JPH072202Y2 - サ−マルプリンタ - Google Patents

サ−マルプリンタ

Info

Publication number
JPH072202Y2
JPH072202Y2 JP7271687U JP7271687U JPH072202Y2 JP H072202 Y2 JPH072202 Y2 JP H072202Y2 JP 7271687 U JP7271687 U JP 7271687U JP 7271687 U JP7271687 U JP 7271687U JP H072202 Y2 JPH072202 Y2 JP H072202Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
thermal printer
thermal head
time
energization time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7271687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63182142U (ja
Inventor
茂 田沢
Original Assignee
東北リコ−株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東北リコ−株式会社 filed Critical 東北リコ−株式会社
Priority to JP7271687U priority Critical patent/JPH072202Y2/ja
Publication of JPS63182142U publication Critical patent/JPS63182142U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH072202Y2 publication Critical patent/JPH072202Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は、サーマルヘツドへの通電時間を調整し得る
サーマルプリンタに関する。
従来技術 サーマルプリンタは、1文字の印字ドツト数に応じた多
数の発熱素子を列設したサーマルヘツドを用い、印字信
号によつてその発熱素子に選択的に通電して発熱させ、
その熱によつて感熱紙を発色させたり、インクリボンの
インクを普通紙に転写させたりして印字を行なうプリン
タである。
このサーマルプリンタは、印字機構が簡単でコンパクト
にまとめることができ、ノンインパクトプリンタなので
騒音も殆んど生じないため、小型のワードプロセツサや
パーソナルコンピユータ、その他各種データ処理機器の
プリンタとして広く使用されている。
ところで、このようなサーマルプリンタにおけるサーマ
ルヘツドは、角ヘツドごとにその発熱素子の抵抗値(多
数の発熱素子の平均的抵抗値)のバラツキが大きいた
め、一定の電力量(電力×時間)で一定の印字濃度にな
るようにするためには、サーマルヘツドの上記抵抗値の
合わせて印加電圧を変化させるか、発熱素子への通電時
間を変化させなければならない。
しかし、サーマルヘツドのドライブ電圧は他の部分のド
ライブ電圧に兼用している場合が多いので、印加電圧を
変える方法は他の部分にも影響を及ぼすことになるため
好ましくない。
一方、通電時間を変化する方法は、他に影響は与えない
が、通電時間を設定するためのタイマ回路による設定時
間を測定して調整しなければならないため、オシロスコ
ープのような計測器を用いてそれを測定し、サーマルヘ
ツド毎に表記されている抵抗値に適した通電時間(対応
表あるいは対応グラフによつて求められる)になるよう
に、タイマ回路を調整していた。
この作業自体は難しいものではないが、市場で破損した
サーマルヘツドを交換する場合などに、サービスマンや
ユーザがオシロスコープ等の測定器を用いる調整を行な
うのは困難であり、結局メーカ返品になりがちであると
いう問題点があつた。
これは、特に輸出用サーマルプリンタの場合大きな問題
となつている。
目的 この考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、オシ
ロスコープのような測定器を使用しなくても、サーマル
プリンタ自体を用いてサーマルヘツドへの通電時間の調
整が出来るようにすることを目的とする。
構成 この考案は上記の目的を達成するために、入力データや
動作状態を表示する表示器と、サーマルヘツドへの通電
時間を設定するための調整可能なタイマ回路とを備えた
サーマルプリンタにおいて、タイマ回路の設定時間を計
測する手段と、その計測結果を上記表示器に表示する手
段とを設けたものである。
以下、この考案の一実施例に基づいて具体的に説明す
る。
第2図は、この考案を実施したサーマルプリンタを組込
んだパーソナル・ワードプロセツサの外観斜視図であ
る。
この図において、1はデータを入力するためのキーボー
ド、2はその入力データ等を印刷するためのサーマルプ
リンタ、3はキーボード1からの入力データやプリンタ
2の動作状態等を表示する液晶表示器あるいはLED表示
器などの表示器である。
第3図は、このワードプロセツサのサーマルプリンタに
おけるこの考案に関連する部分の構成のみを示すブロツ
ク図である。
4は感熱紙に直接あるいは普通紙にインクリボンを介し
て印字するサーマルヘツドで、例えば24個の発熱素子4a
がドツト状に列設されており、制御部5からの印刷デー
タに応じた印字信号によつてこれらの発熱素子4aが選択
的に通電されて発熱し、感熱紙に直接あるいは普通紙に
インクリボンを介して印字する。
このサーマルヘツド4の各発熱素子4aへの印字時の通電
時間を最適値に設定するために、調整可能なタイマ回路
6が設けられており、このタイマ回路6は、タイマIC
(ワンシヨツトタイマ)7と外付けの時定数回路を構成
する可変抵抗器RとコンデンサCとによつて構成されて
いる。
制御部5は、CPU,ROM,RAM及び各種入出力インタフエー
ス回路等からなるマイクロコンピユータによつて構成さ
れており、モード切換スイツチ8がプリントモードに切
り換わつている通常時には、第2図のキーボード1から
の入力データ(作成・編集文書)等をROMに格納した文
字フオントを用いて表示データ及び印刷データに変換
し、それを表示器3に表示すると共に、キーボード1か
ら印刷指定がなされた時には、その印刷データにより、
タイマ回路6によつて設定された通電時間でサーマルヘ
ツド4の各発熱素子4aを通電制御し、さらにそのサーマ
ルヘツド4の移動及び用紙送り等の制御も行なう。
そして、モード切換スイツチ8を通電時間調整モードに
切り換えると、第1図に機能ブロツク図で示すように、
タイマ回路6による設定時間を計測する時間計測手段10
と、その計測結果を文字に変換して第3図に示すように
表示器3に表示する計測結果表示手段の機能を果す。
この時、制御部5は第4図(イ)に示すように、タイマ
IC7に周期的なトリガパルスを送る。
それによつて、タイマIC7は可変抵抗器Rとコンデンサ
Cとの接続点aを一瞬接地して、コンデンサCの充電電
荷を放電させた後、再び電源電圧(+5V)によつ可変抵
抗器Rを介して充電を開始させ、出力を同図(ハ)に示
すようにハイレベル“H"にする。
その後、a点の電圧Vaが同図(ロ)に示すようにRCの時
定数で上昇し、それがスレツシユホールドレベルVsに達
すると、タイマIC7は出力を同図(ハ)に示すようにロ
ーレベル“L"にする。
このタイマIC7の出力が“H"になつている時間Tがこの
タイマ回路6による設定時間であり、これを制御部5が
計測して、その結果を表示器3に表示する。
そこで、サーマルヘツド4を交換した時などに、その通
電時間を調整する場合には、新たに取付けるサーマルヘ
ツドに表記されている発熱素子の抵抗値から、それに対
する最適通電時間を予め対応表等から確認しておく。
そして、モード切換スイツチ8を通電時間調整モード側
に切り換えて、表示器3に表示される設定時間を見なが
ら、タイマ回路6の可変抵抗器Rを調整して、表示器3
の表示が先に確認しておいた最適通電時間と一致した
ら、モード切換スイツチ8をプリントモード側に戻すだ
けでよい。
この時に制御部5のマイクロコンピユータによる処理動
作を第5図のフローチヤートに示す。
このように、この実施例によれば、サーマルヘツドへの
通電時間の調整をオシロスコープ等の測定器を用いずに
極めて簡単に行なうことができる。
なお、モード切換スイツチ8は、通常は作用しないので
プリンタのケース背面等に設ければよい。あるいは、こ
のモード切換スイツチ8を設けずに、キーボード1のキ
ーによつてある特殊なコードを入力した時に、制御部5
が通電時間調整モードになるようにしてもよい。
効果 以上説明したように、この考案によるサーマルプリンタ
は、サーマルヘツド交換時等における通電時間の調整
を、オシロスコープのような特別な測定器を用いること
なく、このサーマルプリンタ自体を用いて極めて簡単に
行なうことができる。
したがつて、市場でのトラブル解消に極めて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は第3図に示したこの考案の一実施例における通
電時間調整モード時の機能を示す機能ブロツク図、 第2図はこの考案を実施したサーマルプリンタを組込ん
だパーソナル・ワードプロセツサの外観斜視図、 第3図は同じくそのこの考案に関連する部分の構成のみ
を示すブロツク図、 第4図は第3図におけるタイマ回路6の作用を説明する
ための信号波形図、 第5図は第3図の制御部5による通電時間調整モードで
の処理動作のフロー図である。 1……キーボード、2……サーマルプリンタ 3……表示器、4……サーマルヘツド 5……制御部、6……タイマ回路 7……タイマIC、8……モード切換スイツチ 10……時間計測手段、11……計測結果表示手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データや動作状態を表示する表示器
    と、サーマルヘツドへの通電時間を設定するための調整
    可能なタイマ回路とを備えたサーマルプリンタにおい
    て、前記タイマ回路の設定時間を計測する手段と、その
    計測結果を前記表示器に表示する手段とを設けたことを
    特徴とするサーマルプリンタ。
JP7271687U 1987-05-15 1987-05-15 サ−マルプリンタ Expired - Lifetime JPH072202Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7271687U JPH072202Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 サ−マルプリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7271687U JPH072202Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 サ−マルプリンタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182142U JPS63182142U (ja) 1988-11-24
JPH072202Y2 true JPH072202Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=30916416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7271687U Expired - Lifetime JPH072202Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15 サ−マルプリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072202Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63182142U (ja) 1988-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3474281B2 (ja) バーコードプリンタ用自動プリント速度制御装置
GB2147250A (en) Dot-matrix print controller
JPS5814665A (ja) 感熱記録装置の温度制御方式
JPH072202Y2 (ja) サ−マルプリンタ
US5454653A (en) Printing device having record medium feed means
US4714363A (en) Print control device for a dot matrix printer
JPS60255462A (ja) プリンタ
JP3276791B2 (ja) インクジェットヘッド駆動電源回路
JP4309610B2 (ja) サーマル・プリントヘッドの動作
US5065168A (en) Head driving pulse generation circuit for thermal recording apparatus
JP3299257B2 (ja) インクジェットヘッド駆動電源回路
JPS60123335A (ja) ラベルプリンタ
JPS62183355A (ja) 印字装置
JPH08216446A (ja) 熱転写型プリンタ
JP4681725B2 (ja) サーマルプリンタ
JPH04224970A (ja) サーマルヘッドの駆動装置
JPS5814783A (ja) 感熱記録装置の温度制御方式
JPH024536A (ja) 熱転写プリンタ
JPS59224373A (ja) 印字用感熱ヘツド制御装置
JPS62170364A (ja) 熱転写プリンタ
JPH01306263A (ja) 熱転写プリンタ
JPS609773A (ja) 感熱ヘツド制御方式
JPH04250075A (ja) サーマル転写プリンタの濃度補正装置
JPS63209857A (ja) サ−マルヘツドの駆動回路
JPH0284352A (ja) 熱転写プリンタ