JPH07218992A - カメラ用ライト - Google Patents

カメラ用ライト

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Publication number
JPH07218992A
JPH07218992A JP6007575A JP757594A JPH07218992A JP H07218992 A JPH07218992 A JP H07218992A JP 6007575 A JP6007575 A JP 6007575A JP 757594 A JP757594 A JP 757594A JP H07218992 A JPH07218992 A JP H07218992A
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JP
Japan
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light
camera
bracket
optical axis
lens
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Application number
JP6007575A
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English (en)
Inventor
Toru Yamamoto
徹 山元
Renjirou Okano
蓮次郎 岡野
Kenzo Sakai
賢三 酒井
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラに取り付けられるライトの光軸方向をレ
ンズの光軸方向と所定距離で交差するようにして異機種
のカメラであっても被写体への照明の均一化を図る。 【構成】ライトと、ブラケットとからなり、ブラケット
はライトが着脱自在に取り付けられる取付機構とアーム
とカメラへの着脱機構とを有し、ライトの光軸方向が、
カメラレンズの光軸方向と所定距離で交差するように取
付機構に対してライトが取り付けられる構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異機種のカメラ、例え
ばビデオカメラに、装着されるブラケットに取り付けら
れる照明用ビデオライトの照明位置を、常にカメラのレ
ンズの光軸方向の所定の距離で交差するようにして照明
するカメラ用ライトに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術におけるカメラ用ライト、即ち
ビデオライト45は、図14に示すように、カメラ46
と、ブラケット48と、ライト52とから構成されてい
る。カメラ46の底部には、ブラケット48と嵌合係止
する所定の係合溝、凸部を設けた係合部47を設けた構
造になっている。
【0003】ブラケット48は、長方形状に形成され、
その胴体にカメラ46の係合部47に対応した溝49
A,49B及び凸部50A,50Bを設け、その長手方
向の一端には腕状に伸びたアームであるライト係合部5
1を設けた構造となっている。このライト係合部51
は、矢印方向Eに適宜回転自在に動く回転収納式構造に
なっており、その自由端側にライト52が装着できる構
造となっている。
【0004】ライト52は、その背部にバッテリー53
を装着し、オンオフ用スイッチを設けた構造であり、ブ
ラケット48のライト係合部51に装着する。
【0005】このような構成からなるビデオライト45
は、先ずブラケット48の決められた位置に対峙した状
態でカメラの嵌合部47を、溝49A,49B及び凸部
50A,50Bを係合し、左右のどちらかの方向にスラ
イドさせて係合固定する。そして、ライト係合部51を
前方向に回転させ、その自由端部側にライト52を装着
して組立は完了する。この時、カメラ46のレンズ54
の軸と、ライト52の光軸とは平行な状態となる。尚、
詳細については、同一出願人の既出願(特願平4年26
0842号)を参照してもらいたい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記説
明した従来技術において、特にブラケットが同一の機種
にしか使用できないという問題点、及びライトの照明す
る方向が被写体に対して決して満足のいく方向でないた
め被写体によっては、例えば左右の明暗が明確に出てし
まうという問題点がある。
【0007】又、照明用ライトを装着するアームは、使
用の際に回転させて取り出す、所謂回転収納式になって
いるため、構造が複雑で、製作工程及びコストアップに
なるという問題点が生じていた。
【0008】更に、ブラケットにライトを装着した時に
簡単にはずれてしまうと云う問題点もあった。
【0009】従って、異機種のカメラに装着できる構造
にするとともに、レンズの光軸方向の所定距離にある被
写体に明暗の目だたない照明をすること、及び簡単な構
造にすること、及びブラケットに装着したライトが堅牢
で且つ簡単にはずれない構造に解決しなければならない
課題を有している。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係るカメラ用ライトは、ライトと、ブラケ
ットとからなり、該ブラケットはライトが着脱自在に取
り付けられる取付機構とアームとカメラへの着脱機構と
を有し、前記ライトの光軸方向が、カメラレンズの光軸
方向と所定距離で交差するように前記取付機構に対して
前記ライトが取り付けられる構成としたことである。
【0011】又、ライトの光軸がカメラレンズの光軸と
所定距離で交差するようにブラケットに対する取付機構
の角度を変更したこと;取付機構は、U字形状に開口し
たライト係合部と底板とから構成されていること;底板
は、ストッパー用突起を設けたこと;上記ライトには、
ライトの光軸がカメラレンズの光軸と所定距離で交差す
るように位置規制部材を設けたこと;位置規制部材は、
四角形状に形成し、ライトの照明する方向と直交する両
側面を他の両側面に対して所定の傾斜角度をもって形成
したこと;取付機構の変更した角度をθ2とし、位置規
制部材の傾斜角度をθ1とした時に、θ2=−θ1×2
の光軸設定の関係式が成立する構成としたこと;アーム
は、長さ方向に複数条のリブを設けると共に、横断面波
形に形成したカメラ用ライトである。
【0012】
【作用】上記構成にした本発明に係るビデオライトは、
下記に示すような作用を奏する。 (1)ライトの照明する方向は、カメラのレンズの光軸
方向の所定距離で交差するようにブラケットに取り付け
ることにより、被写体の照明を均一することができるよ
うになる。
【0013】(2)ブラケットに設けたライトの着脱機
構は、カメラのレンズの光軸方向の所定距離で交差する
ように傾斜させたことにより、ブラケットを装着したカ
メラに取り付けた照明用ライトの照明位置方向を正確に
することができるようになる。
【0014】(3)ライトには、レンズの光軸方向の所
定距離で交差するように傾斜させたガイドを設け、この
ガイドは四角形状に形成し、ライトの照明する側と直交
する両側面を他方の側面に対して所定角度を設けて平行
に形成したことにより、ブラケットに装着するカメラの
レンズの位置に対応させた照明をすることができる。
【0015】(4)ライトの着脱機構の傾斜角度θ2
と、前記ガイドの傾斜角度θ1との関係は、θ2=−θ
1×2にすることにより、異機種のカメラに同一のブラ
ケットを装着してもレンズの光軸方向の所定距離で交差
する照明をすることができるようになる。
【0016】(5)ブラケットに設けたライトの着脱機
構に、ライトの脱落防止用の突部を設けたことにより、
ライトを単に係合した状態であっても脱落しないように
することができる。
【0017】(6)アームは、長さ方向に複数条のリブ
を設けると共に、横断面波形に形成したことにより、一
体に形成されたカメラの着脱機構とライトの取付機構に
生じる”ねじれ”、”たわみ”等による変形を防止する
ことができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明に係るビデオライトの実施例に
ついて図面を参照にして説明する。ビデオライト1は、
図1、図11及び図12に示すように、ライト本体2と
ブラケット23と、カメラ32,35の底部に設けた接
続部34,37とから構成され、適宜カメラ32,35
の底部位置にブラケット23を取付け、このブラケット
23にライト本体2を着脱自在に係合係止できる構造と
なっている。尚、予めブラケット23にライト本体2を
係合(又は係合係止)してからカメラ32、35に取り
付けてもよい。
【0019】ライト本体2は、図1、図2乃至図4に示
すように、縦方向に長い長方形状に形成された照明部3
と、この照明部3の基部に係合係止されたシューアダプ
ター12とから構成されている。
【0020】照明部3は、特に図2及び図3に示すよう
に、前面をフロントケース4で覆って形成し、その背後
側をバックケース5で覆って形成し、バックケース5の
背面側にバッテリー端子6A、6Bを臨ませたバッテリ
ー端子板6を設けた構造である。そして、このフロント
ケース4の基部側には、シューアダプター12の接続部
を覆ったパネルカバー7を備えた構造になっている。
【0021】フロントケース4の上部には、略四角形状
にくり抜いた窓を形成し、この窓に半透明又は透明なプ
ロテクター8を臨ませた状態で配設されている。プロテ
クター8の内部には、光源であるハロゲンランプおよ
び、制御基板が適宜位置に配設された構造になってい
る。
【0022】又、バックケース9の正面からみて左側で
あって、長手方向の略中央位置にパワーボタン10を設
け、このパワーボタン10にはロックボタン11を併設
した構造となっている。
【0023】シューアダプター12は、照明部3の基部
に係合係止されているシューホルダ13と、このシュー
ホルダ13に螺合している固定摘み19とから構成され
ている。
【0024】シューホルダ13は、特に図1に示すよう
に、円筒形状をした側面をネジ形成した螺合部14と、
この螺合部14の円形状をした上部に長方形状に形成し
て2本のネジで係合する位置決め接続部15と、照明部
3の光軸をカメラのレンズの光軸側方向の所定距離で交
差するように傾斜させた位置規制部材16とから構成さ
れている。
【0025】位置規制部材16は、特に図4に示すよう
に、菱形形状に近い四角形状に形成し、照明部3の前面
方向、即ちその中心位置Pを基準にして直交するX/Y
軸において、Y軸方向の夫々のY側側面17A,17B
はY軸と平行なY1、Y2軸方向に形成し、X軸方向の
夫々のX軸側面18A,18Bに平行なX1、X2軸方
向に対して、夫々角度θ1(実施例においては4度)に
傾斜させた平行面で形成している。このように対向する
一方の側面に特定の傾斜角度(θ2)を持たせた構造に
することにより、機種の異なるカメラであっても。同一
ブラケット23に取り付ける位置関係によりライトの光
軸と、カメラのレンズの光軸方向の所定距離で交差する
ようにすることができる。尚、詳細は後述する。
【0026】固定摘み19は、特に図1に示すように、
円筒形状をした内側に、螺合部14に係合できる大きさ
からなるネジ山20を形成し、その外周の上部位置に摘
みノブ21を設け、下部位置にこの摘みノブ21と連設
し、且つ摘みノブ21の外周よりも径の小さいリング形
状の係止部22とから構成されている。
【0027】このような構造からなるシューアダプター
12は、位置決め接続部15と照明部3の基部側に連結
し、カメラの機種によって、ブラケット23に係止する
挿入方向を選択して嵌合し、摘みノブ21を所定方向に
回転させ係止部22の自由端側22aでブラケットの係
合面40aに圧接して係止する構造となっている。
【0028】ブラケット23は、図1、図5乃至図8に
示すように、長方形状をした着脱機構24と、カメラを
装着した時にロックするカメラ係止部28と、着脱機構
24の長手方向の一端から略45度方向に連設して腕状
に伸ばしたアーム39の先端に形成された取付機構38
とから構成されている。
【0029】着脱機構24は、特に図7及び図8に示す
ように、長方形状の平板形状に形成され、その短手方向
の端縁に沿ってカメラと接続する係合突起25A,25
Bを夫々設け、その片側の係合突起25Bと並列してカ
メラ係止部28の係止突部30が臨む細長い係合孔26
を設けた構造になっている。
【0030】この着脱機構24は、ブラケット23の着
脱機構24を長手方向のX軸に、それに対して取付機構
38の中心位置に平行なX1軸を設定した場合に、この
X1軸に対して傾斜角度θ2(実施例においては2度)
だけ内側、即ち平行なX軸方向側に傾いた状態で形成さ
れている。
【0031】そして、この取付機構24の傾斜角度θ2
と、図4を参照にして説明したライト本体2に設けた位
置規制部材16の傾斜角度θ1との関係は、 θ2=−θ1×2 になるように設定されている。尚、この傾斜角度と被写
体との距離の関係については後述する。
【0032】係合突起25A,25Bは、左右両側に夫
々内側方向に向いた突部26A,26B,27A,27
Bを設け、該突部26A,26B,27A,27Bに異
機種のカメラと接続できる構造となっている。
【0033】カメラ係止部28は、特に図5、図6、図
7及び図8に示すように、四角型板状に形成され、その
一側面に着脱機構24に係合するネジ孔29を備え、該
ネジ孔29と対向する側面であって、ネジ止めする反対
側方向に突出した係止突部30及び解除ノブ31を設け
た構造になっている。
【0034】このように構成された着脱機構24には、
異機種のカメラ、例えばTR型カメラ、SC型カメラに
も対応させて接続できるのである。例えば、図11に示
すように、細長胴体をした短手方向の端面にレンズ33
を設けたTR型カメラ32であれば、TRカメラ32の
レンズ33の光軸方向から接続部34にブラケット23
を装着する。又、図12に示すように、細長胴体の長手
方向の端面にレンズ36を設けたSC型カメラ35であ
れば、レンズ36の光軸方向に直交する方向から接続部
37にブラケット23を装着する。
【0035】取付機構38は、図5及び図6に示すよう
に、着脱機構24と連続して形成されたアーム39を備
え、該アーム39の先端側にライト係合部40を設けた
構造になっている。
【0036】アーム39は、図5、図7及び図10に示
すように、その長さ方向の背面側に複数条のリブ39a
と溝39bを交互に設け、その表面側はリブ39aに対
応した位置を谷39c、溝39bに対応した位置を山3
9d形状にして全体として波形状に形成してある。この
ようにしてリブ39aにより生じるヒケを防止して、”
ねじり”、”たわみ”等を防止して、ライト本体2の正
確な位置精度を保持することができる構造となってい
る。
【0037】ライト係合部40は、図1及び図9に示す
ように、中空な丸型形状に形成され、その上部及び側面
の一部を連続してU字型形状に形成した開口部40bを
設けた構造になっている。この開口部40bの内部に
は、位置規制部材16が略収まるように四角形状の収納
部40cを設けた構造になっている。又、このライト係
合部40の内部にライト本体2のシューホルダ13をワ
ンタッチで着脱し、収納部40cの底部にあたる底板4
1を備えた構造になっている。
【0038】底板41は、中空に形成されたライト係合
部40の内部に設けられており、丸板形状に形成された
一部を突出させて形成された舌片42を設けた構造にな
っている。そして、この舌片42の基部にあたる位置
に”く字型形状”に形成され、ストッパー用突起である
外れ防止突部43を設けた構造になっている。この外れ
防止突部43は、外側の傾斜は入りやすいようになだら
かな傾斜を持たせ、その内側の傾斜は外側の傾斜角度に
比べて急斜面になっている。
【0039】ここで、外れ防止突部43を”く字型形
状”に形成したのは、シューホルダ13の位置規制部材
16の形状が菱型形状に形成したためである。即ち、図
7に示すTR型カメラ32に装着したブラケット23に
ライト本体2を取り付けた場合には、TR型カメラ32
のレンズ33の光軸方向(図でX軸方向)の右側の位置
から、ライト本体2の光軸(図でX1軸方向)が向くよ
うに取り付ける。従って、位置規制部材16は、”く字
型形状”に形成された外れ防止突部43の上部位置に接
した状態で案内される。
【0040】一方、図8に示すSC型カメラ35に装着
したブラケット23にライト本体2を取り付けた場合に
は、レンズ36の光軸方向(図でY2方向)に対して、
直交する方向で左側の位置から、ライト本体2の光軸方
向(図でY2軸方向)に向くように取り付ける。従っ
て、”く字型形状”に形成された外れ防止突部43の下
部位置に接した状態で案内される。
【0041】このような構造からなる取付機構38と、
ライト本体2のシューホルダ13との関係は、図9に示
すように、矢印方向Dからライト本体2のシューホルダ
13を嵌合させると、位置規制部材16が底板41の外
れ防止突部43に乗り上げながら内部に進む。そして、
外れ防止突部43を乗り上げが終了して嵌合でき、その
内部に収まった状態、例えばシューホルダ13の固定摘
み19で固定しない状態であっても、外れ防止突部43
に遊嵌合された状態となっており容易に外れない構造と
なっている。
【0042】又、このような構造をしたブラケット23
と、カメラとライト本体2との組立構造は、カメラの機
種によって異なる構成となる。
【0043】例えば、TR型カメラ32は、図7及び図
11に示すように、ボデイが縦に長い形状の胴体をして
おり、その先端にレンズ33を備えたカメラであり、ブ
ラケット23と接続する接続部34も胴体の形状に合わ
せて配設されている。
【0044】このようなTRカメラ32に、先ずブラケ
ット23を装着すると、特に図7に示すように、レンズ
33に対して右側の位置に取付機構38がレンズ33の
光軸方向(図でX軸方向)で内側方向に向いた状態とな
る。このような取付機構38には、図11に示す矢印方
向A、即ちレンズ33の光軸方向にライト本体2の照明
する方向を向けた状態で挿入して装着する。
【0045】そうすると図7に示すように、ブラケット
23の取付機構38は、レンズ33の光軸方向(X軸方
向)に対して傾斜角度θ2(実施例では2度)だけ内側
方向に傾いた状態となっていると共に、取付機構38の
位置規制部材16はX軸方向と平行なX1軸方向と平行
な側面にガイドされて係合係止される。従って、ライト
本体2の照明する光軸方向は、TR型カメラ32のレン
ズ33の光軸方向(X軸方向)に対して傾斜角度θ2
(実施例においては2度)、レンズの光軸方向に傾いた
状態となる。これは、レンズ33で捉えられる被写体の
所定距離(実施例においては2m、及び又はその近傍)
で交差する状態となるため、レンズ33からみた被写体
の左右の明暗を最大限なくした状態で撮影できるように
なる。
【0046】このことを更に詳細に説明すれば、図7に
示すように、菱型の四角形状に形成された位置規制部材
16は、ライト本体2の照明方向を取付機構38の開口
側と反対方向に向けて装着すると、位置規制部材16の
両側面はブラケット23の着脱機構24の長手方向、即
ち、図7でX軸方向に平行になるように形成されている
ので、取付機構38の開口側から装着されたライト本体
2は傾斜角度θ2(実施例において2度)だけ、レンズ
33の光軸方向に傾いて装着されることになる。このよ
うにしてカメラのレンズの光軸方向にライトの光軸方向
を2度傾斜させ、所定距離(実施例においては2m及び
又はその近傍)の被写体で交差した自動補正をして照明
ができるのである。
【0047】一方、SC型カメラ35は、図8及び図1
2に示すように、レンズ36に対してボデイが横に長い
形状をしており、ブラケット23と接続する接続部37
も胴体の形状に合わせて配設されてある。従って、図1
2に示すようにブラケット23と接続する場合にはレン
ズ36に対して直交する方向Bから接続する。そしてブ
ラケット23の取付機構38には、矢印方向C、即ちレ
ンズの光軸方向から、直交する方向からライト本体2を
装着して、レンズ36の光軸方向にライト本体2の光軸
を向けた状態で配設する。
【0048】このようなSCカメラ35には、先ずブラ
ケット23を装着すると、ライト本体2の照明する方向
は、特に図8に示すように、レンズ36に対して左側の
位置に取付機構38が位置し、レンズ36の光軸方向
(図でY2軸方向)であり、且つ傾斜角度θ2だけ内側
方向に向いた状態となる。
【0049】そうすると、図8に示すように、ブラケッ
ト23の取付機構38は、レンズ36の光軸に直交する
方向(図でX1軸方向)に傾斜角度θ2(実施例におい
ては2度)だけ外側方向に傾斜している。しかし、取付
機構38の位置規制部材16は、取付機構38の傾斜角
度θ2(実施例においては2度)の2倍の逆方向に傾い
た傾斜角度θ1(実施例においては4度)に形成されて
いる。
【0050】従って、レンズ36の光軸方向Y2と平行
な取付機構38の中心位置を通る平行な照明用の光軸Y
1に対して、内側に傾斜した角度θ2(実施例において
は2度になる)だけ内側に傾斜した状態でライト本体2
を係合係止できることになる。これは、上記説明したT
R型カメラ32と同様にレンズ36で捉えられる被写体
の所定距離(実施例においては2m、及び又はその近
傍)に対して、丁度照明の光軸とレンズの光軸の方向が
交差する距離に自動補正することとなるため、レンズ3
6からみた被写体の左右の明暗を最大限なくした状態で
撮影できるようになる。
【0051】このように異機種(実施例のおいてはTR
型カメラ32、SC型カメラ35)のカメラであっても
被写体に対して左右明暗を極力なくした照明を得ること
ができるようにライト本体2を取り付けることができる
構造となっているのである。
【0052】又、ビデオライト1のシューアダプター1
2の構造は、上記TR型カメラ32及びSC型カメラ3
5に限定することがなく、図13に示すようなビデオカ
メラ44、即ちアクセサリーシュー45を適宜位置に取
り付けたビデオカメラ44にも取り付けることができる
構造となっている。即ち、シューアダプター12は、位
置規制部材16と摘みノブ21とで挟み込んで位置決め
固定する構造となっているため、挟み込める部材があれ
ばどのような場所にでも装着することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るビデ
オライトは、下記に示すような効果を奏する。 (1)ライトの照明する方向は、カメラのレンズの光軸
方向の所定距離で交差するようにブラケットに取り付け
ることにより、被写体への照明を均一にして照明のバラ
ンスを良好に維持することができると云う極めて優れた
効果を奏する。
【0054】(2)ブラケットに設けたライトの着脱機
構は、カメラのレンズの光軸方向の所定距離で交差する
ように傾斜させたことにより、ブラケットを装着したカ
メラに取り付けた照明用ライトの照明位置方向を正確に
して、照明のバランスを良好に維持することができると
云う極めて優れた効果を奏する。
【0055】(3)ライトには、レンズの光軸方向の所
定距離で交差するように傾斜させたガイドを設け、この
ガイドは四角形状に形成し、ライトの照明する側と直交
する夫々の側面側を所定角度を設けて平行に形成したこ
とにより、異機種のカメラに挿入方向を異にした同一ブ
ラケットであっても、ライトの挿入する方向を単に変更
するだけで、照明のバランスを良好に維持することがで
きると云う極めて優れた効果を奏する。
【0056】(4)ブラケットに設けたライトの着脱機
構の傾斜角度θ2と、ライトに設けたガイドの傾斜角度
θ1との関係は、θ2=−θ1×2にすることにより、
同一のブラケットを異機種のカメラに装着し、ライトの
挿入方向を変更するだけでライトの光軸の自動補正をし
て同一のブラケットを異機種のカメラに使用でき、構造
を簡単にして、ポータブル性を向上させることができる
と云う極めて優れた効果を奏する。
【0057】(5)ブラケットに設けたライトの着脱機
構に、ライトの脱落防止用の突部を設けたことにより、
カメラが不安定な状態、例えば手で持っている状態で取
り付けても誤って抜けたり、脱落等を未然に防止するこ
とができると云う極めて優れた効果を奏する。
【0058】(6)アームは、長さ方向に複数条のリブ
を設けると共に、横断面波形に形成したことにより、一
体に形成された取付機構と着脱機構とに生じる”ねじ
り”、”たわみ”等を防止して、光軸方向の自動補正を
正確に維持することができると云う極めて優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るライト本体とブラケットとの係合
を示す要部斜視図である。
【図2】同ライト本体の平面図である。
【図3】同ライト本体の正面図である。
【図4】同ライト本体の底面図である。
【図5】同ブラケットの底面図である。
【図6】同ブラケットの側面図である。
【図7】同ブラケットに装着したライト本体とカメラと
の状態を示した平面図である。
【図8】同ブラケットに装着したライト本体とカメラと
の状態を示した平面図である。
【図9】同ブラケットの取付機構に係合したシューホル
ダを示した略示的断面図である。
【図10】図7に示すアームのEーE線の断面図であ
る。
【図11】同カメラに取り付けたビデオライトを示す略
示的説明図である。
【図12】同カメラに取り付けたビデオライトを示す略
示的説明図である。
【図13】同カメラに取り付けたライト本体を示す略示
的説明図である。
【図14】従来技術におけるライトをカメラに取り付け
るようすを示した略示的斜視図である。
【符号の説明】
1 ビデオライト 2 ライト本体 3 照明部 4 フロントケース 5 バックケース 6 バッテリー端子板 6A,6B バッテリー端子 7 パネルカバー 8 プロテクター 10 パワーボタン 11 ロックボタン 12 シューアダプター 13 シューホルダ 14 螺合部 15 位置決め接続部 16 位置規制部材 17A,17B Y側側面 18A,18B X側側面 20 ネジ山 21 摘みノブ 22 係止部 22a 自由端側 23 ブラケット 24 着脱機構 25A,25B 係合突起 26 係合孔 26A,27B 突部 27A,27B 突部 28 カメラ係止部 29 ネジ孔 30 係止突部 31 解除ノブ 32 TR型カメラ 33 レンズ 34 接続部 35 SC型カメラ 36 レンズ 37 接続部 38 取付機構 39 アーム 40 ライト係合部 40b 開口部 40c 収納部 41 底板 42 舌片 43 外れ防止突部 44 ビデオカメラ 45 アクセサリーシュー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ライトと、ブラケットとからなり、該ブ
    ラケットはライトが着脱自在に取り付けられる取付機構
    とアームとカメラへの着脱機構とを有し、前記ライトの
    光軸方向が、カメラレンズの光軸方向と所定距離で交差
    するように前記取付機構に対して前記ライトが取り付け
    られる構成としたことを特徴とするカメラ用ライト。
  2. 【請求項2】 ライトの光軸がカメラレンズの光軸と所
    定距離で交差するようにブラケットに対する取付機構の
    角度を変更したことを特徴とする請求項1に記載のカメ
    ラ用ライト。
  3. 【請求項3】 取付機構は、U字形状に開口したライト
    係合部と底板とから構成されていることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のカメラ用ライト。
  4. 【請求項4】 底板は、ストッパー用突起を設けたこと
    を特徴とする請求項3に記載のカメラ用ライト。
  5. 【請求項5】 上記ライトには、ライトの光軸がカメラ
    レンズの光軸と所定距離で交差するように位置規制部材
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカメラ用ラ
    イト。
  6. 【請求項6】 位置規制部材は、四角形状に形成し、ラ
    イトの照明する方向と直交する両側面を他の両側面に対
    して所定の傾斜角度をもって形成したことを特徴とする
    請求項5に記載のカメラ用ライト。
  7. 【請求項7】 取付機構の変更した角度をθ2とし、位
    置規制部材の傾斜角度をθ1とした時に、 θ2=−θ1×2 の光軸設定の関係式が成立する構成としたことを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5又は6に記載のカメラ用
    ライト。
  8. 【請求項8】 アームは、長さ方向に複数条のリブを設
    けると共に、横断面波形に形成したことを特徴とする請
    求項1に記載のカメラ用ライト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010152185A (ja) * 2008-12-26 2010-07-08 Panasonic Corp 撮像システム
US8314882B2 (en) * 2007-11-16 2012-11-20 Canon Kabushiki Kaisha Imaging apparatus with accessory shoe

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