JPH07217949A - パーテーション用室内空調機 - Google Patents

パーテーション用室内空調機

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Publication number
JPH07217949A
JPH07217949A JP1348794A JP1348794A JPH07217949A JP H07217949 A JPH07217949 A JP H07217949A JP 1348794 A JP1348794 A JP 1348794A JP 1348794 A JP1348794 A JP 1348794A JP H07217949 A JPH07217949 A JP H07217949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
partition
heat exchanger
air conditioner
drain pan
indoor air
Prior art date
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Pending
Application number
JP1348794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Yamada
博文 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP1348794A priority Critical patent/JPH07217949A/ja
Publication of JPH07217949A publication Critical patent/JPH07217949A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 室内循環用の送風機を必要とせず、自然対流
を利用して冷却を行い、ドレン水を利用した輻射冷却機
能をもつパーテーション用室内空調機を提供することを
目的とする。 【構成】 熱交換器104の両側に輻射板1を備え、そ
の下部に第1のドレンパン3・複数の輻射板・第2のド
レンパン4を備え、ドレン水を複数の輻射板1に流し落
とし、下部の第2のドレンパン4により排水される構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パーテーション用室内
空調機における輻射冷却に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーテーション(間仕切り)を風
路とした局所的空気調和機が普及しつつあり、これら
は、インテリア感覚で、スペースを余り必要としない、
局所的に好みに応じた空調を特色としている。
【0003】従来、この種のパーテーション用室内空調
機は、図4に示すような構成が一般的であった。以下、
その構成について図4を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、間仕切り106の下方に
室内機本体102が据え付けられ、この本体102の内
部には、室内循環用の送風機103と、この送風機10
3の下方の前側近傍には、冷媒を通す熱交換器104
と、この熱交換器104より、冷房時に流れ落ちるドレ
ン水を受け止め、排水をさせる箱型のドレンパン105
と、空調機の運転制御をさせるための電子制御装置を収
納した電装箱(図示せず)が、前記本体102の内部の
壁側に設けられている。また、間仕切り106は内部を
風路とし、吹出口107を形成していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパー
テーション用室内空調機では、間仕切り106を風路と
するため通風経路も長く、表面積が大きいため熱損失も
大きく、また本体102も内部に送風機103などを収
納する関係上、かなりのスペースを要し、その結果足元
のスペースを狭くしてしまうという問題があった。また
ドレンパン105は、単にドレン水を排水する機能だけ
であり冷却効率は必ずしも良くなかった。
【0006】本発明は、上記課題を解決するもので、室
内循環用の送風機を必要とせず、足元のスペースを有効
に活用することのできるパーテーション用室内空調機を
提供することを第1の目的としている。
【0007】第2の目的は、ドレン水を利用してさらに
効率の良い輻射冷却を行うことにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のパーテーション
用室内空調機は上記第1の目的を達成するために、第1
の手段は本体内部に熱交換器を備え、前記熱交換器の両
側に輻射板を備え、前記本体を間仕切り内部に収納し、
前記輻射板により冷気を自然対流させる構成とする。
【0009】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は熱交換器の下部に多数の孔を備えた第1のドレ
ンパンと、排水口を備えた第2のドレンパンを備え、前
記第1・第2のドレンパンの間に複数の輻射板を挟み、
間仕切り内部に収納した構成とする。
【0010】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、足
元のスペースをとらず、送風機を必要としない熱交換器
のみによる冷気の自然対流を利用した局所的な冷却をす
ることができる。
【0011】また、第2の手段の構成により、冷却時に
生じたドレン水を数枚の輻射板に流すことにより冷却効
率を上げることができる。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1実施例について図1を
参照しながら説明する。なお、従来例に付した符号と同
一符号は同一物を示し詳細な説明は省略する。
【0013】図に示すように、従来例における本体10
2は送風機を必要としないため存在しない。また間仕切
り106内部に熱交換器104を設け、その両側には熱
電動率の高い輻射板1が設けられており、さらに熱交換
器104の下部に吹出口107が開口している。また間
仕切り106上部には、空気を取り入れる吸込口2が設
けられている。
【0014】上記構成により、熱交換器104で間仕切
り106の内部の空気が冷やされ、密度が大きくなるた
め吹出口107からゆっくりと吹き出され、そのため吸
込口2の近傍は負圧域となるため、自然にその周囲の空
気を吸込むこととなり連続的、かつ局所的に吹出口10
7の近傍を冷やすことが可能となる。
【0015】このように本発明の第1実施例のパーテー
ション用室内空調機によれば、直接人体にドラフト感の
ある冷風があたらず、しかも広範囲に広がりを持ちなが
らゆっくりと冷やされるため冷風感が自然で違和感を感
じることがない。
【0016】(実施例2)つぎに本発明の第2実施例に
ついて図2および図3を参照しながら説明する。なお、
第1実施例に付した符号と同一符号は同一物を示し詳細
な説明は省略する。
【0017】図に示すように、熱交換器104の下部に
は、多数の孔5を備えた第1のドレンパン3と排水口6
を備えた第2のドレンパン4を備えており、第1のドレ
ンパン3・第2のドレンパン4の間には複数の輻射板1
が設けられている。
【0018】上記構成により、第1のドレンパン3に流
れ落ちたドレン水は、多数の孔5からほぼ均一に落ち、
その下部に設けた複数の輻射板1の上に流れ出すため輻
射板1はドレン水により冷やされ輻射冷却板として回り
の空気をも冷やし、第2吹出口7から冷気が流出するこ
とにより冷房効率をさらに良化することができる。
【0019】このように本発明の第2実施例のパーテー
ション用室内空調機によれば、ドレン水を利用して輻射
冷却を行い広範囲に広がりを持った局所的な空調をより
効率よく行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、熱交換器の両側に輻射板を備え間仕切り内
部に収納し、冷気を自然体流させる構成としたから室内
循環用の送風機を必要とせず、省スペースのパーテーシ
ョン用室内空調機を提供することができる。
【0021】また、熱交換器の下部に多数の孔を備えた
第1のドレンパンと排水口を備えた第2のドレンパンの
間にドレン水が流れる複数の輻射板を設け、ドレン水に
より輻射冷却板として、作用するように構成したからさ
らに冷房効率の良化したパーテーション用室内空調機を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のパーテーション用室内空
調機の概略構成を示す斜視図
【図2】同第2実施例のドレンパン詳細を示す拡大図
【図3】同第2実施例のパーテーション用室内空調機の
概略構成を示す斜視図
【図4】従来のパーテーション用室内空調機の取付状態
を示す断面図
【符号の説明】
1 輻射板 3 第1のドレンパン 4 第2のドレンパン 5 孔 6 排水口 7 吹出口 102 本体 104 熱交換器 106 間仕切り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内部に熱交換器を備え、前記熱交換
    器の両側に輻射板を備え、前記本体を間仕切り内部に収
    納し前記輻射板により冷気を自然対流させる構成とした
    パーテーション用室内空調機。
  2. 【請求項2】 熱交換器の下部に多数の孔を備えた第1
    のドレンパンと、排水口を備えた第2のドレンパンを備
    え、前記第1・第2のドレンパンの間に複数の輻射板を
    挟み、間仕切り内部に収納した請求項1記載のパーテー
    ション用室内空調機。
JP1348794A 1994-02-07 1994-02-07 パーテーション用室内空調機 Pending JPH07217949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1348794A JPH07217949A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 パーテーション用室内空調機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1348794A JPH07217949A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 パーテーション用室内空調機

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JPH07217949A true JPH07217949A (ja) 1995-08-18

Family

ID=11834486

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JP1348794A Pending JPH07217949A (ja) 1994-02-07 1994-02-07 パーテーション用室内空調機

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JP (1) JPH07217949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011112262A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Ohbayashi Corp 個別空間用空調システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011112262A (ja) * 2009-11-25 2011-06-09 Ohbayashi Corp 個別空間用空調システム

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