JPH0721453U - 車両用可動式電話台の配線構造 - Google Patents

車両用可動式電話台の配線構造

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JPH0721453U
JPH0721453U JP5213793U JP5213793U JPH0721453U JP H0721453 U JPH0721453 U JP H0721453U JP 5213793 U JP5213793 U JP 5213793U JP 5213793 U JP5213793 U JP 5213793U JP H0721453 U JPH0721453 U JP H0721453U
Authority
JP
Japan
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base
wiring cord
movable
cord
telephone
Prior art date
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Pending
Application number
JP5213793U
Other languages
English (en)
Inventor
邦夫 西田
美知一 増
哲人 長谷部
善孝 伊藤
秀樹 松井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Kojima Industries Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Kojima Industries Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Publication of JPH0721453U publication Critical patent/JPH0721453U/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両用可動式電話台において、配線コードの
撓み方向を規制してその配線コードの局部的かつ過大な
屈曲を解消することで、断線や可動機構に対する噛込み
を防止する。 【構成】 車室内の収納凹部2に設置されるベース12
に、電話機3が固定される可動台26をベース12上に
格納される格納位置と、ベース12上から突出される使
用位置とに移動可能に可動機構19を介して組付けた車
両用可動式電話台において、ベース12は、その一側部
に電話機3の配線コード4を通す開口18と、その配線
コード4がはみ出さないように覆うカバー部16とを備
える。可動台26とベース12との相互には配線コード
4の撓み方向を規制するコード固定クランプ27,28
をそれぞれ取付け、これら両コード固定クランプ27,
28の間において配線コード4の撓み代を設定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は車両用可動式電話台の配線構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車室内に装着されるコンソールボックスやアームレスト等に形成される 収納凹部に電話機を固定状態で内設すると、その電話機の操作性が悪くなるため 、例えば、実開平4−16058号公報に開示されたもののように、収納凹部内 に設置されるベース(下台)に対し可動台(上台)を可動機構(リンク機構)に よって昇降可能に組付け、その可動台に電話機を取付けることで、車室内の美観 を損なうことなく電話機の操作性を向上させたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来のものにおいて、可動台と共に電話機を昇降動作させ ると、その昇降動作に基づく荷重が電話機の配線コードに作用する。そして、前 記荷重によって配線コードが局部的にかつ過大に屈曲されることがあり、このよ うな過大な屈曲が繰り返し行なわれると、配線コードの断線をまねくこととなる 。 さらに、可動台と共に電話機を昇降する際、配線コードの屈曲によって、その 配線コードの一部が可動機構などに噛み込み、電話機の昇降をさまたげるという 不具合も生じやすい。
【0004】 この考案の目的は、前記した従来の問題点に鑑み、配線コードの撓み方向を規 制してその配線コードの局部的かつ過大な屈曲を解消することで、断線や可動機 構に対する噛込みを防止することができる車両用可動式電話台の配線構造を提供 することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、この考案は、車室内の収納凹部に設置されるベー スに、電話機が固定される可動台を前記ベース上に格納される格納位置と、同ベ ース上から突出される使用位置とに移動可能に可動機構を介して組付けた車両用 可動式電話台において、 前記ベースは、その一側部に前記電話機の配線コード を通す開口とその配線コードがはみ出さないように覆うカバー部とを備え、 前記可動台と前記ベースとの相互には前記配線コードの撓み方向を規制するコ ード固定クランプをそれぞれ取付け、これら両コード固定クランプの間において 前記配線コードの撓み代を設定した。
【0006】
【作用】
前記したように構成される車両用可動式電話台の配線構造において、可動台と 共に電話機を使用位置と格納位置とに繰り返して移動操作する際も、両コード固 定クランプによって電話機の配線コードの撓み方向を規制して、その配線コード の局部的かつ過大な屈曲を防止するとともに、配線コードが可動機構に噛込む不 具合も生じない。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例を図面にしたがって説明する。 図1と図2において、車室内に設けられるコンソールボックス1の収納凹部2 には、可動式電話台11が組付けられる。 前記可動式電話台11は、ベース12、可動機構19及び可動台26を主体と して構成されている。
【0008】 前記ベース12は、上方に開口する格納凹部13を有して方形皿形状に形成さ れるベース本体14と、該ベース本体14の一側壁15から延出されかつ配線コ ード4がはみ出さないように覆うカバー部16とを一体に備えるとともに、コン ソールボックス1の収納凹部2の底面上に設置される大きさに形成されている。 さらにベース本体14の一側壁15の前後方向略中央には、カバー部16の内 部室17とベース本体14の格納凹部13とを連通する開口18が形成されてお り、この開口18には、電話機3の配線コード4が移動可能に挿通されるように なっている。
【0009】 ベース本体14の格納凹部13には、可動機構19によって可動台26が格納 位置と使用位置とに移動可能に組付けられる。 可動機構19は、前後一対をなすリンクアーム20,21によって構成されて いる。これら両リンクアーム20,21は、その下端部において、ベース本体1 4の格納凹部13の前端部寄り部分と中央部とにピン22,23を中心としてそ れぞれ起倒可能に支持されている。
【0010】 前記両リンクアーム20,21の上端部には、可動台26がピン24,25に よって支持されている。そして前記ベース本体14、両リンクアーム20,21 及び可動台26は4節の平行リンク機構をなし、その可動台26は略水平状態の まま、ベース本体14上に沿う格納位置とベース本体14より上方へ突出される 使用位置とに移動されるようになっている。
【0011】 前記可動台26の上面には電話機3が取付けられる。前記電話機3に一端が接 続される配線コード4は前側のリンクアーム20に貫設された開口窓20aから ベース本体14の格納凹部13を経てベース本体14とカバー部16との開口1 8に挿通される。そして、配線コード4の他端はカバー部16の後壁16aを通 して後方に延出され、その延出端には、アンテナや電源に対する接続用コネクタ 5が設けられている。
【0012】 前記可動台26の前端寄り下面と、ベース12のカバー部16の後壁16aと の相互には前記配線コード4の両端寄り部分をそれぞれ固定して配線コード4の 撓み方向を規制するコード固定クランプ27,28がそれぞれ取付けられている 。そして、両コード固定クランプ27,28の間において配線コード4の撓み代 が適宜に設定されている。
【0013】 すなわち、この実施例においては、可動台26と共に電話機3が使用位置に配 置された状態にあるときに両コード固定クランプ27,28の間に配線コード4 が略直線状態に保持され、可動台26と共に電話機3が格納位置に配置されたと きには、両コード固定クランプ27,28によって撓み方向が規制された状態で 、配線コード4がその撓み代の範囲内において略S字状に撓むようになっている 。
【0014】 したがってこの実施例において、可動台26と共に電話機3が格納位置と使用 位置とに繰り返して移動される際、その配線コード4は、両コード固定クランプ 27,28の間に拘束されてその撓み方向が規制される。そして、配線コード4 は図1の実線及び破線に示す略直線状態から鎖線に示すようにS字状に撓むため 、従来と異なり、配線コード4が局部的にかつ過大に屈曲されることが防止され る。この結果、配線コード4に断線を起こすように荷重が加わることが解消され ることから、配線コード4の耐久性の向上を図ることができるとともに、配線コ ード4が可動機構19のリンクアーム20,21に噛込む不具合も生じない。 しかも、可動台26と共に電話機3が使用位置に配置された状態にあるときに は、配線コード4が略直線状をなすことで、配線コード4を必要最短長さにする ことができる。
【0015】 なお、前記実施例においては、配線コード4の他端寄り部分を固定するコード 固定クランプ28をベース12のカバー部16の後壁16aに取付けたがこれに 限るものではなく、図4に示すようにベース本体14の後壁14aにコード固定 クランプ28を取付けてもよい。 ただし、この場合には、図4に示すようにベース本体14の一側壁15に配線 コード4に対する開口18a,18bを2箇所設け、ベース本体14から一方の 開口18aを通してカバー部16の内部室17に通された配線コード4が他方の 開口18bを通して再びベース本体14内に導かれるように配線される。 このように配線コード4を配線した場合においても、両コード固定クランプ2 7,28の間において図4に示す実線の状態から鎖線に示す状態の範囲内で、配 線コード4の撓み方向を規制することができるため、配線コード4の局部的かつ 過大な撓みによる不具合を防止できる。
【0016】 また、前記実施例においては、車室内のコンソールボックス1の収納凹部2に 対し、可動式電話台11が設置される場合を例示したが、これに限るものではな く、リヤシートのセンタアームレストに形成される収納凹部に対し可動式電話台 が設置される場合においても実施可能である。 さらに、前記実施例においては、一対のリンクアーム20,21によって可動 機構19を構成したが、例えばスライドレール機構によって可動機構を構成して もよい。
【0017】
【考案の効果】
以上述べたように、この考案によれば、従来と異なり配線コードの局部的かつ 過大な屈曲を防止することができるため、配線コードの局部的の過大な屈曲によ る断線を防止することができるとともに、可動機構に対する配線コードの噛込み を防止することができ、耐久性の向上を図ることができる。また、配線コードを 必要最短長さに設定することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の車両用可動式電話台の配
線構造を示す斜視図である。
【図2】同じく図1のII−II線断面図である。
【図3】同じく配線コードの撓み状態を示す説明図であ
る。
【図4】同じく配線コードのコード固定クランプの配設
位置を変更した他の実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
2 収納凹部 3 電話機 4 配線コード 11 可動式電話台 12 ベース 16 カバー部 18 開口 19 可動機構 26 可動台 27,28 コード固定クランプ
フロントページの続き (72)考案者 長谷部 哲人 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)考案者 伊藤 善孝 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内 (72)考案者 松井 秀樹 愛知県豊田市下市場町3丁目30番地 小島 プレス工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内の収納凹部に設置されるベース
    に、電話機が固定される可動台を前記ベース上に格納さ
    れる格納位置と、同ベース上から突出される使用位置と
    に移動可能に可動機構を介して組付けた車両用可動式電
    話台において、 前記ベースは、その一側部に前記電話機の配線コードを
    通す開口と、その配線コードがはみ出さないように覆う
    カバー部とを備え、 前記可動台と前記ベースとの相互には前記配線コードの
    撓み方向を規制するコード固定クランプをそれぞれ取付
    け、これら両コード固定クランプの間において前記配線
    コードの撓み代を設定したことを特徴とする車両用可動
    式電話台の配線構造。
JP5213793U 1993-09-27 1993-09-27 車両用可動式電話台の配線構造 Pending JPH0721453U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181266A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Yazaki Corp リンク式ドアのハーネス配索構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007181266A (ja) * 2005-12-27 2007-07-12 Yazaki Corp リンク式ドアのハーネス配索構造
JP4704908B2 (ja) * 2005-12-27 2011-06-22 矢崎総業株式会社 リンク式ドアのハーネス配索構造

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