JPH07217441A - ターボチャージャの非接触シール装置 - Google Patents

ターボチャージャの非接触シール装置

Info

Publication number
JPH07217441A
JPH07217441A JP6011224A JP1122494A JPH07217441A JP H07217441 A JPH07217441 A JP H07217441A JP 6011224 A JP6011224 A JP 6011224A JP 1122494 A JP1122494 A JP 1122494A JP H07217441 A JPH07217441 A JP H07217441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retainer
lubricating oil
collar
rotor shaft
chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6011224A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoji Hayashi
元司 林
Yasuhiro Wakamatsu
泰宏 若松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiho Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Taiho Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiho Kogyo Co Ltd filed Critical Taiho Kogyo Co Ltd
Priority to JP6011224A priority Critical patent/JPH07217441A/ja
Publication of JPH07217441A publication Critical patent/JPH07217441A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/18Lubricating arrangements
    • F01D25/183Sealing means
    • F01D25/186Sealing means for sliding contact bearing
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2220/00Application
    • F05D2220/40Application in turbochargers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2360/00Engines or pumps
    • F16C2360/23Gas turbine engines
    • F16C2360/24Turbochargers

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ターボチャージャの非接触シール装置におい
て、特に潤滑油室とコンプレッサ室との間のシール性を
高めること。 【構成】 ハウジングに、一端部にコンプレッサ室に臨
むインペラを有するロータシャフトを回転自在に支持
し、このハウジングに、該ハウジング内の潤滑油室とコ
ンプレッサ室との間に位置させて、貫通孔(筒状部)を
有するリテーナを固定する一方、このリテーナの貫通孔
に嵌合する筒状部を有するカラーをロータシャフトに固
定したターボチャージャにおいて、リテーナの筒状部の
下部を切除し、カラーの筒状部を露出させたターボチャ
ージャの非接触シール装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、車両エンジンのターボチャージ
ャに関し、特にその潤滑油がコンプレッサ側に漏れるの
を防止する非接触シール装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】ターボチャージャは、周
知のように、そのロータシャフトの一端に、エンジンか
らの排気ガス流によって回転されるタービンインペラを
有し、他端に、エンジンへの吸入空気を圧縮するコンプ
レッサインペラを有している。ロータシャフトは、ハウ
ジングに回転自在に支持され、潤滑油によって潤滑され
る。このロータシャフトは高速回転するため、コンプレ
ッサ側とのシールには、ラビリンスによる非接触型のシ
ール構造が採用されている。しかし、非接触型シール装
置は、僅かな潤滑油の漏れは避けられず、特に、コンプ
レッサ側の負圧が大きくなったときのシール性に問題が
ある。従来、シール性を高めるための種々の試みがされ
ているが、十分ではなかった。
【0003】
【発明の目的】本発明は、ターボチャージャの非接触シ
ール装置において、特に潤滑油室とコンプレッサ室との
間のシール性を高めることを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、ハウジングに、一端部にコン
プレッサ室に臨むインペラを有するロータシャフトを回
転自在に支持し、このハウジングに、該ハウジング内の
潤滑油室とコンプレッサ室との間に位置させて、貫通孔
(筒状部)を有するリテーナを固定する一方、このリテ
ーナの貫通孔に嵌合する筒状部を有するカラーをロータ
シャフトに固定したターボチャージャにおいて、リテー
ナの筒状部の下部を切除したことを特徴としている。そ
して、この切除部により、カラー筒状部を露出させるこ
とが好ましい。
【0005】このようにリテーナ筒状部の下部を切除
し、かつカラー筒状部を露出させると、カラーの回転部
分からの油の落下が促進され、その結果、リテーナの貫
通孔とカラーの筒状部との間に油が進入すること、及び
その結果油漏れが生じること、が防止される。なお、リ
テーナ筒状部の切除部がカラー筒状部を露出させない場
合にも、切除部を設けない場合に比し、一定の漏れ防止
効果を得ることができる。
【0006】このリテーナの筒状部の軸線と直行する平
面における切除角は、90〜180゜とすると好ましい
結果が得られた。90゜未満では、十分な油漏れ防止の
効果が得られず、180゜を越えると、油漏れ防止の効
果が得られず、さらに切除角が大きくなると、逆に油漏
れが増加する。リテーナ筒状部を軸方向の切除長さは油
の流入する距離が確保できれば、問わない。
【0007】また本発明は、別の態様によると、ハウジ
ングに、一端部にコンプレッサ室に臨むインペラを有す
るロータシャフトを回転自在に支持し、このハウジング
に、該ハウジング内の潤滑油室とコンプレッサ室との間
に位置させて、貫通孔(筒状部)を有するリテーナを固
定する一方、このリテーナの貫通孔に嵌合する筒状部
と、該貫通孔の内端部に望む外方フランジ部とを有する
カラーをロータシャフトに固定したターボチャージャに
おいて、カラーの外方フランジ部のリテーナ筒状部と対
向する部分を、平面から構成し、かつその平面部の外径
をリテーナの筒状部径より大きく設定したことを特徴と
している。
【0008】このようにカラーの外方フランジ部に平面
部を設定すると、リテーナの筒状部から外方フランジ部
に至る油が、回転する外方フランジ部に作用する遠心力
によって、より効率的に再び外方に飛ばされる。このた
め、リテーナの貫通孔とカラーの筒状部との間に油が進
入すること、及びその結果油漏れが生じることを防止す
ることができる。
【0009】
【発明の実施例】以下、図示実施例に基づいて本発明を
説明する。図1、図2は、本発明の第一の実施例を示す
ものである。ターボチャージャのハウジング11には、
ロータシャフト12が回転自在に支持されている。ロー
タシャフト12の一端部(図1の左端部)には、コンプ
レッサ室25に臨むコンプレッサインペラ13が固定さ
れ、他端部には図示しないタービンインペラが固定され
ている。周知のように、タービンインペラは、エンジン
からの排気ガス流を受けてロータシャフト12を回転さ
せ、コンプレッサインペラ13は、この回転を受けてエ
ンジンへの吸入空気を圧縮する。
【0010】ロータシャフト12は、ハウジング11に
支持された大径部12aと、この大径部12aから外方
に延びる小径部12bとを有し、大径部12aと小径部
12bの間に、段部12cが形成されている。小径部1
2bには、第1カラー14、第2カラー15、及び上記
コンプレッサインペラ13が順番に嵌められ、これら
が、段部12cと、小径部12b先端のロックナット1
6との間に共締めされている。以上のロータシャフト1
2、コンプレッサインペラ13、第1カラー14及び第
2カラー15は、一体に回転する回転部材である。
【0011】ハウジング11には、大径部12aを支持
するラジアル軸受18と、第1カラー14と第2カラー
15に挟まれたスラスト軸受19がそれぞれ設けられて
いる。ハウジング11には、このラジアル軸受18とス
ラスト軸受19に、潤滑油を供給するための潤滑油通路
20、21が穿設され、またスラスト軸受19には、潤
滑油通路20からの潤滑油を第2カラー15の回転部に
送る同通路22が穿設されている。ハウジング11内に
は、これら潤滑油通路を流れた油が流入する潤滑油室2
3が形成されており、この潤滑油室23の底部は、流入
した油を外部タンクに排出するドレイン24に連なって
いる。
【0012】ハウジング11には、リテーナ30を挿入
固定するための凹部31が形成されている。凹部31に
挿入されたリテーナ30は、Oリング32により液密を
保持され、スナップリング33で抜け止められている。
このリテーナ30は、潤滑油室23とコンプレッサ室2
5(コンプレッサインペラ13)の間に位置しており、
その軸部の筒状部30dによってロータシャフト12
(第2カラー15)を貫通させる貫通孔30aが構成さ
れている。貫通孔30aには、第2カラー15の筒状部
15aが嵌合され、この筒状部15aには、Cリング3
5を嵌入させる環状溝36が形成されている。Cリング
35は、縮径されて環状溝36に嵌合されていて、貫通
孔30aと強く摩擦接触する。よって、Cリング35は
リテーナ30側に固定状態となり、第2カラー15はC
リング35に対して相対回転する。この貫通孔30aと
筒状部15a、及びCリング35と環状溝36の間のラ
ビリンスにより、潤滑油室23とコンプレッサ室25間
のシール手段(リングシール)が構成される。
【0013】リテーナ30には、凹部30cが形成され
ていて、この凹部30cの端部に、リテーナ30との間
にシール室40を構成するデフレクタ41が固定されて
いる。このデフレクタ41は、その外方から順に、リテ
ーナ30との固定フランジ部41aと、筒状部41b
と、円板部41cとを有し、円板部41cに第2カラー
15を貫通させる軸孔41dが形成されている。第2カ
ラー15には、この円板部41cに対し、軸方向に重な
る外方フランジ部(スリンガー部)15bが形成されて
いる。この外方フランジ部15bと円板部41cの間の
ラビリンスも、同様に、非接触型のシール手段を構成し
ている。
【0014】リテーナ30の下部には、凹部30cと連
通する切欠部(連通路)30bが形成されており、また
デフレクタ41には、この切欠部30b内において、潤
滑油室23側に延びる舌片41eが形成されている。舌
片41eは、筒状部41b及び固定フランジ部41aの
一部を除去し、これらに代えて設けたもので、潤滑油室
23側が低くなるように傾斜している。この構成によ
り、シール室40は、潤滑油室23と連通している。
【0015】リテーナ30の筒状部30dには、その下
部に、切除部分30eが形成されている。この切除部分
30eは、回転する第2カラー15(筒状部15a)を
その下部において露出させる。この切除部分30eの形
成角度(筒状部30dの切除角度)は、図2に示す90
゜から、図3に示す180゜迄の間で、適宜定めること
ができる。このように筒状部30dの下部に切除部分3
0eを形成した点が本実施例の最も重要な構成である。
この切除部30eを形成する切除壁30fは、図1で
は、軸と直交する平面であるが、この切除壁30fは、
適宜傾けることができる。
【0016】上記構成の本シール装置は、ロータシャフ
ト12が回転すると、潤滑油通路20、21及び22を
介して供給される潤滑油がロータシャフト12の軸部に
供給され、その一部は、ロータシャフト12、第1カラ
ー14及び第2カラー15の回転力(遠心力)により、
円板部41cと外方フランジ部第2カラー15bとの間
のラビリンスを通って、シール室40内に流入する。シ
ール室40内に流入した油は、リテーナ30の凹部30
cの内壁(シール室40側の壁面)、デフレクタ41の
筒状部41b、円板部41cの内壁等を伝って、切欠部
30bに至り、潤滑油室23からドレイン24に排出さ
れる。また、デフレクタ41の潤滑油室23側の固定フ
ランジ部41a、筒状部41b、円板部41c及び舌片
41eを伝って、潤滑油室23内に落下し、同様にドレ
イン24に排出される。このように、潤滑油が一旦シー
ル室40内に入り、壁面を伝って、潤滑油室23に至
り、あるいはデフレクタ41の外壁を伝って潤滑油室2
3に至ることにより、貫通孔30aと筒状部筒状部15
a、及びCリング35と環状溝36の間のラビリンスに
至る潤滑油は僅かとなり、基本的に潤滑油が潤滑油室2
3側からコンプレッサ室25側に漏れるのが防止され
る。以上の通常の運転状態では、潤滑油室23の下部
は、潤滑油に満たされている。
【0017】本発明はさらに、リテーナ30の筒状部3
0dに切除部分30eが形成されているため、リテーナ
30の貫通孔30aと第2カラー15の筒状部15aと
の間に浸入した潤滑油は、切除部分30eから切欠30
bに落下する。つまり、貫通孔30aと筒状部15a、
及びCリング35と環状溝36の間のラビリンスに至る
潤滑油はより少なくなる。
【0018】次に実験結果によって上記実施例の効果を
説明する。図5は、コンプレッサ室25側の負圧が大小
に変化したときの潤滑油室23からコンプレッサ室25
側への油漏れ量を、次の実験条件下で調べた結果であ
る。△は、図2のように、切除部分30eの形成角度を
90゜としたとき、▲は、同180゜とした本発明の場
合の油漏れ量、○は、比較例として、切除部分30eを
形成しない場合の油漏れ量を示している。
【0019】[実験条件] ロータシャフト12の回転数;8000RPM 油種;10W−30 油温;30〜40℃ 試験時間;10分
【0020】この実験結果が示すように、リテーナ30
の筒状部30dの下部に切除部分30eを形成すること
により、油漏れが減少する。
【0021】図6ないし図9は、本発明の別の実施例を
説明するものである。この実施例は、第2カラー15の
外方フランジ部15bの形状に改良を加えたもので、図
6及び図7は本発明の異なる実施例、図8は従来例を示
している。図8に示す従来の第2カラー15の外方フラ
ンジ部15bは、筒状部30dに対向する、ロータシャ
フト軸と直交する平面部42と、この平面部42に続
く、筒状部30dから離れる方向の傾斜面部43とを有
している。ところが、従来品では、平面部42の外径d
1 が筒状部30dの外径d2 より小さい。本発明者ら
は、この構造では、リテーナ30の壁面を伝って外方フ
ランジ部15bに至る油が、外方フランジ部15bと筒
状部30d端面との隙間に引き込まれやすく、これが漏
れを生じさせる一つの原因であることを見出した。
【0022】この実施例では、この知見に基づき、図
6、図7に示すように、外方フランジ部15bの平面部
42の径d3 を、筒状部30dの外径d2 より大きくし
た。図6の実施例では、傾斜面部43は形成せず、図7
の実施例では、平面部42の外側に傾斜面部43が形成
されている。外方フランジ部15bの平面部42の径d
3 と、筒状部30dの外径d2 は同一であってもよい
【0023】この構成によると、リテーナ30の壁面を
伝って外方フランジ部15bに至る油が、外方フランジ
部15bの平面部42に作用する遠心力により外方に飛
ばされやすい。つまり、外方フランジ部15bと筒状部
30d端面との隙間には油が引き込まれにくくなり、漏
れが減少する。また、外方フランジ部15bの厚さを厚
くすると、漏れが減少する傾向があることが確認され
た。
【0024】次に実験結果によって上記実施例の効果を
説明する。図9は、コンプレッサ室25側の負圧が大小
に変化したときの潤滑油室23からコンプレッサ室25
側への油漏れ量を、次の実験条件下で調べた結果であ
る。●は、図6のタイプの外方フランジ部15b(厚さ
0.85mm)、▲は、同タイプの外方フランジ部15b(厚
さ1.35mm)を用いた本発明の場合の油漏れ量、○は、比
較例として、図8のタイプの従来例の場合の油漏れ量を
示している。
【0025】[実験条件] ロータシャフト12の回転数;8000RPM 油種;10W−30 油温;30〜40℃ 試験時間;10分
【0026】この実験結果が示すように、外方フランジ
部15bの平面部42の径を筒状部30d端面の径より
大きくすることにより、また外方フランジ部15bの厚
さを厚くすることにより、油漏れが減少する。
【0027】図1ないし図5で説明したリテーナ30の
筒状部30dの下部を切除するという構成と、図6ない
し図9で説明した第2カラー15の外方フランジ部15
bの平面部42の設置範囲を大きくするという構成と
は、勿論併用することができる。
【0028】なお、第2カラー15、リテーナ30及び
デフレクタ41等は、各種の形状が知られている。本発
明は、これらの形状を問わない。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、ターボチャージャのリ
テーナ筒状部の一部を切除すること、あるいは(及び)
ロータシャフトと一体に回転するカラーの外方フランジ
に平面部を設定することにより、潤滑油室からコンプレ
ッサ室側への油漏れを効果的に防止することができると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるターボチャージャの非接触シール
装置の実施例を示す断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】本発明の別の実施例を示す図2と同様の断面図
である。
【図4】図1の装置のリテーナ及びデフレクタ部分の正
面図である。
【図5】図1ないし図4に示す本発明装置による油漏れ
減少の効果を示すグラフである。
【図6】本発明によるターボチャージャの非接触シール
装置の別の実施例を示す要部の断面図である。
【図7】図6の装置の変形例を示す要部の断面図であ
る。
【図8】従来例を示す、図6に対応する要部の断面図で
ある。
【図9】図6、図7に示す本発明装置による油漏れ減少
の効果を示すグラフである。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 ロータシャフト 13 コンプレッサインペラ 14 第1カラー 15 第2カラー 15a 筒状部 15b 外方フランジ部 20 21 22 潤滑油通路 23 潤滑油室 24 ドレイン 25 コンプレッサ室 30 リテーナ 30a 貫通孔 30b 切欠部 30c 凹部 30d 筒状部 40 シール室 41 デフレクタ 42 平面部 43 傾斜面部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にコンプレッサ室に臨むコンプレ
    ッサインペラを有するロータシャフト;このロータシャ
    フトを回転自在に支持するハウジング;上記ロータシャ
    フトの貫通孔を構成する筒状部を有し、上記ハウジング
    に、該ハウジング内の潤滑室と上記コンプレッサ室との
    間に位置させて固定されたリテーナ;及び、 このリテーナの貫通孔に嵌合する筒状部を有し、上記ロ
    ータシャフトに固定されたカラー;とを備えたターボチ
    ャージャにおいて、 上記リテーナの筒状部の下部を切除したことを特徴とす
    るターボチャージャの非接触シール装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、リテーナの筒状部の
    切除角は、90〜180゜であるターボチャージャの非
    接触シール装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、上記カラー
    は、リテーナ筒状部と対向する外方フランジ部を有し、
    この外方フランジ部のリテーナ筒状部と対向する部分
    が、軸と直交する平面から構成され、かつその平面部の
    外径がリテーナの筒状部径以上に設定されているターボ
    チャージャの非接触シール装置。
  4. 【請求項4】 一端部にコンプレッサ室に臨むコンプレ
    ッサインペラを有するロータシャフト;このロータシャ
    フトを回転自在に支持するハウジング;上記ロータシャ
    フトの貫通孔を構成する筒状部を有し、上記ハウジング
    に、該ハウジング内の潤滑室と上記コンプレッサ室との
    間に位置させて固定されたリテーナ;及び、 このリテーナの貫通孔に嵌合する筒状部と、該貫通孔の
    内端部に望む外方フランジ部とを有し、上記ロータシャ
    フトに固定されたカラー;とを備えたターボチャージャ
    において、 上記カラーの外方フランジ部のリテーナ筒状部と対向す
    る部分を、軸と直交する平面から構成し、かつその平面
    部の外径をリテーナの筒状部径以上に設定したことを特
    徴とするターボチャージャの非接触シール装置。
JP6011224A 1994-02-02 1994-02-02 ターボチャージャの非接触シール装置 Pending JPH07217441A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6011224A JPH07217441A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ターボチャージャの非接触シール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6011224A JPH07217441A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ターボチャージャの非接触シール装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07217441A true JPH07217441A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11771995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6011224A Pending JPH07217441A (ja) 1994-02-02 1994-02-02 ターボチャージャの非接触シール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07217441A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2192272A1 (de) 2008-11-28 2010-06-02 ABB Turbo Systems AG Vorrichtung zum Abdichten eines Lagergehäuses eines Abgasturboladers
JP2015520336A (ja) * 2012-06-25 2015-07-16 ボーグワーナー インコーポレーテッド 排気ガスターボチャージャ
CN105240308A (zh) * 2015-11-10 2016-01-13 湖南天雁机械有限责任公司 涡轮增压器压气机端密封套
WO2016018959A1 (en) * 2014-08-01 2016-02-04 Caterpillar Inc. Turbocharger compressor oil deflector and method
DE102015119602A1 (de) * 2015-11-13 2017-05-18 Abb Turbo Systems Ag Wellendichtung
CN106795808A (zh) * 2014-11-17 2017-05-31 三菱重工业株式会社 涡轮机械
DE102017202687A1 (de) 2017-02-20 2018-08-23 BMTS Technology GmbH & Co. KG Lagergehäuse und ein Abgasturoblader mit einem solchen Gehäuse
WO2020136374A1 (en) * 2018-12-24 2020-07-02 Cummins Ltd Compressor seal system

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010060827A1 (de) * 2008-11-28 2010-06-03 Abb Turbo Systems Ag Vorrichtung zum abdichten eines lagergehäuses eines abgasturboladers
CN102227547A (zh) * 2008-11-28 2011-10-26 Abb涡轮系统有限公司 用于密封废气涡轮增压器的轴承壳体的装置
JP2012510583A (ja) * 2008-11-28 2012-05-10 アーベーベー ターボ システムズ アクチエンゲゼルシャフト 排気ガス・ターボチャージャの軸受ハウジングをシールするための装置
US8398363B2 (en) 2008-11-28 2013-03-19 Abb Turbo Systems Ag Device for sealing a bearing housing of an exhaust gas turbocharger
EP2192272A1 (de) 2008-11-28 2010-06-02 ABB Turbo Systems AG Vorrichtung zum Abdichten eines Lagergehäuses eines Abgasturboladers
JP2015520336A (ja) * 2012-06-25 2015-07-16 ボーグワーナー インコーポレーテッド 排気ガスターボチャージャ
US9771946B2 (en) 2014-08-01 2017-09-26 Caterpillar Inc. Turbocharger compressor oil deflector and method
WO2016018959A1 (en) * 2014-08-01 2016-02-04 Caterpillar Inc. Turbocharger compressor oil deflector and method
US10605160B2 (en) 2014-11-17 2020-03-31 Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. Turbomachine
CN106795808B (zh) * 2014-11-17 2019-11-05 三菱重工发动机和增压器株式会社 涡轮机械
JPWO2016079781A1 (ja) * 2014-11-17 2017-06-29 三菱重工業株式会社 ターボ機械
US20170234213A1 (en) * 2014-11-17 2017-08-17 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbomachine
CN106795808A (zh) * 2014-11-17 2017-05-31 三菱重工业株式会社 涡轮机械
EP3196437A4 (en) * 2014-11-17 2018-02-14 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Turbomachine
CN105240308A (zh) * 2015-11-10 2016-01-13 湖南天雁机械有限责任公司 涡轮增压器压气机端密封套
DE102015119602A1 (de) * 2015-11-13 2017-05-18 Abb Turbo Systems Ag Wellendichtung
CN108457751A (zh) * 2017-02-20 2018-08-28 博世马勒涡轮系统有限两合公司 轴承壳体和带有这种壳体的废气涡轮增压器
US10508564B2 (en) 2017-02-20 2019-12-17 Bmts Technology Gmbh & Co. Bearing housing and an exhaust gas turbocharger with such a housing
DE102017202687A1 (de) 2017-02-20 2018-08-23 BMTS Technology GmbH & Co. KG Lagergehäuse und ein Abgasturoblader mit einem solchen Gehäuse
EP3699405A1 (de) * 2017-02-20 2020-08-26 BMTS Technology GmbH & Co. KG Lagergehäuse und ein abgasturbolader mit einem solchen gehäuse
CN108457751B (zh) * 2017-02-20 2021-10-15 博马科技有限责任公司 轴承壳体和带有这种壳体的废气涡轮增压器
WO2020136374A1 (en) * 2018-12-24 2020-07-02 Cummins Ltd Compressor seal system
CN113474537A (zh) * 2018-12-24 2021-10-01 康明斯有限公司 压缩机密封系统
CN113474537B (zh) * 2018-12-24 2024-03-08 康明斯有限公司 压缩机密封系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5636848A (en) Oil seal for a high speed rotating shaft
US5538258A (en) Oil seal for a high speed rotating shaft
US7055827B2 (en) Non-contacting clearance seal for high misalignment applications
KR20040014244A (ko) 터보차저
JPH08218812A (ja) ターボ機関のころがり軸受の自動潤滑のための方法と装置
US6099243A (en) Centrifugal pump with seal cooling and debris flushing arrangement
JP3253000B2 (ja) ターボチャージャ用リングシール装置
JPH07217441A (ja) ターボチャージャの非接触シール装置
US5088890A (en) Seal construction for use in a turbine engine
US4624629A (en) Lubrication mechanism for a turbocharger
JP2006242008A (ja) ターボチャージャー
US20070092387A1 (en) Oil discharge assembly for a turbocharger
JPH052819B2 (ja)
JP3252046B2 (ja) ターボチャージャの非接触シール装置
US8286969B2 (en) Floating fluid film seals
JPH0565829A (ja) 過給機
JPH09264151A (ja) ターボチャージャのオイル漏れ防止機構
JP3252988B2 (ja) ターボチャージャ用リングシール装置
JPH1113687A (ja) ターボ機械
JP3412325B2 (ja) ターボチャージャのオイル洩れ防止構造
JPH0444123B2 (ja)
JPH052818B2 (ja)
JPH1113696A (ja) ターボ機械
JP3170887B2 (ja) ターボチャージャの軸受ハウジング
US11162386B2 (en) Turbocharger