JPH0721974B2 - フロアケ−ブル - Google Patents

フロアケ−ブル

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JPH0721974B2
JPH0721974B2 JP61008988A JP898886A JPH0721974B2 JP H0721974 B2 JPH0721974 B2 JP H0721974B2 JP 61008988 A JP61008988 A JP 61008988A JP 898886 A JP898886 A JP 898886A JP H0721974 B2 JPH0721974 B2 JP H0721974B2
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JP
Japan
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cable
floor
outside
insulating
floor cable
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JP61008988A
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JPS62170104A (ja
Inventor
克之 瀬戸
洋 横須賀
浩一 片寄
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 近年、オフイスでは企業INSを目指してOA化が進められ
ており、これに伴つて高度情報化時代にふさわしい配線
システムの要求が高まつている。この発明はこの要求に
こたえるべくオフイスのじゆうたんの下に配線しうる平
坦なフロアケーブルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来のフロアケーブルとして、実開昭59−119518号公
報,実開昭60−62716号公報,実開昭60−73114号,実開
昭59−119518号公報等に開示されるものが知られてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した公知のフロアケーブルの特徴は、第2図に示す
とおり、導体1をプラスチツク層2で絶縁して成る複数
本の絶縁心線3を互に平行かつ近接して配置し、これ等
を保護シース4で被覆するように構成されている。そし
てこのケーブルを特定インピーダンスZ0=110Ω(周波
数f=4MHz)の状況下において使用する場合、プラスチ
ツク層の誘電率とのかねあいによりケーブルの厚さtは
約2.8mmとなる。
しかしながら、この種のケーブルにおいては、ケーブル
の厚さが2.2mm以上になるとじゆうたんの下に配線した
場合、外部から見たときに目立ち、配線の隠ぺい化とい
う本来の目的を達成することが出来なくなつてしまう問
題点があつた。この発明は上記問題点を解消した厚さの
薄いフロアケーブルを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、前述の問題点を解決するために、導体の外
側に発泡プラスチツク層が被覆されてなる複数本の絶縁
心線を、プラスチツク介在物を挾んで互いに平行に配置
し、これ等が内部被覆で被覆されたケーブルコアと、こ
のケーブルコアの外側に設けられた金属遮へい層と、こ
の金属遮へい層の外側に保護シースとを設けて成る構成
である。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すものであつて、直径
が0.5mmの銅線を導体1としてこの外側に発泡プラスチ
ツク2、例えば発泡度が約40%の発泡ポリエチレンが被
覆されて成る複数本の絶縁心線3が、紐状の電気絶縁性
介在物5、例えばポリエチレン,発泡ポリエチレン,ポ
リエステル,発泡スチロール等のひも状体を挾んで平行
に配置されている。そしてこれ等の外側に全体として横
断面が長円形の内部被覆6、例えば塩化ビニル(PVC)
が押出し被覆されてケーブルコア7が形成される。さら
にこのケーブルコア7の外側には、金属遮へい層8、例
えばアルミニウムテープとポリエステルフイルムとを一
体に積層して成るラミネートテープが被覆され、次いで
この金属遮へい層8の外側に、横断面が台形の保護シー
ス9、例えば厚さが2.1mmの塩化ビニル(PVC)が押出し
被覆されてフロアケーブルが構成される。
〔発明の効果〕
この発明によれば、導体1の外側に発泡プラスチック2
が被覆されてなる一対の絶縁心線3と、この一対の絶縁
心線3の間に挟まれて位置する紐状の電気絶縁性介在物
5とが内部被覆6で被覆されて成るケーブルコア7と、
該ケーブルコア7の外側に設けられた金属遮へい層8
と、この金属遮へい層8の外側に被覆された保護シース
9を具備するように構成されるので、(1)一対の絶縁
心線3の間に紐状の電気絶縁性介在物5が設けられてい
るので、一対の絶縁心線3,3間の距離を大きくすること
ができる。
したがって、たとえ一対の絶縁心線3,3の外径を小さく
しても所定の特定インピーダンスを持ったフロアケーブ
ルを得ることができるのでケーブル自体の厚さを2.2mm
よりも薄くすることができる、(2)各絶縁心線3,3と
紐状の電気絶縁性介在物5とは、互いに独立しているの
でこのフロアケーブルを床面上に湾曲して布設する際に
可とう性が良好になり、特に紐状の電気絶縁性介在物5
の材質を適宜選択することによって可とう性を向上させ
ることが出来るといった効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のフロアケーブルを示す横
断平面図、第2図は従来のフロアケーブルを示す横断面
図である。 図において、1は導体、2は発泡プラスチツク層、3は
絶縁心線、7はケーブルコア、8は金属遮へい層、9は
保護シースである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体1の外側に発泡プラスチック2が被覆
    されてなる一対の絶縁心線3と、この一対の絶縁心線3
    の間に挟まれて位置する紐状の電気絶縁性介在物5とが
    内部被覆6で被覆されて成るケーブルコア7と、該ケー
    ブルコア7の外側に設けられた金属遮へい層8と、この
    金属遮へい層8の外側に被覆された保護シース9を具備
    することを特徴とするフロアケーブル。
  2. 【請求項2】前記紐状の電気絶縁性介在物5の外径が絶
    縁心線3の外径にほぼ等しいことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のフロアケーブル。
  3. 【請求項3】フロアケーブルの厚さが2.2mmより薄いこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のフロアケー
    ブル。
JP61008988A 1986-01-21 1986-01-21 フロアケ−ブル Expired - Lifetime JPH0721974B2 (ja)

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JPS62170104A JPS62170104A (ja) 1987-07-27
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JP6861567B2 (ja) * 2017-04-19 2021-04-21 矢崎総業株式会社 車両用回路体

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JPS59194218U (ja) * 1983-06-11 1984-12-24 株式会社フジクラ アンダ−カ−ペツトケ−ブル

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JPS62170104A (ja) 1987-07-27

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