JP3290952B2 - 光学系駆動装置 - Google Patents

光学系駆動装置

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JP3290952B2 JP14111998A JP14111998A JP3290952B2 JP 3290952 B2 JP3290952 B2 JP 3290952B2 JP 14111998 A JP14111998 A JP 14111998A JP 14111998 A JP14111998 A JP 14111998A JP 3290952 B2 JP3290952 B2 JP 3290952B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学的に情報の記
録/再生を行なう光学式記録再生装置に設けられる光学
系駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光学式記録再生装置は、光学的
記録媒体のトラック上に光スポットを配置するトラッキ
ング制御のため、また、光学的記録媒体の情報記録面上
に適正な光スポットを形成するフォーカス制御のため、
対物レンズをトラッキング方向およびフォーカス方向に
移動させる光学系駆動装置を有している。
【0003】光学系駆動装置は、広く採用されている一
つのタイプでは、トラッキング方向に平行に延びるガイ
ドレールと、ガイドレールに沿って往復動可能に支持さ
れたキャリッジとを有しており、対物レンズを保持する
ホルダはイタバネ等の支持手段によりフォーカス方向に
移動可能にキャリッジに取り付けられている。
【0004】キャリッジの両側にはトラッキングコイル
が取り付けられており、トラッキングコイルの内側には
ヨークが通され、トラッキングコイルの近くに磁石が配
置されている。トラッキングコイルとヨークと磁石はト
ラッキング制御のための磁気回路を構成し、この磁気回
路は、コイルを流れる電流と磁石との電磁作用により、
キャリッジをガイドレールに沿って移動させ、トラッキ
ング制御を行う。
【0005】また、ホルダの両側にはフォーカスコイル
が取り付けられており、このフォーカスコイルは前述の
磁石と共にフォーカス制御のための磁気回路を構成して
いる。この磁気回路は、フォーカスコイルを流れる電流
と磁石との電磁作用により、対物レンズを保持するホル
ダをフォーカス方向に移動させ、フォーカス制御を行
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】キャリッジ及びそれと
一体となった構造体は、所定の方向に動くと共に、動き
を制御するため、余分な共振をしないように、高い剛性
が求められる。特にキャリッジに固定されたコイルは質
量的にも大きく共振しやすいので、キャリッジヘの取付
剛性を高め、共振を抑制することが求められる。
【0007】特開平5−166213号では、キャリッ
ジを大型化し、キャリッジの内部にコイルを包み込むよ
うな形の対物レンズ駆動装置が開示されている。この装
置ではキャリッジにコイルが包み込まれるため、コイル
及びコイル取付部の剛性は高くなる。しかし、キャリッ
ジが大型化するため、キャリッジ自体の剛性が下がり、
全体として高い剛性を実現できない。また、キャリッジ
の移動方向に沿ってコイルの前後にキャリッジが存在す
るので、その分磁気回路周りも大型化し、装置全体の大
型化を招いている。
【0008】特開平9−54960号では、キャリッジ
とコイルの両方にかかるようにウエカバを接着した光学
系駆動装置が開示されている。この装置では、図のZ方
向から投影して、キャリッジとコイルとほぼ同じ大きさ
のウエカバが、キャリッジとコイルに接着されている。
これにより、キャリッジとコイルの接着剛性は向上する
が、補強されるのはコイルのZ方向の剛性が主で、Y方
向を軸とする回転の剛性などには効果が少ない。実際、
コイルの共振は、そのようなコイルがねじれるような共
振が主である。この装置ではコイルの共振に対する剛性
の向上は少ない。本発明は、このような事情を鑑みて成
されたもので、その目的は、コイルがキャリッジに高い
剛性で固定された光学系駆動装置を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学素子を備
えたホルダと、前記ホルダを記録媒体の略垂直方向に移
動可能に支持した合成樹脂製のキャリッジと、キャリッ
ジを記録媒体の略半径方向に移動可能に支持する手段
と、キャリッジを記録媒体の略半径方向に駆動するため
のコイルと、ホルダの支持手段の少なくとも一部を覆う
キャリッジの記録媒体側に取り付けられた金属製のウエ
カバとを少なくとも有する光学系駆動装置において、前
記ウエカバがキャリッジ及びキャリッジに取り付けられ
た前記コイルのコイル面の両方に接着固定されると共
に、コイルとキャリッジの接続部分でウエカバがコイル
より幅広になっていることを特徴とする。ウエカバは、
好適な一例において、コイルに接着される部分に穴が形
成されている。また、別の例において、ウエカバは磁性
を持つ金属製である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。本発明の第1の実施の形態
による光学系駆動装置を図1〜図5に示す。ここに、図
1は、第1の実施の形態による光学系駆動装置の組立体
の斜視図、図2は、図1に示した光学系駆動装置の分解
斜視図、図3は、ウエカバを分離して示したキャリッジ
一体部の分解斜視図、図4は、フォーカスアクチュエー
タを分離して示した、ウエカバを除くキャリッジ一体部
の分解斜視図、図5は、各要素を分離して示した、ウエ
カバを除くキャリッジ一体部の分解斜視図である。
【0011】図4と図5に示すように、ホルダ2には、
対物レンズ1と、フォーカスコイル5a,5bが接着さ
れている。フォーカスコイル5a,5bは、ホルダ2に
設けられた凸部3a,3b(3aは影で図示していな
い)に中心の穴部を嵌合している。また、ホルダ2に
は、イタバネ6a,6bの一端が接着されており、イタ
バネ6a,6bの他端はバネウケ9に接着されている。
これによりホルダ2は図示していない記録媒体の垂直方
向(Z方向)に移動可能に支持される。これらの部材の
構成体はフォーカスアクチュエータ15を構成してい
る。フォーカスアクチュエータ15の動く部分、すなわ
ち、対物レンズ1とホルダ2とフォーカスコイル5a,
5bからなる構成体は+Z側の質量が大きく、質量の大
きい側のバネ剛性を高めるため、イタバネ6bの厚さは
イタバネ6aの厚さよりも大きく設定されている。
【0012】フォーカスアクチュエータ15はバネウケ
9の凸部13が合成樹脂製のキャリッジ18の溝19に
はまる形でキャリッジ18に接着固定されている。キャ
リッジ18の内部の傾斜面には反射ミラー30が接着さ
れ、図示しない固定光学系から反射ミラー30に向かう
光が通るための開口部23が形成されている。キャリッ
ジ18の両側にはトラッキングコイル32a,32bが
接着されている。トラッキングコイル32a,32b及
びフォーカスコイル5a,5bは図示しないフレキシブ
ル基板によって電気回路に接続されている。
【0013】図3に示すように、フォーカスアクチュエ
ータ15を覆うように、非磁性の金属製のウエカバ38
が接着固定されている。ウエカバ38のY方向両端部4
0a,40bはトラッキングコイル32a,32b及び
キャリッジ18に接着固定されている。ウエカバ38
と、キャリッジ18及びトラッキングコイル32a,3
2bとの間には、ほぼ全面に接着剤が充填塗布される。
Z方向に垂直な平面への投影において、ウエカバ38
は、トラッキングコイル32a,32b及びキャリッジ
18よりも、張出部39a〜39dの分だけ大きく、こ
れによりトラッキングコイル32a,32b及びキャリ
ッジ18をさらに強固に固定している。
【0014】キャリッジ18の開口部25a,25bの
内部には軸受部が形成されている。図1と図2に示すよ
うに、開口部25a,25bの内部の軸受部には軸33
a,33bが通されている。これにより、キャリッジ1
8は図示しない記録媒体の半径方向(X方向)に移動可
能に支持される。トラッキングコイル32a,32bの
中には内ヨーク34a,34bが配されている。内ヨー
ク34a,34bの外側には厚さ0.2mm程度の銅の
ショートリング35a,35bがかしめにより取り付け
られている。内ヨーク34a,34bの+Z方向には外
ヨーク36a,36bが位置している。外ヨーク36
a,36bには磁石37a,37bが接着固定されてい
る。軸33a,33b及び内ヨーク34a,34bは図
示していないデッキベースに固定されている。
【0015】以上のように構成された光学系駆動装置の
動作を説明する。図示していない固定光学系より発せら
れたレーザ光は、開口部23を通り、反射ミラー30で
反射された後、対物レンズ1によって、図示しない記録
媒体上にスポットを形成する。記録媒体からの反射光
は、再び対物レンズ1を通り、往路を逆行して固定光学
系に戻り、フォーカスエラー、トラッキングエラー及び
記録信号の検出が行われる。フォーカスエラーが検出さ
れた場合は、フォーカスコイル5a,5bに電流を流す
ことによってホルダ2を媒体面に垂直な方向に駆動す
る。トラッキングエラーが検出された場合は、トラッキ
ングコイル32a,32bに電流を流すことによってキ
ャリッジ18ごとホルダ2を媒体の半径方向に駆動す
る。異なるトラックにアクセスする場合もトラッキング
コイル32a,32bに電流を流すことによってキャリ
ッジ18ごとホルダ2を媒体の半径方向に駆動する。以
上のようにして、ホルダ2及びそれに固定された対物レ
ンズ1はフォーカス制御、トラッキング制御、アクセス
制御される。
【0016】本実施の形態では、上述したように、Z方
向に垂直な平面への投影において、ウエカバ38は張出
部39a〜39dの分だけトラッキングコイル32a,
32b及びキャリッジ18よりも大きい。この斜めの部
分39a〜39dは、トラッキングコイル32a,32
bのキャリッジ18への固定に補強効果を生み、トラッ
キングコイル32a,32bのZ方向の剛性を向上させ
るだけでなく、X方向及びY方向を軸とする回転(ねじ
れ)に対する剛性を向上させる。剛性の向上を達成しな
がらも、キャリッジ18及びトラッキングコイル32
a,32bの上面で補強するだけなので、ウエカバ38
の金属の厚さ分だけ大きくなるに過ぎず、トラッキング
コイルのX方向の大型化は伴わないため、装置の小型化
が図れる。また、質量増もごく僅かで済み、補強のため
の質量増分によって補強効果が薄れることもない。
【0017】本実施の形態による効果を図8を参照して
説明する。図8(a)は、図1〜図5に示した本実施の
形態の光学系駆動装置における共振特性を示したグラフ
であり、図8(b)は、ウエカバが張出部を持たない光
学系駆動装置における共振特性を示したグラフである。
【0018】図8(a)と図8(b)を見比べると、特
に矢印で示した共振部分に顕著に表れているように、本
実施の形態の光学系駆動装置は、張出部の無いウエカバ
を備えた光学系駆動装置に比べて、共振周波数が高くな
っていることが分かる。つまり、本実施の形態の光学系
駆動装置は、共振特性が改善され、剛性が向上している
ことが理解できる。
【0019】本実施の形態では、ウエカバは、ホルダの
支持部材の一部を覆っているだけであるが、全部を覆う
形態でも良いことはいうまでもない。また、本実施の形
態では、ウエカバは、非磁性の金属製であるが、トラッ
キングコイルの磁気ギャップ内の全てを覆っているわけ
ではないので、磁性の金属製であっても構わない。さら
に、トラッキングコイルのウエカバ取付面が磁気ギャッ
プ内にない磁気回路構成においては、ウエカバは金属製
でも問題ないことはいうまでもない。
【0020】また、本実施の形態では、トラッキング1
段サーボ方式であるが、トラッキング2段サーボ方式で
も効果があることもいうまでもない。次に、本発明の第
2の実施の形態について図6を参照して説明する。図6
は、第2の実施の形態による光学系駆動装置のキャリッ
ジ一体部の斜視図である。
【0021】本実施の形態では、第1の実施の形態と比
較して、ウエカバの形状が相違している。それ以外の構
成は第1の実施の形態と同じであり、その説明は重複を
避けるため省略する。
【0022】図6に示すように、本実施の形態のウエカ
バ51は、第1の実施の形態のウエカバ38(例えば図
2参照)に比べてY方向寸法が大きく、トラッキングコ
イル32a,32bの上面を殆ど覆っている。
【0023】本実施の形態では、トラッキングコイル3
2a,32bのより多くの面積にウエカバ51が接着さ
れているので、補強効果を更に高められる。トラッキン
グコイル32a,32bの固定剛性を上げるだけでな
く、コイル上面の殆どにウエカバが接着されていること
により、コイル自体の剛性も高めることができる。
【0024】続いて、本発明の第3の実施の形態につい
て図7を参照して説明する。図7は、第3の実施の形態
による光学系駆動装置のキャリッジ一体部の斜視図であ
る。本実施の形態では、第1の実施の形態と比較して、
ウエカバの形状が相違している。それ以外の構成は第1
の実施の形態と同じであり、その説明は重複を避けるた
め省略する。
【0025】図7に示すように、本実施の形態のウエカ
バ61は、第2の実施の形態と同様に、第1の実施の形
態のウエカバ38(例えば図2参照)に比べてY方向寸
法が大きく、トラッキングコイル32a,32bの上面
を殆ど覆っている。さらに、ウエカバ61のY方向両端
部63a,63bに多数の穴62が形成されており、こ
れらの穴62はキャリッジ18とトラッキングコイル3
2a,32bを部分的に露出させている。
【0026】本実施の形態では、ウエカバ61に多数の
穴62が設けられているので、トラッキングコイル32
a,32bのキャリッジ18への固定剛性を高めるとと
もに、ウエカバ61による質量増を抑えられ、駆動感度
を向上させることができる。また、穴62よりウエカバ
61とキャリッジ18及びトラッキングコイル32a,
32bとの間に塗布した接着剤が見えるため、紫外線硬
化型の接着剤を使用しても硬化させることができ、効率
よく作業を進めることが可能となる。さらに、ウエカバ
61は磁性の金属で作製されていても、磁界は穴62よ
りトラッキングコイル32a,32bに及ぶので、ウエ
カバ61の材料に入手の容易な磁性の金属を使用するこ
とが可能である。
【0027】本実施の形態では、ウエカバに多数の丸穴
を設けているが、穴の形状は丸に限らず、他の形状であ
ってもよく、また穴の個数に制限はなく、いくつであっ
てもよい。さらに多数の穴を設けた部分は格子状や網状
の形態に変更してもよい。
【0028】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、様々な変更を加えることが可能であ
る。例えば、キャリッジとコイルの固定方法が接着でな
く、インサート成形によるものに対しても、本発明のウ
エカバを適用することで剛性を高めることが可能であ
る。
【0029】以上、本発明は以下のようにいうことがで
きる。 1.光学素子を備えたホルダと、前記ホルダを記録媒体
の略垂直方向に移動可能に支持した合成樹脂製のキャリ
ッジと、キャリッジを記録媒体の略半径方向に移動可能
に支持する手段と、キャリッジを記録媒体の略半径方向
に駆動するためのコイルと、ホルダの支持手段の少なく
とも一部を覆うキャリッジの記録媒体側に取り付けられ
た金属製のウエカバとを少なくとも有する光学系駆動装
置において、前記ウエカバがキャリッジ及びキャリッジ
に取り付けられた前記コイルの両方に接着固定されると
共に、コイルとキャリッジの接続部分でウエカバがコイ
ルより幅広になっていることを特徴とする光学系駆動装
置。
【0030】2.ウエカバのコイルに接着される部分に
穴が形成されていることを特徴とする1項に記載の光学
系駆動装置。 3.ウエカバが磁性を持つ金属製であることを特徴とす
る1項または2項に記載の光学系駆動装置。
【0031】4.キャリッジとコイルの取付方法が接着
によることを特徴とする1項より3項に記載の光学系駆
動装置。 5.キャリッジとコイルの取付方法がインサート成形に
よることを特徴とする1項より3項に記載の光学系駆動
装置。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、キャリッジを記録媒体
の略半径方向に駆動するためのコイルと、キャリッジの
両方に、金属製のウエカバを接着固定すると共に、コイ
ルとキャリッジの接続部分でウエカバがコイルより幅広
になるようにすることで、コイルのキャリッジヘの取付
剛性を高め、制御に悪影響を与える共振を防ぎ、高性能
な装置とすることができる。また、剛性の向上のため
に、支持部材等を保護するウエカバを利用しているの
で、新たに部品を増やす必要がなく、安価な装置とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態による光学系駆動装置の組立
体の斜視図である。
【図2】図1に示した光学系駆動装置の分解斜視図であ
る。
【図3】ウエカバを分離して示したキャリッジ一体部の
分解斜視図である。
【図4】フォーカスアクチュエータを分離して示した、
ウエカバを除くキャリッジ一体部の分解斜視図である。
【図5】各要素を分離して示した、ウエカバを除くキャ
リッジ一体部の分解斜視図である。
【図6】第2の実施の形態による光学系駆動装置のキャ
リッジ一体部の斜視図である。
【図7】第3の実施の形態による光学系駆動装置のキャ
リッジ一体部の斜視図である。
【図8】(a)は、図1〜図5に示した本実施の形態の
光学系駆動装置における共振特性を示したグラフ、
(b)は、ウエカバが張出部を持たない光学系駆動装置
における共振特性を示したグラフである。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 ホルダ 5a,5b フォーカスコイル 6a,6b イタバネ 18 キャリッジ 32a,32b トラッキングコイル 38 ウエカバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 7/085 G11B 7/09 G11B 7/095

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学素子を備えたホルダと、前記ホルダ
    を記録媒体の略垂直方向に移動可能に支持した合成樹脂
    製のキャリッジと、キャリッジを記録媒体の略半径方向
    に移動可能に支持する手段と、キャリッジを記録媒体の
    略半径方向に駆動するためのコイルと、ホルダの支持手
    段の少なくとも一部を覆うキャリッジの記録媒体側に取
    り付けられた金属製のウエカバとを少なくとも有する光
    学系駆動装置において、前記ウエカバがキャリッジ及び
    キャリッジに取り付けられた前記コイルのコイル面の両
    方に接着固定されると共に、コイルとキャリッジの接続
    部分でウエカバがコイルより幅広になっていることを特
    徴とする光学系駆動装置。
  2. 【請求項2】 ウエカバのコイルに接着される部分に穴
    が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光
    学系駆動装置。
  3. 【請求項3】 ウエカバが磁性を持つ金属製であること
    を特徴とする請求項1と請求項2のいずれか1項に記載
    の光学系駆動装置。
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