JPH07215027A - 雪路等でのタイヤの滑り止め装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、冬の北国で起る、路面凍結してる
スリップ事故を防止する装置に関するものである。 【構成】砂利（砕石等）を接着剤で固め、各種のタイヤ
サイズに巾と長さを合せ、タイヤの周囲に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔従来の技術〕この発明は、日本の北国
（札幌、旭川、等々）の道路が冬期間凍結し、ツルツル
の路面となり車がスリップして起る交通事故を防止する
為考えたものである。スタッドレスタイヤを使用する様
になった近年、交差点附近は特にツルツル路面となり、
車はブレーキを掛けてもスリップして容易に止まらず、
まるで氷の表面を幾台もの車のタイヤで磨いて居る様
で、交差点を横断する歩行者の人達迄、このツルツル路
面で足を滑らせ転倒し、その犠牲になって居ます、その
為１部でスパイク、タイヤ復活論さえ出て居ます。とん
でもない話です。スパイク、タイヤの使用して居た時
代、道路は削られその補修費用は莫大で、北国の都市の
財政を圧迫して居りました。そればかりではありません
削られた粉塵は空に舞い上り、そのすごさは想像を遥か
に超えたものです ２度とあの様な空と、汚れ切った
空気を見るのも、吸うのも御免です、その為粉塵公害と
言う、言葉さえ生れました。本発明はこの点を特に念頭
に置き、自然を汚す事無く、自然に優しい公害の無い空
気も汚す事の無い物をと考え、作り出したものでありま
す。

【０００２】〔発明が解決しようとする課題〕脱着式の
様々なチェン類が、現在数多く出回って居ますが普通一
般の人達（特に女性ドライバー）には、チェンの脱着は
容易に出来る事ではありませんでした。そう言う人々の
為に本発明が誰にでも簡単に取付出来る様に考えたもの
である

【０００３】〔発明の効果〕昔の人達の知恵で、雪の坂
路の途中に、砂の入った木の箱が設置してあるのを御存
じの事と思いますが、その砂利をタイヤの表面に接着さ
せ、氷雪の路面とタイヤの間に砂利が、入る事により摩
察がおき、その抵抗により車が早く止るようになりま
す。もともと砂利は自然の物です．当然の事ながら無公
害ですこれこそが、初めに考え、想いめぐらせた、自然
に優しいスリップ防止対策と考えます。交差点等で、ブ
レーキを、掛けるたびにツルツルだった路面に幾台もの
タイヤの砂が落ち、氷雪面に入りザラザラの路面に変り
ます。車は勿論の事、横断する歩行者も滑らず、安心し
て横断出来、車と車の事故防止に続ります。本発明はタ
イヤの前か、後ろに、並べて居くだけですみ、車を前進
又は後進させると接着剤がタイヤに接着し、セット完
了、そのまゝ走る事が出来る又雪路で車が動けなくなっ
た場合でも従来からあるスノーヘルパーと同じ使い方
で、脱出も容易に出来ます。本発明品は原材料が砂利と
接着剤を主とする為、安価で製作販売出来るので、出来
るだけブレーキを掛けるたび、砂利が氷雪の路面に落
ち、氷雪面に入り込む様、接着剤の強さを、加減して使
い捨ての感覚で使用してほしいと念願し、交通事故が少
しでも少なくなる事を望みます。

【０００４】

【実施例】〔図１〕にある５、と６を重ね合わせて接着
させると、輪の状態となりタイヤ面から、はずれ無くな
り安全に仕用する事が出来ます。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明品のタイヤに装着途中の図。

【図２】断面図

【図３】装着前に接着部（３）のビニールテープをはが
す所。

【符号の説明】

１ 砂利（砕石） ２ タイヤ ３ 接着剤の付いた接着部 ４ ビニールテープ（接着部の乾燥等を防ぐ為の物） ５、６、砂利（砕石）を接着剤で固めた部分

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）砂利（砕石）を接着剤で固め、各種
   の自動車タイヤサイズの巾及び長さ（円周）に合せ、
   〔図３〕の様に、帯状に製作する （ロ）砂利（砕石）の大、小を混ぜ合せ接着剤で固め
   る。 （ハ）両面接着テープの様式で、タイヤに装着前にビニ
   ール、テープをはがしタイヤ面に接着する。
2. 【請求項２】〔図１〕にあるように本発明品をタイヤの
   周囲に巻き付けるように装着し５、と６を重ね合せ接着
   すると容易にタイヤからはずれなくなする