JPH0319139A - ヘッド移送装置 - Google Patents

ヘッド移送装置

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JPH0319139A
JPH0319139A JP15534289A JP15534289A JPH0319139A JP H0319139 A JPH0319139 A JP H0319139A JP 15534289 A JP15534289 A JP 15534289A JP 15534289 A JP15534289 A JP 15534289A JP H0319139 A JPH0319139 A JP H0319139A
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弁一 宮崎
Hiroshi Yamamoto
寛 山本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、記録媒体上に形威された情報トラック上に集
光する対物レンズを含む可動ユニットを移送する光ヘッ
ド移送装置に関するものである.従来の技術 従来から、記録媒体の任意の情報トラック上に集光する
対物レンズを含む可動ユニットに電気信号を供給する手
段として、可撓性プリント基板が−a的によく用いられ
ている. 例えば、特開昭63−13140号公報では、可撓性プ
リント基板を用いて記録媒体の情報トラック上に集光す
る対物レンズを含む可動ユニットへ電気信号を供給する
光ヘッド移送装置が提案されている.この第一の従来技
術については、第6図を用いて説明する. また、特開昭61−42741号公報では、軸受ロスを
有するガイド軸と軸受を用いずに記録媒体の情報トラッ
ク上に集光する対物レンズを含む光ヘッドの可動部の運
動をガイ卜する構威の光ヘッド移送装Iが提案されてい
る.この第二の従来技術については、第7図を用いて説
明する.まず、第6図を用いて第一の従来技術について
説明する. 第6図(a), (b)は従来の光ヘッド移送装置(第
一の従来技術)の下面図及びI−1断面図である.第6
図において、X方向は記録媒体の情報トラックと直交す
る方向(トラッキング方向と呼ぶ)であり、2方向は記
録媒体と垂直な方向(フォーカス方向と呼ぶ)であり、
Y方向はX方向、2方向の両方に垂直な方向であり、記
録媒体の情報トラックの接線方向となっている. フレーム101は、光記録再生装置のハウジング(図示
せず)内に設けられ、且つ、該ハウジングに対して4つ
の脚部材(図示せず)を介して取り付けられている.な
お、フレーム101はアルミニウムあるいはその合金か
ら威る. このフレーム101には、矢印X方向及ヒその反対方向
において延在し且つ矢印Y方向及びその反対方向におい
て離間した一対の円柱状の鋼製支持レール105及び1
06がその両端部にて固定されている.矢印Y方向及び
その反対方向において延在する保持部材としての長手ピ
ックアップボディ107が該両支持レール105,10
6によって挟まれるように位置しており、且つ、該両支
持レールにより移動自在に支持されている.また、フレ
ーム101には、ビックアップボディ107の移動方向
〈矢印X方向及びその反対方向)に沿って各々伸長し且
つ互いに係着された長手マグネット116及び長手ヨー
ク117,118からなる一対の長手磁気回路120が
固定されている.また、ピックアップボディ107には
、コイル中心軸が該ピックアップボディの移動方向と平
行であるように一対の駆動コイル121が取り付けられ
ている.上記した磁気回路120は該駆動コイルに鎖交
する磁束を発生し、該駆動コイルと共に、ピソクアップ
ボディ107を含む移動光学系に移動力を付与する移動
力付与手段としてのりニアモー夕を構威している. 上述した各駆動コイル121の外周にはコイル中心軸が
381動コイルのコイル中心軸と同心となるように検出
コイル122が巻回せしめられ、磁気回路120とによ
り速度検出手段が構戒されている. また、フレーム101の後端部には保持部材125が取
り付けられている.この保持部材125には、発光素子
としてのレーザダイオードl27、該レーザダイオード
から発せられる照射光を平行先にするコリメータレンズ
12B、集光レンズ129、ディスク115の記録面か
らの反射光を最終的に受けて情報信号を得るための受光
素子130、コリメータレンズ128を通じて発せられ
る上記平行光の照射パターン整形をなして後述する対物
レンズに案内し且つディスク記録面からの上記反射光を
受光素子130に導く複合プリズム131、ディスク記
録面に向けて発せられる光ビームの焦点誤差を検出する
ことを目的として上記反射光に非点収差を与える非点収
差素子132が取り付けられている. また、ビックアップボディ107には、全反射プリズム
(図示せず)を経た平行光をディスク115の記録面に
微細なスポット光として集束せしめるための対物レンズ
158と、ホルダ159及び支持部材(図示せず)を含
み該対物レンズをその光軸方向(矢印F方向)及びこれ
に直角な方向〈矢印T方向)の2方向において移動自在
に支持する対物レンズ支持機構と、マグネット162、
ヨーク163からなる磁気回路並びに該磁気回路からの
磁束が鎖交すべくホルダ159に巻回されたコイル(図
示せず)からなり対物レンズ158に対して上記2方向
への移動力を与える駆動源とが設けられている.なお、
この駆動源と上記した対物レンズ支持機構とをサーボ駆
動機構と総称する. また、ビンクアップボディ107に搭載された上記サー
ボ駆動機横に駆動電流を供給するための可撓性プリント
基板165が設けられている.咳可撓性プリント基板は
その厚さ方向においてU字状に屈曲せしめられており、
ピックアップボディ107の移動軌跡内に且つその厚さ
方向がディスク115の記録面と平行になるように配置
されている. なお、ピックアップボディ107の前方にはディスク1
15を担持して回転するターンテーブル166が設けら
れている. 以上説明したように第一の従来技術によれば、対物レン
ズ(15B)及びそのサーボ駆動機構を保持した保持部
材(ピックアップボディl07)の移勅に追従して撓ん
で咳サーボ駆動amに駆動電流を供給するための可撓性
プリント基板(165)が、その厚さ方向においてU字
状に屈曲せしめられて咳保持部材の移動軌跡内に且つ該
厚さ方向が記録媒体の記録面と平行になるように配置さ
れている.可撓性プリント基板をこのように配置するこ
とにより、上記保持部材の移動に対して該可撓性プリン
ト基板が及ぼす負荷が比較的小さく抑えられ、情報の再
生あるいは記録は円滑に行なわれるというものである. 次に、第7図を用いて第二の従来技術について説明する
. 第7図は従来の光ヘッド移送装W(第二の従来技術)の
斜視図である. 第7図において、X方向は記録媒体の情報トラックと直
交する方向(トラッキング方向と呼ぶ)であり、Z方向
は記録媒体と垂直な方向(フォーカス方向と呼ぶ)であ
り、Y方向はX方向、Z方向の両方に垂直な方向であり
、記録媒体の情報トラックの接線方向となっている. 231は対物レンズ207の光軸を光ディスク201の
X方向の光路Cに沿って反射せしめるように調整した反
射鏡でキャリッジ233に固定している.キャリノジ2
33の上面には自動焦点制御機tlll20Bを設け、
対物レンズ207をその光軸方向に微細調整して焦点を
あわせる.このような横或のキャリッジ233をボイス
コイルモータ206のムービングコイル235と一体的
に構或された可動軸234に直結し、可動軸234はX
方向に可とう性を有する板バネ236を介してボイスコ
イルモータ206の固定部237にスベーサねじ238
を利用して前後二箇所に支持する.239は磁気回路で
あって、ムービングコイル235に制御電流を流すこと
によりキャリッジ′233を光ディスク201の媒体面
上をX方向に位置決めすることができる.キャリッジ2
33が移動しても移動方向が光路Cと一敗しているので
、光軸のぶれはなく、反射鏡232にて所望の方向に導
くことができる. また、光記録再生装置本体の固定部に収納された光学系
の構威と作用は、光源のレーザダイオード212から出
射したレーザ光は、コリメートレンズ213によって平
行光線となり、真円補正プリズム2!4にて円形光束に
整えられ、偏光ビームスブリフタ215とλ/4板21
6(λはレーザ光の波長)を遣って対物レンズ207で
光ビームスポットに集光され光ディスク201のトラッ
ク上に照射される. また、光ディスク201からの反射光は入射光路を逆進
し、偏光ビームスプリック215で直角に反射され、シ
リンドリカルレンズ217と集光レンズ21Bを経由し
て、光検出器219に受光されるようになっている. さらに、光学系にはこの他に焦点検出系、トラック位置
検出系、信号検出系等の検出回路220が収納されてい
る. 以上説明したように第二の従来技術によれば、軸受ロス
を有するガイド軸と軸受を用いず、X方向に可撓性を有
する板バネ(236)により光ヘッドの可動部をガイド
して装置の信頗性を向上させることができるというもの
である. 発明が解決しようとする課題 しかしながら、第一の従来技術では、可撓性プリント基
板の両端の一方を可動ユニットに固定し、他方を光記録
再生装置の固定部に固定する必要があるため、組立作業
に時間がかかったり、部品点数が多くなったり可動ユニ
ットの質量を重くしたりしていた.すなわち、上記従来
技術は可撓性プリント基板の固定方法については記載し
ていないが、例えば接着で固定すると、組立作業に時間
がかかってしまう.またネジ止めで固定すると、通常補
強板とともに止めるので、ネジのみならず多くの場合補
強板も余分に必要になり、部品点数が多くなったり、可
動部の質量を重くしていた.また、第一の従来技術では
、作業中に折り曲げて断線の元となるような折れ跡が残
らないように注意を払って作業する必要があるので、組
立作業を難しくしていた. また、第二の従来技術においては、ボイスコイルモータ
(2 0 6)と自動焦点制御機構(208)とがお互
いに独立に存在し、仮に自動焦点制御機構(20B)を
最も汎用的なボイスコイルモー夕により構威したとする
と、ボイスコイルモータ(206)と自動焦点制御機構
(208)とで別別に磁気回路が必要となる欠点を有し
ていた.本発明の目的はかかる点に鑑み、組立作業が簡
単にかつ時間がかからずに行え、可動ユニットの質量を
重くすることがないだけでなく、対物レンズを記録媒体
と垂直な方向に駆動するボイスコイルモー夕と共通の磁
気回路を用いて光ヘッドの可動部を記録媒体の情報トラ
ックと直交する方向に移送し、しかも部品点数が少なく
、簡単で安価な構威の光ヘッド移送装置を提供すること
を目的とする. 11flを解決するための手段 上記目的を達威するために、本発明の光ヘッド移送装置
は、光ビームを記録媒体の情報トラックに集光する対物
レンズと、前記対物レンズを一体的に収納した可動子ボ
ビンと、前記可動子ボビンに一体的に巻かれ、前記対物
レンズを前記記録媒体に垂直な方向に駆動するフォーカ
スコイルと、前記可動子ボビンを少なくとも前記記録媒
体に垂直な方向に移動自在に支持する対物レンズ支持手
段と、前記対物レンズ支持手段の固定部と一体的に構威
されたキャリッジと、前記可動子ボビンあるいは前記キ
ャリッジの少なくとも一方に一体的に配設され、前記情
報トラックに直交する方向に少なくとも前記キャリッジ
を駆動するトラッキングコイルと、前記キャリフジと光
記録再生装置の固定部とに連結され、前記キャリッジを
前記情報トラックと直交する方向に移動自在に支持する
板バネと、前記板バネの厚さ方向に貼付され、前記可動
ユニットに電気信号を供給する可撓性プリント基板と、
前記フォーカスコイルと前記トラッキングコイルの両方
に共通に磁束を供給し駆動力を発生させる磁気回路とを
備えたことを特徴とするものである. 作用 上記目的を達或するための手段において、可撓性プリン
ト基板を板バネの厚さ方向に貼付し、板バネと可撓性プ
リント基板とを一体可することにより、組立作業が簡単
にかつ時間がかからずに行え、部品点数も少なくするこ
とができ、可動ユニットの質量を重くすることがないだ
けでなく、さらに対物レンズを記録媒体と垂直な方向に
駆動するフォーカスコイルと少なくともキャリッジを記
録媒体の情報トラックの直交方向に駆動するトラッキン
グコイルの両方に共通に磁束を供給し駆動力を発生させ
る磁気回路により、さらに部品点数が少なく、簡単で安
価なfjI戒で、対物レンズを記録媒体と垂直な方向に
駆動するボイスコイルモー夕と共通の磁気回路を用いて
光ヘッドの可動部を記録媒体の情報トラックと直交する
方向に移送できるものである. 実施例 第1図〜第5図は、本発明における一実施例を示し、第
1図は分解斜視図で、第2図(a), (b))は上面
図およびA−A・断面図で、第3図(a), (b)は
要部の上面図および正面図で、第4図はB−B・断面図
で、第5図(a).(ロ)は板バネおよび可撓性プリン
ト基板の単品での正面図である. 第1図〜第5図において、X方向は記録媒体の情報トラ
ックと直交する方向(トラッキング方向と呼ぶ)であり
、Z方向は記録媒体と垂直な方向〈フォーカト方向と呼
ぶ)であり、Y方向はX方向、Z方向の両方に垂直な方
向であり、記録媒体の情報トラックの接線方向となって
いる.以下、第1図〜第5図を用いて本実施例について
説明する. 1は記録媒体で、螺旋状か同心円状の情報トラックがき
られた光ディスクである.2はディスクモー夕で、記録
媒体lを装着して回転させるモータである.3は固定光
学ユニットで、光源となる半導体レーザ、記録媒体lか
らの反射光を検出するディテクター、半導体レーザから
の光ビームを平行光にするプリズム等の光学素子等を固
定部材に収納したものである.4は対物レンズで、光ビ
ームを記録媒体1に集光させる.5は可動子ボビンで、
対物レンズ4をZ方向の記録媒体1側に収納し、これを
Z方向に駆動する二つのフォーカスコイル5aおよびX
方向に駆動する二つのトラッキングコイル5bが巻かれ
ている.6はバランスウェイトで、可動子ボビン5の動
的バランスをとるために、可動子ボビン5のZ方向に関
して記録媒体1の反対側すなわち対物レンズ4と対向す
る位置に収納されている.7は対物レンズ支持手段とし
てのフォーカス板バネユニントで、中央円筒部7aと周
辺部7bとが渦巻状の形状でつながれたフォーカス板バ
ネと、このフォーカス乎反バネの共振を減衰させるダン
ピングゴムと、周辺部7bを補強する補助バネの三層の
サンドインチ構造をしたものであり、一つは可動子ボビ
ン5の対物レンズ4を収納した円筒部の外周部に中央円
筒部7aが接着固定され、もう一つも同様に可動子ボビ
ン5のバランスウェイト6を収納した円筒部の外周部に
中央円筒部7aが接着固定されている.なお、7cは後
述するキャリッジ8に周辺部7bを接着固定する際の位
置決め孔で、一方は丸孔で、他方は長孔である.8はキ
ャリッジで、二つの対物レンズ支持手段(フォーカス板
バネユニット)7の周辺部7bをZ方向の記録媒体1側
の面およびその反対側の面で接着固定されている.なお
、8aは対物レンズ支持手段(フォーカス板バネユニッ
ト)7の周辺部7bを接着する際の位置決めボスである
.また、8bは後述する板バネユニットl1を位置決め
する位置決めボスである.9は反射呉ラーで、固定光学
ユニット3からX方向に出射された光ビームをZ方向に
反射させるミラーである.10は反射ミラーホルダーで
、反射ミラー9を接着固定し、キャリソジ8に接着固定
されている。なお、loaは8bと同様、後述する板バ
ネユニット1lを位置決めする位置決めボスである。l
1は仮バネユニットで、後述する板バネ11Aと後述す
る可撓性プリント基板11Bとのサンドインチ構造した
ものであり、可撓性プリント基板11Bがキャリンジ8
に対して外側の向きで、位置決め孔11aとキャリノジ
8の位置決めボス8bあるいは反射ミラーホルダー10
の位置決めボス10aとにより位置決め接着され、孔1
lbと後述する仮バネホルダーl2のネジ孔12aとに
よりネジ止め固定され、キャリソジ8に移送力が働くと
変形部11cが変形することによりキャリッジ8をX方
向に直線的に移動自在に支持している.11Aは仮バネ
で、ステンレス製である.lIBは可撓性プリント基板
で、二つのフォーカスコイル5aおよび二つのトラッキ
ングコイル5bに駆動電流を供給する.なお、l lB
aは、駆動電流を供給する銅箔パターンである.また、
11Bbは、二つのフォーカスコイル5aおよび二つの
トラッキングコイル5bとを瑳り線(図示せず)で中継
する半田メノキ部である.また、11Bcは、光記録再
生装置本体(図示せず)の駆動回路(図示せず)に接続
するための半田メ・冫キ部である.12は仮バネホルダ
ーで、ネジ孔12aと参反バネユニソトl1の孔1lb
とにより仮バネユニットl1をネジ止め固定している.
なお、孔12bは後述するバックヨークl4にネジ止め
固定するための孔である.13はマグネノトで、後述す
るバックヨークl4、対向ヨーク15、サイドヨークA
16、サイドヨークB17とともに磁気回路を構威し、
フォーカスコイル5aとの電磁力により可動子ボビン5
をZ方向に駆動し、トランキングコイル5bとの電磁力
によりキャリンジ8および可動子ボビン5をX方向に駆
動する.14はバックヨークで、tin軟鉄により形威
され、マグネッ}13が接着固定されている.なお、ネ
ジ孔14aと板バネホルダーl2の孔12bとにより板
バネホルダー12をネジ止め固定している.l5は対向
ヨークで、!磁軟鉄により形戒され、マグネット15と
対向する位置に配設されている.l6はサイドヨークA
で、電磁軟鉄により形威され、バックヨーク14および
対向ヨーク15を先端で固定している.なお、16aは
光記録再生装置本体く図示せず〉にネジ止め固定するた
めの孔である.また、16bは固定光学ユニット取付部
で、固定光学ユニット3を止める孔を二つ有し、一方を
止めネジとガタのない基準孔とし、他方を止めネジより
も大きい孔とし、Y方向回りの傾き調整が可能な形でネ
ジ止め固定できるようになっている.17はサイドヨー
クBで、電磁軟鉄により形威され、バックヨークl4お
よび対向ヨーク15を先端で固定している.なお、17
aは16aと同様、記録再生装置本体(図示せず)にネ
ジ止め固定するための孔である.18は固定光学ユニッ
ト支持バネで、サイドヨークA16と固定光学ユニット
3を連結固定するためのL字状の板バネである.すなわ
ち、固定光学ユニット3はサイドヨークAl6と固定光
学ユニット取付部16bおよび固定光学ユニット支持バ
ネl8の十分距離のある二箇所で固定され、振動や衝撃
等に対して安定な固定構造がとられている. また、フォーカスコイル5aおよびトラッキングコイル
5bに発生する振動力により動かされる可動部は、大き
く二つの可動部から構戒されている.その第一は可動部
Aで、対物レンズ支持手段(フォーカス板バネユニット
)7により支持され、対?Iレンズ4、バランスウェイ
ト6、可動子ボビン5およびフォーカスコイル5a、ト
ラッキングコイル5bにより一体的に構威されたユニッ
トである.第二は可動部Bで、板バネユニット1lによ
り支持され、反射ミラー9、キャリッジ8および反射ミ
ラーホルダー10により一体的に構威されたユニットで
ある. また、可動部Aおよび可動部Bは、トラッキングコイル
5bに駆動力が発生していない状態では、第三図に示す
ようにX方向に関して磁気回路の中央すなわち記録媒体
lの中周位置に配設されている. 以上のように構威された本実施例の光ヘッド移送装置に
ついて、以下その動作について説明する.先ず、フォー
カスコイル5aに駆動ii流が流れると、フォーカスコ
イル5aには磁気回路との電磁作用によってZ方向に駆
動力が発生する.この時、可動部Aを可動部Bに対して
支持する対物レンズ支持手段(フォーカス板バネユニッ
ト)7の渦巻部がZ方向に関して十分柔らかいので、対
物レンズ支持手段(フォーカス板バネユニノト)7の禍
巻部が変形することにより、可動部AがZ方向に動く. 一方、トラッキングコイル5bに駆動電流が流れると、
トラッキングコイル5bには磁気回路との電磁作用によ
ってX方向に駆動力が発生する.この時、対物レンズ支
持手段(フォーカス板バネユニット)7の渦巻部のX方
向の剛性と対物レンズ支持手段(フォーカス仮バネユニ
ット)7によって支持される可動部Aおよび可動部Bの
質量とによって決まる対物レンズ支持手段(フォーカス
板バネユニット)7のX方向の共振周波数(IKHz前
後)まではトラッキングコイル5bに発生する駆動力は
対物レンズ支持手段(フォーカス板バネユニット)7を
介して可動部Bにも伝達されるが、この共振周波数より
も高い周波数では対物レンズ支持手段(フォーカス板バ
ネユニット)7は実質的にはないものと等価となり、ト
ラッキングコイル5bに発生する駆動力は可動部Bには
伝達されない.すなわち、X方向に関しては、対物レン
ズ支持手段(フォーカス板バネユニット)7のX方向の
共振周波数を境にして可動部が変化し、この共振周波数
を分割共振と呼ぶことにする.従って、分割共振の周波
数までは可動部Aと可動部Bの両方が振動し、分割共振
以後の周波数では可動部Aだけが振動することになる. また、分割共振より低い周波数で可動部Bが動かされる
時のその支持部材である仮バネユニット11の動きは、
第3図の破線および一点鎖線で示すような形で変形する
.すなわち、可動部Bおよび可動部八を直線的にX方向
に移送させることができるのである.この時、トラッキ
ングコイル5bに発生する駆動力と仮バネユニット1l
の復元力とが釣りあうのである. 従って、記録媒体lの任意の情報トラックの情報を記録
再生あるいは消去を行なう場合には、その時の仮バネユ
ニット1lの復元力に相当する駆動力を発生させる駆動
電流を直流的にトラッキングコイル5bに加えてやれば
よいわけである.なお、本実施例では、光ヘッドが固定
光学ユニットと可動光学ユニットとに分離された構威の
分離型光ヘッドの移送装置について説明したが、光ヘッ
ド全体を移送するように構戒された一体型光ヘッドにつ
いても有効なものである. また、本実施例では、第3図に示すように板バネユニッ
ト11の変形部を可動部Bおよび可動部AのY方向の両
側にそれぞれ二箇所設けたが、例えば可動部Aおよび可
動部BのY方向の一方に二箇所、他方に一箇所変形部を
設けてもよい.発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、仮バネと可撓性
プリント基板を一体化することにより、組立作業が簡単
にかつ時間がかからずに行え、部品点数も少なくするこ
とができ、可動ユニソトの質量を重くすることのない安
価な光へ冫ド移送装置を提供することができる. さらに、対物レンズを記録媒体と垂直な方向に駆動する
ボイスコイルモー夕と共通の磁気回路を用いて光ヘッド
の可動部を記録媒体の情報トラックと直交する方向に移
送し、しかも部品点数が少なく、簡単で安価な構威の光
ヘッド移送装置を提供することができる. また、仮バネの変形部を可動部の両側に設けることによ
り可動部を直線的に移送し、記録媒体の情報トラックと
可動部の移送軌跡とをつねに直交させることができる.
これは、本実施例のような光へノドが固定光学ユニット
と可動光学ユニットとに分離された分離型光ヘッドの移
送装置では、固定光学ユニントから出射される光ビーム
の光軸と可動部の移送軌跡とができるかぎり一致してい
る方がよいため、特に有効である.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における一実施例を示す分解斜視図、第
2図(a), (t))は上面図およびA−A・断面図
、第3図(a), (b)は要部の上面図および正面図
、第4図はB−B・断面図、第5図(a), (b)は
仮バネおよび可撓性プリント基板の単品での正面図、第
6図(a), (b)は従来の光へ冫ド移送装置の下面
図と断面図、第7図は従来の光ヘッド移送装置の斜視図
である. 1・・・・・・記録媒体、4・・・・・・対物レンズ、
5・・・・・・可動子ホヒン、5a・・・・・・フォー
カスコイル、5b・・・・・・トラッキングコイル、7
・・・・・・対物レンズ支持手段(フォーカス板バネユ
ニント)、8・・・・・・キャリッジ、9・・・・・・
反射ξラー、IIA・・・・・・仮バネ、11B・・・
・・・可撓性プリント基板(11・・・・・・仮バネユ
ニット)、13,14,15,16.17・・・・・・
磁気回路.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ビームを記録媒体の情報トラックに集光する対
    物レンズと、前記対物レンズを一体的に収納した可動子
    ボビンと、前記可動子ボビンに一体的に巻かれ、前記対
    物レンズを前記記録媒体に垂直な方向に駆動するフォー
    カスコイルと、前記可動子ボビンを少なくとも前記記録
    媒体に垂直な方向に移動自在に支持する対物レンズ支持
    手段と、前記対物レンズ支持手段の固定部と一体的に構
    成されたキャリッジと、前記可動子ボビンあるいは前記
    キャリッジの少なくとも一方に一体的に配設され、前記
    情報トラックに直交する方向に少なくとも前記キャリッ
    ジを駆動するトラッキングコイルと、前記キャリッジと
    光記録再生装置の固定部とに連結され、前記キャリッジ
    を前記情報トラックと直交する方向に移動自在に支持す
    る板バネと、前記板バネの厚さ方向に貼付され、前記可
    動ユニットに電気信号を供給する可撓性プリント基板と
    、前記フォーカスコイルと前記トラッキングコイルの両
    方に共通に磁束を供給し駆動力を発生させる磁気回路と
    を備えたことを特徴とする光ヘッド移送装置。
  2. (2)板バネは、トラッキングコイルに発生する駆動力
    により情報トラックと直交する方向に変形しうる変形部
    を前記情報トラックと直交する方向のキャリッジの両側
    にそれぞれ少なくとも一箇所有することを特徴とする請
    求項(1)記載の光ヘッド移送装置。
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