JPH0721574A - 光ディスク装置の対物レンズ保持部材 - Google Patents

光ディスク装置の対物レンズ保持部材

Info

Publication number
JPH0721574A
JPH0721574A JP18441393A JP18441393A JPH0721574A JP H0721574 A JPH0721574 A JP H0721574A JP 18441393 A JP18441393 A JP 18441393A JP 18441393 A JP18441393 A JP 18441393A JP H0721574 A JPH0721574 A JP H0721574A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens holding
holding member
objective lens
coil
optical disk
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18441393A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuro Konishi
龍郎 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP18441393A priority Critical patent/JPH0721574A/ja
Publication of JPH0721574A publication Critical patent/JPH0721574A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】対物レンズ保持部材の質量を小さくし、また、
剛性を高める。 【構成】フォーカスコイル1の周囲に樹脂を含浸固化さ
せて長方形枠形の複合体を形成する。トラッキングコイ
ル2の周囲にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸固化させ
てL字形の複合体を形成する。同様に対物レンズ保持部
3、連結部4を形成しこれらを一体に固着して対物レン
ズ保持部材が作られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光学式ピックアップを
用いて光ディスクを記録あるいは再生する光ディスク装
置に係わり、特に、光学式ピックアップの対物レンズ保
持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の光ディスク装置の対物レンズ保持
部材は射出成形や切削により製造されていた。その形状
の例を図3に示す。図に示すように加工の都合から機能
あるいは剛性の面で不必要な部分に素材が残っており質
量が大きくなってた。
【0003】また、トラッキング制御やフォーカス制御
を行うためのトラッキングコイルやフォーカスコイルを
対物レンズ保持部材の表面に貼着しなければならなかっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の対物レ
ンズ保持部材は質量が大きいため、トラッキングコイル
やフォーカスコイルに供給する電流が大きくなるという
問題があった。
【0005】また、トラッキングコイルやフォーカスコ
イルを付設するための工程が必要であるという問題があ
った。
【0006】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、軽量であり、し
かも、剛性の大きい対物レンズ保持部材を提供すること
にある。
【0007】この発明の他の目的は、トラッキングコイ
ルやフォーカスコイルが素材の中に含まれた対物レンズ
保持部材を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク装
置の対物レンズ保持部材は、針金状の分散材をコイル状
に形成し樹脂を含浸させて固めた複合体により構成され
たものである。
【0009】また、前記分散材として導体を用い、それ
を対物レンズ駆動用のコイルとしたものである。
【0010】
【作用】この発明の対物レンズ保持部材は、必要な部分
のみに針金状の分散材が配置され樹脂で固められてお
り、また、分散材として金属等の高剛性材料を用いるこ
とにより剛性を大きくすることができるので全体の質量
を小さくすることができる。従って、トラッキングコイ
ルやフォーカスコイルに供給する電流を小さくすること
ができる。
【0011】また、コイル状の分散材を導体とすること
によりトラッキングコイルやフォーカスコイルとして利
用することができる。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例である対物レンズ保持部材
を示す斜視図である。図に示す1は金属導線を長方形の
コイル状に巻いて形成されたフォーカスコイルであり、
その周囲にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含浸固化させて
長方形枠形の複合体が形成されている。すなわち、この
複合体は分散材として金属導線を用いマトリックスとし
て熱硬化性樹脂を用いた複合材で作られており、素材と
しての熱硬化性樹脂の剛性が高められている。
【0013】2は金属導線をL字形のコイル状に巻いて
形成されたトラッキングコイルであり、その周囲にエポ
キシ等の熱硬化性樹脂を含浸固化させてL字形の複合体
が形成されている。
【0014】3は針金状の分散材を円筒形のコイル状に
巻いたものにエポキシ等の熱硬化性樹脂のマトリックス
を含浸固化させて形成した円筒形の対物レンズ保持部で
ある。 4は針金状の分散材を長方形のコイル状に巻い
たものにエポキシ等の熱硬化性樹脂のマトリックスを含
浸固化させて形成した長方形枠形の連結部である。
【0015】このように作られたフォーカスコイル1、
対物レンズ保持部3、連結部4および4個のトラッキン
グコイル2を図示のように一体に固着して対物レンズ保
持部材が作られる。この対物レンズ保持部材は余分の肉
厚がなく質量を従来のものより小さくすることができ
る。
【0016】図における左下から右上への方向におい
て、外側から内側に向う、または内側から外側に向う中
心部で磁束密度の高い磁界を磁気回路により加え、トラ
ッキングコイル2に電流を流すことにより光ディスク半
径方向位置(左上から右下に向かう方向の位置)を調整
することができ、また、フォーカスコイル1に電流を流
すことにより光ディスク方向位置(上下方向の位置)を
調整することができる。
【0017】図2はこの発明の他の実施例である対物レ
ンズ保持部材を示す斜視図である。図に示す1は金属導
線を長方形のコイル状に巻いて形成されたフォーカスコ
イルであり、その周囲にエポキシ等の熱硬化性樹脂を含
浸固化させて長方形枠形の複合体が形成されている。す
なわち、この複合体は分散材として金属導線を用いマト
リックスとして熱硬化性樹脂を用いた複合材で作られて
おり、素材としての熱硬化性樹脂の剛性が高められてい
る。
【0018】2は金属導線を平板形のコイル状に巻いて
形成されたトラッキングコイルであり、その周囲にエポ
キシ等の熱硬化性樹脂を含浸固化させて平板形の複合体
が形成されている。
【0019】3は針金状の分散材を円筒形のコイル状に
巻いたものにエポキシ等の熱硬化性樹脂のマトリックス
を含浸固化させて形成した円筒形の対物レンズ保持部で
ある。 4は針金状の分散材を変形長方形のコイル状に
巻いたものにエポキシ等の熱硬化性樹脂のマトリックス
を含浸固化させて形成した変形長方形枠形の連結部であ
る。
【0020】このように作られた2個のフォーカスコイ
ル1、対物レンズ保持部3、連結部4および4個のトラ
ッキングコイル2を図示のように一体に固着して対物レ
ンズ保持部材が作られる。この対物レンズ保持部材は余
分の肉厚がなく質量を従来のものより小さくすることが
できる。
【0021】図における左下から右上への方向におい
て、外側から内側に向う、または内側から外側に向う中
心部で磁束密度の高い磁界を磁気回路により加え、トラ
ッキングコイル2に電流を流すことにより光ディスク半
径方向位置(左上から右下に向かう方向の位置)を調整
することができ、また、フォーカスコイル1に電流を流
すことにより光ディスク方向位置(上下方向の位置)を
調整することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明の光ディスク装置の対物レンズ
保持部材によれば、機能や剛性上必要でない部分の素材
を省くことにより質量を小さく設計することができる。
従って、対物レンズ保持部材の駆動力を小さくすること
ができ磁気回路や駆動電流を小さくすることが可能とな
る。
【0023】また、剛性の向上により共振周波数を高く
することができ、対物レンズ保持部材の固有振動数がト
ラッキング制御やフォーカス制御に及ぼす影響をなくす
ことができる。
【0024】さらに、トラッキングコイルやフォーカス
コイルが一体に組込まれているために、これらを貼着す
る工程が省かれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例である対物レンズ保持部材を
示す斜視図である。
【図2】この発明の他の実施例である対物レンズ保持部
材を示す斜視図である。
【図3】従来の対物レンズ保持部材の例を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 フォーカスコイル 2 トラッキングコイル 3 対物レンズ保持部 4 連結部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針金状の分散材をコイル状に形成し樹脂
    を含浸させて固めた複合体より成る光ディスク装置の対
    物レンズ保持部材。
  2. 【請求項2】 前記分散材として導体を用い、それを対
    物レンズ駆動用のコイルとした請求項1の光ディスク装
    置の対物レンズ保持部材。
JP18441393A 1993-06-29 1993-06-29 光ディスク装置の対物レンズ保持部材 Pending JPH0721574A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18441393A JPH0721574A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 光ディスク装置の対物レンズ保持部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18441393A JPH0721574A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 光ディスク装置の対物レンズ保持部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0721574A true JPH0721574A (ja) 1995-01-24

Family

ID=16152739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18441393A Pending JPH0721574A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 光ディスク装置の対物レンズ保持部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721574A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039454A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-27 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Lens holder with a coil in a cavity thereof for use in an actuator

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1039454A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-27 Deutsche Thomson-Brandt Gmbh Lens holder with a coil in a cavity thereof for use in an actuator
WO2000057412A1 (en) * 1999-03-19 2000-09-28 Thomson Licensing S.A. Lens holder with an air coned coil in a cavity thereof for use in an actuator

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105744450B (zh) 动圈式立体声拾音头
JP2002050061A (ja) 光ピックアップ組立体
JPH0721574A (ja) 光ディスク装置の対物レンズ保持部材
US6462893B1 (en) Lens driving apparatus for disk player
US6421191B1 (en) Apparatus for driving an objective lens
JP3315950B2 (ja) 対物レンズアクチュエータ
US3268878A (en) Electromagnetic transducer heads
JP3487749B2 (ja) 磁気ディスク装置
KR100300379B1 (ko) 광학식픽업의엑츄에이터장치
JPS6010430A (ja) 対物レンズ駆動装置
JP3658499B2 (ja) スピーカ
JPH0935930A (ja) コイル取付機構
JP3290952B2 (ja) 光学系駆動装置
JPH06162538A (ja) 光ピックアップ用回動型アクチュエータ
JPH08321059A (ja) 光ピックアップ装置
JPS61150139A (ja) 光学的情報処理装置の対物レンズ駆動装置
JPH1132469A (ja) ボイスコイルモータ
JPH08321057A (ja) 光ピックアップ装置
JPS63164028A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH08306059A (ja) 対物レンズ駆動装置の製造方法
JPH01220232A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH10312559A (ja) 対物レンズ駆動装置
JPH08329502A (ja) 光ピックアップ装置
JPS6316433A (ja) 対物レンズ支持装置
JPH07220293A (ja) 光学ピックアップ用二軸アクチュエータ