JPH0721413Y2 - 車載機器用盗難防止装置 - Google Patents

車載機器用盗難防止装置

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JPH0721413Y2
JPH0721413Y2 JP1986167133U JP16713386U JPH0721413Y2 JP H0721413 Y2 JPH0721413 Y2 JP H0721413Y2 JP 1986167133 U JP1986167133 U JP 1986167133U JP 16713386 U JP16713386 U JP 16713386U JP H0721413 Y2 JPH0721413 Y2 JP H0721413Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
shutter
release pin
guide hole
car stereo
Prior art date
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Application number
JP1986167133U
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English (en)
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JPS6372139U (ja
Inventor
清次 尾木
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈技術分野〉 本考案は、車両本体に着脱自在に保持される車載機器の
盗難防止装置に関する。
〈従来技術〉 従来から、この種の車載機器の一例として、第3図に全
体外観を示すようなカーステレオ10が知られている。こ
のカーステレオ10の本体部11両側面には、突出進入自在
な板バネ機構12,12が係合部としてそれぞれ設けられて
いる。
そして、このカーステレオ10を機器収納部であるダッシ
ュボード13に取り付ける場合には、第4図に示すよう
に、カーステレオ10をダッシュボード13にその前面より
装入する。すると、弾性係止機構である板バネ機構12が
ダッシュボードに設けられた機器収納部の係止部として
の内端縁14に弾力的に係合し、カーステレオ10は抜け出
しを阻止された状態でダッシュボード13に固定される。
また、このカーステレオ10をダッシュボード13から取り
外す場合には、第5図に示すように、カーステレオ10の
本体部11の前面パネル11aに形成されたガイド孔15から
リリースピン16を挿入し、このリリースピン16により板
バネ機構12をカーステレオ本体部11側へ屈曲退入させ
る。このことにより、板バネ機構12とダッシュボード13
の内端縁14との係合が解除され、カーステレオ10を容易
に取り出すことができる。
そのため、このカーステレオ10のような車載機器におい
ては、リリースピン16を挿入するという簡単な手段によ
り車両のダッシュボード13から車載機器を容易に取り外
すことができるため、盗難にあいやすいという欠点があ
った。
〈考案の目的〉 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであっ
て、カーステレオのような車載機器の盗難を防止するこ
とが可能な構成の車載機器用盗難防止装置を提供するこ
とを目的としている。
〈考案の構成〉 本考案は、このような目的を達成するために、車両側の
機器収納部にその前面より車載機器を装入して該車載機
器の弾性係止手段を上記機器収納部の係止部に係合させ
ることにより上記車載機器を固定し、上記弾性係止手段
の係合解除操作を、上記車載機器の前面パネルのガイド
孔を通して挿入するリリースピンにより機械的に行うも
のにおいて、上記ガイド孔と弾性係止間に進退自在に介
装され、常時バネの付勢力を受けて上記ガイド孔と弾性
係止手段間に位置し上記リリースピンの挿入を阻止する
シャッターと、通電時に上記シャッターをバネに抗して
進退移動させ上記リリースピンの挿入を許すシャッター
駆動手段と、閉成操作に伴って上記シャッター駆動手段
にバッテリ電源を供給するスイッチとを具備し、上記シ
ャッター及びシャッター駆動手段を上記車載機器に内蔵
する。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。第1図および第2図は、それぞれカーステレオを車
両のダッシュボードに装着した際の係合部周辺の断面を
示している。なお、このカーステレオ10の全体外観は第
3図に示す従来例と同一であるから、それぞれ対応する
部品には同一の符号を付している。
このカーステレオ10には符号17で示す盗難防止装置が設
けられ、この盗難防止装置17は係合部としての板バネ機
構12と、係合解除用のリリースピン16を挿入するガイド
孔15と、リリースピン16の進入を阻止し得るシャッター
18とから構成されている。
板バネ機構12,12はカーステレオ10の本体部11の両側面
に配設され、各板バネ機構12の内端部12aは本体部11側
面に形成された開口部19の内奥縁側に固定支持されてい
る。そして、この板バネ機構12の外端部12bには突出爪
部20,…がそれぞれ形成されており、各板バネ機構12は
突出爪部20,…が押圧により弾性変形するにことによっ
てカーステレオ本体部11の開口部19内へ突出退入させら
れる。このカーステレオ10は車両側の取付部としてのダ
ッシュボード13に装入され、各板バネ機構12の突出爪部
20,…が係止部となるダッシュボード13の内端縁14に弾
力的に係合することにより固定される。
一方、カーステレオ本体部11の前面パネル11aにおける
各板バネ機構12に対応する位置には、リリースピン16を
挿入するガイド孔15,…がそれぞれ形成され配置されて
いる。リリースピン16はこれらのガイド孔15,…を通過
してカーステレオ10の各板バネ機構12に進入し、これら
を屈曲変形させる。このことにより、板バネ機構12と車
両側の係止部としてのダッシュボード内端縁14との係合
状態が解除される。
また、このような板バネ機構12とガイド孔15との間には
進退自在(図においては、左右方向)に移動するシャッ
ター18が介装され、このシャッター18は進退動作するシ
ャッター駆動手段21に連結されている。そして、シャッ
ター駆動手段21はソレノイド22を備え、このソレノイド
22と前記シャッター18との間にはシャッター前進付勢用
弾性部材としてのコイルバネ23が介装されている。ま
た、このソレノイド22は、スイッチ24を介して電源に接
続されている。具体的には、ソレノイド22は、カーステ
レオ10の電源ケーブルを介して車両のバッテリー25に接
続される。
つぎに、このように構成された盗難防止装置の動作につ
いて説明する。
スイッチ24が「開」となっている場合には、ソレノイド
22への通電が遮断されるのでコイルバネ23の弾性力によ
ってシャッター18が前進付勢され、このシャッター18が
板バネ機構12とガイド孔15との間のリリースピン16の進
入を阻止し得る位置に配置される。そのため、第1図に
示すように、ガイド孔15にリリースピン16を挿入しても
このリリースピン16の進入がシャッター18によって阻止
されることになり、リリースピン16がカーステレオ10の
板バネ機構12に到達することはない。したがって、板バ
ネ機構12は係合状態に保たれる。
また、スイッチ24が「閉」となった場合には、バッテリ
ー25からの通電によってシャッター駆動手段21のソレノ
イド22が後退動作し、これに伴ってシャッター18が後退
して板バネ機構12とガイド孔15との間からその外部位置
へ移動させられる。そのため、ガイド孔15に挿入された
リリースピン16の進入が阻止されることはなく、このリ
リースピン16がカーステレオ10の板バネ機構12に進入し
てこれを屈曲させて本体部11側へ退入させる。このこと
により、板バネ機構12とダッシュボード13の内端縁14と
の係合状態が解除され、ダッシュボード13からのカース
テレオ10の取り出しが可能となる。なお、上記実施例で
は、本考案の車載機器用盗難防止装置をカーステレオに
適用して説明したが、カーステレオに限定されるもので
はなく、他の車載機器に対しても同様にして適用できる
ことはいうまでもない。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかなように、本考案に係る車載機器
用盗難防止装置にあっては、スイッチを開成しておけば
前面パネルのガイド孔と弾性係止手段間にシャッターが
介装してリリースピンの挿入を阻止しているため、車載
機器を車体から取り外すことができず、スイッチを閉成
して始めてシャッターが後退しリリースピンの挿入によ
り弾性係止手段の係合解除操作を行うことができ、従っ
て、車載機器の取り外しには、シャッターの開放とリリ
ースピンの挿入という2段の操作が必要となり、しかも
スイッチの配置場所を工夫することによって車載機器の
盗難防止をより効果的に行うことができる。
又、車載機器は機器収納部にその前面より装入すること
により容易に取り付け得る上に、その取り付けの容易性
を盗難防止装置によって何等損なうことがなく、しかも
シャッター及びシャッター駆動手段を車載機器に内蔵す
る構造であるため、別途複雑な盗難防止装置の組み込み
作業を要せず、スイッチのリード線の配線程度で済み、
実用状頗る有益な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の実施例に係り、第1図は
リリースピンの進入がシャッターによって阻止された状
態の係合部周辺の断面図、第2図はリリースピンが係合
部に進入して当該係合部の係合を解除した状態の係合部
周辺の断面図である。また、第3図は本考案の実施例お
よび従来例に係り、車載機器の全体外観を示す斜視図で
ある。さらに、第4図および第5図は従来例に係り、第
4図はリリースピンを挿入していない状態の係合部周辺
の断面図、第5図はリリースピンが係合部に進入して当
該係合部の係合を解除した状態の係合部周辺の断面図で
ある。 10…カーステレオ(車載機器)、12…板バネ機構(弾性
係止手段)、13…ダッシュボード(機器収納部)、14…
内端縁(係止部)、15…ガイド孔、16…リリースピン、
17…車載機器用盗難防止装置、18…シャッター、21…シ
ャッター駆動手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両側の機器収納部にその前面より車載機
    器を装入して該車載機器の弾性係止手段を上記機器収納
    部の係止部に係合させることにより上記車載機器を固定
    し、上記弾性係止手段の係合解除操作を、上記車載機器
    の前面パネルのガイド孔を通して挿入するリリースピン
    により機械的に行うものにおいて、 上記ガイド孔と弾性係止間に進退自在に介装され、常時
    バネの付勢力を受けて上記ガイド孔と弾性係止手段間に
    位置し上記リリースピンの挿入を阻止するシャッター
    と、 通電時に上記シャッターをバネに抗して進退移動させ上
    記リリースピンの挿入を許すシャッター駆動手段と、 閉成操作に伴って上記シャッター駆動手段にバッテリ電
    源を供給するスイッチとを具備し、 上記シャッター及びシャッター駆動手段を上記車載機器
    に内蔵したことを特徴とする車載機器用盗難防止装置。
JP1986167133U 1986-10-30 1986-10-30 車載機器用盗難防止装置 Expired - Lifetime JPH0721413Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986167133U JPH0721413Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30 車載機器用盗難防止装置

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JP1986167133U JPH0721413Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30 車載機器用盗難防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6372139U JPS6372139U (ja) 1988-05-14
JPH0721413Y2 true JPH0721413Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31098780

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JP1986167133U Expired - Lifetime JPH0721413Y2 (ja) 1986-10-30 1986-10-30 車載機器用盗難防止装置

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Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887399U (ja) * 1981-12-08 1983-06-14 松下電器産業株式会社 車載音響機器
JPS5887400U (ja) * 1981-12-08 1983-06-14 松下電器産業株式会社 車載音響機器
JPS58133981U (ja) * 1982-03-04 1983-09-09 株式会社東芝 物体の取付構造
JPS5972153U (ja) * 1982-11-09 1984-05-16 クラリオン株式会社 車載用盗難防止機構

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JPS6372139U (ja) 1988-05-14

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