JPH07215294A - 船外機 - Google Patents

船外機

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JPH07215294A
JPH07215294A JP6012500A JP1250094A JPH07215294A JP H07215294 A JPH07215294 A JP H07215294A JP 6012500 A JP6012500 A JP 6012500A JP 1250094 A JP1250094 A JP 1250094A JP H07215294 A JPH07215294 A JP H07215294A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 吸気サイレンサ25とエンジンを支えるマウ
ントケース10の排気通路29とを大気導入路20で連
結し、この大気導入路をエンジン外に配置されたチュー
ブ22,23と、このチューブに介設されマウントケー
ス10の排気通路29の方が低圧になった時にのみ弁開
となる逆止弁21とから構成した船外機。 【効果】 排気系統が負圧になった場合には大気導入路
から空気が導入されて、負圧を解消する。この作用によ
って排気系統に水が侵入する心配はなく、この結果、エ
ンジンの燃焼不良や排気系統の発錆の発生を抑えること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は船外機の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】船外機ではエンジン始動時、排気脈
動時等に排気系に大きな負圧が発生することがあり、そ
れに伴い、水が逆流するという不都合がある。例えば実
公昭56−44638号公報に開示された船外機は、そ
れの第1図に明示されている通りに冷却水および排気ガ
スEが符号12aの開口を介して水中に吐き出される構
造であり、それによるとエンジンのブロック本体そのも
のに空気供給通路22及び逆止弁23を設け、負圧時に
外の空気を供給して水の逆流を防止するというものであ
る。
【0003】又、米国特許第2,024,193号明細
書には、エキスパンションチャンバ9にバイメタリック
バルブ16を付設した船外機が示されている。エンジン
始動時は低温であるためにバルブ16は開いて負圧発生
を抑制する。通常は、高温でバルブ16が閉じる。この
ように、エンジン始動時のみ負圧の発生を防止する技術
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記米国特許第2,0
24,193号は、バルブの開閉を温度に依存している
ために、運転中の排気脈動には対応できない。
【0005】実公昭56−44638号は圧力により逆
止弁が開閉するので排気脈動にも対応可能である。しか
し、排気通路はきわめて高温であり、この排気通路に直
接的に逆止弁(同公報の第2図参照)が取付けられてい
るので、逆止弁が熱影響を受ける恐れがる。また、エン
ジン及び逆止弁はエンジンカバーに囲われているが、エ
ンジンカバーには図示せぬ空気吸入口が必ず開けられて
いる。この空気吸入口から、ある程度水滴が侵入するこ
とは避けられない。特に、雨天や波の高い悪天候時に水
の侵入が著しく、塩分を含んだ海水であれば細かい通路
内での塩詰りや弁体のスティック、更に弁体、弁箱の材
質によっては錆や腐食の心配がある。少量とは言えエン
ジンカバー内に水が入ると、この水は逆止弁から排気通
路に直接吸入され、好ましくない。また、エンジンカバ
ーの底付近には水も溜まり易い。
【0006】そこで本発明の目的は始動時の負圧及び排
気脈動による負圧に対応でき、ある程度エンジンカバー
内に水が侵入するものであっても、出来るだけドライな
空気を排気通路へ供給できる船外機を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するべく
本発明の船外機は、大気を導入するための大気導入路の
一端を排気通路に連結し、この大気導入路の他端を吸気
通路の上流に設けた吸気箱に連結し、排気通路の方が低
圧になった時にのみ弁開となる逆止弁を大気導入路に介
設するとともに、この大気導入路のうちで逆止弁と排気
通路との間の部分の少なくとも一部を断熱構造としたこ
とを特徴とする。
【0008】前記断熱構造を、断熱性の管で構成するこ
とは好ましい。
【0009】前記大気導入路の少なくとも一部を冷却構
造とし、更にこの冷却構造を、金属製の管で構成するこ
とが好ましい。
【0010】前記大気導入路の他端を吸気箱に連結する
に当り、この連結部を吸気箱の底面部以外に設定すると
よい。
【0011】複数の燃焼室を有する水冷エンジンと、こ
れら複数の燃焼室からの排気を合流する合流部,船外機
本体内に形成した排気膨張室及びこの排気膨張室の内部
に取付けられ一端から排気膨張室へ排気を吐出する排気
管とからなる排気通路と、前記排気の合流部より下流で
且つ前記排気管より上流の位置で排気通路に一端が連結
され他端が吸気箱に連結され排気通路に大気を導入する
大気導入路と、前記排気膨張室に出口が開口し且つ開口
の位置が前記排気管の下部開口端より上位とされたエン
ジンの冷却水通路と、からなる船外機を構成する。
【0012】
【作用】排気通路が負圧になると大気導入路から空気が
導入され、その負圧は解消又は減衰される。
【0013】断熱性の管を採用することで排気通路から
逆止弁への伝熱をできるだけ遮断する。管であるから取
付けは容易である。
【0014】大気導入路を冷却構造にして排気通路から
逆止弁への熱を冷却する。冷却構造を金属製の管で構成
して取付けを容易にする。
【0015】大気導入路を吸気箱の底面部以外の箇所に
連結して水の侵入をできるだけ防止する。
【0016】船外機本体内に排気膨張室を形成し、この
排気膨張室に排気管を配置すると伴に排気管の下端を排
気膨張室に開口し、またエンジンの冷却水の出口開口を
排気管の下部開口端より上位で排気膨張室に臨ませ、エ
ンジンを冷却した後の水が排気管へ逆流することを防止
する。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に
説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る船外機の側面図であり、船外機1
は、スターンブラケット2、チルト軸3、スイベルケー
ス4、スイベル軸5を介して上下動及び水平旋回可能に
艇尾Sに取付けられており、スイベル軸5の上部に係止
されたマウントケース10で水冷エンジン11を支承
し、エンジン11をエンジンカバー12(上部に吸気口
13を有す。)及びアンダケース14で囲い、これらエ
ンジンカバー12及びアンダケース14の内部空間に、
本発明の大気導入路20の主要部材である逆止弁21
(ステンレス製弁体とアルミニウム合金製弁箱とからな
る。)及びそれの耐熱ラバー製の一次チューブ22が配
置され、逆止弁21の出側の耐熱ラバー製の二次チュー
ブ23がアンダケース14を上から下に貫通したのち水
平に曲げられ金属製、特にステンレス製の接続管24を
介してマウントケース10の側面に差し込まれたことを
特徴とする。
【0018】図2は本発明に係る大気導入路の斜視図で
あり、大気導入路20は、エンジン11の側面(図1で
は奥側)に取付けられる吸気箱としての吸気サイレンサ
25の天板26に一端が接続された前記一次チューブ2
2と、アンダケース14にブラケット27を介してボル
ト28…で固定された逆止弁21と、マウントケース1
0に開けられた矩形断面の排気通路29に連通する二次
チューブ23とからなる。前記吸気サイレンサ25は前
部下面に吸気口25aを有し、3気筒エンジンに対応し
た縦長の箱体であり、一番高い位置で且つ吸気の直接的
な通路以外の部分に前記一次チューブ22のみならずブ
リーザチューブ31が接続されている。
【0019】図3は本発明に係る逆止弁の断面図であ
り、入口21aを備えたアルミニウム合金製弁ケース2
1bに孔開板21c,ステンレス製のリード弁体21d
及びストッププレート21eをビス止めし、出口21f
を備えたリッド21gを取付けたもので、出口21fの
圧力が入口21aの圧力より高い時にはリード弁体21
dは弁閉状態となり、出口21fの圧力が入口21aの
圧力より低い時にのみリード弁体21dは弁開状態とな
る。
【0020】図4は本発明に係る船外機の平面図(エン
ジンカバーを外した状態)であり、エンジン11の一側
に電装ボックス32、他側に吸気サイレンサ25が取付
けられ、この吸気サイレンサ25にエンジンの図示せぬ
燃焼室へ混合気を供給するための気化器33が接続さ
れ、この気化器33にインテークマニホールド34が接
続される。そして、吸気サイレンサ25の天板26か
ら、ブリーザチューブ31と大気導入路の一次チューブ
22とが延出し、エンジンの一側を通って、ブリーザチ
ューブ31はエンジンのヘッドカバー35に接続され、
一方、一次チューブ22は逆止弁21に至る。なお、3
7はベルトカバー、38はベルトカバーに開けられた換
気口である。
【0021】図5は本発明に係る船外機のエンジンの平
面断面図であり、吸気サイレンサ25、気化器33、イ
ンテークマニホールド34、シリンダヘッド39に形成
された吸気通路41、吸気弁42、燃焼室43、排気弁
44、排気通路45及び縦向きエキゾーストマニホール
ド46で吸気系統、燃焼室及び排気系統が構成されてい
る。その他、48はピストン、49はコンロッド、51
はクランクシャフト、52はクランクケース、53はカ
ムシャフト、54はロッカアームである。更に、55,
56はシリンダヘッド41またはシリンダブロック57
に鋳抜き形成された冷却水通路である。58は冷却水通
路用リッドである。
【0022】上記吸気サイレンサ25は内部に複数の消
音用通路25b…とメッシュスクリーン25cとを内蔵
している。
【0023】図6は図5の6矢視図に相当した船外機の
側面断面図であり、マウントケース10の下にエクステ
ンションケース61、その下にギアケース62が取付け
られ、クランクシャフト51で駆動されるバーチカル軸
63はエクステンションケース61内を垂下し、ギアケ
ース62内の傘歯車64,64を介してプロペラ65を
回動する。なお、エクステンションケース61の上部は
更にアンダカバー66で囲われ、そのために前記二次チ
ューブ23は外から見えない構成となっている。以上の
エンジンカバー12、アンダケース14、アンダカバー
66、エクステンションケース61及びギアケース62
が船外機1の外観を形成するので、これらをまとめて船
外機1のカバーを含めた「船外機本体」の外形を形成す
る。
【0024】本図は冷却水通路用リッド58を取り外し
た図であり、この図で船外機1の冷却水系統を説明す
る。冷却水は傘歯車64近傍に開けられたスクリーン6
8付き水取入れ口69からウオータポンプ70で汲み上
げられ、導水管71(矢印)、オイルパン72の導水
路73及びマウントケースの導水路74を介して、エン
ジンの冷却水通路56(図5参照)に至り(矢印)、
シリンダブロック57及びシリンダヘッド39の所定箇
所を冷却し、矢印の如く戻りマウントケース10の排
水路76(正確にはマウントケース10下面のガスケッ
ト上面を水平に流れ、ガスケットに開けられた開口76
a,76a)からエクステンションケース61内に流れ
落ち(矢印,)、更に壁面に沿って流下し(矢印
)、矢印の如く外へ排出される。なお、エンジンの
冷却水系統にはサーモスタット77が介設され、水温や
エンジン温度に応じて冷却水の経路を切換えるが詳しい
説明は省略する。
【0025】図7は図5の7矢視図に相当した船外機の
側面断面図であり、本図で船外機1の排気系統を説明す
る。シリンダヘッド39の排気通路45、シリンダブロ
ック57のエキゾーストマニホールド46を通った排気
ガスは、矢印の通り下降し合流部46aで合流された
後、マウントケース10の排気通路29及びオイルパン
72の排気通路78を通り、オイルパン72にボルト止
めされ下方へ延ばされたステンレス製排気管79からエ
クステンションケース61内の排気膨張室81に放出さ
れる。即ち、ステンレス製排気管79は排気膨張室81
に下部開口端79aが収納され、且つ排気管79には従
来の様な穿孔は明けられていない。この放出された排気
ガスの大部分は矢印の経路で主排気口82から外へ排
出され、一部は矢印の如く副排気通路83を通って副
排気口84から排出される。
【0026】以上の構成からなる船外機において、それ
の排気通路へ空気を導入する空気導入路の作用を次に説
明する。従来の技術の項で述べた通りに、船外機1の始
動時または運転中に排気系が負圧になることがある。図
7において排気系が負圧になると、同時にマウントケー
ス10の排気通路29は負圧になり、この負圧により二
次チューブ23内が負圧になり、逆止弁21を弁開状態
にする。即ち、図3に示した逆止弁21の出口21fが
入口21aよりも低圧となるために、その圧力差に応じ
てリード弁体21dが開き、一次チューブ22から二次
チューブ23へ空気を通過せしめる。
【0027】図2において吸気サイレンサ25、大気導
入路20(一次チューブ22、逆止弁21、二次チュー
ブ23)の経路で空気が排気通路29に導入されて、そ
この負圧を大気圧に戻す。排気通路29が大気圧になれ
ば排気管79に下方の水が逆流する恐れはない。図1の
エンジンカバー12上部の吸気口13から外の水が侵入
したとしても、図2に示す通り吸気サイレンサ25の天
板26の高い位置から空気を取り出すように構成したの
で、一次チューブ22に水の侵入する恐れは殆ど無い。
【0028】また、一次チューブ22や二次チューブ2
3が断熱性の良い耐熱ラバーを用いているので逆止弁2
1、特に弁体21dへの熱影響を防止又は減少させられ
る。しかも各チューブ22,23の長さを変えるだけ
で、逆止弁21を好みの高さや位置に配置できる。例え
ばエンジンの高温部分から十分に離れた箇所に置くこと
ができ、逆止弁21の熱的損傷を防止することができ
る。
【0029】次に図5にてブリーザチューブ31の作用
を説明する。図示する通りブリーザチューブ31の一端
がヘッドカバー35に接続され、他端が吸気サイレンサ
25に接続されている。ヘッドカバー35の内部には吸
気弁42や排気弁44を支持する摺動メタル部分を通っ
て燃焼室43からリークした未燃焼ガスが溜る。この未
燃焼ガスを吸気サイレンサ25に戻して、未燃焼ガスの
大気放散を防止する。ブリーザチューブ31も吸気サイ
レンサ25の天板26(図2参照)に取付けられている
ので、ブリーザチューブ31を介してヘッドカバ35内
に水が侵入することはない。
【0030】以上に述べた通りに、本実施例においては
排気通路との連結部は金属管部分によって放冷が行なわ
れるので更に熱的に良い。また、排気管には小孔が無い
ので排気脈動によるエンジン冷却排水の吸込みの恐れも
減少する。そして、負圧の発生に対し応答良く、また本
実施例ではエンジン1基に対して逆止弁が1個で済む。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上の構成及び作用により次に
述べる効果を奏する。請求項1の船外機は、大気導入路
の一端を排気通路に連結したので、排気通路に負圧が発
生してもこの負圧は解消され、その結果、排気通路への
水の逆流を防止若しくは抑制できる。また、大気導入路
の他端を吸気サイレンサに連結したので大気導入路へ水
が侵入する恐れは少ない。更に、逆止弁と高温の排気通
路とを結ぶ大気導入路を部分的に断熱構造としたので、
逆止弁への伝熱を抑えることができ弁体への熱影響を減
少できる。
【0032】請求項2は断熱構造を断熱性の管としたの
で、大気導入路の取付けが容易となり、しかも大きな断
熱効果を得易い。
【0033】請求項3は大気導入路を部分的に冷却構造
としたので、逆止弁及びそれの弁体への熱影響を少なく
することができる。
【0034】請求項4は冷却構造を金属製の管をしたの
で、大気導入路の取付けが容易となり、しかも大きな冷
却効果を得易い。
【0035】請求項5は大気導入路の他端を吸気サイレ
ンサの底部以外の箇所に連結したので、大気導入路への
水の侵入を更に効果的に阻止できる。
【0036】請求項6の船外機は、船外機本体内に排気
膨張室を形成し、この排気膨張室に排気管を配置すると
伴に排気管の下端を排気膨張室に開口し、またエンジン
の冷却水の出口開口を排気管の下部開口端より上位で排
気膨張室に臨ませたので、エンジンを冷却した後の水が
排気管へ逆流する心配はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機の側面図
【図2】本発明に係る大気導入路の斜視図
【図3】本発明の係る逆止弁の断面図
【図4】本発明に係る船外機の平面図(エンジンカバー
を外した状態)
【図5】本発明に係る船外機のエンジンの平面断面図
【図6】図5の6矢視図に相当した船外機の側面断面図
【図7】図5の7矢視図に相当した船外機の側面断面図
【符号の説明】
1…船外機、10…マウントケース、11…エンジン、
12…エンジンカバー、13…吸気口、20…大気導入
路、21…逆止弁、21b…弁箱(弁ケース)、21d
…弁体(リード弁体)、22,23…チューブ、24…
接続管、25…吸気箱(吸気サイレンサ)、26…天
板、29…マウントケースを貫通する排気通路、31…
ブリーザチューブ、35…ヘッドカバー、46a…合流
部、56…冷却水通路、76…冷却水通路の排水路、7
6a…冷却水通路の排気膨張室に臨む開口、78…オイ
ルパンの排気通路、79…排気管、81…排気膨張室、
82…主排気口、83…副排気通路、84…副排気口、
S…艇尾。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 艇尾に揺動可能に取付けた船外機本体に
    エンジンを搭載し、前記エンジンの燃焼室から排気通路
    及び前記船外機本体に設けられた排気口を介して排気を
    吐出するようにした船外機において、大気を導入するた
    めの大気導入路の一端を前記排気通路に連結し、この大
    気導入路の他端を吸気通路の上流に設けた吸気箱に連結
    し、排気通路の方が低圧になった時にのみ弁開となる逆
    止弁を前記大気導入路に介設するとともに、この大気導
    入路のうちで前記逆止弁と排気通路との間の部分の少な
    くとも一部を断熱構造としたことを特徴とする船外機。
  2. 【請求項2】 前記断熱構造を、断熱性の管で構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の船外機。
  3. 【請求項3】 前記大気導入路の少なくとも一部を冷却
    構造としたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載
    の船外機。
  4. 【請求項4】 前記冷却構造を、金属製の管で構成した
    ことを特徴とする請求項3記載の船外機。
  5. 【請求項5】 前記大気導入路の他端を吸気箱に連結す
    るに当り、この連結部を吸気箱の底面部以外に設定した
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請
    求項4記載の船外機。
  6. 【請求項6】 複数の燃焼室を有する水冷エンジンと、
    これら複数の燃焼室からの排気を合流する合流部,船外
    機本体内に形成した排気膨張室及びこの排気膨張室の内
    部に取付けられ一端から排気膨張室へ排気を吐出する排
    気管とからなる排気通路と、前記排気の合流部より下流
    で且つ前記排気管より上流の位置で排気通路に一端が連
    結され他端が吸気箱に連結され排気通路に大気を導入す
    る大気導入路と、前記排気膨張室に出口が開口し且つ開
    口の位置が前記排気管の下部開口端より上位とされたエ
    ンジンの冷却水通路と、からなる船外機。
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