JPS6373165A - 電力設備用事故区間検出装置 - Google Patents

電力設備用事故区間検出装置

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JPS6373165A
JPS6373165A JP21868986A JP21868986A JPS6373165A JP S6373165 A JPS6373165 A JP S6373165A JP 21868986 A JP21868986 A JP 21868986A JP 21868986 A JP21868986 A JP 21868986A JP S6373165 A JPS6373165 A JP S6373165A
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拓司 原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、送電線における地絡の発生の有無および発
生区間の同定を行なうことのできる電力設備用事故区間
検出装置に関する。
[従来の技術] 電力設備用送電線として管路気中送電1i!(以下、G
ILと記す)を−例として説明する。GILは中心導体
と金属製シースとの間を絶縁スペーサで保持し、中心導
体と金属製シースによる区間内に絶縁性ガス、たとえば
SFgガスを充填して構成される。
このようなGILはシースンリットボンドで使用される
ため、シースには導体電流と逆方向にほぼ同じ大きさの
シース電流が流れる。
このようなGILにおいては十分に耐電圧構成がとられ
ているにもかかわらず地絡が生じることがあり、これに
対する対策が必要となる。このため、送電線に地絡が生
じたとき、GILの定められた区間内で地絡が生じたの
かあるいはこのGIL区間につながる区間外で地絡が生
じたのかを監視する必要がある。
従来のこの種の対策の1つとして、送電線の定められた
区間の両端に各々変流器(以下、0丁と記す)を設置し
、このCTからの信号電流により事故点を検出する機器
がある。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、このCTを用いる方式においては、CTからの
信号を検知判断する信り処理回路とCTとの間の距離が
長く、かつその信号伝達線が電線であるため、その途中
でノイズを拾うことや、CTが露出して高圧線に取付け
られているためCTと高圧線との接触や、CTの物理的
破壊等により誤判断が生ずることがある。また、CTの
形状が大きいという欠点もあった。
それゆえ、この発明の目的は上述の従来のCTを用いる
方式の欠点を除去し、簡単な構成で誤判断の生じない事
故区間検出装置を提供することである。
[問題点を解決するための手段] この発明による事故区間検出装置は、送電線の定められ
た区間の両端において、送電線を流れる電流が誘起する
磁界を検出して光信号の形態で送電it電流情報を導出
した後電気信号に変換し、区間の一方端から他方端へこ
の変換された電気信号に対応する信号を伝送した後、他
方端側で区間の両端に対して得られた送電線電流情報か
ら送電線電流の位相の相fillIl係を求め、地絡事
故区間区間を検出するようにしたものである。
[作用] この発明における磁界−光一電気信号変換手段は、光信
号の形態で送電線電流情報を導出するため、信号線に光
ファイバを用いることが可能となり、一方、区間内で地
絡が発生したときと区間外で地絡が発生したときとでは
区間両端が与える電流の位相の相関関係が異なるため、
この電流の位相の相関関係を検出することにより地絡事
故区間を検出することが可能となる。また、送電線電流
情報を区間の一方端から他方端へ送信しているので事故
区間の両端間距離が大きい場合でも事故区間検出を行な
うことができる。
[発明の実施例J 第1図はこの発明の一実施例である光学的磁界センサを
用いた事故区間検出装置の構成を示す図である。第1図
において電力送電線の区間りが竺視される。区間りの両
端地点△およびBには各々光学的磁界センサ2aおよび
2bが設置される。
両磁界センサ2a、2bが導出する送電線電流に対応し
た光信号出力は2心の光フアイバケーブル3a 、3b
により信号処理回路4aおよび4bにそれぞれ伝達され
る。地点へに設けられた信号処理回路4aは、光ファイ
バ3aを介して磁界センサ゛2aより与えられた信号を
電気信号に変換して電流情報伝送装置50へ与える。電
流情報伝送装置50は与えられた電気信号を受けてその
電気信号に対応する信号を信号線20を介して地点B側
に設けられた電流情報受信装置51へ与える。この伝送
装置50から受信装置51への信号伝送形態は様々なも
のが利用可能である。たとえば、与えられた電気信号を
増幅した後再び光信号に変換し、光ファイバからなる信
@線20を介して受信装置51へ送信する構成を用いて
もよい。また、伝送装W150において、与えられた電
気信号をコード化されたディジタル信号に変換した後、
受信装W151へ伝送し、受信装置51でもとの電気信
号に復元するように構成してもよい。いずれにしても、
伝送り1N50を設けることにより、区間りのA−ar
m距離を大きくすることが可能となる。
なぜなら、この伝送装置50を用いない場合、磁界セン
サ2aと信号処理回路4aとの距離は、磁界センサ2a
で導出される信号の大きさが小さく、光ファイバ3aを
介して伝送される信号の減衰が大きいため、たとえ増幅
器を用いてもΔ−B間距離を5001以上に大きくする
ことができないからである。電流情報受信装置51は信
号線20を介して伝送装置50から与えられた送ri線
電流情報信号を受けて電気信号の形態で判別装置5へ与
える。判別装置5は、地点Bに設けられた信号処理回路
4bからの電気信号と電流情報受信装置51からの電気
信号とを受けて地点Aおよび地点Bを流れる交流電流の
位相の相関関係を検出し地絡の有無および地絡区間の判
定を行なう。
第2図はこの発明において用いられる磁界センサーの基
本動作原理を示す図である。以下、第2図を参照して磁
界センサの基本動作原理について説明する。
一定の偏光方向Aを持つ直線偏光が、たとえばBSO単
結晶からなるファラデー素子13へ与えられる。このフ
ァラデー素子13には入射光の進行方向と平行に磁界H
が印加される。入射光はファラデー素子13を通過する
際、ファラデー回転を生じ、入射光の振動方向へが一定
の角度φだけ回転される。したがって、このファラデー
素子13の透過光は振動方向Bの直線偏光となる。磁界
の強さをH,ファラデー素子13の長さを庭、ベルデ定
数をveとすると、回転角φは φ−Ve−H−見 ・・・(1) で表わされる。
第3図はこのファラデー回転を利用した磁界センサの構
造を示す図である。磁界センサ2は、ファラデー素子1
3として880131結晶を用いる。
このファラデー素子13はその入射光側と透過光側とを
除いて誘電体多層反射F414で覆われる。
このファラデー素子13の入射光側には入射光を直線偏
光に変換する偏光子15が設置される。また、透過光側
には、光軸が偏光子15と45度の角度をなす検光子1
6が設置される。検光子16とファラデー素子13との
間には、透過光の光軸を一定角度回転させる施光子17
が付置される。
このセンサ2の透過率T(透過光と入射光の強度比)は
、 T−(1+5ln2φ)/2  ・(2)で表わされる
。2φくく1の条件では、式(2)%式%(3) となる。ここで磁界HがHo5inω℃で表わされる交
番磁界の場合、透過率Tは式(1)と式(3)より、 T= (1+2Ve # Ha sin ωt @ A
)/2となる。したがって、透過光の直流成分と交流成
分の比率(変調の深さ)を求めることにより、磁界の強
さH,を求めることができる。
第4図は上述の磁界センサ2を用いて印加磁場Hの大ぎ
さを求める磁界センリ°回路の基本構成を示す図である
。発光ダイオード19は、信号処理回路4からの一定の
電位信号に応答してそこを流れる電流に応じた光を発生
して磁界センサ2へ与える。磁界センサ2は発光ダイオ
ード19から与えられた光を受けてそこに与えられる磁
界に応じた透過光をフォトダイオード20へ与える。フ
ォトダイオード20は磁界センサ2からの透過光に応じ
た電気信号を発生して信号処理回路4へ与える。信号処
理回路4は、フォトダイオード20から与えられた電気
信号の直流成分が予め定められた成る値になるように発
光ダイオード19に印加する電圧をコントロールし、直
流成分と交流成分の比を求める代わりに交流成分よりな
る磁界センサ2に印加される磁界Hの大きさおよび周波
数に応じた電気信号を出力する。この磁界センサ2に印
加される磁界Hは送電線シース電流により誘起される。
したがって、磁界Hの強さはシース電流の大きさに比例
しているので、この磁界Hの強さHOの変化がシース電
流の変化に対応する。すなわち、信号処理回路4が導出
する電圧信号のレベルはシース電流の大きさに対応する
。したがって、信号処理回路4が導出する信号を検知判
断することによりシース[流の大きさの変化を検知する
ことが可能となる。
第5図は第1図の判別装置5の構成を示すブロック図で
ある。判別装置5は、地点Aおよび地点Bからの信号入
力を方形波に波形整形して増幅する増幅器6a、6bと
、増幅器6a、6bが導出する信号の排他的論理和をと
る排他的論理和回路7を含む。この排他的論理和回路7
からの出力信号は積分器8へ与えられる。積分器8は与
えられた信号を積分し比較器9へ与える。比較器9は積
分器8からの信号を予め定められた基準電位と比較し、
与えられた信号が基準電位より高ければ“1(”の信号
を、そうでない場合には“L”の信号をAND回路10
へ与える。AND回路10は比較器9からの信号と、地
M時に導通状態となる一方が接地されるリレー回路30
出力信号を反転回路31で反転した信号とを入力する。
AND回路10からの信号により表示回路12で地絡の
有無および地絡区間の表示を行なう。表示回路12は、
AND回路10出力によりセットされてQ出力より“H
”の信号を出力するフリップフロップ回路40と、フリ
ツプフロツプ回路40のQ出力を受けて反転して出力す
るインバータ41と、インバータ41出力により発光す
る発光ダイオードLEDと音声を発生するブザー8Zと
を備える。
フリップフロップ回路40はリセットボタンRESET
によりリセットされる。
第6図は常時(地絡の生じないとき)および区1mL内
の地絡および区111L外の地絡における、地点A、B
における電流波形と信号処理回路4a。
4bの出力信号波形を一覧にした図である。
第7図は常時および区間り内での地絡における排他的論
理和回路7および積分器8の出力信号波形を表わした図
である。以下、第5図2M6図および第7図を参照して
判別装置5の動作について説明する。
まず、地絡が生じたとき、リレー回路30が導通状態と
なる。このことにより事故の有無がまず判別される。
次に地絡の区間判別について説明する。
区間り内の地絡のとき、第6図に見られるように信号処
理回路4a、4bの出力波形は互いに位相が180度異
なるとともにその振幅が大きくなる。この信号は増幅B
6a 、6bによりパルス状に波形整形されかつ増幅さ
れる。この増幅された信号は排他的論理和回路7へ与え
られ、そこで排他的論理和がとられる。排他的論理和回
路7は、与えられた信号レベルが一致する場合には“L
”の信号を出力し、与えられた信号レベルが不一致の場
合に“H”の信号を出力する。したがって、区11mL
内で地絡が発生した場合、排他的論理和回路7の出力は
高い出力レベルの幅の広いパルス信号となる。積分器8
はその入力が正レベルのときのみ積分動作を行なう。し
たがって、第7図に見られるように、このときの積分器
8の出力信号波形は三角波であり、その出力レベルの一
部はコンパレータ9の基準設定値を越える。したがって
コンパレータ9は与えられた信号が基準設定値を越える
場合にのみ“H”の信号を出力するため、コンパレータ
9出力信号とリレー回路30からの反転回路31を介し
た信号とを受けるAND回路10は”H”の信号を発生
して表示回路12の7リツプフロツプ回路40のセット
人力Sへ与える。
フリツプフロツプ回路40はこのセット入力に与えられ
た“H”の信号に応答してQ出力より“H”の信号を発
生しインバータ41を介して発光ダイオードLEDおよ
びブザーBZを動作させる。
地絡が区間り外で発生した場合、第6図から見られるよ
うにA地点電流とB地点電流の位相がほぼ揃っている。
したがって、増幅器5a、(3bから地絡発生に伴なっ
て、たとえ信号レベルの高い信号が排他的論理和口W1
7へ与えられたとしても、排他的論理和回路7出力は常
時と同様となる。したがって、排他的論理和回路7より
後段の回路はリレー回路30からの信号を除いて常時と
同様の信号を導出するので、地絡の表示は現われない。
このことにより、地絡は区間り外で生じたと判定される
このようにして送電線事故区間の検出は可能であるが、
信号処理回路4a 、 4b 、判定回路5に故障があ
る場合、区間り内で事故が発生したときの事故区間検出
を行なうことができない。
第8図はこの発明の他の実施例を示す図であり、信号処
理回路および判別装置の故障診断を可能にする構成を示
す図である。以下、第8図を参照して故障診断回路の構
成について説明する。
地点へに対しては、信号処理回路48出力を受け、コン
トロール信@25に応答して故障診断時にのみ与えられ
た信号をサンプルアンドホールドするサンプルホールド
回路21aと、コントロール信号25に応答して動作し
、故障診断時にのみ商用周波数の信号を発生する発振器
24と、サンプルホールド回路21a出力をその負入力
に受け、発振器24出力をその正入力に受ける差動アン
プ22aと、差動アンプ22a出力に応答して流れる電
流に応じた光信号を発生して光ファイバ3aを介して磁
界センサ2aへ与える発光ダイオード19aと、磁界セ
ンサ2aからの光ファイバ3aを介した光信号に応答し
た電気信号を発生するフォトダイオード20aとが設け
られる。
地点Bに対しては、信号処理回路4b出力を受け、コン
トロール信号25に応答して故障診断時にのみ与えられ
た信号をサンプルアンドホールドするサンプルホールド
回路21bと、発振器24出力を受けて反転して差動増
幅器22bの正入力へ与える反転回路23と、反転回路
23出力を正入力に受けかつサンプルホールド回路21
b出力を負入力に受ける差動アンプ22bと、差動アン
プ22b出力に応答した光信号を発生して光ファイバ3
bを介して磁界センサ2bへ光信号を与える発光ダイオ
ード19bと、磁界センサ2bからの光ファイバ3bを
介して光信号を電気信号に変換して信号処理回路4bへ
与えるフォトダイオード20bとから構成される。
サンプルホールド回路215.21bは常時は“L”に
あるコントロール信号25に応答して利110dBのア
ンプとして作動する。発振器24は、“L”のコントロ
ール信号25に応答して不活性状態にありその出力はO
vに保たれている。一方、発娠回路24は“H″のコン
トロール信号が与えられると活性状態となり商用周波数
の信号を出力する。
次に動作について説明する。常時はサンプルホールド回
路21a、21bむよび発振器24のコントロール信号
25は“L″に保たれている。したがってサンプルホー
ルド回路21a、21bは共に利1?odBのアンプと
して作動し、一方発振器24の出力は0■に保たれてい
る。したがって発光ダイオード19aおよび発光ダイオ
ード19bには各々信号処理回路4aから与えられる2
1流制御信号レベルに応じた電流(通常は直′流)が流
れている。
装置の故障自己診断を行なう場合には、コントロール信
号25が“HIIにされる。この結果サンプルホールド
回路21a、21bはそれぞれ活性状態となり、それぞ
れ発光ダイオード19a1発光ダイオード19bの各々
の電流111tIl信号をホールドする。一方発振器2
4は“HIIのコント0−ル信号25に応答して活性状
態となり商用周波数の信号を出力する。したがって、差
動アンプ22aの出力はサンプルホールド回路21aの
反転出力に発振器24の出力を加算した値となる。一方
、差動アンプ22bの出力は反転回路23により、サン
プルホールド回路21bの反転出力から発振器24の出
力を減算した値になる。この結果、フォトダイオード2
0a 、20tlにはそれぞれ発光ダイオ−、ド19a
、19bを流れる電流に対応した出力、すなわち区間り
内事故と同様の出力が得られる。これによりたとえば地
絡発生時における装置の故障自己診断が可能となる。す
なわち、通常、地絡が発生した後にはすぐにその送電線
経路は遮断されその送電線には電流が流れないようにさ
れる。この状態においてコントロール信@25を“H”
にするとともに7リツプ70ツブ回路40をリセット状
態とすると、装置が正常に働いておれば表示装置12が
動作し発光ダイオードLEDおよびブザーBZが動作す
る。一方、装置が故障している場合には、フリップフロ
ップ回路40をリセットした後においては、表示装置2
12は何ら作動しない゛ことになり、表示装置12の故
障自己診断動作前後の表示状態を比較することにより装
置の故障を検出することができる。
なお、電流情報伝送装置50がコード化されたディジタ
ル信号形態で光ファイバ52を介して1m情報受信装置
51へ送電線電流情報を送信する場合には、磁界センサ
異常検出信号を送電Ijl?Ii流情報と多型情報て送
信することが可能である。すなわち、磁界センサ2aに
光電流が正常に流れているか否かを検出する異常検出器
を設け、この異常検出器出力を伝送装置50へ与え、そ
こで送電線電流情報と多重化(たとえば、送を線電流情
報を8ビツトで表わす場合、9ビツト目に磁界センサ状
態情報を付加)して受信装置51へ送信することができ
る。この場合、受信装置51で多重化情報がデコードさ
れ磁界センサ異常が検出される。
また、上記実施例においては管路気中送電線のシース電
流に誘起される磁界を検出しているが、導体電流に誘起
される磁界を検知対象とすれば、他の送電線においても
本願発明は適用可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、従来のCT方式のC
Tに代えて光学的磁界センサを用い、この磁界センサを
用いて送電線電流が誘起する磁界の変化を光信号の形態
で検出した後電気信号に変換し、区間両端の一方端から
他方端へこの得られた電気信号に対応する信号を送信し
、他方端側で区間両端における送電1Qri流の位相の
相関関係を検出し地絡の有無および地絡の発生区間の同
定を行なうように構成しているので、小形で簡単な装置
構成で判別区間距離を大きくすることができ、かつ誤判
断のない確実な地絡の有無および地絡区間の判定が可能
であるばかりでなく装置の故障自己診断をもすることが
できる事故区間検出装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である事故区間検出v4置
の構成を示す図である。第2図は第1図に示される光学
的磁界センサの原理を示す図である。 第3図は第1図の光学的磁界センサの構成を示す図であ
る。第4図はこの発明において用いられる磁界センサの
回路構成を示す図である。第5図は第1図の判別vi置
の構成を示すブロック図である。 第6図は第1図の地点A、BにおけるN流波形と信号処
理回路の出力信号波形との関係を一覧にして示す図であ
る。第7図は正常時および区間り内での地絡発生時にお
ける第5図の差動アンプおよび積分器の出力波形を示す
図である。第8図はこの発明の他の実施例である信号処
理回路の構成を示す1072図であり、装置の故障の自
己診断を可能にするための構成を示す図である。 図において、1はGIL、2,2a 、2b G;i光
学的磁界センサ、4a、4bは信号処理回路、5は判別
装置、68.6bは増幅器、7は排他的論理和回路、8
は積分器、9は比較器、10はAND回路、12は表示
装置、30はリレー回路、50は電流情報伝送装置、5
1は電流情報受信装置である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 第2図 第3図 第4図 第7図 (1)”−、I4(理大14大二K −A fi2.B
、押、イ寞号&1FIAJI)’DCJ)t’1)tt
Aし、)7出”    ov□ 8出力   0、□

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送電線の地絡事故発生区間を検出するための装置
    であつて、 前記送電線の定められた区間の両端の各々に設置され、
    前記送電線を流れる電流により誘起される磁界を光信号
    に変換する磁界−光信号変換手段と、 前記磁界−光信号変換手段の各々に対して設けられ、対
    応する磁界−光信号変換手段からの光信号を電気信号に
    変換する光−電気変換手段と、前記定められた区間の一
    方端の光−電気変換手段からの電気信号を受けて前記定
    められた区間の他方端へ受けた電気信号に対応する信号
    を伝達する電流情報送信手段と、 前記定められた区間の他方端側に設けられ、前記電流情
    報送信手段から伝達された信号を受けて受けた信号に対
    応する電気信号を発生する電流情報受信手段と、 前記定められた区間の他方端側の光−電気変換手段から
    の電気信号と前記電流情報受信手段からの電気信号との
    位相の相関関係を検出して地絡事故発生区間の判定を行
    なう事故区間判定手段とを備える、電力設備用事故区間
    検出装置。
  2. (2)前記事故区間判定手段は、 与えられた電気信号の排他的論理和をとる回路手段と、 前記回路手段出力を積分する積分手段と、 前記積分手段出力を予め定められた基準電位と比較する
    比較手段とを含む、特許請求の範囲第1項記載の電力設
    備用事故区間検出装置。
  3. (3)前記送電線の地絡の発生を検出する手段と、前記
    地絡検出手段の出力と前記比較手段の出力とに応答して
    前記地絡の地点が前記定められた区間の内または外であ
    ることを表示する手段をさらに備える、特許請求の範囲
    第1項または第2項記載の電力設備用事故区間検出装置
  4. (4)前記磁界−光信号変換手段および前記光−電気変
    換手段の故障の有無を検出する故障検出手段をさらに備
    える、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに
    記載の電力設備用事故区間検出装置。
  5. (5)前記故障検出手段は、前記定められた区間の両端
    の各々に設置された光学的磁界センサに各々位相の異な
    る商用周波数の光を供給する手段である、特許請求の範
    囲第4項記載の電力設備用事故区間検出装置。
  6. (6)前記電流情報送信手段は、前記故障検出手段出力
    をも送信する、特許請求の範囲第4項または第5項に記
    載の電力設備用事故区間検出装置。
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Cited By (3)

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