JPH07215039A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JPH07215039A
JPH07215039A JP1069694A JP1069694A JPH07215039A JP H07215039 A JPH07215039 A JP H07215039A JP 1069694 A JP1069694 A JP 1069694A JP 1069694 A JP1069694 A JP 1069694A JP H07215039 A JPH07215039 A JP H07215039A
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Hiromasa Kanda
裕正 神田
Richiyaado Sumisu
リチャード スミス
Hirotaka Chishiki
博隆 知識
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルムドアを用いたエアミックスドアのス
トロークに対する吹出温度の変化に連続性を持たせるこ
とを可能にする。 【構成】 ユニットケースのエアミックスドア8のスト
ローク方向における、温風通路12の開口寸法Laを、
第1、第2冷風通路13、14の開口寸法(Lb1 +L
b2 )に略一致させた。また、エアミックスドア8の第
1窓部33の開口寸法Lf1 を温風通路12の開口寸法
Laに略一致させ、且つ第2窓部34の開口寸法Lf2
を第1冷風通路13の開口寸法Lb1 に略一致させた。
そして、エアミックスドア8の第1、第2窓部33、3
4の間隔Ldを、温風通路12の開口寸法と第1不通部
18の寸法とを加算した寸法(La+Lc1 )に略一致
させた。このため、目標開度50%の作動位置にエアミ
ックスドア8を移動させたときに、車室内へ吹き出す吹
出温度が最大冷房状態と最大暖房状態との中間の温度に
なった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば車室内へ吹き
出す空気の吹出温度を調節するエアミックスドアを備え
た車両用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図12に示したように、可撓
性の薄膜よりなるフィルムドアを、車室内へ吹き出す吹
出温度を制御するエアミックスドア101に利用した車
両用空気調和装置がある。そして、車室内へ吹き出す吹
出温度をコントロールするために、ユニットケース10
2内にはヒータコア103を通過する空気が流れる温風
通路104、およびヒータコア103を迂回する空気が
流れる冷風通路105が形成されている。そして、車室
内へ吹き出す吹出温度は、温風通路104を流れる空気
量と冷風通路105を流れる空気量とで決定されてい
る。なお、106、107はエアミックスドア101を
駆動する駆動軸および従動軸で、108はエアミックス
ドア101に形成された開口部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の技術
においては、次の数1の式のような状態でレイアウトを
設計した場合に、図13のグラフに示したように、エア
ミックスドア101のストロークと車室内へ吹き出す吹
出温度との関係が理想線(図示一点鎖線)からずれてし
まう。
【0004】すなわち、開口部108と冷風通路105
全体が重なっている最大冷房状態(エアミックスドア1
01の開度0%)から、開口部108と温風通路104
全体が重なっている最大暖房状態(エアミックスドア1
01の開度100%)までエアミックスドア101が移
動する場合に、エアミックスドア101のストロークに
対する吹出温度の変化の連続性が低下するという問題点
があった。
【数1】La≠Lb
【0005】なお、Laはエアミックスドア101のス
トローク方向における温風通路104の開口寸法(=エ
アミックスドア101が温風通路104を横切るのに必
要なストローク)であり、Lbはエアミックスドア10
1のストローク方向における冷風通路105の開口寸法
(=エアミックスドア101が冷風通路105を横切る
のに必要なストローク)である。
【0006】ここで、図12に示したように、温風通路
104の開口寸法Laが冷風通路105の開口寸法Lb
より大きい(La>Lb)場合には、エアミックスドア
101のストロークが温風通路104の目標開度が50
%の時に、温風通路104より冷風通路105が大きく
開かれる。これにより、温風通路104内を通過する空
気量より冷風通路105内を通過する空気量が多くなる
ので、車室内へ吹き出す吹出温度が理想線よりCool
側となってしまう(図13のグラフの実線X)。
【0007】逆に、図12に示したように、冷風通路1
05の開口寸法Lbが温風通路104の開口寸法Laよ
り大きい(Lb>La)場合には、エアミックスドア1
01のストロークが温風通路104の目標開度50%の
時に、冷風通路105より温風通路104が大きく開か
れる。これにより、温風通路104内を通過する空気量
が冷風通路105内を通過する空気量より多くなるの
で、車室内へ吹き出す吹出温度が理想線よりHot側と
なってしまう(図13のグラフの実線Y)。
【0008】この発明は、膜状部材のストロークに対す
る第1の通過口を通過する空気量の変化および第2の通
過口を通過する空気量の変化に連続性を持たせることが
可能な車両用空気調和装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、内部を空気が通過する第1の通過口、およびこの第
1の通過口と並列して設けられ、内部を空気が通過する
第2の通過口を有する枠体と、前記第1の通過口または
前記第2の通過口との重なり具合に応じて前記第1の通
過口または前記第2の通過口を開口させる開口部を有
し、前記第1の通過口および前記第2の通過口を横切っ
て移動する膜状部材とを備えた車両用空気調和装置にお
いて、前記枠体は、前記膜状部材の移動方向における、
前記第1の通過口の開口寸法と前記第2の通過口の開口
寸法とを略一致させ、前記膜状部材は、その移動方向に
おける前記開口部の開口寸法を、前記第1の通過口の開
口寸法または前記第2の通過口の開口寸法に略一致させ
た技術手段を採用した。
【0010】請求項2に記載の発明は、内部を空気が通
過する第1の通過口、この第1の通過口と並列して設け
られ、内部を空気が通過する第2の通過口、および前記
第1の通過口と前記第2の通過口との間に設けられ、空
気が通過しない不通部を有する枠体と、前記第1の通過
口または前記第2の通過口との重なり具合に応じて前記
第1の通過口または前記第2の通過口を開口させる開口
部を有し、前記第1の通過口、前記不通部および前記第
2の通過口を横切って移動する膜状部材とを備えた車両
用空気調和装置において、前記枠体は、前記膜状部材の
移動方向における、前記第1の通過口の開口寸法と前記
第2の通過口の開口寸法とを略一致させ、前記膜状部材
は、その移動方向における前記開口部の開口寸法を、前
記第1の通過口の開口寸法または前記第2の通過口の開
口寸法と前記不通部の寸法とを加算した寸法に略一致さ
せた技術手段を採用した。
【0011】請求項3に記載の発明は、内部を空気が通
過する第1の通過口、この第1の通過口と並列して設け
られ、内部を空気が通過する第2の通過口、および前記
第1の通過口と前記第2の通過口との間に設けられ、空
気が通過しない不通部を有する枠体と、前記第1の通過
口との重なり具合に応じて前記第1の通過口を開口させ
る第1の開口部、および前記第2の通過口との重なり具
合に応じて前記第2の通過口を開口させる第2の開口部
を有し、前記第1の通過口、前記仕切り部および前記第
2の通過口を横切って移動する膜状部材とを備えた車両
用空気調和装置において、前記枠体は、前記膜状部材の
移動方向における、前記第1の通過口の開口寸法と前記
第2の通過口の開口寸法とを略一致させ、前記膜状部材
は、前記第1の開口部と前記第2の開口部との間隔を、
第1の開口部または前記第2の通過口の開口寸法と前記
不通部の寸法とを加算した間隔に略一致させた技術手段
を採用した。
【0012】なお、前記枠体として、空気と熱媒体とを
熱交換させて空気を加熱するヒータコアを収容したユニ
ットケースを用いても良い。そして、前記第1の通過口
は、前記ユニットケース内を流れる空気を前記ヒータコ
アを通過させて空気を加熱する温風通路であって、前記
第2の通過口は、前記ユニットケース内を流れる空気を
前記ヒータコアから迂回させる冷風通路である。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明および請求項2に記載の
発明によれば、膜状部材の開口部によって、第1の通過
口全体を開口するように重なっている状態から第2の通
過口全体を開口するように重なる状態まで膜状部材を移
動させていくと、開口部と第1の通過口との重なり具合
が小さくなった分だけ、開口部と第2の通過口との重な
り具合が大きくなっていく。このように、膜状部材のス
トロークに対して第1の通過口の開度と第2の通過口の
開度とが必ず所定の関係を持って変化するようになる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、膜状部材
の第1の開口部および第2の開口部によって、第1の通
過口全体を開口するように重なっている状態から第2の
通過口全体を開口するように重なる状態まで膜状部材を
移動させていくと、第1の開口部と第1の通過口との重
なり具合が小さくなった分だけ、第2の開口部と第2の
通過口との重なり具合が大きくなっていく。このよう
に、膜状部材のストロークに対して第1の通過口の開度
と第2の通過口の開度とが必ず所定の関係を持って変化
するようになる。
【0015】
【実施例】次に、この発明の車両用空気調和装置を自動
車用空気調和装置に適用した実施例に基づいて説明す
る。
【0016】〔第1実施例の構成〕図1ないし図6は本
発明の第1実施例を示したもので、図1および図2は自
動車用空気調和装置の空調ユニットを示した図である。
【0017】自動車用空気調和装置1は、オートエアコ
ンであって、車室内のセンターコンソール内に配置され
た空調ユニット2、およびこの空調ユニット2の各空調
機器を電気的に制御して車室内への吹出温度と送風量を
自動コントロールするコントロールユニット3(以下E
CUと呼ぶ)を備える。空調ユニット2は、2つのブロ
ワ4、エバポレータ5、ヒータコア6、ユニットケース
7、エアミックスドア8および吹出口切替ドア9等から
構成されている。
【0018】2つのブロワ4は、ユニットケース7内に
収納された送風手段で、ECU3により印加電圧が制御
されるブロワモータ10によって回転速度(送風量)が
制御され、吸込口11より吸入した空気をユニットケー
ス7を介して車室内へ送風する。これらのブロワ4は、
最大風量(Hi)と最小風量(Lo)との間で送風量を
連続的に変更させることができるものである。
【0019】エバポレータ5は、ユニットケース7内に
収納された熱交換器(冷却手段)で、内燃機関により回
転駆動されるコンプレッサ(図示せず)、コンデンサ
(図示せず)、減圧装置(図示せず)と共に冷凍サイク
ルを構成する。エバポレータ5は、コンプレッサから吐
出されて流入した冷媒とユニットケース7内を流れる空
気とを熱交換させてその空気を冷却する。
【0020】ヒータコア6は、ユニットケース7内にお
いてエバポレータ5の風下側に配置された熱交換器(加
熱手段)で、内燃機関のウォータジャケットで加熱され
た冷却水とユニットケース7内を流れる空気とを熱交換
させてその空気を加熱する。
【0021】ユニットケース7は、本発明の枠体であっ
て、樹脂により成形されており、内部に温風通路12、
第1、第2冷風通路13、14および第1、第2支持壁
15、16を備えている。温風通路12は、本発明の第
1の通過口であって、エバポレータ5から吹き出された
空気をヒータコア6を通過させてエアミックス領域17
へ送るための通路である。
【0022】第1、第2冷風通路13、14は、本発明
の第2の通過口であって、第1、第2支持壁15、16
を介して温風通路12の両側に形成されている。第1、
第2冷風通路13、14は、エバポレータ5から吹き出
された空気をヒータコア6を迂回させてエアミックス領
域17へ送るための通路である。なお、この実施例で
は、温風通路12の開口寸法と第1、第2冷風通路1
3、14の開口寸法との関係が次の数2の式となるよう
に設定されている。
【数2】La≒Lb1 +Lb2
【0023】なお、Laはエアミックスドア8のストロ
ーク(移動)方向における温風通路12の開口寸法(=
エアミックスドア8が温風通路12を横切るのに必要な
ストローク)である。また、Lb1 は、エアミックスド
ア8のストローク(移動)方向における第1冷風通路1
3の開口寸法(=エアミックスドア8が第1冷風通路1
3を横切るのに必要なストローク)である。さらに、L
b2 は、エアミックスドア8のストローク(移動)方向
における第2冷風通路14の開口寸法(=エアミックス
ドア8が第2冷風通路14を横切るのに必要なストロー
ク)である。
【0024】第1支持壁15は、ヒータコア6の一端側
のユニットケース7内への取付位置を規制するものであ
る。また、第1支持壁15の風上側部から風下側部は、
温風通路12と第1冷風通路13とを区隔すると共に、
空気が通過しない第1不通部18を構成する。
【0025】そして、第1支持壁15は、図3に示した
ように、成形型(図示せず)の合わせ部分19を若干凹
ませて型割り面20をその合わせ部分19に設定してい
る。これにより、図示矢印方向の成形型のような型抜き
にて合わせ部分19の型割り面20にバリ21が発生し
たとしても、型割り面20のバリ21がエアミックスド
ア8の摺動面に達しない。
【0026】第2支持壁16は、ヒータコア6の他端側
のユニットケース7内への取付位置を規制するものであ
る。また、第2支持壁16の風上側部は、温風通路12
と第2冷風通路14とを区隔すると共に、空気が通過し
ない第2不通部22を構成する。
【0027】また、ユニットケース7の側壁には、デフ
ロスタ吹出口23、フェイス吹出口24およびフット吹
出口25を形成している。デフロスタ吹出口23は、自
動車のフロントガラスの内面に向かって主に温風を吹き
出させる吹出口である。フェイス吹出口24は、乗員の
頭胸部に向かって主に冷風を吹き出させる吹出口で、フ
ェイス用通路26を介してエアミックス領域17に連通
している。フット吹出口25は、乗員の足元部に向かっ
て主に温風を吹き出させる吹出口で、フット用通路27
を介してエアミックス領域17に連通している。
【0028】図4は各空調状態におけるエアミックスド
ア8の作動位置とユニットケース7の温風通路12、第
1、第2冷風通路13、14および第1、第2不通部1
8、22との関係を示した図である。
【0029】エアミックスドア8は、吹出温度制御手段
として用いられ、PPSやナイロン等の樹脂を積層した
可撓性の薄膜よりなるフィルムドアである。このエアミ
ックスドア8は、ユニットケース7に回転自在に支持さ
れた駆動軸31、従動軸32間において第1、第2支持
壁15、16に摺接するように張設され、長手方向の所
定の位置に第1、第2窓部33、34が各々4個ずつ形
成されている。
【0030】エアミックスドア8の一端部には、駆動軸
31の複数の爪部(図示せず)に引っ掛けるための複数
の穴部35が形成されている。また、エアミックスドア
8の他端部には、従動軸32の複数の爪部(図示せず)
に引っ掛けるための複数の穴部36が形成されている。
【0031】エアミックスドア8は、駆動軸31と従動
軸32との間を移動して第1、第2窓部33、34と温
風通路12、第1、第2冷風通路13、14および第
1、第2不通部18、22との重なり具合(温風通路1
2の目標開度)を変更することにより各吹出口23〜2
5から吹き出される空気の吹出温度を調節する。
【0032】なお、エアミックスドア8は、図4(a)
に示した最大冷房状態(Max Cool)の作動位置
(目標開度SW=0%)から、図4(b)に示した中間
状態(Middle)の作動位置(目標開度SW=50
%)を経て、図4(c)に示した最大暖房状態(Max
Hot)の作動位置(目標開度SW=100%)まで
連続的に変更される。
【0033】また、エアミックスドア8の駆動軸31
は、ステップモータ37によって回転駆動され、この駆
動軸31の回転はユニットケース7の外側に張設された
タイミングベルト38を介して従動軸32に伝達され
る。ステップモータ37は、ECU3から出力されるパ
ルス信号を入力して、そのパルス数に対応した機械角度
だけ駆動軸31を回転させる電動機(駆動手段)であ
る。この実施例では、最大冷房状態の作動位置から最大
暖房状態の作動位置まで連続的にエアミックスドア8を
ストロークさせるには、ステップモータ37へのパルス
数が例えば3200パルス必要である。
【0034】第1窓部33は、本発明の第1の開口部で
あって、温風通路12および第2冷風通路14との重な
り具合に応じて、温風通路12または第2冷風通路14
を開口させる部分で、エアミックスドア8の一端側に形
成されている。また、第1窓部33は、一端側に開口面
積が鋭角で漸減する部分、他端側に開口面積が鈍角で漸
減する部分、これらの間に開口面積が一定の長方形状の
部分を備えている。
【0035】第2窓部34は、本発明の第2の開口部で
あって、第1冷風通路13との重なり具合に応じて、第
1冷風通路13のみを開口させる部分で、エアミックス
ドア8の他端側に形成されている。また、第2窓部34
は、一端側に開口面積が鋭角で漸減する部分、他端側に
開口面積が鈍角で漸減する部分、これらの間に開口面積
が一定の長方形状の部分を備えている。
【0036】そして、第1、第2窓部33、34は、次
の数3の式、数4の式の関係を持つように形成されてい
る。
【数3】Lf1 ≒La
【数4】Lf2 ≒Lb1
【0037】また、第1、第2窓部33、34の間隔
は、次の数5の式または数6の式のいずれか関係を持つ
ように形成されている。
【数5】Ld≒La+Lc1
【数6】Ld≒Lb1 +Lc1
【0038】なお、Lf1 はエアミックスドア8のスト
ローク方向における第1窓部33の開口寸法であり、L
f2 はエアミックスドア8のストローク方向における第
2窓部34の開口寸法である。また、Laはエアミック
スドア8のストローク方向における温風通路12の開口
寸法であり、Lb1 は、エアミックスドア8のストロー
ク方向における第1冷風通路13の開口寸法である。さ
らに、Ldはエアミックスドア8のストローク方向にお
ける第1窓部33と第2窓部34との間隔であり、Lc
1 はエアミックスドア8のストローク方向における第1
不通部18の寸法である。
【0039】また、第1、第2窓部33、34の開口面
積は、図5のグラフに示したように、温風通路12を通
過する空気量と第1、第2冷風通路13、14を通過す
る空気量とが、エアミックスドア8のストロークに対し
てリニア性を持つように決定されている。これらによ
り、図6のグラフに示したように、エアミックスドア8
のストロークに対して、車室内へ吹き出す吹出温度がリ
ニア性を持つようになる。
【0040】吹出口切替ドア9は、吹出口切替手段とし
て用いられ、PPSやナイロン等の樹脂を積層した可撓
性の薄膜よりなるフィルムドアである。吹出口切替ドア
9は、ユニットケース7に回転自在に支持された駆動軸
41、従動軸42、中間軸43間に張設され、長手方向
の所定の位置に複数の窓部(図示せず)が形成されてい
る。
【0041】吹出口切替ドア9は、駆動軸41と従動軸
42との間を移動して複数の窓部と各吹出口23〜25
を選択的に開閉することにより、吹出口モードを変更す
る。また、吹出口切替ドア9の駆動軸41は、ステップ
モータ44によって回転駆動され、この駆動軸41の回
転はタイミングベルト(図示せず)を介して従動軸42
に伝達される。ステップモータ44は、ステップモータ
37と同様な構造を有する電動機(駆動手段)である。
【0042】ECU3は、制御手段として用いられ、C
PU、ROM、RAM等を含み、それ自体は周知のもの
である。なお、ECU3は、イグニッションスイッチ
(図示せず)を介してバッテリ(図示せず)に接続され
ている。ECU3は、内気温センサ、外気温センサ、日
射量センサ、エバ後温度センサ、水温センサ、吹出温度
センサおよび操作パネル(いずれも図示せず)より入力
した入力信号等を予めROMに記憶されている制御プロ
グラムに基づいて、ブロワモータ10およびステップモ
ータ37、44等の各駆動手段を制御して車室内の空調
状態を自動コントロールする。
【0043】〔第1実施例の作用〕次に、この実施例の
自動車用空気調和装置1の作用を図1ないし図7に基づ
いて簡単に説明する。
【0044】a)最大冷房状態(Max Cool、目
標開度SW=0%)のとき ステップモータ37が回転して駆動軸31にエアミック
スドア8が最も巻き付けられると、図4(a)に示した
ように、エアミックスドア8が最大冷房状態の作動位置
に設定される。これにより、エアミックスドア8の第
1、第2窓部33、34全体が、ユニットケース7の第
1、第2冷風通路13、14と重なり合うことによっ
て、温風通路12が全閉し、第1、第2冷風通路13、
14が全開することになる。
【0045】このため、2つのブロワ4の作動によりエ
バポレータ5で冷却された冷風は、全て第1、第2冷風
通路13、14を通ることにより、全てヒータコア6を
迂回することになるので、エアミックス領域17内に低
温の冷風が流入する。低温の冷風は、エアミックス領域
17から例えばフェイスモードに設定されている吹出口
切替ドア9の窓部を通過してフェイス用通路26に流入
し、フェイス吹出口24から車室内へ吹き出されて、車
室内の冷房がなされる。
【0046】b)中間状態(Middle、目標開度S
W=50%)のとき ステップモータ37が回転してエアミックスドア8が従
動軸32に巻き付けられていき、エアミックスドア8が
最大冷房状態と最大暖房状態との中間までストロークす
ると、図4(b)に示したように、エアミックスドア8
が中間状態の作動位置に設定される。これにより、エア
ミックスドア8の第1窓部33がユニットケース7の温
風通路12を半開し、且つ第2冷風通路14を開き、第
2窓部34が第1冷風通路13を開くことになる。この
とき、第1、第2冷風通路13、14は、温風通路12
の開度と略一致するように開口している。
【0047】このため、2つのブロワ4の作動によりエ
バポレータ5で冷却された冷風は、エアミックスドア8
によって、温風通路12を通過する空気量と第1、第2
冷風通路13、14を通過する空気量とが略一致するよ
うに振り分けられる。これにより、半分の冷風がヒータ
コア6を通過することにより加熱され、残りの冷風がヒ
ータコア6を迂回することになるので、エアミックス領
域17内で最大冷房状態と最大暖房状態との中間の温度
の温風が形成される。その温風は、エアミックス領域1
7から例えばフットモードに設定されている吹出口切替
ドア9の窓部を通過してフット用通路27に流入し、フ
ット吹出口25から車室内へ吹き出されて、車室内の暖
房がなされる。
【0048】c)最大暖房状態(Max Hot、目標
開度SW=100%)のとき ステップモータ37が回転してエアミックスドア8が従
動軸32に最も巻き付けられると、すなわち、エアミッ
クスドア8が最大にストロークすると、図4(c)に示
したように、エアミックスドア8が最大暖房状態の作動
位置に設定される。これにより、エアミックスドア8の
第1、第2窓部33、34全体が、ユニットケース7の
温風通路12と重なり合うことによって、温風通路12
が全開し、第1、第2冷風通路13、14が全閉するこ
とになる。
【0049】このため、2つのブロワ4の作動により送
られてきた空気は、全て温風通路12を通ることによ
り、全てヒータコア6を通過して加熱されることになる
ので、エアミックス領域17内に高温の温風が流入す
る。高温の温風は、エアミックス領域17から例えばフ
ットモードに設定されている吹出口切替ドア9の窓部を
通過してフット用通路27に流入し、フット吹出口25
から車室内へ吹き出されて、車室内の暖房がなされる。
【0050】〔第1実施例の効果〕以上のように、自動
車用空気調和装置1は、エアミックスドア8が最大冷房
状態の作動位置から最大暖房状態の作動位置までストロ
ークする際に、図5のグラフに示したように、温風通路
12を通過する空気量が増加した分だけ第1、第2冷風
通路13、14を通過する空気量が減少するように制御
される。したがって、図6のグラフに示したように、エ
アミックスドア8のストロークに対する車室内へ吹き出
す吹出温度の関係が理想線に一致することにより、エア
ミックスドア8のストロークに対する吹出温度の変化に
連続性を持たせることができる。
【0051】ここで、この実施例のエアミックスドア8
は、空気の流れをシールするために、駆動軸31、従動
軸32の間においてユニットケース7の第1、第2支持
壁15、16に摺接してストロークしている。このた
め、ユニットケース7を樹脂により成形する際に、図7
に示したように、図示矢印方向の成形型のような型抜き
にて型割り面20にバリ21が発生していると、次のよ
うな不具合があった。それは、バリ部分のシール性が悪
化したり、エアミックスドア8がバリ21と摺動するこ
とにより異音が発生したり、エアミックスドア8がバリ
21との摩擦により亀裂等が発生したりする点であっ
た。そこで、従来より第1支持壁15の外側面(摺動
面)を研磨する必要があり、コストを上昇させる要因と
なっていた。
【0052】ところが、この実施例の第1支持壁15
は、図3に示したように、成形型の合わせ部分19を若
干凹ませて型割り面20をその合わせ部分19に設定し
ている。これにより、図示矢印方向の成形型のような型
抜きにて合わせ部分19の型割り面20にバリ21が発
生しても、そのバリ21がエアミックスドア8に到達す
ることはない。このため、上記の不具合を解消すること
ができ、且つステップモータ37によるエアミックスド
ア8の駆動をスムーズに行うこともできる。
【0053】〔第2実施例〕図8は本発明の第2実施例
を示したもので、自動車用空気調和装置の主要部を示し
た図である。この実施例のユニットケース50の内部に
は、ヒータコア6が収容されており、さらに第1の通過
口としての温風通路51と第2の通過口としての冷風通
路52とが形成された仕切り壁53が形成されている。
また、ユニットケース50は、温風通路51の開口寸法
Laと冷風通路52の開口寸法Lbとを略一致させてい
る。
【0054】そして、仕切り壁53は、本発明の不通部
であって、成形型の合わせ部分(図示せず)を若干凹ま
せて型割り面54を形成している。このため、第2実施
例と同様にして、成形型の型抜きにて型割り面54にバ
リ55が発生してもエアミックスドア8に到達すること
はない。
【0055】また、エアミックスドア8には、第1の開
口部としての第1窓部56、および第2の開口部として
の第2窓部57が形成されている。そして、この実施例
では、第1窓部56の開口寸法を温風通路51の開口寸
法Laに略一致させ、且つ第2窓部57の開口寸法を冷
風通路52の開口寸法Lbに略一致させている。
【0056】以上により、この実施例も第1実施例と同
様に、エアミックスドア8のストロークに対する温風通
路51を通過する温風量の変化および冷風通路52を通
過する冷風量の変化に連続性を持たせることができるの
で、エアミックスドア8のストロークに対する吹出温度
の変化に連続性を持たせることができる。
【0057】〔第3実施例〕図9は本発明の第3実施例
を示したもので、自動車用空気調和装置の主要部を示し
た図である。この実施例のユニットケース60の内部に
は、ヒータコア6が収容されており、さらに第1の通過
口としての温風通路61、第2の通過口としての冷風通
路62、不通部としての仕切り壁63が形成されてい
る。また、ユニットケース60は、図9に示したよう
に、温風通路61の開口寸法Laと冷風通路62の開口
寸法Lbとを略一致させている。
【0058】また、駆動軸31と従動軸32との間に張
設されているエアミックスドア8には、開口部としての
窓部64が形成されている。そして、この実施例では、
窓部64の開口寸法を、温風通路61の開口寸法または
冷風通路62の開口寸法と仕切り壁63の寸法とを加算
した寸法(La+LcまたはLb+Lc)に略一致させ
ている。これらにより、第1実施例と同様な効果を達成
する。
【0059】〔第4実施例〕図10は本発明の第4実施
例を示したもので、自動車用空気調和装置の主要部を示
した図である。この実施例のユニットケース70の内部
には、ヒータコア6が収容されており、さらに第1の通
過口としての温風通路71、第2の通過口としての冷風
通路72が形成されている。また、ユニットケース70
は、図10に示したように、温風通路71の開口寸法L
aと冷風通路72の開口寸法Lbとを略一致させてい
る。
【0060】また、駆動軸31と従動軸32との間に張
設されているエアミックスドア8には、開口部としての
窓部73が形成されている。そして、この実施例では、
窓部73の開口寸法を、温風通路71の開口寸法Laま
たは冷風通路72の開口寸法Lbに略一致させている。
これらにより、第1実施例と同様な効果を達成する。
【0061】〔第5実施例〕図11は本発明の第5実施
例を示したもので、自動車用空気調和装置の主要部を示
した図である。この実施例のユニットケース80の内部
には、ヒータコア6が収容されており、さらに第1の通
過口としての温風通路81、第2の通過口としての第
1、第2冷風通路82、83が形成されている。また、
温風通路81の開口寸法Laは、図11に示したよう
に、第1、第2冷風通路82、83の開口寸法を加算し
た開口寸法(Lb1 +Lb2 )に略一致させている。
【0062】また、駆動軸31と従動軸32との間に張
設されているエアミックスドア8には、開口部としての
窓部84が形成されている。そして、この実施例では、
窓部84の開口寸法を、温風通路81の開口寸法Laま
たは第1、第2冷風通路82、83の開口寸法を加算し
た開口寸法(Lb1 +Lb2 )に略一致させている。こ
れらにより、第1実施例と同様な効果を達成する。
【0063】〔変形例〕この実施例では、膜状部材とし
てエアミックスドア8を用いたが、膜状部材として内外
気切替ドアまたは吹出口切替ドアを用いても良い。この
実施例では、エアミックスドア8を駆動軸31と従動軸
32との間に第1、第2支持壁15、16に摺接させな
がら張設したが、エアミックスドア8を駆動軸31と従
動軸32との間の中間軸に摺接させながら張設しても良
い。
【0064】この実施例では、エアミックスドア8に第
1、第2窓部33、34を4個ずつ設けたが、エアミッ
クスドア8に第1、第2窓部33、34等の第1、第2
の開口部を1個〜3個または5個以上それぞれ設けても
良い。この実施例では、温風通路12(第1の通過口)
の両側に第1、第2冷風通路13、14(第2の通過
口)を設けたが、第2の通過口の両側に第1の通過口を
設けても良い。
【0065】また、第1、第2の通過口、開口部、第
1、第2の開口部の開口形状は、円形状、楕円形状、長
円形状、多角形状などどのような形状でも良い。第1、
第2の通過口、開口部、第1、第2の開口部の奥行き
は、管のように長くても絞りのように短くても良い。膜
状部材としては、1枚以上の樹脂製薄膜を用いても良
い。
【0066】
【発明の効果】この発明は、第1の通過口を通過する空
気量が最小で、且つ第2の通過口を通過する空気量が最
大の状態から、第1の通過口を通過する空気量が最大
で、且つ第2の通過口を通過する空気量が最小の状態と
なるまで、膜状部材を移動させる際に、第1の通過口を
通過する空気量が増加した分だけ第2の通過口を通過す
る空気量を減少させることができる。したがって、膜状
部材のストロークに対して、第1の通過口を通過する空
気量の変化および第2の通過口を通過する空気量の変化
が連続性を持つようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示した断面図である。
【図2】この発明の第1実施例を示した斜視図である。
【図3】この発明の第1実施例の主要部を示した拡大図
である。
【図4】この発明の第1実施例に用いたエアミックスド
アの作動位置と各通路との関係を示した展開図である。
【図5】この発明の第1実施例のエアミックスドアのス
トロークと各通路との関係を示したグラフである。
【図6】この発明の第1実施例のエアミックスドアのス
トロークと吹出温度との関係を示したグラフである。
【図7】この発明の第1実施例の主要部に対する比較例
を示した拡大図である。
【図8】この発明の第2実施例の主要部を示した概略図
である。
【図9】この発明の第3実施例の主要部を示した概略図
である。
【図10】この発明の第4実施例の主要部を示した概略
図である。
【図11】この発明の第5実施例の主要部を示した概略
図である。
【図12】従来の車両用空気調和装置の主要部を示した
概略図である。
【図13】従来のエアミックスドアのストロークと吹出
温度との関係を示したグラフである。
【符号の説明】
1 自動車用空気調和装置 6 ヒータコア 7 ユニットケース(枠体) 8 エアミックスドア(膜状部材) 12 温風通路(第1の通過口) 13 第1冷風通路(第2の通過口) 14 第2冷風通路(第2の通過口) 18 第1不通部 22 第2不通部 33 第1窓部(第1の開口部) 34 第2窓部(第2の開口部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部を空気が通過する第1の通過口、およ
    びこの第1の通過口と並列して設けられ、内部を空気が
    通過する第2の通過口を有する枠体と、 前記第1の通過口または前記第2の通過口との重なり具
    合に応じて前記第1の通過口または前記第2の通過口を
    開口させる開口部を有し、前記第1の通過口および前記
    第2の通過口を横切って移動する膜状部材とを備えた車
    両用空気調和装置において、 前記枠体は、前記膜状部材の移動方向における、前記第
    1の通過口の開口寸法と前記第2の通過口の開口寸法と
    を略一致させ、 前記膜状部材は、その移動方向における前記開口部の開
    口寸法を、前記第1の通過口の開口寸法または前記第2
    の通過口の開口寸法に略一致させたことを特徴とする車
    両用空気調和装置。
  2. 【請求項2】内部を空気が通過する第1の通過口、この
    第1の通過口と並列して設けられ、内部を空気が通過す
    る第2の通過口、および前記第1の通過口と前記第2の
    通過口との間に設けられ、空気が通過しない不通部を有
    する枠体と、 前記第1の通過口または前記第2の通過口との重なり具
    合に応じて前記第1の通過口または前記第2の通過口を
    開口させる開口部を有し、前記第1の通過口、前記不通
    部および前記第2の通過口を横切って移動する膜状部材
    とを備えた車両用空気調和装置において、 前記枠体は、前記膜状部材の移動方向における、前記第
    1の通過口の開口寸法と前記第2の通過口の開口寸法と
    を略一致させ、 前記膜状部材は、その移動方向における前記開口部の開
    口寸法を、前記第1の通過口の開口寸法または前記第2
    の通過口の開口寸法と前記不通部の寸法とを加算した寸
    法に略一致させたことを特徴とする車両用空気調和装
    置。
  3. 【請求項3】内部を空気が通過する第1の通過口、この
    第1の通過口と並列して設けられ、内部を空気が通過す
    る第2の通過口、および前記第1の通過口と前記第2の
    通過口との間に設けられ、空気が通過しない不通部を有
    する枠体と、 前記第1の通過口との重なり具合に応じて前記第1の通
    過口を開口させる第1の開口部、および前記第2の通過
    口との重なり具合に応じて前記第2の通過口を開口させ
    る第2の開口部を有し、前記第1の通過口、前記仕切り
    部および前記第2の通過口を横切って移動する膜状部材
    とを備えた車両用空気調和装置において、 前記枠体は、前記膜状部材の移動方向における、前記第
    1の通過口の開口寸法と前記第2の通過口の開口寸法と
    を略一致させ、 前記膜状部材は、前記第1の開口部と前記第2の開口部
    との間隔を、第1の開口部または前記第2の通過口の開
    口寸法と前記不通部の寸法とを加算した間隔に略一致さ
    せたことを特徴とする車両用空気調和装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
    の車両用空気調和装置において、 前記枠体は、空気と熱媒体とを熱交換させて空気を加熱
    するヒータコアを収容したユニットケースであることを
    特徴とする車両用空気調和装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の車両用空気調和装置にお
    いて、 前記第1の通過口は、前記ユニットケース内を流れる空
    気を前記ヒータコアを通過させて空気を加熱する温風通
    路であって、 前記第2の通過口は、前記ユニットケース内を流れる空
    気を前記ヒータコアから迂回させる冷風通路であること
    を特徴とする車両用空気調和装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008195133A (ja) * 2007-02-09 2008-08-28 Nippon Plast Co Ltd 風向調整装置

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