JPS6224165A - 送配電線事故区間標定システム - Google Patents

送配電線事故区間標定システム

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JPS6224165A
JPS6224165A JP16451585A JP16451585A JPS6224165A JP S6224165 A JPS6224165 A JP S6224165A JP 16451585 A JP16451585 A JP 16451585A JP 16451585 A JP16451585 A JP 16451585A JP S6224165 A JPS6224165 A JP S6224165A
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JP
Japan
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optical
power transmission
station
current
line
Prior art date
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Pending
Application number
JP16451585A
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English (en)
Inventor
Takashi Fujieda
藤枝 敬史
Cho Nakamura
中村 兆
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6224165A publication Critical patent/JPS6224165A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、送配電線系統における事故区間標定システム
に関する。
[従来の技術] 従来、送配電線系統における事故区間標定システムとし
ては、送配電線に所定間隔離れて複数ケ所に設けられ、
1つの鉄心内に3相を一括して通して零相電流を検出す
る鉄心を用いた零相電流検出器によって各回線毎の零相
電流を検出し、複数ケ所の各電流検出器で検出された零
相電流の位相差を測定することによって、事故区間を標
定するシステムが開発されている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記の従来技術による事故区間標定シス
テムにおいては、1つの鉄心内に3相を一括して通して
零相7I流を検出する形式の電流検出器を用いていたの
で、電流検出器の鉄心が大型になり、また送配電線の磁
界の影響を受け、正確な測定かできなかった。
[発明の目的] 本発明の目的は、上述の問題点を解決し、送配電線系統
において小型の電流検出器で電流を検出し、送配電線の
誘導を受けず正確な測定ができる事故・区間標定システ
ムを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記の問題点を解決するため、本発明では、送配電線系
統において、所定間隔離れて少なくとも2ケ所に設けら
れ送配電線の各線電流を検出する送配電線系統において
、所定間隔離れて少なくとも2ケ所に設けられ送配電線
の各線電流を検出する手段と、同一箇所の設けられた上
記検出手段で検出された各線電流を加算する加算手段と
を備え、2ケ所に設けられた上記加算手段の出力電流の
位相差から事故点を標定することを特徴とする。
1作 用コ 上述の如く構成することによって、送配電線系統におい
て、所定間隔離れて少なくとも2ケ所に設けられ各送配
電線の線電流を検出手段によって検出し、上記同一場所
に設けられた上記検出手段で検出された線電流を加算手
段によって加算する。
次に、少なくとも2ケ所に設けられた加算手段によって
加算された加算手段の出力の位相差を測定する。さらに
、上記の位相差の情報から、各加算手段の設置点間を区
間とする区間単位での事故区間を標定することができる
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例である3相1回線の送電線
事故区間標定システムを示す図である。
第1図において、送電系統100には適宜な距離を隔て
て、検′)11子局100aと検知親局100bが設け
られろ。
検知子局100a、検知111局100bにはそれぞれ
3相送電線の各相R,8,1’にそれぞれ光磁界センサ
l a、 l bを用いた電流検出器が設けられる。
検知子局100aと検知親局100bでは、詳細後述の
ように上記光磁界センサIa、Ibにより検出した各相
R,S、’I’それぞれの線電流を加算して、各検知点
毎の零相電流を得る。検知親局100bては各検知点で
の零相電流の位相差から送電系統の事故を検出する。
検知子局100aと検知親局100b、検知親局100
bと監視局の間は送電線IIに沿ってそれぞれ光ファイ
バ・ケーブル6及びlOで結ばれている。
ここで、まず光磁界センサ1a及び1b(以下総称して
1という)の動作原理について説明する。
第3図は光磁界センサの基本動作原理を示す図である。
一定の偏光方向Aを持つ直線偏光か、たとえばBSO単
結晶からなるファラデー素子I3へ与えられる。このフ
ァラデー素子I3には入射光の進行方向と平行に送電線
11による磁界I]が印加される。入射光はファラデー
素子+3を通過する際、ファラデー回転を生じ入射光の
振動方向Aが一定の角度φだけ回転される。したかって
、このファラデー素子13の透過光は振動方向Bの直線
偏光となる。送電線11による磁界の強さをH,ファラ
デー素子13の長さをQ、ベルデ定数をVeとすると、
回転角φは φ=Ve・H・12 =(1) で表される。
第4図は、このファラデー回転を利用した光磁界センサ
の構造図である。光磁界センサ1はファラデー素子13
としてBSO単結晶等を用いる。
このファラデー素子13はその入射光側と透過先側とを
除いて誘電体多層反射膜【4で覆われる。
このファラデー素子13の入射光側には入射光を直線偏
光に変換する偏光子15が設置される。また、透過先側
には、光軸が偏光子15と458の角度をなす検光子1
6が設置される。検光子I6とファラデー素子I3との
間には、透過光の光軸を一定角度回転させろ旋光子17
が付置される。
このセンサlの透過率′I゛(透過光と入射光の強度比
)は T=(1+5in2φ)/2−(2) で表わされる。2φ<<1の条件では、式(2)はT=
(++2φ)/2・・(3) となる。ここで送電線11による磁界■IがI(osi
nωして表わされる交番磁界の場合、透過率Tは式(1
)と式(3)より、 T=(+ +2Vei(o sinωt−f2 ) /
2となる。したがって、透過光の直流成分と交流成分の
比率(変調の深さ)を求めろことにより、磁界の強さI
−[oを求めることかできる。
第5図は上述の光磁界センサlを用いて、印加磁界11
の大きさを求める光磁界センサ回路の基本構成図である
。第5図において、信号処理回路18から一定の電位信
号を発光ダイオード19に与える。発光ダイオード19
はこの信号に応答して一定強度の光信号を光ファイバ・
ケーブル12を通して光磁界センサ1に入射させる。光
磁界センサ1の透過光は光ファイバ・ケーブル12を通
してフォトダイオード20に伝達される。フォトダイオ
ード20はこの透過光に応答した電気信号を信号処理回
路18に与える。信号処理回路18はこの電気信号の直
流成分と交流成分の比を求め、光磁界センサ1に印加さ
れるHの大きさおよび周波数に応じた電気信号を出力す
る。
この印加される磁界I4は送電線11の導体電流により
誘起される。したがって、磁界トIの強さは送電線II
による導体電流の大きさに比例しているので、この磁界
Hの強さHoの変化が送電線11による導体電流の変化
に対応する。すなわち、信号処理回路18が導出する電
圧信号のレベルが送電線11による導体電流の大きさに
対応する。したがって、信号処理回路18が導出する信
号を検知判断することにより送電線11による導体電流
の大きさの変化を検知することが可能となる。上記のよ
うな構成を有する1つの光磁界センサのファラデー索子
13h月本の送電線11に非接触でかつ近接して設けら
れ、送電線11から生じる磁界を受け、その磁界によっ
て線電流を検出するように配置される。
まず、検知子局100aにおいて、送電線11の各回線
各相毎の線電流が3つの光磁界センサlaによって検出
され、各光磁界センサlaの光信号出力は光ファイバ・
ケーブル2aを介して増幅器3aに印加される。増幅器
3aに印加された各光磁界センサlaの光信号出力は、
各信号電光−電気変換された後増幅され、加算i4aに
印加される。加算i4aにおいて上記各信号が加算され
、送電線11の零相電流を表わす信号が得られる。
この信号を検知子局100aにおける零相電流信号とい
う。
この零相電流信号は光伝送装置5に人力され、電気−光
変換された後、光ファイバ・ケーブル6を介して、検知
親局100bに設けである光伝送装置7に入力される。
次に、検知親局100bにおいては送電線!1の各回線
各相毎の線電流が3つの光磁界センサ1bによって検出
され、各光磁界センサ1bの光信号出力は光ファイバ・
ケーブル2bを介して増幅器3bに印加される。増幅器
3bに印加された各光磁界センサlbの光信号出力は、
各信号電光−電気変換された後増幅され、加算器4hに
印加される。加算器4bにおいて上記各信号が加算され
る。
この加算された信号は送電線11の零相電流を表わす信
号であり、以下この信号を検知親局100bにおける零
相電流信号という。この零相電流信号は、事故判定装置
8に人力される。
一方、光伝送装置7に人力された検知子局100aにお
ける送電線11の1i流を加算した信号は、光伝送装置
7において光−電気変換された後、事故判定装置8に人
力されろ。
事故判定装置8に入力された、検知子局100aと検知
親局100bにおける零相電流信号は、その2つの信号
の位相差を測定し、その位相差が180゜となったとき
事故が発生したと判定される。この事故発生の情報信号
は光伝送装置9に入力されて、電気−光変換された後、
光ファイバ・ケーブルIOを介して監視局の監視装置(
図示せず)に送られ、監視局ζ三おいて事故発生の有無
を知ることができる。
上記の検知親局100bと検知子局100aを複数区間
に設けることによって送電線11の事故区間を標定する
ことが可能である。
第2図は、本発明の一実施例である3相3回線の送電線
事故区間標定ノステムを示す図である。
第2図において、第1図と同一のらのについては同一の
符号を符している。
この実施例においては各検知局100a、 to Ob
には各回線の各相に光磁界センサ1a、lbが設けられ
、各光磁界センサl a、 1 bの出力信号は増幅器
3 a、 3 bを介して加算器4a、4bに印加され
るように構成される。加算器4aは検知子局100aの
位置における3系統の送電線の零相電流の和を算出する
。この零相電流の和の算出は全回線の線電流を一括して
和をとってもよいし、各回線毎に零相電流を求め、さら
に各回線の零相電流あ和をとるようにしてもよい。
第2図の3回線の場合であっても、各回線fyの零相電
流を測定せず、検出された全回線すべての線電流を加算
し、各検知親局100b及び検知子局Iotaの零相電
流信号とし、それらの位相差により事故の判定を行うも
のである。従って、2各回線以上の複数の回線について
容易に適用することができる。
また、複数の回線にこのシステムを適用した場合、どの
回線が事故であるかの判定は変電所等に設けられている
しゃ断器のしゃ断状態を見ることによって判定すること
ができる。
さらに、以上の送電線事故区間標定システムは、配電線
についても容易に適用できる。
[発明の効果] 以上詳述したように、各送配電線の線電流を検出手段に
よって検出するようにしたから、従来技術に比較し、小
型の電流検出手段で測定できかつ送配電線の誘導を受け
ず正確な測定ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す送電線事故
区間標定システムを示す図、第3図は光磁界センサの基
本動作原理を示す図、第4図は、ファラデー回転をfl
l用した光磁界センサの+111¥造図、第5図は、光
磁界センサ回路の基本構成図である。 l a、 l b・・・光磁界センサ、2a、2b・・
・光ファイバ・ケーブル、3 a、 3 b・・・増幅
器、 4a、4b・・・加算器、 訃・・事故判定装置、 100・・・送電系統、 100a・・・検知子局、 100b・・・検知yA局。 特許出願人住友電気工業株式会社 代狸人弁y11士青山 葆 外1名 第3t!il 第4111 慎58ff

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送配電線系統において、所定間隔離れて少なくと
    も2ケ所に設けられ送配電線の各線電流を検出する手段
    と、同一箇所の設けられた上記検出手段で検出された各
    線電流を加算する加算手段とを備え、2ケ所に設けられ
    た上記加算手段の出力電流の位相差から事故点を標定す
    ることを特徴とする送配電線事故区間標定システム。
JP16451585A 1985-07-24 1985-07-24 送配電線事故区間標定システム Pending JPS6224165A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63292076A (ja) * 1987-05-25 1988-11-29 Sumitomo Electric Ind Ltd ケ−ブル事故点標定装置
JPH01138474A (ja) * 1987-11-24 1989-05-31 Mitsubishi Cable Ind Ltd 事故区間判別装置
JPH02151229A (ja) * 1988-11-30 1990-06-11 Sumitomo Electric Ind Ltd 送電線路の落雷点および事故点標定装置ならびに標定システム
KR20180104162A (ko) * 2016-02-08 2018-09-19 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 화학적 연마를 위한 시스템들, 장치, 및 방법들

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JPS63292076A (ja) * 1987-05-25 1988-11-29 Sumitomo Electric Ind Ltd ケ−ブル事故点標定装置
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KR20180104162A (ko) * 2016-02-08 2018-09-19 어플라이드 머티어리얼스, 인코포레이티드 화학적 연마를 위한 시스템들, 장치, 및 방법들

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