JPH07218298A - 測定装置 - Google Patents

測定装置

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JPH07218298A
JPH07218298A JP1178194A JP1178194A JPH07218298A JP H07218298 A JPH07218298 A JP H07218298A JP 1178194 A JP1178194 A JP 1178194A JP 1178194 A JP1178194 A JP 1178194A JP H07218298 A JPH07218298 A JP H07218298A
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JP
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signal
optical fiber
radiation
detector
fiber cable
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JP1178194A
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Koichi Onodera
浩一 小野寺
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、装置を簡略化でき、かつ検出器相互
間の電気的な絶縁を図ることを目的とする。 【構成】検出器20が出力する検出信号をデータ処理部
22へ伝送して状態量を測定する測定装置において、検
出器20に対応して設けられ該検出器20から入力する
検出信号の信号レベルに応じた熱を発生する信号/熱変
換手段25と、信号/熱変換手段25とデータ処理部2
2との間に配設され信号/熱変換手段25から所定箇所
を加熱される光ファイバーケーブル21と、光ファイバ
ーケーブル21の端面から光を入射する光源26と、信
号/熱変換手段25による加熱に対応して光ファイバー
ケーブル21を伝播するラマン後方散乱光を検出する光
検出手段28と、光検出手段28で検出したラマン後方
散乱光の強度を前記検出器20の検出信号へ変換する復
調手段29とを具備することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種プラント設備にお
いて設備内の各所に設置した検出器の検出信号をデータ
処理部へ伝送するのに用いることのできる測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】原子力発電プラント,放射線取扱い施設
等に備えられた放射線測定装置には、現場に複数個設置
した放射線検出器の検出信号を光多重伝送方式にてデー
タ処理部へ伝送するものがある。
【0003】図6は、光多重伝送方式を適用した従来の
放射線測定装置の構成例を示している。この放射線測定
装置は、複数箇所に設置された放射線検出器1−1〜1
−nを1つの多重伝送装置2に接続し、その多重伝送装
置2を光ファイバーケーブル3を介して放射線モニタ4
に接続している。
【0004】各放射線検出器1は、放射線量に応じた電
流信号を出力するセンサ5、センサ5の電流信号を電圧
信号へ変換するアンプ6、アンプ6で変換した電圧信号
をA/D変換するA/D変換器7、A/D変換器7の出
力をカウントするカウンタ8等から構成されている。
【0005】多重伝送装置2は、各放射線検出器1のカ
ウンタ8に接続される伝送回路9−1〜9−n、各伝送
回路9から入力するカウント値を光パルス信号へ変換す
る電気/光変換回路11を備えている。
【0006】一方、放射線モニタ4は、多重伝送装置2
から光ファイバーケーブル3を介して伝送されてくる光
パルス信号を電気信号へ変換する光/電気変換回路1
2、光/電気変換回路12で変換した電気信号を取込ん
で各検出器設置箇所の放射線量を監視するデータ処理部
13等から構成されている。
【0007】このように構成された放射線測定装置で
は、データ処理部13が各チャンネル毎に放射線検出信
号(カウント値)を読みにいく。そして該当放射線検出
器1の放射線検出信号を電気/光変換回路11で光パル
ス信号に変換して光ファイバーケーブル3へ送出する。
一方、モニタ側では光/電気変換回路12で光パルス信
号を電気的な信号へ変換してデータ処理部13へ取込
む。データ処理部13で各チャンネル毎の放射線測定値
を求めて他の信号処理系へ出力する。
【0008】ところが、上述した放射線測定装置は、各
放射線検出器1に放射線検出信号をデジタル化するため
のA/D変換器7と、A/D変換器7の出力を保持する
カウンタ8とを備えているため、検出器自体が大型化す
る問題があった。
【0009】また、伝送回路9−1〜9−n,電気/光
変換回路11を収納する盤を現場に設置するスペースが
必要であるため、スペースファクタが悪くなっていた。
さらに、各放射線検出器1−1〜1−nは多重伝送装置
2を介して電気的に接続されているため、相互に電気的
に影響を及ぼし合う可能性があり、各検出器を電気的に
分離することが望まれていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の放射線測定装置は、A/D変換,光変換等の構成要
素により装置の構成が複雑化され、また多重伝送装置2
によりスペースファクタが悪く、さらに検出器間の電気
的な絶縁が十分に図られていないなどの問題があった。
【0011】本発明は、以上のような実情に鑑みてなさ
れたもので、光伝送に伴う伝送装置等の設備を削減して
装置の簡略化でき、また検出器相互間の電気的な絶縁を
図ることのできる測定装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、次のような手段を講じた。請求項1に対
応する測定装置は、ある状態量を検出する検出器が前記
状態量に応じて出力する検出信号をデータ処理部へ伝送
して、該データ処理部が前記検出信号から前記状態量を
測定するものにおいて、前記検出器に対応して設けら
れ、該検出器から入力する検出信号の信号レベルに応じ
た熱を発生する信号/熱変換手段と、前記信号/熱変換
手段と前記データ処理部との間に配設され、前記信号/
熱変換手段から所定箇所を加熱される光ファイバーケー
ブルと、前記光ファイバーケーブルの端面から光を入射
する光源と、前記信号/熱変換手段による加熱に対応し
て前記光ファイバーケーブルを伝播するラマン後方散乱
光を検出する光検出手段と、前記光検出手段で検出した
ラマン後方散乱光の強度を前記検出器の検出信号へ変換
する復調手段とを具備する構成とした。
【0013】請求項2に対応する測定装置は、請求項1
記載の構成において、複数の検出器の各々に対応して前
記信号/熱変換手段を設け、複数の検出器の各信号/熱
変換手段を前記光ファイバーケーブルで直列に経由する
ことにより前記各検出器と前記データ処理部とを接続
し、前記光ファイバーケーブル上における前記各信号/
熱変換手段の設置間隔に対応したラマン後方散乱光の伝
送時間差により前記各検出器の検出信号を区別すること
とした。
【0014】請求項3に対応する測定装置は、請求項1
または請求項2記載の構成において、前記光ファイバー
ケーブルを複数本並列に設け、これら各光ファイバーケ
ーブルに対応して前記光検出手段及び復調手段をそれぞ
れ設けることとした。請求項4に対応する測定装置は、
請求項3の構成において、前記各光ファイバーケーブル
毎に異なる種類の検出信号を伝送することとした、
【0015】
【作用】請求項1に対応する測定装置では、検出器から
信号/熱変換手段へ状態量に応じた信号レベルの検出信
号が送られ、信号/熱変換手段では検出信号の信号レベ
ルに応じた熱が発生し、光ファイバーケーブルの所定箇
所が加熱される。これにより光ファイバーケーブルは当
該加熱箇所において局所的な温度変化が生じる。
【0016】一方、光ファイバーケーブルには光源から
光が入射され、信号/熱変換手段の加熱により生じた局
所的な温度変化により、その温度変化箇所(加熱場所)
でラマン後方散乱光が発生し、光ファイバーケーブルを
伝播する。ここで、ラマン後方散乱光の強度は、光ファ
イバーケーブル上における温度変化量、すなわち検出器
が検出した状態量の検出信号に比例している。このよう
なラマン後方散乱光は光検出手段で検出され、復調手段
によりラマン後方散乱光の強度から検出器の検出信号へ
変換される。
【0017】請求項2に対応する測定装置では、複数の
検出器にそれぞれ対応する信号/熱変換手段を1つの光
ファイバーケーブルが直列に経由しているため、光ファ
イバーケーブルは各信号/熱変換手段の設置箇所で各検
出器の検出信号の信号レベルに応じて加熱される。従っ
て、光検出手段では各検出器での状態量に応じた強度の
ラマン後方散乱光が所定の伝送時間差で検出され、その
伝送時間差に基づいていずれの検出器の検出信号か区別
される。
【0018】請求項3に対応する測定装置では、各光フ
ァイバー毎に上記したような伝送が独立して送信及び受
信されるので、用途に応じて完全に独立した信号を取出
すことができるものとなる。
【0019】請求項4に対応する測定装置では、各光フ
ァイバー毎に上記したような伝送が独立して送信及び受
信され、信号の種類に応じて完全に独立した信号を取出
すことができるものとなる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例に係る放射線測定装置の構成図で
ある。本実施例の放射線測定装置は、複数の放射線検出
器20−1〜20−nが複数箇所に設置され、それら各
放射線検出器20−1〜20−nを直列に経由するよう
に光ファイバーケーブル21が配設され、その光ファイ
バーケーブル21の端部が放射線モニタ22の中へ挿入
されている。
【0021】放射線検出器20は、状態量となる放射線
量に比例した電流信号を出力するセンサ23と、センサ
23からの電流信号を電圧信号へ変換するアンプ24
と、アンプ24で変換した電圧信号に比例した温度で光
ファイバーケーブル21の所定箇所を加熱するヒータ2
5とから構成されている。光ファイバーケーブル21
は、各放射線検出器20にその一部が引込まれ各ヒータ
25の近傍を通過させている。よって、光フィバーケー
ブル21の各検出器への引込み部分をヒータ25により
加熱できる。ヒータ25は、外部温度の影響を受けない
ようにするため、恒温槽内に収納されていて、不図示の
サーミスタにより温度補償するように構成されている。
【0022】放射線モニタ22は、光ファイバーケーブ
ル21に入射すべき光パルスを発生する光パルス発生器
26と、方向性結合器27と、方向性結合器27を介し
て取出された光からラマン後方散乱光を検出する光パル
ス検出器28と、データ処理装置29とを備えている。
【0023】方向性結合器27は、モニタ内に挿入した
光ファイバーケーブル21の端面に対して光パルス発生
器26で発生させた光パルスを入射し、かつ光ファイバ
ーケーブル21内を検出器側から伝播してきた光を光パ
ルス検出器28へ入射するように作用する。
【0024】データ処理装置29は、光パルス検出器2
8で検出したラマン後方散乱光の強度を検出信号に復調
する。また、復調した放射線検出信号の測定チャンネル
を、各ラマン後方散乱光の時間遅れから判断し、各チャ
ンネル毎に区別した放射線検出信号を他の信号処理系へ
送出する。
【0025】次に、以上のように構成された本実施例の
動作について説明する。各放射線検出器20−1〜20
−nでは、センサ23が放射線量に比例した電流信号を
アンプ24へ出力し、アンプ24が電流信号を電圧信号
に変換し、その電圧をヒータ25を駆動可能な電圧まで
昇圧してからヒータ25へ印加する。その結果、ヒータ
25が印加電圧に比例した熱を発生し、ヒータ25近傍
に配置されている光ファイバーケーブル21を、放射線
検出信号に比例した温度で加熱する。
【0026】このように、複数箇所に設置されている放
射線検出器20を直列に経由する光ファイバーケーブル
21は、各放射線検出器20への引込み部分が当該検出
器の放射線検出信号の信号レベルに対応した温度で加熱
されている。
【0027】一方、放射線モニタ22では光パルス発生
器26で発生した光パルスが方向性結合器27を介して
光ファイバーケーブル21内に入射せしめられ、その光
パルスが光ファイバーケーブル21内を検出器側へ向け
て伝播する。光ファイバーケーブル21内を光パルスが
進行する際に、その途中に温度の変化があるとラマン散
乱量の変化が発生し、放射線モニタ側へ波長がずれたラ
マン後方散乱光(反ストークス光)が発生する。このラ
マン後方散乱光は、光ファイバーケーブル21上を光パ
ルスが進行するのに伴い、光ファイバーケーブル21上
における温度変化のある箇所で次々と発生する。それぞ
れの放射線検出器20−1〜20−nにおいて、ヒータ
25の加熱による温度変化で発生したラマン後方散乱光
は光ファイバーケーブル21を通って放射線モニタ22
内へ送られ、方向性結合器27を介して光パルス検出器
28に入射する。光パルス検出器28では方向性結合器
27を介して入射するラマン後方散乱光をその強度に比
例した電気信号へ変換してデータ処理装置29へリアル
タイムで送出する。図2は、光パルス検出器28の出力
信号を示しており、縦軸にラマン後方散乱光の強度、横
軸に時間をとっている。
【0028】ここで、それぞれの放射線検出器20での
放射線検出信号のレベルが違えば、各ヒータ25による
加熱温度が異なり、光ファイバーケーブル21上におけ
る各加熱部でのラマン散乱の値も異なってくる。その結
果、図2に示すように光パルス検出器28に入射するラ
マン後方散乱光の強度V1,V2が放射線検出信号のレ
ベル(放射線量)に応じて変化する。
【0029】本実施例では、放射線検出器20で検出さ
れる放射線量が高いほどヒータ25の印加電圧を高くし
加熱温度を高くすることにより、検出放射線量とラマン
後方散乱光の強度とを比例させている。よって、データ
処理装置29は光パルス検出器28から入力するラマン
後方散乱光の強度V1,V2…に応じて放射線検出信号
(電圧信号)を復調できる。
【0030】また、ラマン後方散乱光は放射線モニタ2
2に近い位置(L1,L2の順に遠ざかっている)に設
置されている放射線検出器20から順に入射する。光フ
ィバーケーブル21内を進行するラマン後方散乱光の速
度と、光ファイバーケーブル21上の各加熱位置から光
パルス検出器28までの距離が予め判っている。
【0031】本実施例では、データ処理装置29が光パ
ルス検出器28から光パルスの発生タイミングデータを
入力し、光パルス発生器26で光パルスを入射してから
ラマン後方散乱光が入射するまでの経過時間t1,t2
…により各チャンネル毎にラマン後方散乱光(放射線検
出信号)を区別する。
【0032】このように本実施例によれば、複数箇所に
設置した放射線検出器20−1〜20−nを光ファイバ
ーケーブル21で直列に接続し、各検出器で放射線検出
信号をヒータ25で温度に変換してヒータ25近傍に設
置した光ファイバーケーブル21を加熱し、各検出器の
放射線検出信号をラマン後方散乱光として放射線モニタ
22へ伝送するようにしたので、従来の装置で必要とし
た多重伝送装置等の伝送設備を削減できると共に各放射
線検出器からA/D変換器,電気/光変換器を削減で
き、装置全体の構成を大幅に簡略化することができる。
また各放射線検出器20−1〜20−nを電気的に絶縁
することができ、検出器相互間での電気的な影響を防止
できる。
【0033】なお、上記実施例で説明した放射線検出器
20は、センサ23,アンプ24,ヒータ25を一体型
にした検出器の例であるが、放射線検出器からセンサを
分離した構成のものであっても使用できる。
【0034】図3は、センサ分離型の放射線検出器を使
用する場合の構成例を示している。複数の測定箇所に各
センサ23′が設置され、測定箇所から離れた場所に各
センサ23′の検出器本体を集合配置した検出器ユニッ
ト30が配置されている。各ヒータ25は、互いに温度
干渉が生じないように離間配置されており、それぞれ光
ファイバーケーブル21の所定箇所が近接して配置され
ている。なお、光ファイバーケーブル21の加熱箇所は
少なくとも隣接するヒータ間でラマン後方散乱光が干渉
しない距離を確保している。なお、放射線モニタ22の
構成は前述した実施例と同様に構成されている。
【0035】また、上記実施例では放射線検出信号のみ
を対象に説明したが、原子力プラント等ではその他にも
温度,圧力,流量,水素量,酸素量等の各種プロセス量
の測定を行っている。これらのプロセス信号をプロセス
変換器からデータ処理部へ上記実施例と同様にして伝送
することができる。
【0036】図4は、放射線検出信号とその他のプロセ
ス信号を同じ光ファイバーケーブル21を使用し前記実
施例と同様にして伝送する構成を示している。複数の放
射線検出器20−1〜20−nと各種プロセス変換器3
1を直列に経由するように光ファイバーケーブル21を
配設し、その光ファイバーケーブル21の端部を放射線
モニタ22に接続している。
【0037】プロセス変換器31は、プロセス量を検出
したセンサの出力信号をプロセス信号へ変換する変換器
と、そのプロセス信号の信号レベルに応じた熱を発生さ
せるヒータとを備えている。プロセス変換器31のヒー
タに光ファイバーケーブル21が近接配置されている。
【0038】このような変形例によれば、プラント設備
の各種プロセス変換器31(放射線検出器20を含む)
が伝送する各種のプロセス信号を、各プロセス変換器3
1に伝送装置等を設けることなく、一つの光ファイバー
ケーブル21を介して伝送することができる。
【0039】なお、放射線モニタ22のデータ処理装置
29では、前述した実施例と同様にして各プロセス変換
器からのプロセス信号を区別することができる。また、
図5に示すように、各放射線検出器20−1〜20−
n,各プロセス変換器31を直列に経由する2本の光フ
ァイバーケーブル21−1,21−2を並列に設けるよ
うに構成することもできる。各放射線検出器20,プロ
セス変換器31の構成は前述した通りである。
【0040】一方、放射線モニタ22′には、光パルス
発生器26,方向性結合器27,光パルス検出器28,
データ処理装置29からそれぞれ構成される2つのブロ
ック22−1,22−2を備えている。一方のブロック
22−1は光ファイバーケーブル21−1に対応して設
けられ、もう一方のブロック22−2は光ファイバーケ
ーブル21−2に対応して設けられている。
【0041】このように構成された装置では、2つの光
ファイバーケーブル21−1,21−2をプロセス信号
のグレードにより使い分ける。例えば、一方の光ファイ
バーケーブル21−1を警報発生用のプロセス信号の伝
送に用い、他方の光ファイバーケーブル21−2をプロ
セス量のレベルを見るためのプロセス信号の伝送に用い
る。そして各ブロック22−1,22−2のデータ処理
装置29は各々対応する信号処理系へチャンネル毎にプ
ロセス信号を送出する。
【0042】また、図5に示す構成においては、光ファ
イバーケーブル毎にデータ処理装置29側で必要のない
プロセス信号があれば該当するプロセス変換器を適宜バ
イパスするようにする。データ処理装置29はバイパス
したプロセス変換器を考慮してチャンネルの区別を行
う。
【0043】なお、上述した説明では複数の放射線検出
器,プロセス変換器を対象としているが、一つの検出器
のみ検出信号の伝送に使用することもできる。本発明は
上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を
逸脱しない範囲内で種々変形実施可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、光
伝送に伴う伝送装置等の設備を削減して装置の簡略化で
き、また検出器相互間の電気的な絶縁を図ることのでき
る測定装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る放射線測定装置の構成
図である。
【図2】図1の放射線測定装置における光パルス検出器
の出力信号を示す図である。
【図3】放射線検出器の変形例を示す図である。
【図4】放射線測定装置の変形例を示す図である。
【図5】複数本の光ファイバーケーブルを備えた変形例
を示す図である。
【図6】従来の放射線測定装置の構成図である。
【符号の説明】
20−1〜20−n…放射線検出器、21…光ファイバ
ーケーブル、22…放射線モニタ、23…センサ、24
…アンプ、25…ヒータ、26…光パルス発生器、27
…方向性結合器、28…光パルス検出器、31…プロセ
ス変換器。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出器がある状態量に応じた検出信号を
    データ処理部へ伝送し、前記検出器から検出信号を受信
    したデータ処理部が該検出信号から前記状態量を測定す
    る測定装置において、 前記検出器に対応して設けられ、該検出器から入力する
    検出信号の信号レベルに応じた熱を発生する信号/熱変
    換手段と、 前記各検出器の信号/熱変換手段と前記データ処理部と
    の間に配設され、前記信号/熱変換手段から所定箇所を
    加熱される光ファイバーケーブルと、 前記光ファイバーケーブルの端面から光を入射する光源
    と、 前記信号/熱変換手段による加熱に対応して前記光ファ
    イバーケーブルを伝播するラマン後方散乱光を検出する
    光検出手段と、 前記光検出手段で検出したラマン後方散乱光の強度を前
    記検出器の検出信号へ変換する復調手段とを具備したこ
    とを特徴とする測定装置。
  2. 【請求項2】 複数の検出器の各々に対応して前記信号
    /熱変換手段を設け、これら各信号/熱変換手段を前記
    光ファイバーケーブルで直列に経由することにより前記
    各検出器と前記データ処理部とを接続し、前記光ファイ
    バーケーブル上における前記各信号/熱変換手段の設置
    間隔に対応したラマン後方散乱光の伝送時間差により前
    記各検出器の検出信号を区別することを特徴とする請求
    項1記載の測定装置。
  3. 【請求項3】 前記光ファイバーケーブルを複数本並列
    に設け、これら各光ファイバーケーブルに対応して前記
    光検出手段及び復調手段をそれぞれ設けたことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の測定装置。
  4. 【請求項4】 前記各光ファイバーケーブル毎に処理内
    容の異なる検出信号を伝送することを特徴とする請求項
    3記載の測定装置。
JP1178194A 1994-02-03 1994-02-03 測定装置 Pending JPH07218298A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100401593B1 (ko) * 2001-07-19 2003-10-17 엘지전선 주식회사 실시간 전력케이블 허용전류 산정 및 예측 장치

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KR100401593B1 (ko) * 2001-07-19 2003-10-17 엘지전선 주식회사 실시간 전력케이블 허용전류 산정 및 예측 장치

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