に使用される情報デ
ィスク保持装置に関するものである。
従来の技術 近年コンパクトディスクを中心とする情報ディスク再
生装置の薄型化は携帯用タイプの普及と共にますます必
要とされている。それに伴いその情報ディスク保持装置
の薄型化も必然的な流れとなっている。そのなかで情報
ディスクを乗せるターンテーブルのなかへ調芯リングだ
けでなくマグネットを埋め込む方法も薄型化を実現する
うえで不可欠な技術となっている。ところがターンテー
ブルにマグネットを取り付ける方法には薄さゆえ接着に
よる方法が多用されていた。その例を以下に示す。従
来、情報ディスクの再生装置に使用される情報ディスク
保持装置は第7図のような構造を有していた。ここで11
はターンテーブル、12は調芯リング、13はホルダー、14
はマグネット、15はスプリングコイル、16は接着剤、17
は情報ディスク、18はクランパーである。ターンテーブ
ル11に情報ディスク17が保持されていないときは調芯リ
ング12はスプリング15によって、上に押し上げられ、ホ
ルダー13に接触することによって制止させられている。
第7図ではこのときの調芯リング12の位置を破線で示し
ている。そして情報ディスク17がターンテーブル11の上
に保持されるときはクランパー18によって情報ディスク
17はターンテーブル11に押し当てられ、調芯リング12を
沈めながら情報ディスク17の中心孔が調芯リング12によ
って調芯される。このときクランパー18はターンテーブ
ル11にマグネット14によって吸引される。ここでマグネ
ット14はターンテーブル11に接着剤16によって保持され
ており、ホルダー13は接着剤16によってマグネット14に
保持されており、結果としてターンテーブル11に保持さ
れている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記に述べた従来の技術ではターンテ
ーブル11にマグネット14及びホルダー13を固定するため
に接着剤16を用いているため組立の際の作業性が悪く、
工数が多くかかるという問題があった。そしてその接着
剤には能率の良い紫外線照射形のものは光が遮られる構
造のため使用できないかもしくは使用できたとしても接
着力が相対的に微弱であるため使用できない状態であっ
た。そのため接着剤としては二液性のエポキシ系の接着
剤が多用されている。ところがこの種の接着剤は作業性
が悪く、また、加熱乾燥工程を必要とするため、およそ
大量生産には不向きのものであった。
また、ホルダー13についても調芯リング12と接触する
外周部を絞り加工された構造になっていたためその製造
コストが高くつくとともに寸法精度が悪くなる恐れがあ
った。本発明は上記問題点に鑑みて、組立性が良く安価
な情報ディスク保持装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明では上記問題点を解決するために次のような手
段を有する。
(a) ホルダーに長手形状部を複数箇所形成し、その
長手形状部をターンテーブルの孔に挿入しその先端部を
折り曲げて調芯リングとマグネットをターンテーブルか
ら外れないように保持する。
(b) 長手形状部の先端が前記ターンテーブルの孔に
挿入される際、滑らかに挿入されるような方向にホルダ
ーの長手形状部の先端に切り起こし部を形成し、前記長
手形状部の前記切り起こし部が前記ターンテーブルの孔
と干渉することによって挿入とは逆方向に移動しないよ
うにすることにより、前記調芯リングと前記マグネット
を前記ターンテーブルに保持する。
(c) 切り起こし部を有する前記ホルダーの長手形状
部を前記ターンテーブルの孔に挿入し、前記長手形状部
の先端部を前記切り起こし部よりホルダー側で、前記切
り起こし部を前記ターンテーブルに圧接して前記切り起
こし部を弾性変形させながら折り曲げることによって前
記マグネットを前記ターンテーブルにガタなく保持す
る。
(d) 前記ホルダーの長手形状部の湾曲部を設け、前
記調芯リングと前記マグネットを前記ターンテーブルに
保持させるときに弾性変形をさせておき、その復元力を
利用して前記マグネットを前記ターンテーブルにガタな
く保持する。
(e) ホルダーの外周部に複数箇所の突起部を設け、
その突起部を曲げなしかもしくは一回曲げのみの加工と
する。
作用 本発明は上記手段により次のような作用を生じる。
(a) ターンテーブルに調芯リング及びマグネットを
保持するために接着剤を使用する必要がなくなる。
(b) マグネットをターンテーブルにガタなく保持す
ることができる。
(c) ホルダーの製造コストを低減させ、寸法精度を
向上させることができる。
実施例 本発明の実施例を図を参照しながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例における情報ディスク
保持装置の断面図を示している。
第1図〜第3図において、ターンテーブル1に複数個
の挿入穴1aを設け、前記挿入穴1aに金属板でできている
ホルダー3の長手形状部3aを挿入し、前記ホルダー3の
長手形状部3aの先端部3aaを図のように折り曲げ、ター
ンテーブル1の凹部1bの中に納める。このような部位を
3箇所もしくは4箇所程度設けることによってマグネッ
ト4,スプリングコイル5,調芯リング2をターンテーブル
1に取り付けることができる。そして組み込まれたター
ンテーブル1はスピンドルモータ8に取り付けられてい
る。
このとき湾曲部3bを上方より押圧し、弾性変形を伴な
いながら、先端部3aaを折り曲げることによってマグネ
ット4をターンテーブル1にガタなく保持させることが
できる。このとき第2図,第3図の平面図及び側面図に
示すような構造を有するホルダー3の突起部3cを調芯リ
ング2のホルダー当り面2aに接触させている。これによ
り調芯リング2をターンテーブル1に保持することがき
る。また、ホルダー3をこのような構造にすることによ
って絞り加工を廃止し製造コストが廉価で寸法精度の高
いものを得ることができる。
第4図は本発明の第2の実施例における情報ディスク
保持装置の断面図を示している。
ホルダー3の長手形状部3aの先端部に第5図に示した
ような切り起こし部3abを設けた状態で第1図に示した
ような形状に長手形状部3aを折り曲げる。このとき切り
起こし部3abをターンテーブル1の凹部1aに押し当てた
形で切り起こし部3abを弾性変形させながら折り曲げる
ため、折り曲げ終了、切り起こし部3abにはバネ性が残
留した状態になっている。この残留したバネ性によって
マグネット4をターンテーブル1にガタなく固定させる
ことができる。
第6図は本発明の第3の実施例における情報ディスク
保持装置の断面図を示している。このように長手形状部
3aの一部を切り起こすことによって、ターンテーブル1
にホルダー3の長手形状部3aを挿入する際、ターンテー
ブル1の挿入穴1aの段付き部1aaに切り起こし部3abが干
渉し挿入と逆方向にはホルダー3が移動しないようにな
る。この作用によってターンテーブル1にホルダー3が
固定されるのである。
発明の効果 本発明の構成によればターンテーブルに調芯リング及
びマグネットをガタなく保持させるために接着剤を使用
する必要がなくなり、製造工程における工数が大幅に低
減できると同時に品質を向上させることができる。
また、ホルダーの製造コストを廉価にし、寸法精度を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における情報ディスク保
持装置の断面図、第2図は同装置のホルダーの平面図、
第3図は同装置のホルダー3の側面図である。第4図は
本発明の第2の実施例における情報ディスク保持装置の
断面図、第5図は同装置のホルダーの長手形状部の要部
斜視図である。第6図は本発明の第3の実施例における
情報ディスク保持装置の断面図、第7図は従来の情報デ
ィスク保持装置の断面図である。 1……ターンテーブル、2……調芯リング、3……ホル
ダー、3a……長手形状部、3aa……先端部、3ab……切り
起こし部、3c……突起部、4……マグネット、6……情
報ディスク、7……クランパー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺前 一男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−277657(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 17/028

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報ディスクを保持するターンテーブル
    と、前記情報ディスクをターンテーブルと反対側から保
    持し磁性を有するクランパーをターンテーブル側に吸引
    するマグネットと、前記情報ディスクの回転中心をター
    ンテーブルの回転中心に一致させるための調芯リング
    と、前記マグネットと前記調芯リングを前記ターンテー
    ブルに保持するホルダーを備え、 前記ホルダーに長手形状部を周方向において複数箇所設
    け、かつその長手形状部を挿入可能とする孔をターンテ
    ーブルに設け、ホルダーをターンテーブルに保持するよ
    うに構成したことを特徴とする情報ディスク保持装置。
  2. 【請求項2】ホルダーの長手形状部の先端を折り曲げる
    ことにより、調芯リングとマグネットをターンテーブル
    に保持するように構成したことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の情報ディスク保持装置。
  3. 【請求項3】ホルダーの長手形状部の先端がターンテー
    ブルの孔に挿入される際、滑らかに挿入されるような方
    向に切り起こし部を形成し、前記長手形状部の前記切り
    起こし部が前記ターンテーブルの孔と干渉することによ
    って挿入とは逆方向には移動しないようにすることによ
    り、調芯リングとマグネットを前記ターンテーブルに保
    持するように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の情報ディスク保持装置。
  4. 【請求項4】切り起こし部を有するホルダーの長手形状
    部をターンテーブルの孔に挿入し、前記長手形状部の先
    端部を前記切り起こし部よりホルダー側で、前記切り起
    こし部を前記ターンテーブルに圧接して前記切り起こし
    部を弾性変形させながら折り曲げることにより、調芯リ
    ングとマグネットをターンテーブルに保持するように構
    成したことを特徴とする特許請求範囲第1項記載の情報
    ディスク保持装置。
  5. 【請求項5】ホルダーの長手形状部に湾曲部を設け、こ
    の湾曲部での弾性変形と復元力により、マグネットとの
    圧着性を高めるように構成したことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の情報ディスク保持装置。
  6. 【請求項6】ホルダーに複数箇所の突起部を設け、前記
    突起に調芯リングを圧接させることにより、前記調芯リ
    ングをターンテーブルに保持するように構成したことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の情報ディスク保
    持装置。
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JPH02199659A JPH02199659A (ja) 1990-08-08
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JPS62277657A (ja) * 1986-05-23 1987-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd デイスク芯出し装置

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