JP3487749B2 - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JP3487749B2 JP35518797A JP35518797A JP3487749B2 JP 3487749 B2 JP3487749 B2 JP 3487749B2 JP 35518797 A JP35518797 A JP 35518797A JP 35518797 A JP35518797 A JP 35518797A JP 3487749 B2 JP3487749 B2 JP 3487749B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボイスコイルモー
タを備えた磁気ディスク装置に係り、特にその磁気回路
部分の薄形化、延いては装置の薄形化に有効な磁気ディ
スク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等の情報機器の小形化の要請は大きく、特に
ノート型情報機器における薄形化の要請は顕著である。
【0003】ところで従来から、このような各種情報機
器の大容量記憶装置として磁気ディスク装置が用いられ
ている。図5は従来のこの種の磁気ディスク装置の概略
を示す図で、(a)はカバーを取り外して示す平面図、
(b)は(a)図のB−B線断面矢視拡大図である。な
お(b)図は、主としてB−B線断面における磁気回路
部分を示す。この図5(a),(b)に示すように、磁
気ディスク装置は、少なくとも1枚の磁気ディスク11
と、この磁気ディスク11を回転させるモータ12と、
このモータ12を固定するベース13と、前記磁気ディ
スク11に対してデータの読書きをする磁気ヘッド14
と、後述コイルとでVCM(ボイスコイルモータ)15
を構成する磁気回路16とを備えてなる。
【0004】上記磁気ヘッド14はキャリッジ17の先
端に固定されており、そのキャリッジ17の後端にはコ
イル18が取り付けられている。また上記磁気回路16
は、対向配置された上,下部ヨーク1,2及びその対向
マグネット3,3と、このマグネット3,3を支持する
上部ヨーク1,下部ヨーク2とで構成された磁気回路1
6は、その上記マグネット3,3間(ギャップ4中)に
位置するように組み合わされた上記コイル18とでボイ
スコイルモータ(以下、VCMと記す)15を構成す
る。マグネット3は、いずれか一方のみでもよい。上記
コイル18は、そこへの電流制御により回動し、これに
伴いキャリッジ17も回動して磁気ヘッド14が磁気デ
ィスク11上を移動し、所望位置に位置決めされる。
【0005】ここで、上記磁気回路16について詳述す
ると、従来の磁気ディスク装置では、図5(b)に示
し、また特開平7−78427号公報等でも示すよう
に、磁性体からなる板体の2箇所以上、ここでは2箇所
を折り曲げてなる断面コ字形の上部ヨーク1を、磁性体
からなる平板状の下部ヨーク2上に取り付けてそれらを
一体化し、その一体化された上,下部ヨーク1,2をベ
ース13の取付面13b’に固定してなる。この場合、
上部ヨーク1の折り曲げられた部分(折曲部分)1aが
ヨーク間ギャップ4を保持する支柱及び磁路(磁束の通
路)として機能している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来は、
VCM15の磁気回路16を構成する上部ヨーク1の折
曲部分1aがヨーク1,2間のギャップ4を保持するた
めの支柱及び磁路として機能している。しかし、このよ
うにヨーク1の折曲部分1aが支柱及び磁路として機能
している場合、換言すれば支柱及び磁路として構成され
た場合には、折曲加工は誤差が生じやすいことから、上
記折曲部分1aの高さ寸法の精度がでにくい。このた
め、上,下部ヨーク1,2の対向面に設けられたマグネ
ット3(マグネット3が1個の場合にはそのマグネット
3、又は上,下部ヨーク1,2のうちのマグネット3が
被着されていない側のヨーク)と、VCM15のコイル
18とが接触しないように、コイル18の通る空間(前
記ギャップ4)を広くする必要がある。また、前記ギャ
ップ4を広くするため、同じ磁束量を得るには、その
分、マグネット3を厚く(強く)しなければならず、V
CM15の磁気回路16部分のトータル厚さが厚くな
り、同磁気回路16部分、延いては装置を薄形化できな
いという問題点があった。
【0007】本発明は、VCMの磁気回路部分が薄形化
でき、装置の薄形化が図れる磁気ディスク装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、磁気ディス
クと、この磁気ディスクを回転させるモータと、このモ
ータを固定するベースと、前記磁気ディスクに対してデ
ータの読書きをする磁気ヘッドと、この磁気ヘッドが先
端側に固定されたキャリッジと、このキャリッジの後端
側に取り付けられたコイルと、このコイルに対向配置さ
れた上部ヨーク下部ヨーク及びこれらヨークの対向面
のうちの少なくともいずれか一方面に固着されたマグ
ネットを備え、両マグネット間、又はマグネット及びヨ
ーク間にギャップが形成されてなり、そのギャップ内
に、前記コイルがその通電時に回動すべく位置付けられ
ることにより、そのコイルと共にボイスコイルモータを
構成する磁気回路とを備えてなる磁気ディスク装置にお
いて、前記上部ヨーク又は下部ヨークは、各々平板状に
形成された別個の部材であり、少なくとも何れか一方に
磁路形成体を有し、且つ当該上部ヨーク及び下部ヨーク
は、前記コイルが回動可能なギャップをもって前記ベー
スに各別に位置決め固定されることにより対向配置さ
れ、更に前記上部ヨーク前記下部ヨーク前記磁路形
成体、及び、前記マグネット、で形成される磁気回路
介在し、当該磁路形成体とヨークとの間、もしくは、当
該磁路形成体同士の間に存在する間隙を設け、かつ、前
記ベースに設けられた段差及び前記マグネットの厚みに
より、もしくは、前記ベースに設けられた段差、前記マ
グネットの厚み、及び、前記ヨークの厚み、により、前
記ギャップを形成し、前記磁気回路を薄くしたことによ
り達成される。
【0009】上,下部ヨークは、各々平板状に形成さ
れ、段差をもってベースに各別に位置決め固定されるこ
とにより対向配置されるので、厚さ(高さ)方向の精度
がでやすい構造となり、従来装置と比較してギャップ寸
法からヨーク折曲部の寸法公差分だけ寸法精度が上がっ
た構造となる。換言すれば、上記公差分だけ磁気回路の
厚さを薄くできる。他方、上,下部ヨークの両端側には
それら上,下部ヨーク間を磁気的に閉路させる磁路形成
体が設けられるので磁気回路としての構成は保持でき
る。しかもこの磁路形成体は、高さ方向にて非接触で
上,下部ヨーク間を磁気的に閉路させるので、上,下部
ヨークの高さ寸法(ギャップ寸法)を狂わせることなく
磁束の通路(磁路)を形成させ得る。この際、磁路形成
体とヨークとの距離を極力小さくすれば上,下部ヨーク
間のギャップにおける磁束量を増やすことができ、した
がって、マグネットを厚く(強く)することなく必要な
磁束量が得られ、磁気回路の特性は従来装置と同様であ
りながら磁気回路部分の、延いては装置の薄形化が図れ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明による磁気ディスク
装置の一実施形態の概略を示す図で、(a)はカバーを
取り外して示す平面図、(b)は(a)図のA−A線断
面矢視拡大図である。なお(b)図は、主としてA−A
線断面における磁気回路部分を、一部ハッチング省略し
て示す。この図1(a),(b)に示すように、本発明
装置は、少なくとも1枚の磁気ディスク11と、この磁
気ディスク11を回転させるモータ12と、このモータ
12を固定するベース13と、上記磁気ディスク11に
対してデータの読書きをする磁気ヘッド14と、後述コ
イルとでVCM(ボイスコイルモータ)15を構成する
磁気回路16とを備えてなる。
【0011】上記磁気ヘッド14はキャリッジ17の先
端に固定されており、そのキャリッジ17の後端にはコ
イル18が取り付けられている。また上記磁気回路16
は、対向配置された上,下部ヨーク1,2及びその対向
面のうちの少なくともいずれか一方面に固着されたマグ
ネット3を備え、両マグネット3,3間、又はマグネッ
ト3及びヨーク1若しくは2間にギャップ4が形成され
てなる。ここでは、マグネット3は1個で、下部ヨーク
2に固着され、マグネット3及び上部ヨーク1間にギャ
ップ4が形成されている。そして磁気回路16は、上記
ギャップ4内に、上記コイル18がその通電時に回動す
べく位置付けられることにより、そのコイル18とでV
CM(ボイスコイルモータ)15を構成する。上記コイ
ル18は、その電流制御量に応じた角度だけ回動し、こ
れに伴いキャリッジ17も回動して磁気ヘッド14が磁
気ディスク11上を移動し、所望位置に位置決めされ
る。
【0012】ここで、上記磁気回路16について詳述す
ると、本発明装置では、図1(b)に示すように、上,
下部ヨーク1,2は、各々折曲部を持たない平板状に形
成され、段差5をもってベース13に各別に位置決め固
定されることにより対向配置される。そして、その上,
下部ヨーク1,2の両端側にはそれら上,下部ヨーク
1,2間を高さ方向にて非接触で磁気的に閉路させる磁
路形成体6を備えてなる。この磁路形成体6は、ここで
は後端側が下部ヨーク2と磁気的に結合する磁性体から
なる支柱6aであり、その先端面が上部ヨーク1におけ
る下部ヨーク2との対向面と所定間隔離れて、例えば1
mm以下の隙間7を置いて対向すべく形成されている。
【0013】上記段差5は、例えばベース13に凹陥部
13cを形成することにより、その上面(上部ヨーク1
の取付面13a)と底面(下部ヨーク2の取付面13
b)との間に形成される。支柱6aは、後端側が上部ヨ
ーク1と磁気的に結合し、その先端面を下部ヨーク2に
おける上部ヨーク1との対向面と隙間7を置いて対向す
べく形成してもよい。
【0014】上述例の磁気回路16は、ベース13の基
準面、例えばベース13の上面(取付面13a)にて各
ヨーク1,2を位置決めすることにより従来装置におけ
るヨーク折曲部の寸法公差分、寸法精度を上げることが
できる。すなわち、上記公差分だけ磁気回路16の厚さ
を薄くできる。他方、上,下部ヨーク1,2の両端側に
はそれら上,下部ヨーク1,2間を磁気的に閉路させる
支柱6aが設けられるので磁気回路16としての構成は
保持できる。しかもこの支柱6aは、高さ方向にて非接
触で上,下部ヨーク1,2間を磁気的に閉路させるの
で、上,下部ヨーク1,2の高さ寸法(ギャップ4の寸
法)を狂わせることなく磁束の通路(磁路)を形成させ
得る。この際、支柱6aとヨーク1との距離を例えば1
mm以下のように極力小さくすれば上,下部ヨーク1,
2間のギャップ4における磁束量を増やすことができ、
したがって、マグネット3を厚く(強く)することなく
必要な磁束量が得られ、磁気回路16の特性は従来装置
と同様でありながら磁気回路16部分の、延いては装置
の薄形化が図れる。なお支柱6aは、上述例ではその後
端側にねじ部6a1を備え、支柱6aと磁気的に結合す
る下部ヨーク2のベース13への取付用ねじに兼用され
ている。これによれば、部品点数が削減される。
【0015】図2は本発明装置の第2の実施形態の要部
(図1(b)に相当する磁気回路16部分)を示す図で
ある。この図において、図1(b)と同一符号は同一又
は相当部分を示す。ここでは、図1(b)に例示のもの
より長く支柱6aを形成し、その先端部側面(周囲面)
が上部ヨーク1に穿設された貫通穴1bの側壁面と所定
間隔離れて、例えば1mm以下の隙間7を置いて対向す
べく形成されている。
【0016】具体的には、図1(b)の例と同様に、初
めに上,下部ヨーク1,2を位置決めし、次に上部ヨー
ク1の両端側に貫通穴1bを各1個開け、その中に下部
ヨーク2と磁気的に結合,固定された磁性体からなる支
柱6aを挿入する。貫通穴1bに代えてザグリ穴を開
け、その中に下部ヨーク2と磁気的に結合,固定された
磁性体からなる支柱6aの先端部分を挿入するようにし
てもよい。この場合、支柱6aと上部ヨーク1とは、高
さ方向の接触はさせないよう1mm以下の隙間7を開け
る。上記貫通穴1b、ザグリ穴いずれの場合にあって
も、その側壁面を、少なくとも1箇所、支柱6aと接触
させることは、支柱6aと上部ヨーク1との間の通過磁
束量の増大により有効であり、図示例においてもそのよ
うになされている。この例によれば、上部ヨーク1と下
部ヨーク2との間の通過磁束量を大きくすることができ
る。
【0017】図3は本発明装置の第3の実施形態の要部
(図1(b)に相当する磁気回路16部分)を示す図で
ある。この図において、図1(b)と同一符号は同一又
は相当部分を示す。ここでは、下部ヨーク2を、マグネ
ット3の固着面と同じ面(下部ヨーク2の取付面13
d)をその取付基準面としてベース13に位置決め固定
されている。
【0018】具体的には、ベース13に形成された凹陥
部13c内壁から下部ヨーク取付部13c1を延出形成
させておく。そして、上面中央部分にマグネット3が固
着された下部ヨーク2の上面両端側部分を、上記取付部
13c1の下面13c2に接触させた状態で、すなわち、
マグネット3の固着面と下部ヨーク2の取付基準面が同
一面となった状態で、下部ヨーク2をベース13に位置
決め固定する。この例によれば、下部ヨーク2の厚さ公
差がギャップ4の値に影響を与えず、その分、磁気回路
16の高さ寸法上、高精度化が図れる。
【0019】図4は本発明装置の第4の実施形態の要部
(図1(b)に相当する磁気回路16部分)を示す図で
ある。この図において、図1(b)と同一符号は同一又
は相当部分を示す。ここでは、磁路形成体6は上,下部
ヨーク1,2の双方から突出形成されたボス部6b,6
bであり、そのボス部6b,6b先端面相互が所定間隔
離れて、例えば1mm以下の隙間7を置いて対向すべく
形成されている。
【0020】具体的には、ボス部6bを上,下部ヨーク
1,2の両端側の同じ位置から半抜きにより突出形成さ
せる。ボス部6bの突出高さは、上,下部ヨーク1,2
が位置決めされ、各ボス部6b,6b先端面が対向した
とき、相互間に1mm以下の隙間7が形成されるように
設定される。この例によれば、支柱6aが不要になり、
部品点数の削減が図れる。
【0021】マグネット3の厚みやギャップ4が微小値
である場合等には、上記ボス部6bは上,下部ヨーク
1,2のうちのいずれか一方のみ、例えば下部ヨーク2
のみに形成してもよい。この場合、ボス部6bの突出高
さは、上,下部ヨーク1,2が位置決めされ、ボス部6
b先端面が上部ヨーク1に対向したとき、相互間に1m
m以下の隙間7が形成されるように設定される。この例
によれば、部品点数の削減に加えて加工点数の削減も図
れる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
上,下部ヨークは、各々平板状に形成され、段差をもっ
てベースに各別に位置決め固定されることにより対向配
置されるので、厚さ(高さ)方向の精度がでやすい構造
となり、従来装置と比較してギャップ寸法からヨーク折
曲部の寸法公差分だけ精度が上がり、したがって上記公
差分だけ磁気回路の厚さを薄くできる。他方、上,下部
ヨークの両端側にはそれら上,下部ヨーク間を磁気的に
閉路させる磁路形成体が設けられるので磁気回路として
の構成は保持できるもので、磁気回路の特性は従来装置
と同様でありながらVCMの磁気回路部分の、延いては
装置の薄形化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施形態の概略を示す図であ
る。
【図2】本発明装置の第2の実施形態の要部を示す図で
ある。
【図3】本発明装置の第3の実施形態の要部を示す図で
ある。
【図4】本発明装置の第4の実施形態の要部を示す図で
ある。
【図5】従来装置の概略を示す図である。
【符号の説明】
1…上部ヨーク、1b…貫通穴、2…下部ヨーク、3…
マグネット、4…ギャップ、5…段差、6…磁路形成
体、6a…支柱、6a1…ねじ部、6b…ボス部、7…
隙間、11…磁気ディスク、12…モータ、13…ベー
ス、13a…上部ヨーク取付面、13b…下部ヨーク取
付面、13c…凹陥部、13c1…下部ヨーク取付部、
13c2…取付部下面、14…磁気ヘッド、15…VC
M(ボイスコイルモータ)、16…磁気回路、17…キ
ャリッジ、18…コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−73613(JP,A) 特開 平5−41044(JP,A) 特開 平4−340357(JP,A) 特開 平4−78072(JP,A) 特開 平2−240877(JP,A) 特開 平9−91898(JP,A) 特開 平6−223514(JP,A) 特開 平4−302872(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 21/00 - 21/06 H02K 33/00 - 33/18

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ディスクと、この磁気ディスクを回
    転させるモータと、このモータを固定するベースと、前
    記磁気ディスクに対してデータの読書きをする磁気ヘッ
    ドと、この磁気ヘッドが先端側に固定されたキャリッジ
    と、このキャリッジの後端側に取り付けられたコイル
    と、 このコイルに対向配置された上部ヨーク下部ヨーク及
    これらヨークの対向面のうちの少なくともいずれか一
    面に固着されたマグネットを備え、両マグネット
    間、又はマグネット及びヨーク間にギャップが形成され
    てなり、そのギャップ内に、前記コイルがその通電時に
    回動すべく位置付けられることにより、そのコイルと
    ボイスコイルモータを構成する磁気回路とを備えてな
    る磁気ディスク装置において、 前記上部ヨーク又は下部ヨークは、各々平板状に形成さ
    れた別個の部材であり、少なくとも何れか一方に磁路形
    成体を有し、且つ当該上部ヨーク及び下部ヨークは、
    記コイルが回動可能なギャップをもって前記ベースに各
    別に位置決め固定されることにより対向配置され、 更に前記上部ヨーク前記下部ヨーク前記磁路形成
    、及び、前記マグネット、で形成される磁気回路に介
    在し、当該磁路形成体とヨークとの間、もしくは、当該
    磁路形成体同士の間に存在する間隙を設け、かつ 前記ベースに設けられた段差及び前記マグネットの厚み
    により、もしくは、前記ベースに設けられた段差、前記
    マグネットの厚み、及び、前記ヨークの厚み、により、
    前記ギャップを形成し、 前記磁気回路を薄くしたことを
    特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記磁路形成体は、その後端側が上部ヨーク下部ヨー
    クのうちのいずれか一方のヨークと磁気的に結合する磁
    性体からなる支柱であり、その支柱はその先端面が他方
    のヨークにおける一方のヨークとの対向面との間に前記
    間隙を有する磁気ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記マグネットは下部ヨークに固着され、その下部ヨー
    クは前記マグネットの固着面と同じ面をその取付基準面
    としてベースに位置決め固定される磁気ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の磁気ディスク装置
    において、 前記支柱はその後端側にねじ部を備え、その支柱と磁気
    的に結合する一方のヨークのベースへの取付用ねじに兼
    用されてなる磁気ディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の磁気ディスク装置におい
    て、 前記磁路形成体は、上部ヨーク下部ヨークのうちの少
    なくともいずれか一方のヨークから突出形成されたボス
    部であり、そのボス部先端面と、他方のヨークにおける
    一方のヨークとの対向面又は他方のヨークから突出形成
    されたボス部先端面との間に前記隙間が設けられた磁気
    ディスク装置。
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