JPH07218550A - サンプリングオシロスコープ - Google Patents

サンプリングオシロスコープ

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JPH07218550A
JPH07218550A JP747294A JP747294A JPH07218550A JP H07218550 A JPH07218550 A JP H07218550A JP 747294 A JP747294 A JP 747294A JP 747294 A JP747294 A JP 747294A JP H07218550 A JPH07218550 A JP H07218550A
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JP
Japan
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sampling
signal
delay
circuit
time
Prior art date
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Application number
JP747294A
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English (en)
Inventor
Michiaki Kitazono
道明 北園
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡単な構成で、サンプリングオシロスコープの
チャネル間スキューの補正を行うことが可能なサンプリ
ングオシロスコープを実現すること。 【構成】本発明は、タイムベース回路と、固定ディレイ
回路と、スイッチと、可変ディレイ回路と、これら可変
ディレイ回路からの出力の各々に対応し、サンプリング
動作を行う複数のサンプリングヘッドと、これらサンプ
リングヘッドの入力部分をそれぞれ接続するための同軸
ケーブルと、前記複数のサンプリングヘッドにてサンプ
リングした信号をデジタル変換するためのアナログ/デ
ジタル変換器と、このアナログ/デジタル変換器からの
情報に従って前記可変ディレイ回路における可変ディレ
イの遅延時間を制御するための制御回路と、を設けチャ
ネル間スキューが補正されたことを特徴とするサンプリ
ングオシロスコープである。である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサンプリングオシロスコ
ープに関し、詳しくは複数のサンプリングヘッド間の遅
延時間の補正方法が改善されたサンプリングオシロスコ
ープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサンプリングオシロスコープにお
いて、複数のサンプリングヘッド間の遅延時間の違いに
関する補正を行う場合の構成を図4に示す。図におい
て、1は同軸ケーブル、21〜2nはサンプリングヘッ
ドで、入力信号をサンプリングするためのものである。
サンプリングヘッド21は、チャネル1の入力に対応
し、サンプリングヘッド22は、チャネル2の入力に対
応する。
【0003】同軸ケーブル1は、信号発生手段8からの
信号を、上記サンプリングヘッド21〜2nに入力する
ためのものである。この場合実際の同軸ケーブル1は、
信号発生手段8からの信号を分配するための信号分配器
を備えている。31〜3nは可変ディレイで、各々サン
プリングヘッド21〜2nのストローブ入力端子に接続
し、タイムベース回路5から出力された信号すなわちス
トローブパルスを各チャネル毎に独立に遅延して出力す
るものである。
【0004】5はタイムベース回路で、サンプリングヘ
ッド21〜2nに可変ディレイ31〜3nを介したスト
ローブパルスを出力する回路である。ストローブパルス
を出力するタイミングは下記のトリガ信号に基づくもの
である。8は信号発生回路で、サンプリングヘッド21
〜2nに入力する信号を発生する。具体的には、ステッ
プジェネレータ等の信号発生用の装置を用いる。9はト
リガ回路で、信号発生回路8等から信号を入力し、トリ
ガ信号をタイムベース回路5に出力する。
【0005】このような構成における、チャネル間スキ
ュー補正の動作を説明する。まず、信号発生回路8から
出力した信号は同軸ケーブル1にて分割されてサンプリ
ングヘッド21〜2nに入力する。このとき、同一の信
号をサンプリングヘッド21〜2nに入力しているが、
サンプリングヘッド21〜2n間では、サンプリングヘ
ッドの固体の特性の差およびタイムベース回路から21
〜2nに至るストローブパルスの信号の経路の長さの違
い等により退遅延時間が異なるため、図5に図示するよ
うに異なる時間に入力されたように表示画面上に表示さ
れる。
【0006】次に、可変ディレイ31〜3nを調整し、
各々のサンプリングヘッド21〜2nのストローブパル
スの遅延時間の誤差を吸収するようにして、図5の表示
波形の時間軸の位置を補正する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このため、このように
サンプリング回路のチャネル間スキューの補正をする際
には、上記信号発生回路8に該当する遅延時間の調整用
のステップジェネレータ(波形発生器)を準備する必要
があり、また、出力信号の立ち上がり立ち下がりが早い
ステップジェネレータを準備することは技術的にも困難
であり、またコストもかかるという問題があった。本発
明は、以上の点に鑑み、簡単な構成でかつ低コストでチ
ャネル間の遅延時間の補正を行うことが可能なスキュー
補正方式を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ストローブパ
ルスを発生するためのタイムベース回路と、このタイム
ベース回路からのストローブパルスを固定時間遅延する
ための複数の固定ディレイ回路と、前記複数の固定ディ
レイ回路のうち一の固定ディレイ回路とタイムベース回
路からの出力とのいずれかを選択して出力するスイッチ
と、このスイッチおよびスイッチに接続されなかった前
記他の複数の固定ディレイ回路の出力に各々接続され、
遅延量が可変する複数の可変ディレイ回路と、これら各
々の複数の可変ディレイ回路からの出力の各々に対応
し、サンプリング動作を行う複数のサンプリングヘッド
と、これらの複数のサンプリングヘッドの入力部分をそ
れぞれ接続するための同軸ケーブルと、前記複数のサン
プリングヘッドにてサンプリングした信号をデジタル変
換するためのアナログ/デジタル変換器と、このアナロ
グ/デジタル変換器からの情報に従って前記可変ディレ
イ回路における可変ディレイの遅延時間を制御するため
の制御回路と、を設けチャネル間スキューが補正された
ことを特徴とするサンプリングオシロスコープである。
【0009】
【作用】チャネル間スキュー補正にあたり、サンプリン
グ回路内部で発生するキックバック信号を用いるため、
信号発生器等を用意する必要のないサンプリングオシロ
スコープを実現できる。
【0010】
【実施例】図1に本発明の第1の実施例の構成図を示
す。図において、図4と同様のものは同一の符号を付け
る。4はスイッチで、タイムベース回路5から出力され
たストローブパルスを直接可変ディレイ31に出力する
か固定ディレイ41を経由して可変ディレイ31に出力
するかを選択する。6は制御回路、7はA/D変換器
で、制御回路6はA/D変換器7からの情報をもとに可
変ディレイ31〜3nの遅延時間を制御するための信号
を出力する。この場合、同軸ケーブル1は、各々のサン
プリングヘッド21〜2nを接続するためのケーブルで
ある。
【0011】このとき、サンプリングヘッド21〜2n
は、比較的狭い( 20ps〜100ps)パルス(例えばキック
バック信号)を検出可能な帯域を有し、また、固定ディ
レイ31〜3nは可変ディレイ41〜4nの各々の1/
2のディレイ量(遅延時間)を有するものとする。また
固定ディレイ41〜4nによるディレイ量は同軸ケーブ
ル1のディレイ量と同じとする。
【0012】まず、本発明の前提となるキックバック信
号について図2を用いて説明する。図2は、図1におい
て用いられるサンプリングヘッド21(22〜2n)の
構成図である。図2において、D1〜D4はダイオード
ブリッジを構成するためのダイオードである。このよう
なサンプリングヘッドにあっては、ダイオードブリッジ
は、スイッチとしての役割を担う。この回路において
は、ダイオードブリッジは入力信号を後段のアンプ等に
入力するためのもので、コンデンサC1はダイオードブ
リッジをオンにしたときに入力された信号を充電するた
めのものであり、コンデンサC2,C3はサンプリング
パルスの波形の成形に必要なものである。R1〜4は抵
抗で、各々終端抵抗としての値を定める、あるいは、時
定数の定数を定める、コンデンサ等にチャージされた電
荷の放電を行う等の役割を担うものである。また、A1
はダイオードブリッジからの出力信号を増幅するアンプ
であり、J1は外部からの信号を入力するための端子で
ある。
【0013】このようなサンプリング回路における動作
を説明する。通常の状態にあっては、ダイオードD1〜
D4には電源±Vccより抵抗R2,R3を介して逆方向
バイアスがかかっており、スイッチとしてはオフの状態
となっている。このダイオードブリッジがオフの状態で
は入力コネクタJ1の信号はコンデンサC1およびアン
プA1には伝達されず、従ってアンプA1の出力、すな
わちサンプリング出力(アナログ)OUTは[0V]で
ある。
【0014】一方、図1内のタイムベース5から出力さ
れる比較的時間幅の大きい(おおよそ2〜10nS )ス
トローブパルスから時間幅の小さい(20〜100P
)サンプリングパルス±St がサンプリングヘッド内
で生成される。このサンプリングパルス±St は正,負
の両極性を持ち、各々コンデンサC2,3を介して、ダ
イオードブリッジに加えられた時に、ダイオードD1〜
D4は順方向バイアスとなり、前記ダイオードブリッジ
はオンの状態になる。
【0015】このように、ストローブパルスによりサン
プリングパルス±St がD1〜D4に加えられるとスイ
ッチがオンし、入力コネクタJ1に加えられている信号
はコンデンサC1にチャージされる。この、チャージさ
れた電圧はアンプA1により増幅され、入力信号の電圧
等に関連する値としてサンプリング出力(アナログ)O
UTに出力される。
【0016】スイッチが再びオフになるとコンデンサC
1にチャージされた電荷は抵抗R4を介してゆっくり放
電し、サンプリング出力(アナログ)OUTは[0V]
に戻るようになっている。
【0017】このように、上記のダイオードブリッジに
よるスイッチのオン,オフはサンプリングパルス±St
によって行われる。この信号の基になっているストロー
ブパルスを時間的に制御すれば入力コネクタJ1に加え
られた入力信号が時間的に変化してもスイッチがオンし
た時の電圧に比例した値をサンプリング出力(アナロ
グ)OUTを得ることができる。
【0018】なお、このストローブパルスを入力信号が
ある一定になる毎に発生されるトリガ信号に同期しつ
つ、一定時間づつずらして発生させるように制御するこ
とで、低い周波数の電圧の変化として再合成して波形表
示を行うことにより高い周波数の信号を観測できるよう
にしたものがサンプリングオシロスコープであり、その
サンプリングパルスの特性はサンプリングオシロスコー
プの特性を定める上で重要な役割をなす。
【0019】ここで正のサンプリングパルス+St と負
のサンプリングパルス−St がダイオードブリッジに同
じ波形でまったく同一時刻に加えられるのが理想である
が、正負のサンプリングパルスの波形の違い、信号経路
の違い等により、ダイオードD1,D2がオンとなる時
間と、ダイオードD3,D4がオンとなる時間にずれが
生じる。
【0020】このように、正負のサンプリングパルスの
ずれの差により、ある微小な信号がサンプリングヘッド
の入力コネクタJ1に漏れ出る。この入力コネクタJ1
に漏れ出る信号がキックバック信号と呼ばれるものであ
る。本来ならば存在して欲しくない信号であるが、図1
に示す本発明においては、キックバック信号を利用する
ことで、チャネル間のスキューの補正を可能としたもの
である。
【0021】このような構成のスキュー補正のための図
1の回路の動作を、図3のタイムチャートを用いて詳し
く説明する。図3において、 (a)〜 (g)は、図1の各地
点の概念的な信号を示すものであり、(h),(i)は信号の
動作を説明するものである。(a)はタイムベース回路5
から出力されるストローブパルスである。 (b)はスイッ
チ4の出力のうち固定ディレイ41を介さない場合の出
力でヘッド21に入力されるものである。 (c)はストロ
ーブパルス(a) のうち固定ディレイ42および可変ディ
レイ32を介した出力でサンプリングヘッド22に入力
されるものである。
【0022】(d)はストローブパルス(a) のうち固定デ
ィレイ43および可変ディレイ33を介した出力でサン
プリングヘッド23に与えられるものである。(e)はチ
ャネル1すなわちサンプリングヘッド21に基づくキッ
クバック信号である。 (f)はチャネル2すなわちサンプ
リングヘッド22に基づくキックバック信号である。
(g)はチャネルnすなわちサンプリングヘッド2nから
出力されたキックバック信号である。
【0023】(h)はサンプリングヘッド21から出力さ
れたキックバック信号(e) が同軸ケーブル1を介してサ
ンプリングヘッド21以外のサンプリングヘッドに入力
される場合のケーブルの出力端に発生する信号である。
(i)はキックバック信号(f) と、キックバック信号(h)
と両方の時間関係を表した信号である。
【0024】まず、スイッチ4は、可変ディレイ31が
タイムベース回路5に直接接続されるように選択する。
可変ディレイ31〜3nは遅延量を1/2に設定してお
く。タイムベース回路5よりストローブパルス(a) が出
力されると、サンプリングヘッド21にはストローブパ
ルス(b) が入力され、サンプリングヘッド22にはスト
ローブパルス(c) が入力され、サンプリングヘッド2n
にはストローブパルス(d) が入力される。
【0025】このストローブパルス(c) は可変ディレイ
42および固定ディレイ32を介し、その立ち上がりは
時間Td だけ遅れて入力される。これらのストローブパ
ルス(b)〜(d)が各々のサンプリングヘッドに入力される
ことで、サンプリングヘッド21からはキックバック信
号(e) が、サンプリングヘッド22からはキックバック
信号(f) が、サンプリングヘッド2nからはキックバッ
ク信号(g) が出力される。
【0026】このとき、キックバック信号(e) は可変デ
ィレイ31およびサンプリングヘッド21自身による遅
延時間Δt1 分、ストローブパルス(b) の立ち上がりか
ら遅れて発生する。また、キックバック信号(f) は可変
ディレイ32およびサンプリングヘッド22自身による
遅延時間Δt2 分ストローブパルス(c) の立ち上がりか
ら遅れて発生し、キックバック信号(g) は可変ディレイ
3nおよびサンプリングヘッド2n自身による遅延時間
Δtn 分ストローブパルス(c) の立ち上がりから遅れて
発生する。
【0027】キックバック信号(e) は、サンプリングヘ
ッド21から出力し同軸ケーブル1によって遅延されて
キックバック信号(h) としてサンプリングヘッド22に
入力する。例えば、このキックバック信号(h) がサンプ
リングヘッド22に入力されるとサンプリングヘッド2
2から出力される信号は、サンプリングヘッド22自身
のキックバック信号(f) と、キックバック信号(h) と両
方の時間関係を表した信号(i) となる。
【0028】この信号(i) は、サンプリングヘッド22
にてサンプリングされA/D変換器7でデジタル信号に
変換される。このA/D変換器7から出力されたデジタ
ルデータは、制御回路6に入力され、このデジタルデー
タをもとに、可変ディレイ32のディレイ量を変化さ
せ、適切な値に補正される。
【0029】この補正の方法について具体的に説明す
る。サンプリングヘッド22とサンプリング21を同軸
ケーブル1を介して接続し、信号(i) を観測する。この
ときは、サンプリングヘッド21で発生した (e)に示す
キックバック信号は、ストローブパルスが遅延した分固
定ディレイ42で(固定ディレイ42の遅延量と同軸ケ
ーブル1の遅延量が同値なので)遅延するので、ストロ
ーブパルス(c) の立ち上がりからキックバック信号(f)
およびキックバック信号(h) の遅延時間Δt1 およびΔ
2 の時間の関係をそのまま表現した信号を得ることが
できる。すなわち同一時刻からΔt1 およびΔt2 の時
間後に各々のキックバック信号が発生したような信号
(i) を得ることができる。
【0030】制御回路6からの制御で可変ディレイ32
のディレイ量を変化させることで遅延時間Δt2 を変化
させる。このように、可変ディレイ32の値を微小に変
化させてゆくと、遅延時間Δt 1 とΔt2 が同じ値にな
り、キックバック信号(f) およびキックバック信号(h)
が重なるので信号(i) をサンプリングした結果によるサ
ンプリングヘッド22の出力の直流レベルが最大にな
る。これにより、キックバック信号(f) およびキックバ
ック信号(h) が重なったかどうかが判別される。
【0031】同軸ケーブル1を他のサンプリングヘッド
に接続し、同様の動作を他のチャネルに対して行うこと
で、チャネル2〜チャネルnまでの遅延量は補正され
る。固定ディレイ41〜4nの遅延量は、同軸ケーブル
1の遅延量と同じなので、最後にチャネル1のディレイ
切換回路を固定ディレイ41側に切り換えれば全てのチ
ャネルが補正される。
【0032】なお、他の実施例として、チャネル1に関
する固定ディレイ41とタイムベース回路5との出力を
選択するスイッチのみならず、チャネル2〜nに関する
固定ディレイ4nとタイムベース回路5との出力を選択
するようなスイッチを取付ける構成も考えられる。
【0033】この場合、上記の実施例による補正を行っ
た後、サンプリングヘッド2nから出力されるキックバ
ック信号をサンプリングヘッド21に入力することで、
可変ディレイ21を調整し補正をする。この方法を用い
ることで、第1の実施例と異なり、各々の固定ディレイ
のディレイ量は同軸ケーブル1のディレイ量が同値であ
る必要がなくなり、可変ディレイ量の設定可能範囲内で
は、同軸ケーブル1による遅延と固定ディレイ41によ
る遅延の誤差が吸収されることになる。この実施例によ
る補正を行ったとしても、ソフトウエア的に動作を制御
すれば良く、外部からの人の操作性は、第1の実施例と
同等である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、各サンプリングヘッドから漏れるキックバック信
号を用いて補正を行うから、簡単な構成で、かつ、低コ
ストでチャネル間の遅延時間の補正が可能なサンプリン
グ回路を有するサンプリングオシロスコープを実現する
ことが可能となる。
【0035】具体的な効果を示すと、 従来例では、信号をサンプリングヘッドに入力する
ために必要であった高速のステップジェネレータ回路が
不要となること サンプリングヘッドから出力された補正用の信号を
A/D変換した値は、直流の値として得られることにな
るため、ピークディテクト(入力信号の振幅の最大値を
求めること)が容易となること。
【0036】 タイムベース回路5からストローブパ
ルスを出力するにあたり、信号を入力するためのステッ
プジェネレータが不要であるため観測にあたりステップ
ジェネレータのトリガ信号が入力されるタイミングやス
テップジェネレータのジッタの影響を考慮しなくてもよ
いという利点がある。 入力信号のステップの立ち上がりまたは立ち下がり
の波形情報に基づいて補正をするのではなく、直流的な
値に基づいて補正を行うためソフトウエアの処置が容易
であること。等が挙げられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路構成図である。
【図2】本発明に用いられるサンプリングヘッドの回路
図である。
【図3】本発明の動作を説明するための図である。
【図4】従来例の構成図である。
【図5】従来例の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1 同軸ケーブル 4 スイッチ 5 タイムベース回路 6 制御回路 7 A/D変換器 21〜2n サンプリングヘッド 31〜3n 可変ディレイ 41〜4n 固定ディレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストローブパルスを発生するためのタイム
    ベース回路と、 このタイムベース回路からのストローブパルスを固定時
    間遅延するための複数の固定ディレイ回路と、 前記複数の固定ディレイ回路のうち一の固定ディレイ回
    路とタイムベース回路からの出力とのいずれかを選択し
    て出力するスイッチと、 このスイッチおよびスイッチに接続されなかった前記他
    の複数の固定ディレイ回路の出力に各々接続され、遅延
    量が可変する複数の可変ディレイ回路と、 これら各々の複数の可変ディレイ回路からの出力の各々
    に対応し、サンプリング動作を行う複数のサンプリング
    ヘッドと、 これらの複数のサンプリングヘッドの入力部分をそれぞ
    れ接続するための同軸ケーブルと、 前記複数のサンプリングヘッドにてサンプリングした信
    号をデジタル変換するためのアナログ/デジタル変換器
    と、 このアナログ/デジタル変換器からの情報に従って前記
    可変ディレイ回路における可変ディレイの遅延時間を制
    御するための制御回路と、 を設けチャネル間スキューが補正されたことを特徴とす
    るサンプリングオシロスコープ。
JP747294A 1994-01-27 1994-01-27 サンプリングオシロスコープ Pending JPH07218550A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10161967B2 (en) 2016-01-09 2018-12-25 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. On-chip oscilloscope

Cited By (4)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10161967B2 (en) 2016-01-09 2018-12-25 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. On-chip oscilloscope
US11035886B2 (en) 2016-01-09 2021-06-15 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. On-chip oscilloscope
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