JPH07214443A - 彫刻機 - Google Patents

彫刻機

Info

Publication number
JPH07214443A
JPH07214443A JP2614494A JP2614494A JPH07214443A JP H07214443 A JPH07214443 A JP H07214443A JP 2614494 A JP2614494 A JP 2614494A JP 2614494 A JP2614494 A JP 2614494A JP H07214443 A JPH07214443 A JP H07214443A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engraving machine
vacuum
base
engraving
engraved
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2614494A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamayoshi Konno
瑞嘉 今野
Kazuto Miyamoto
数人 宮本
Kenji Kawagoe
健二 川越
Atsunori Ito
敦則 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2614494A priority Critical patent/JPH07214443A/ja
Publication of JPH07214443A publication Critical patent/JPH07214443A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】コンピュータ制御された彫刻機にセットされて
いるバキューム・ラインを形成された基台に、当該彫刻
機を用いて微細な吸気用の貫通孔を容易に穿孔できるよ
うにしてバキューム・テーブルの作製を可能とする。 【構成】予め所定の大きさに成形されるとともに、底面
に互いに連通する複数列のバキューム・ライン32が一
体的に形成された基台31のバキューム・ライン32の
上面側の壁面に、バキューム・ライン32と連通するよ
うに微細な吸気用の貫通孔34を彫刻機20によって孔
加工し、基台31から吸着固定用のバキューム・テーブ
ル30を作製する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、彫刻機に関し、さらに
詳細には、彫刻機の加工台にゴム印や熱可塑性樹脂など
の被彫刻物を固定する際に用いられるバキューム・テー
ブルを形成可能な彫刻機であって、バキューム・テーブ
ルに必要とされる吸気用の微細な貫通孔の孔加工および
バキューム・テーブルの表面平滑加工を、所定のプログ
ラムによるコンピュータ制御により実現した彫刻機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来より、所定のプログラムによりコン
ピュータ制御された彫刻機を用いることにより、ゴム、
熱可塑性樹脂などの被彫刻物を彫刻機の加工台に固定し
て彫刻を行い、ゴム印などを作成したり、あるいは表札
や表示札などに文字や図形を彫り込むことが行われてい
る。こうした彫刻機としては、例えば、図7に示すよう
な彫刻機が知られている。
【0003】図7に示す彫刻機1は、キャリッジ2を、
左右方向(X方向)、前後方向(Y方向)および上下方
向(Z方向)に移動させることができ、キャリッジ2に
取り付けられた彫刻用カッターまたはドリルなどの切削
具3を、バイスなどの固定台4の上面に固定された板状
の被彫刻物5の表面に接触させながら移動させることに
より、予め彫刻機に設定されたプログラムに従って被彫
刻物5の表面に文字や図形の彫り込みを行うことができ
るものである。
【0004】一般にこのような彫刻機1においては、被
彫刻物5を固定するための固定具として、被彫刻物5の
側端部などを締め付け固定する従来のバイスに代えて、
真空ポンプなどの吸引作用により被彫刻物を吸着固定す
るようにした種々のバキューム・テーブルが付属品とし
てセットされている。
【0005】こうした彫刻機1の付属品であるバキュー
ム・テーブル10は、図8に示すように、基台11の底
面にそれぞれ互いに連通する複数列のバキューム・ライ
ン12が形成されており、そのバキューム・ライン12
の上面側の壁面には、微細な吸気用の貫通孔13が、バ
キューム・ライン12と連通するように上下に貫通して
複数形成されている。また、基台11の側面には各バキ
ューム・ライン12に連通する排気口が穿設され、この
排気口にエア・チューブ14を介して真空ポンプ(図示
せず)が接続され、真空ポンプを作動させることにより
バキューム・ライン12および貫通孔13内を減圧でき
るようになされている。
【0006】以上の構成において、バキューム・テーブ
ル10に被彫刻物を固定する場合には、基台11を平坦
な基盤15の上にセットし、基台11の排気口にエア・
チューブ14を介して接続した真空ポンプを作動させ
る。この真空ポンプの作動により、排気口を介して各バ
キューム・ライン12および貫通孔13内の空気が排気
されて減圧され、基台11の上面に載置した被彫刻物が
吸着固定されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したバ
キューム・テーブル10は、彫刻機1などによる彫刻加
工用の治具であるが、従来の彫刻機1においては加工可
能な溝深さなどに限度があり、バキューム・テーブル1
0のバキューム・ライン12のような溝加工を行うこと
はできなかったため、彫刻機1自身が使用するバキュー
ム・テーブル10でありながら、彫刻機1自身によりバ
キューム・テーブル10を作製することができなかっ
た。
【0008】従って、彫刻機1自身が使用する彫刻加工
用の治具であるバキューム・テーブル10は、彫刻機1
以外の工作機械によって、予め所定の大きさに成形され
た基台11に対し、複数列のバキューム・ライン12お
よび微細な吸気用の貫通孔13を形成するとともに被彫
刻物を固定する表面の面出し加工などを行なうか、ある
いは予め基台11とともにバキューム・ライン12を一
体的に成形したものに対し、そのバキューム・ライン1
2の上面側の壁面に微細な吸気用の貫通孔13を、バキ
ューム・ライン12と連通するように上下に貫通するな
どの機械加工を行って製造していた。
【0009】このため、他の工作機械によって複雑な機
械加工が必要になり、しかも加工工数が増大するため
に、彫刻機1に付属品としてセット販売されているバキ
ューム・テーブルのコストが高くならざるを得ないとい
う問題点があった。
【0010】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、コンピュータ制御された彫刻機の付属品として
セットされているバキューム・ラインを形成された基台
に、当該彫刻機を用いることによって微細な吸気用の貫
通孔を容易に穿孔できるようにして、当該彫刻機により
バキューム・テーブルの作製を可能とすることにより、
バキューム・テーブルの作製にかかるコストの大幅な削
減を図った彫刻機を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による彫刻機は、彫刻機が所定のプログラム
によりコンピュータ制御されている点を考慮し、バキュ
ーム・テーブル用の微細な吸気用の貫通孔を穿孔するた
めの所定プログラムを彫刻機に搭載することにより、彫
刻機によりバキューム・テーブル用の微細な吸気用の貫
通孔が作製可能となる点に着目してなされたものであ
る。
【0012】即ち、本発明による彫刻機は、左右方向
(X方向)、前後方向(Y方向)および上下方向(Z方
向)に移動可能なキャリッジと、キャリッジに取り付け
られた回転可能な彫刻用カッターまたはドリルなどの切
削具とを有し、キャリッジの移動および切削具の切削回
転が、所定のプログラムに従ってコンピュータ制御され
てコントロールされる彫刻機において、彫刻機は、彫刻
機に対して被彫刻物を載置可能な治具として、予め所定
の大きさに成形されるとともに底面に互いに連通する複
数列のバキューム・ラインが一体的に形成された基台を
備え、基台のバキューム・ラインの上面側の壁面に、バ
キューム・ラインと連通するように微細な吸気用の貫通
孔を彫刻機によって孔加工し、基台から吸着固定用のバ
キューム・テーブルを形成可能としたものである。
【0013】また、基台や吸着固定用のバキューム・テ
ーブルの表面平滑度が低下した場合にも、この彫刻機に
所定のプログラムを搭載することにより、基台および吸
着固定用のバキューム・テーブルの表面平滑加工を行う
ことができる。
【0014】
【作用】彫刻機には、被彫刻物を固定するための治具と
して、予め所定の大きさに成形された基台の底面に、互
いに連通する複数列のバキューム・ラインが一体的に形
成されている基台が付属品としてセットされている。
【0015】このために、彫刻機を使用する場合、基台
上面に被彫刻物を粘着シートなどを介して貼着すること
により、基台をそのままの状態で被彫刻物の固定台とし
て使用することができる。
【0016】また、被彫刻物を基台の上面に吸着固定し
たい場合には、所定のプログラムによりコンピュータ制
御された彫刻機を用いることにより、バキューム・ライ
ンの上面側の基台の壁面に対し、バキューム・ラインと
連通するように微細な吸気用の貫通孔を上下に貫通する
ように孔加工することにより、吸着固定用のバキューム
・テーブルを製作することができる。
【0017】さらに、使用中に基台あるいはバキューム
・テーブルの表面平滑度が低下した場合にも、基台ある
いはバキューム・テーブルの面出し加工を容易に行うこ
とができる。
【0018】従って、彫刻機に被彫刻物を固定するため
のバキューム・テーブルは、予め所定の大きさに成形さ
れた基台に複数列のバキューム・ラインのみを一体的に
形成し、これを彫刻機の付属品としてセット販売すれば
よいので、バキューム・テーブル作製のコストを大幅に
低減させることができる。
【0019】
【実施例】以下、添付の図面に基づいて、本発明による
彫刻機の実施例を詳細に説明するものとする。
【0020】図1は本発明による彫刻機の一実施例の外
観を示す斜視図であり、図2は彫刻機の付属品としてセ
ットされる基台の断面図であり、図3は本発明の彫刻機
により吸気用の貫通孔を加工した状態を示す基台(即
ち、バキューム・テーブルである。)の上面図であり、
図4は図3の断面図である。
【0021】彫刻機20は、コンピュータ制御により、
左右方向(X方向)、前後方向(Y方向)および上下方
向(Z方向)に移動させることができるキャリッジ21
と、キャリッジ21に取り付けられた彫刻用カッターま
たはドリルなどの切削具22とを備えており、このキャ
リッジ21は、固定台27の上面に固定されたバキュー
ム・テーブル30の表面に吸着された被彫刻物の表面
に、切削具22を接触させながら、予め設定されたプロ
グラムに沿ってX方向、Y方向およびZ方向に移動させ
ることができるようになっている。
【0022】即ち、所定のプログラムによりコンピュー
タ制御されてキャリッジ21の移動がコントロールさ
れ、また所定のプログラムによりコンピュータ制御され
て回転がコントロールされるスピンドル・モータ23に
より、ベルト24を介して切削具22が回転駆動され
る。そして、キャリッジ21はベルト25によりレール
26に沿ってX方向に移動できるようになっているとと
もに、前後移動機構および昇降機構(図示せず)により
Y方向およびZ方向に移動可能とされている。
【0023】基台31は彫刻機20の付属品としてセッ
トされており、図2に示すように、予め所定の大きさに
成形されていて、その底面にそれぞれ互いに連通する複
数列のバキューム・ライン32と、真空ポンプ(図示せ
ず)のエア・チューブを接続するための排気路33とが
一体的に形成されている。
【0024】こうした基台31は彫刻機20に被彫刻物
を固定するための治具であり、その上面に被彫刻物を粘
着シートなどを介して貼着することにより、そのままの
状態で被彫刻物の固定台として使用することができる。
【0025】一方、被彫刻物を基台31の上面に吸着固
定する場合には、コンピュータ制御された彫刻機20を
用いることにより、基台31に形成されたバキューム・
ライン32の上面側の壁面に、図3乃至図4に示すよう
に、バキューム・ライン32と連通するように微細な吸
気用の貫通孔34を上下に貫通するように孔加工するこ
とにより、吸着固定用のバキューム・テーブル30を製
造することができるようになっている。
【0026】また、彫刻機20は、基台31あるいはバ
キューム・テーブル32の表面平滑度が低下した場合の
面出し加工を行うことにより、表面平滑度を所定の水準
に維持できるようになされている。
【0027】即ち、コンピュータ制御された彫刻機20
には、基台31の上面側の壁面に微細な吸気用の貫通孔
34を上下に貫通する孔加工用のプログラムと、基台3
1あるいはバキューム・テーブル30の表面平滑度が低
下した場合の面出し加工を行なうプログラムとが予め搭
載されていて、これらのプログラムに基づきコンピュー
タ制御が行われるものである。
【0028】以上の構成において、彫刻機20を用いて
吸着固定用のバキューム・テーブル30を加工する場合
について説明する。
【0029】まず、コンピュータ制御された彫刻機20
のプログラムを、バキューム・テーブル30の孔加工用
プログラムに切り換えた後に、彫刻機20の固定台27
に基台31の上面を上にして固定する。
【0030】次いで、彫刻機20を作動させれば、キャ
リッジ21が、所定のプログラムに沿って回転しながら
左右方向(X方向)、前後方向(Y方向)および上下方
向(Z方向)に移動する。そして、キャリッジ21に取
り付けられた彫刻用カッターまたはドリルなどの切削具
22により、基台31のバキューム・ライン32の上面
側の壁面に、バキューム・ライン32と連通するように
吸気用の微細な貫通孔34を上下に貫通するように穿孔
することができる。
【0031】また、基台31あるいはバキューム・テー
ブル30の表面平滑度が低下した場合には、面出し加工
用のプログラムにより、基台31あるいはバキューム・
テーブル30の面出し加工を行うことができる。
【0032】従って、彫刻機に被彫刻物を固定するため
の治具として、予め所定の大きさに成形された基台の底
面に、互いに連通する複数列のバキューム・ライン32
のみが一体的に形成されている基台31が付属品として
セットされていても、この基台31を被彫刻物の吸着固
定用治具として使用したい場合には、コンピュータ制御
された彫刻機20のプログラムにより、基台31に形成
されたバキューム・ライン32の上面側の壁面に、バキ
ューム・ライン32と連通する微細な吸気用の貫通孔を
上下に貫通する孔加工を行い、バキューム・テーブル3
0を作製することができる。
【0033】また、基台31あるいはバキューム・テー
ブル30の表面平滑度が低下した場合には、面出し加工
のプログラムにより面出し加工を行うことができる。
【0034】次に、図5に示すブロック構成図および図
6に示すフローチャートを参照しながら、本発明による
彫刻機の制御装置について説明する。
【0035】まず、図5には、本発明による彫刻機の制
御装置のブロック構成図が示されており、彫刻機20
は、その全体動作の制御を、制御部90の中央処理装置
(CPU)91を用いて制御するように構成されてい
る。また、制御部90は、CPU91による全体動作の
制御のためのプログラム(上記したバキューム・テーブ
ル30作製用の孔加工用のプログラムおよび面出し加工
用のプログラムを含んでいる。)が格納されたリード・
オン・メモリ(ROM)92と、CPU91による上記
プログラムの実行時に必要な各種レジスタなどが設定さ
れたワーキング・エリアとしてのランダム・アクセス・
メモリ(RAM)93とを備えている。
【0036】そして、各種駆動条件やプログラム設定部
の操作により、設定された各種パラメータのパラメータ
値を入力するパラメータ値入力部94から出力されたパ
ラメータ値は、インターフェース95を介してバッファ
・メモリ96に記憶され、それから制御部90に入力さ
れることになる。
【0037】制御部90に入力されたパラメータ値に基
づいて、被彫刻物、基台31あるいはバキューム・テー
ブル30に所定の加工を行う場合における最適条件デー
タがCPU91によって決定され、制御部90は当該最
適条件データに基づいて、インターフェイス97を介し
て駆動モータ群を備えた駆動部98の動作を制御するこ
とになる。これにより、彫刻機20におけるキャリッジ
21の移動ならびに切削具22の切削回転が制御される
ことになる。
【0038】次に、図6のフローチャートに基づいて、
本発明による彫刻機の作用を説明する。
【0039】まず、ステップS601で、パラメータ値
入力部94からのパラメータ値が制御部90に読み込ま
れると、制御部90はROM92を参照して読み込まれ
たパラメータ値に対する最適条件データを決定する。
【0040】次に、制御部90で決定された最適条件デ
ータは、ステップ602を経て駆動部98の動作を制御
するステップ603に入力される。このステップS60
2においては、制御部90から出力される最適条件デー
タの終了が判断されることになる。そして、ステップS
602の判断処理により、制御部90からの最適条件デ
ータが出力されている間は(ステップS602の判断結
果が「YES」)、駆動部98の作動が繰り返えされる
とともに、制御部90からの最適条件データの出力が停
止されると(ステップS602の判断結果が「N
O」)、駆動部98の作動を停止するようになってい
る。
【0041】なお、上記した実施例においては、彫刻機
20のキャリッジ21が固定台27に対してX方向、Y
方向およびZ方向に移動する場合について説明したが、
これに限られることなく、被彫刻物またはバキューム・
テーブル30などを載置した移動テーブルが前後方向、
左右方向、上下方向の三次元で移動するように構成して
もよい。
【0042】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0043】左右方向(X方向)、前後方向(Y方向)
および上下方向(Z方向)に移動可能なキャリッジと、
キャリッジに取り付けられた回転可能な彫刻用カッター
またはドリルなどの切削具とを有し、キャリッジの移動
および切削具の切削回転が、所定のプログラムに従って
コンピュータ制御されてコントロールされる彫刻機にお
いて、彫刻機は、彫刻機に対して被彫刻物を載置可能な
治具として、予め所定の大きさに成形されるとともに底
面に互いに連通する複数列のバキューム・ラインが一体
的に形成された基台を備え、基台のバキューム・ライン
の上面側の壁面に、バキューム・ラインと連通するよう
に微細な吸気用の貫通孔を彫刻機によって孔加工し、基
台から吸着固定用のバキューム・テーブルを形成可能と
したため、バキューム・テーブル作製のコストを大幅に
低減することができる。
【0044】即ち、本発明によれば、コンピュータ制御
された彫刻機の付属品としてセットされているバキュー
ム・ラインを形成された基台に、当該彫刻機を用いるこ
とによって微細な吸気用の貫通孔を容易に穿孔できるの
で、当該彫刻機により基台からバキューム・テーブルの
作製が可能となり、バキューム・テーブルの作製にかか
るコストを大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による彫刻機の一実施例の外観を示す斜
視図である。
【図2】彫刻機の付属品としてセットされる基台の断面
図である。
【図3】本発明の彫刻機により基台の上面に吸気用の貫
通孔を加工してバキューム・テーブルを作製した状態を
示す上面図である。
【図4】図3に示すバキューム・テーブルのの断面図で
ある。
【図5】本発明の一実施例による彫刻機の制御装置を示
すブロック構成図である。
【図6】本発明による彫刻機のデータ処理を示すフロー
チャートである。
【図7】従来の彫刻機による被彫刻物の加工状態を示す
斜視図である。
【図8】従来の彫刻機に付属品としてセットされたバキ
ューム・テーブルの一部を破断して示した斜視図であ
る。
【符号の説明】
20 彫刻機 21 キャリッジ 22 切削具 23 スピンドル・モータ 24、25 ベルト 26 レール 27 固定台 30 バキューム・テーブル 31 基台 32 バキューム・ライン 33 排気路 34 貫通孔
フロントページの続き (72)発明者 伊藤 敦則 静岡県浜松市大久保町1227 ローランド ディー. ジー. 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右方向(X方向)、前後方向(Y方
    向)および上下方向(Z方向)に移動可能なキャリッジ
    と、前記キャリッジに取り付けられた回転可能な彫刻用
    カッターまたはドリルなどの切削具とを有し、前記キャ
    リッジの移動および前記切削具の切削回転が、所定のプ
    ログラムに従ってコンピュータ制御されてコントロール
    される彫刻機において、 前記彫刻機は、前記彫刻機に対して被彫刻物を載置可能
    な治具として、予め所定の大きさに成形されるとともに
    底面に互いに連通する複数列のバキューム・ラインが一
    体的に形成された基台を備え、前記基台の前記バキュー
    ム・ラインの上面側の壁面に、前記バキューム・ライン
    と連通するように微細な吸気用の貫通孔を前記彫刻機に
    よって孔加工し、前記基台から吸着固定用のバキューム
    ・テーブルを形成可能としたことを特徴とする彫刻機。
  2. 【請求項2】 前記基台および前記吸着固定用のバキュ
    ーム・テーブルの表面平滑加工を行う請求項1記載の彫
    刻機。
JP2614494A 1994-01-28 1994-01-28 彫刻機 Pending JPH07214443A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2614494A JPH07214443A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 彫刻機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2614494A JPH07214443A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 彫刻機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07214443A true JPH07214443A (ja) 1995-08-15

Family

ID=12185357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2614494A Pending JPH07214443A (ja) 1994-01-28 1994-01-28 彫刻機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07214443A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102431366A (zh) * 2011-09-15 2012-05-02 深圳大宇精雕科技有限公司 一种自动上下料的精雕机
CN111318885A (zh) * 2020-03-31 2020-06-23 深圳市辉翰科技发展有限公司 一种雕刻机具有对中定位功能的工作台

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102431366A (zh) * 2011-09-15 2012-05-02 深圳大宇精雕科技有限公司 一种自动上下料的精雕机
CN111318885A (zh) * 2020-03-31 2020-06-23 深圳市辉翰科技发展有限公司 一种雕刻机具有对中定位功能的工作台
CN111318885B (zh) * 2020-03-31 2021-06-11 江苏中智自动化股份有限公司 一种雕刻机具有对中定位功能的工作台

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4294297A (en) Router guide apparatus and method
JP2008126322A (ja) バイト加工方法及びバイト加工装置
CN2818020Y (zh) 数控精密小型台钻
JPH07214443A (ja) 彫刻機
CN210359824U (zh) 一种在金属表面雕刻光滑网孔的雕刻装置
JP2835584B2 (ja) 被削材座ぐり機
JP3999714B2 (ja) 穿孔プレス装置
JP2001071323A (ja) ガラス板における孔開け装置
JP2002126928A (ja) バリ取り方法およびバリ取りシステム
CN220863021U (zh) 一种激光打标机
JPH0435896A (ja) スルーホール成形におけるワーク制御方法
CN219130830U (zh) 用于线性滑轨多孔加工的打孔装置
CN221851597U (zh) 一种带有限位功能的数控雕刻机床
CN219703168U (zh) 一种适配多工件的带有定位功能的打孔机
KR20020074676A (ko) 타이어 금형의 에어벤트홀 천공장치
CN212170909U (zh) 一种多角度加工的四轴弧形雕刻机
JP2002254408A (ja) ドア部材などの加工装置
JP2907708B2 (ja) 木材の加工方法
CN212599064U (zh) 一种建筑装饰板开槽装置
JP2533931Y2 (ja) 溝入れ用金型
JPH01316113A (ja) V字形状溝加工機を用いた中間折曲製品の加工方法
KR100928649B1 (ko) 다이아몬드 스핀 크로스 컷팅장치 및 그 사용방법
JPH09122766A (ja) レーザ切断・面取り複合加工方法
JP3017445U (ja) 縫製用生地の支持構造
KR200253418Y1 (ko) 가구용 패널의 손잡이 홈 가공장치