JPH0721426A

JPH0721426A - 駐車場予約装置

Info

Publication number: JPH0721426A
Application number: JP2854193A
Authority: JP
Inventors: Sadao Sasaki; 定男佐々木; Makoto Utsunomiya; 誠宇都宮; Michihiro Takaku; 道広高久; Akira Manabe; 彰真鍋; Junji Kojima; 淳史小島; Kiyoshi Sakata; 潔坂田
Original assignee: Nippon Signal Co Ltd; Nippon Telegraph and Telephone Corp; Park24 Co Ltd
Current assignee: Nippon Signal Co Ltd; Nippon Telegraph and Telephone Corp; Park24 Co Ltd
Priority date: 1993-01-25
Filing date: 1993-01-25
Publication date: 1995-01-24
Anticipated expiration: 2019-05-17
Also published as: JP3527757B2

Abstract

(57)【要約】【目的】公衆電話回線を利用して駐車場を予約できる
ようにして利用者の使い勝手を向上させるとともに、効
率よい駐車場運営をできるようにする。【構成】公衆電話回線を介して駐車場予約情報を入力
する予約情報入力手段と、その予約情報入力手段が入力
した駐車予約情報に基づいて所定の駐車場を選択する駐
車場選択手段と、その駐車場選択手段が選択した所定の
選択駐車場情報、又はその駐車場選択手段が所定の駐車
場を選択しないときに選択拒否情報を前記公衆電話回線
を介して出力する出力手段と、確認情報入力手段が予約
の確認情報を入力したときに、前記駐車場選択手段が選
択した所定の駐車場を確保した予約情報（予約No．）を
出力する駐車場予約情報出力手段と、その駐車場予約情
報出力手段から出力された予約情報と入力された情報と
が一致したときに、駐車券を発行するとともに、入口ゲ
ートを開にする入口制御手段と、前記駐車券が挿入され
たときに駐車料金を算出するとともに、その算出された
駐車料金に見合う金銭が投入されたときに、出口ゲート
を開にする出口制御手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は駐車場予約装置に係り、
特に、公衆電話回線を利用して駐車場を効率よく運用で
き、かつ駐車スペースを効果的に確保できるようにした
ものに関する。

【０００２】

【従来の技術】都市部には、公営、又は民営の多くの駐
車場が存在していて、利用者は、それらの駐車場を案内
板を目安に、又は過去の駐車経験を基に所定の駐車場を
捜すようにしている。

【０００３】しかし、案内板や過去の駐車経験により駐
車場を捜す場合、目的の駐車場に到着してみると満車で
駐車できないことがあったり、あるいは長時間待たなけ
ればならないという欠点がある。

【０００４】そこで、近年、都市部に空駐車スペースの
ある駐車場を示す案内板を設けて、車両を誘導案内する
ことも行われるようになってきている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の誘導案内による駐車においても、都市部まで車両を
乗入れなければ案内板を見ることができず、案内板が満
車を示していれば駐車できずに引き返すか、さらに空ス
ペースが出るまで待たなければならないという不都合が
ある。

【０００６】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、車両の出発地
点において駐車スペースが確保できるとともに、駐車場
を効率よく運用して収益を向上させることのできる駐車
場予約装置を提供することにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明に係る駐車場予約
装置は、上記目的を達成するために、公衆電話回線を介
して駐車場予約情報を入力する予約情報入力手段と、そ
の予約情報入力手段が入力した駐車予約情報に基づいて
所定の駐車場を選択する駐車場選択手段と、その駐車場
選択手段が選択した所定の選択駐車場情報、又はその駐
車場選択手段が所定の駐車場を選択しないときに選択拒
否情報を前記公衆電話回線を介して出力する出力手段
と、その出力手段が出力した所定の選択駐車場情報を確
認したときの確認情報を前記公衆電話回線を介して入力
する確認情報入力手段と、その確認情報入力手段が確認
情報を入力したときに、前記駐車場選択手段が選択した
所定の駐車場を確保した予約情報を出力する駐車場予約
情報出力手段と、その駐車場予約情報出力手段から出力
された予約情報と入力された情報とが一致したときに、
駐車券を発行するとともに、入口ゲートを開にする入口
制御手段と、前記駐車券が挿入されたときに駐車料金を
算出するとともに、その算出された駐車料金に見合う金
銭が投入されたときに、出口ゲートを開にする出口制御
手段とを有することを特徴としている。

【０００８】

【作用】上記構成において、駐車場選択手段は、予約情
報入力手段が駐車予約情報を入力すると、空スペースの
ある所定の駐車場を選択する。この選択された駐車場の
情報は出力手段により駐車予約情報を送出した者、つま
り、駐車を希望した者に送出される。空スペースが無い
場合は、駐車拒否の情報が出力手段から駐車希望者へ出
力される。

【０００９】駐車場予約情報出力手段は、駐車を希望し
た者から確認情報を得ると、駐車場選択手段が選択した
所定の駐車場に駐車スペースを確保した情報、つまり予
約情報（予約No．）を出力する。そして、入口制御手段
は、入力された情報とその予約情報とが一致したとき
に、駐車券を発行するとともに入口ゲートを開にして車
両を進入させる。

【００１０】出口制御手段は、駐車券が挿入されて、か
つその駐車券に基づいて算出された駐車料金が投入され
たときに、出口ゲートを開にして車両を進出させる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は一実施例装置の概略構成図であって、予約
センタ１は、複数の駐車場Ｐ₁〜Ｐ_nの入口制御機２及
び出口制御機３との間で公衆電話回線等の通信回線で接
続されているとともに、公衆電話回線４を介してファク
シミリ送受信器（以下、ＦＡＸという）５、電話器６及
び自動車電話器（携帯電話器を含む）７と接続されてい
る。

【００１２】入口制御機２は、入力機８と入口ゲート９
とから構成されている。このうち入力機８は、図２に示
されるように、その接客パネル８ａにタッチパネル式の
入力部１０と磁気カードからなる駐車券Ｃの発券口１１
とが設けられている。したがって、この入力機８には、
図示しないが駐車券発行ユニットが内蔵されている。ま
た、入力部１０の表示画面の一部１０ａは、駐車場Ｐ₁
〜Ｐ_nの入口に設けられたテレビカメラ１２が撮像した
画面を表示できるように構成されている。

【００１３】入口ゲート９は、周知の駐車場に設けられ
ていると同様な、モータによってポールが開閉するゲー
トであって、上記入力機８によって制御されるように構
成されている。

【００１４】出口制御機３は、駐車料金精算機（以下、
精算機という）１３と出口ゲート１４とから構成されて
いる。このうち精算機１３は、図３に示されるように、
その接客パネル１３ａに駐車料金の金額を表示する表示
部１４と、駐車券Ｃの挿入口１５と、硬貨投入口１６
と、紙幣及びクレジットカード等のカードを挿入する挿
入口１７と、領収書を希望するときに押下される釦１８
と、領収書発行口１９と、釣銭排出口２０とを有してい
て、周知の駐車場に設けられていると同様な構成を呈し
ている。

【００１５】出口ゲート１４は、入口ゲート９と同一構
成をしていて、精算機１３によって制御されるように構
成されている。

【００１６】図４は、本実施例装置の電気的構成を示す
ブロック図であって、予約センタ１には、通信機能を備
えたマイクロコンピュータからなる制御器２１が設けら
れている。

【００１７】この制御器２１は、ＲＯＭ２２に格納され
ているシステムプログラムとＲＡＭ２３に格納されてい
るワーキングデータとを用いて演算処理する中央処理部
（ＣＰＵ）２４を有している。

【００１８】ＣＰＵ２４は、公衆電話回線４と通信を行
うための第１通信制御部２５と各駐車場Ｐ₁〜Ｐ_nの入
口制御器２及び出口制御器３と通信を行うための第２通
信制御部２６とを接続しいているとともに、Ｉ／Ｏユニ
ット２７を介して、表示画面２７を駆動制御する表示ド
ライバ２８と、プリンタ２９を駆動制御する印字ドライ
バ３０と、キーボード３１からのデータを入力する入力
ドライバ３２とを接続している。

【００１９】各駐車場Ｐ₁〜Ｐ_nに設置されている入口
制御器２及び出口制御器３は、同一構成であるので、図
４では、駐車場Ｐ₁についてのみ図示してある。

【００２０】入口制御機８は、ＲＯＭ３３に格納されて
いるシステムプログラムとＲＡＭ３４に格納されている
ワーキングデータとを用いて演算処理する中央処理部
（ＣＰＵ）３５を有している。

【００２１】このＣＰＵ３５は、予約センタ１側と通信
を行うための通信制御部３６を接続しているとともに、
Ｉ／Ｏユニット３７を介して駐車券Ｃを発行する駐車券
発行ユニット３８と、入口ゲート９を駆動制御するゲー
トドライバ３９と、タッチパネル式の入力部１０からの
データを入力する入力ユニット４０とを接続している。

【００２２】なお、Ｉ／Ｏユニット３７には、図面を簡
略化するために省略してあるが、テレビカメラ１２の撮
像ユニットや車両の位置を検知するセンサ等が接続され
ている。

【００２３】出口制御機１３は、ＲＯＭ４１に格納され
ているシステムプログラムとＲＡＭ４２に格納されてい
るワーキングデータとを用いて演算処理する中央処理部
（ＣＰＵ）４３を有している。

【００２４】このＣＰＵ４３は、予約センタ１側と通信
を行うための通信制御部４４を接続しているとともに、
Ｉ／Ｏユニット４５を介して駐車料金を表示し、かつ駐
車料金を受入れるための精算ユニット４６と、出口ゲー
ト１４を駆動制御するゲートドライバ４７と、領収書発
行用の釦１８が押下されたときに領収書を発行する領収
書発行ユニット４８とを接続している。

【００２５】なお、Ｉ／Ｏユニット４５には、車両を検
知するセンサ等が接続されているが、本発明の説明に直
接関係しないので省略されている。

【００２６】次に、図５のフローチャートを用いて予約
センタ１側の制御動作について説明する。先ず、各駐車
場Ｐ₁〜Ｐ_nを利用できる者について説明すると、各駐
車場Ｐ₁〜Ｐ_nを利用できるものは、駐車場経営者と契
約をしている特別会員と一般会員の他に、その契約をし
ていない非会員とに分けられる。

【００２７】会員は個人又は法人を含んでいて、駐車料
金を所定の金融機関から徴収することができる等の便宜
が図られるとともに、特別会員は、いかなるときでも、
駐車可能な権利が与えられている。また、法人会員の場
合は、社用車と社員の個人車とを区別するために、社用
車の識別データ、例えば車両のプレートNo．が予め予約
センタ１のＲＡＭ２３に記憶されている。

【００２８】さて、今、予約センタ１に公衆電話回線４
を介して、例えば電話器６から予約電話（通信）があっ
たものとする（ステップ１００肯定。以下、ステップを
Ｓとする。）。

【００２９】なお、予約センタ１への通話は、非会員が
予約だけして実際に駐車しなかったときの駐車場側のリ
スクを防止するために、公衆電話回線４の会社と駐車場
経営者との契約に基づいて、電話使用料に情報料（駐車
料金）を付加できる料金体系、いわゆる「ダイヤル
Ｑ²」方式が採用されている。

【００３０】予約センタ１への通信は、所定の手順に従
って、例えば予約センタ１の発呼後に、「＃」の後に会
員番号、非会員の場合は「＃０」の番号をダイヤルする
とともに、何日の何時から駐車するのかの情報（例えば
５月５日の午後３時からのときは、「０５０５１５」）
をダイヤルすることにより行われる。

【００３１】電話相手（利用者）が一般会員又は非会員
の場合（Ｓ１０２否定）、予約センタ１の制御機２１に
ＲＡＭ２３に記憶されている各駐車場Ｐ₁〜Ｐ_nの空情
報を基に、駐車できるか否かを演算し、もし駐車可能で
あれば（Ｓ１０４否定）、その駐車場、例えば駐車場Ｐ
₁に駐車できる旨の情報を利用者に送出する（Ｓ１０
６、Ｓ１０８）。また、各駐車場Ｐ₁〜Ｐ_nに空スペー
スがないときは（Ｓ１０４肯定）、その旨が利用者に送
出される（Ｓ１１０）。利用者への情報伝達は、図４に
示されていないが、周知の合成音発生装置を介して行わ
れる。

【００３２】利用者が特別会員の場合（Ｓ１０２肯
定）、制御機２１が選択した駐車場、例えば駐車場Ｐ₁
の情報が利用者に送出される。つまり、特別会員は、い
つでも駐車できる権利を有しているので、各駐車場Ｐ₁
〜Ｐ_nには、一定の割合で、常時、特別会員用の駐車ス
ペースが確保されている。このため、特別会員は、通
常、駐車場経営者との間で、特別会費を支払ようにした
り、あるいは一般会員又は非会員よりも高額の駐車料金
を支払う等の契約が結ばれている。

【００３３】駐車可能情報を得た利用者は、選択された
駐車場で満足する場合は、その旨の情報（例えば「＃
１」）をダイヤルし（Ｓ１１２肯定）、別の駐車場を選
択したいときはその旨の情報（例えば「＃２」）をダイ
ヤルし（Ｓ１１２否定、Ｓ１１４肯定）、さらに予約を
中止したいときはその旨の情報（例えば「＃３」）をダ
イヤルする（ＳＳ１１４否定）。

【００３４】上述のようにして、希望の駐車場が選択さ
れると、予約センタ１側から利用者に予約番号、例えば
「１２３４」が送出される（Ｓ１１６）。

【００３５】また、この際、駐車場までの案内図が必要
か否かの情報も送出され、もし、その案内図が必要なと
きは、その旨の情報（例えば「＃１」）とＦＡＸNo．を
ダイヤルすると、利用者はその案内図を入手することが
できる（Ｓ１１８肯定、Ｓ１２０）。

【００３６】上記Ｓ１００で予約した時刻が到来する
と、この時点から駐車料金が開始される（Ｓ１２２肯
定、Ｓ１２４）。また、予約時刻到来までに、キャンセ
ルの通信があったときは、その予約は解消される（Ｓ１
２２否定、Ｓ１２６肯定）。このキャンセルは、予め予
約センタ１を発呼した後、所定の手順、例えば予約番号
をダイヤルしたのち所定の情報（例えば「＃９」）をダ
イヤルすることにより行われる。

【００３７】利用者の車両が予約時刻までに駐車場に入
場すると、予約センタ１側の一連の予約処理は終了する
（Ｓ１２６肯定）。なお、予約車が入場したか否かは、
次の図６のフローチャートで説明する。

【００３８】ところで、予約しても駐車しない場合が考
えられる。特に、非会員は、駐車場経営者と契約を結ん
でいないので、予約が無断でキャンセルされたとき、駐
車場経営者は不測の損害を受けることになるので、予約
時刻から所定時間、例えば１０分間経過後に予約を自動
的にキャンセルするとともに、予約した電話器の通話料
にキャンセル料を含めて公衆電話回線会社が徴収し、そ
の公衆電話回線会社を介してキャンセル料を得るように
してある（Ｓ１２８、Ｓ１３０）。

【００３９】なお、会員が予約時刻まで（所定時間経過
まで）に駐車場へ到着せず、自動的にキャンセルされた
ときは（Ｓ１２８）、その会員の口座からキャンセル料
金が引落とすことが可能であるから、駐車場経営者が損
害を受けるおそれはない。

【００４０】図６は、入口制御機２の制御動作を示すフ
ローチャートである。利用者は、入力機８の入力部１０
から予約No．を入力すると、ＣＰＵ３５は、入力された
予約No．と、予約センタ１側から送出されてＲＡＭ３４
内に記憶されている予約No．との照合を行う。

【００４１】この照合において一致すると（Ｓ２００肯
定，Ｓ２０２肯定）、予約駐車券Ｃが発行されるととも
に、入口ゲート９が開となり、車両の進入が可能となっ
て駐車することができる（Ｓ２０４）。

【００４２】もちろん、予約No．が不一致のときは、予
約車でないから入場は拒否される（Ｓ２０６）。

【００４３】ところで、法人会員の場合のように、社有
車のみ会員として駐車できるようにし、会員の個人車は
非会員として、その社員個人の負担で駐車できるように
する必要が生じる。

【００４４】このような場合は、駐車場を会社負担で利
用できる車両のプレートNo．を予約センタ１側のＲＡＭ
２３内に予め登録しておくことによって選別することが
可能となる。

【００４５】会員が法人会員である場合は、ＲＡＭ３４
には、予約センタ１側から予約No．の他に、その法人会
社の登録してある車両のプレートNo．も送出されて記憶
される。したがって、利用者は予約No．の他に、車両の
プレートNo．も入力部１０から入力することとなる。

【００４６】この場合、一般に、利用者が社有車のプレ
ートNo．を覚えていることは希であるから、テレビカメ
ラ１２が撮影した表示画面の一部分１０′に現れたプレ
ートを見ながら容易に入力することができる。

【００４７】なお、上述の例は、社有車を駐車するとき
を説明したが、社有車に限らず、登録した特定の車両の
みを駐車するときにも利用することができる。

【００４８】図７は、出口制御機３の制御動作を示すフ
ローチャートであって、車両が駐車場から出場するとき
の動作を示している。

【００４９】先ず、利用者が出場しようとするときは、
予約駐車券Ｃを挿入口１５に挿入すると（Ｓ３００肯
定）、その予約駐車券Ｃに記憶されている磁気データが
読取られて演算処理され、予約料金を含む駐車料金が算
出される（Ｓ３０２）。そして、その算出されて駐車料
金は、表示部１４に表示される（Ｓ３０４）。なお、予
約料金を含むか否かは、利用者と駐車場経営者との間の
契約によって任意に決めることができる。

【００５０】なお、駐車場がデパートの地下に設けられ
ていて、所定以上の購入金額の場合等に駐車料金を免除
又は割引する場合は、予約駐車券Ｃに図示しないリーダ
により、そのデータが書き込まれる。

【００５１】表示された駐車料金が硬貨投入口１６又は
紙幣挿入口１７から挿入されると、出口ゲート１４は開
かれ、車両の出場が許可される（Ｓ３０６肯定，Ｓ３０
８）。また、領収書が必要なときは、釦１６を押下する
ことにより、従来の領収書発行機能付きの精算機と同様
に領収書が発行される。

【００５２】利用者が会員の場合であって、駐車料金を
所定の金融機関から徴収する場合は、予約駐車券Ｃを挿
入口１５に挿入し、駐車料金が表示された後、クレジッ
トカードを挿入口１７に挿入することにより、駐車料金
のデータが予約センタ１側のＲＡＭ２３内に格納され
る。次いで、予約センタ１の制御器２１は、第１通信制
御部２５を介してクレジットカード会社（図示せず）の
コンピュータと接続される。したがって、本発明では、
このような駐車料金の徴収も「駐車料金に見合う金銭が
投入できたとき」に含めている。

【００５３】予約センタ１の制御器２１の表示画面２７
やプリンタ２９等は、各駐車場Ｐ₁〜Ｐ_nの利用情況等
を把握するときに用いられる。また、会員の登録、抹消
等のときにも用いられる。つまり、この制御器２１は、
周知のパーソナルコンピュータと同様に、各種のサービ
スを実行することができるように構成されている。

【００５４】以上のように、本実施例に係る駐車場予約
装置は、公衆電話回線を介して確認をとりながら駐車場
を予約できるので、利用者は出発地点で、あるいは前日
等に予約できるので、安心して目的に向かうことができ
る。

【００５５】加えて、特別会員制度を設けているので、
その特別会員の利用者は、いつでも駐車することができ
る。

【００５６】また、駐車場側では、予約により効率よく
駐車場を運用できるので、収益の向上につながり、さら
に、無断キャンセルされても、所定のキャンセル料が徴
収できるので、無断キャンセルによる損失を防止するこ
とができる。

【００５７】なお、上述の実施例では、予約センタ１側
は完全自動化の例を示したが、オペレータにより有人受
付としてもよい。また、予約センタ１で複数の駐車場Ｐ
₁〜Ｐ_nを管理するようにしたが、大型の駐車場の場合
は一つであってもよい、この場合は、入口制御機２のＣ
ＰＵ３５等が上述した予約センタ１側の制御器２１を兼
用することとなる。

【００５８】

【発明の効果】本発明に係る駐車場予約装置は、利用者
は公衆電話回線を介して確認をとりながら駐車場を予約
できるので、出発地点において、又は前日等に予約で
き、安心して目的地に向かうことができる。また、駐車
場側では、予約をもとに駐車場を効率よく運用すること
ができるので、収益を向上させることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例装置の概略構成図である。

【図２】入力機の正面図である。

【図３】精算機の正面図である。

【図４】一実施例装置の電気的構成を示すブロック図で
ある。

【図５】予約センター側の制御動作を示すフローチャー
トである。

【図６】入口制御機側の制御動作を示すフローチャート
である。

【図７】出口制御機側の制御動作を示すフローチャート
である。

【符号の説明】

１予約センタ２入口制御機３出口制御機４公衆電話回線５ＦＡＸ６電話器７自動車電話器２１制御機

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ｇ０７Ｃ 9/00 9436−3ＥＧ０８Ｇ 1/14 Ａ 7531−3Ｈ (72)発明者宇都宮誠東京都台東区台東４丁目13番21号日本信号株式会社本社パーキングシステム部内 (72)発明者高久道広東京都台東区台東４丁目13番21号日本信号株式会社本社パーキングシステム部内 (72)発明者真鍋彰東京都千代田区内幸町１丁目１番６号日本電信電話株式会社内 (72)発明者小島淳史東京都千代田区内幸町１丁目１番６号日本電信電話株式会社内 (72)発明者坂田潔東京都大田区南馬込５丁目38番15号パーク二四株式会社内

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】公衆電話回線を介して駐車場予約情報を
入力する予約情報入力手段と、前記予約情報入力手段が入力した駐車予約情報に基づい
て所定の駐車場を選択する駐車場選択手段と、前記駐車場選択手段が選択した所定の選択駐車場情報、
又はその駐車場選択手段が所定の駐車場を選択しないと
きに選択拒否情報を前記公衆電話回線を介して出力する
出力手段と、前記出力手段が出力した所定の選択駐車場情報を確認し
たときの確認情報を前記公衆電話回線を介して入力する
確認情報入力手段と、前記確認情報入力手段が確認情報を入力したときに、前
記駐車場選択手段が選択した所定の駐車場を確保した予
約情報を出力する駐車場予約情報出力手段と、前記駐車場予約情報出力手段から出力された予約情報と
入力された情報とが一致したときに、駐車券を発行する
とともに、入口ゲートを開にする入口制御手段と、前記駐車券が挿入されたときに駐車料金を算出するとと
もに、その算出された駐車料金に見合う金銭が投入され
たときに、出口ゲートを開にする出口制御手段と、を有することを特徴とする駐車場予約装置。