JPH07214020A - 管内清掃装置 - Google Patents

管内清掃装置

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Publication number
JPH07214020A
JPH07214020A JP6010386A JP1038694A JPH07214020A JP H07214020 A JPH07214020 A JP H07214020A JP 6010386 A JP6010386 A JP 6010386A JP 1038694 A JP1038694 A JP 1038694A JP H07214020 A JPH07214020 A JP H07214020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
hose
dust
nozzle
cleaning device
Prior art date
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Pending
Application number
JP6010386A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakurai
浩二 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6010386A priority Critical patent/JPH07214020A/ja
Publication of JPH07214020A publication Critical patent/JPH07214020A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 管内に溜まった粉塵を除去する装置であり、
管の全域に渡って、合理的に粉塵の除去を行うことがで
き、しかも大径の管にも適応が可能な管内清掃装置を提
供する。 【構成】 巻き取り部2、送り出し部3およびホース5
よりなる。巻き取り部2は、モータ10によって回転す
るドラム7を備える。送り出し部3は2つの駆動ロール
25,26と、2つの押さえロール27,28によって
構成される。ホース5の先端にはノズル50が取り付け
られている。ホース5は、ドラム7に巻き付けられ、駆
動ロール25,26の回転によって繰り出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管の内部の粉塵等を除
去する管内清掃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】管を成形して倉庫等に長期間保管する
と、内部に粉塵等が蓄積することがある。また管の成形
方法によっては、成形段階において内部に粉塵等が付着
する事もある。さらに、配管工事の最中や、配管の寸法
切りあるいは端面加工の際に管の内部に粉塵等が入って
しまうことがある。
【0003】そして管に流通させる流体によっては、管
内の粉塵を除去する必要が生じる。そこで従来では、管
内に粉塵等が蓄積あるいは付着した場合は、管内をエア
ブローすることによって粉塵等を除去していた。すなわ
ち、管の一方の開口端に、送風機や圧縮空気を噴射する
ホースを近づけ、管内に空気を通過させて粉塵等を吹き
飛ばすものであった(特開昭52−98280号公報
等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の管内の清掃
方法は、簡便であるものの、次の様な問題点があった。
すなわち従来技術の方法は、管の一方の端から管の内部
に送風するものであったため、管内を空気が通過するう
ちに、管の内部の圧力損失によって、管内の風速が次第
に減少していく。加えて送風側の管内では、空気は乱流
状態であり、粉塵の巻き上げ能力が高いものの、空気が
管内を通過するうちに、空気の流れは層流状態となるの
で、粉塵の巻き上げ能力は低下する。そのため従来技術
の方法は、送風側の管内の粉塵は除去されるものの、管
の空気の排出側に相当する部位の粉塵は、除去されにく
いという問題がある。
【0005】また従来技術の管内の清掃方法は、単に管
内に空気を通過させるに過ぎないものであるから、管内
の粉塵を管壁から剥離しこれを運搬するためには管内の
風速は、一定以上の水準を確保する必要がある。従って
送風機には、管直径の2乗に比例する送風能力が要求さ
れる。そのため、大径の管の内部を清掃する場合は、極
めて大型の送風機が必要となると言う問題点がある。本
発明は、従来技術の上記した問題点に着目し、管の全域
に渡って、合理的に粉塵の除去を行うことができ、しか
も大径の管にも適応が可能な管内清掃装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そして上記した目的を達
成するための本発明の特徴は、空気源に接続され、先端
にノズルが取り付けられたホースと、該ホースを巻き付
け可能なドラムを備えた巻き取り部と、前記ホースを軸
方向に進行させる送り出し部を具備した管内清掃装置で
ある。
【0007】
【作用】本発明の管内清掃装置を用いて、管内の粉塵を
除去する場合は、ホースの先端を清掃しようとする管内
に挿入する。そしてホース先端のノズルから、管内に空
気を噴出させる。そして巻き取り部からホースを巻き出
し、送り出し部によって、順次ホースを送る。そうして
ノズルから空気を噴射しつつ、ノズルを管の一方の開口
から他方の開口に向かって移動させる。すると管内の粉
塵には、ノズルの近接に伴って直接的に空気が噴射さ
れ、粉塵は管壁から離脱し、ノズルの進行に伴って運搬
される。そして遂には粉塵は、管の他端から外部に排出
される。
【0008】
【実施例】以下さらに本発明の具体的実施例について説
明する。図1は、本発明の具体的実施例の管内清掃装置
の一部断面正面図である。図2は、図1の管内清掃装置
の一部断面側面図である。図3は、本発明の実施例の管
内清掃装置の使用状態を説明する概略図である。各図に
おいて、1は本実施例の管内清掃装置を示す。本実施例
の管内清掃装置1は、大きく分けて巻き取り部2、送り
出し部3およびホース5よりなるものである。
【0009】ここで巻き取り部2は、ドラム7がフレー
ム6に支持され、さらにモータ10および電磁クラッチ
19によって駆動と自由回転ができるように構成された
ものである。まずフレーム6の形状から説明すると、フ
レーム6は、枠状のベース部8を有し、このベース部8
に2本のドラム支持台9が柱状に立設されたものであ
る。ドラム7は、後記するようにホース5が巻き付けら
れるものであり、ホース5が過度に広がらないように、
両端にフランジ4が設けられている。ドラム7の中心軸
11は、内部に穴12が設けられている。そしてこの穴
12は、中心軸11の端面と中央部の側面を連通してい
る。
【0010】ドラム7は、2つのピローブロック13に
よって支持され、フレーム6のドラム支持台9に取り付
けられている。中心軸11の一方の端、即ち前記した穴
12の開放端には、ロータリー管継手15が接続されて
いる。また中心軸11の他端には、スプロケット17が
一体的に取り付けられている。モータ10は、減速機が
内蔵されたものであり、フレーム6のベース部8の上に
載置されている。またモータ10の駆動軸には電磁クラ
ッチ19を介して、スプロケット20が取り付けられて
いる。そしてモータ10のスプロケット20と、前述の
ドラム7端部に取り付けられたスプロケット17の間に
は、チェーン22が懸架されている。
【0011】送り出し部3は、2つの駆動ロール25,
26と、同じく2つの押さえロール27,28によって
構成されている。駆動ロール25,26から説明する
と、駆動ロール25,26は、図2に示すように、中央
に溝が設けられたロールであり、フレーム6の下側に平
行に並べて配され、いずれも軸受けによって支持されて
いる。そして一方の駆動ロール25には、2連のスプロ
ケット30が取り付けられている。他方駆動ロール26
には、図示しない単列のスプロケットが取り付けられて
いる。
【0012】2つの駆動ロール25,26は、いずれも
フレーム6のベース部8に載置されたモータ31によっ
て駆動される。すなわちモータ31の駆動軸にはスプロ
ケット32が取り付けられており、駆動ロール25のス
プロケット30とスプロケット32の間には、チェーン
33が懸架されている。また駆動ロール25のスプロケ
ット30と、駆動ロール26の図示しないスプロケット
の間には、チェーン36が懸架されている。従ってモー
タ31を駆動することにより、2つの駆動ロール25,
26は等しい速度で回転する。
【0013】一方押さえロール27,28の形状は、前
記した駆動ロール25,26と同一であり、中央に溝を
有するものである。そして押さえロール27,28はい
ずれも自由回転するロールであり、昇降テーブル38に
取り付けられている。ここで昇降テーブル38は、昇降
板40が2本のガイドレール42と、一本の空気シリン
ダー43によって構成され、フレーム6のベース部8の
下面から垂下されている。
【0014】その外、フレーム6には、4つのガイドロ
ール45と、一組の押さえ用ガイドロール46が巻き取
り部2から送り出し部3にかけてなだらかな曲線を描い
て配置されている。またフレーム6の側面には、すり鉢
状のノズルホルダー48が取り付けられている。
【0015】ホース5は、ゴム、樹脂、布あるいはこれ
らの積層体等によってなるものである。ホース5の先端
には、ノズル50が取り付けられている。ノズル50
は、ナイロン樹脂、フッ素樹脂等の摩擦係数が小さい樹
脂素材によって作られたものであり、球形をしている。
そしてノズル50には、前端側の面にのみ、複数の噴射
穴51が設けられている。ホース5は、巻き取り部2の
ドラム7に巻き付けられている。ここでホース5の、巻
き取り部2側の端部は、ドラム7の中心軸11に設けら
れた穴12に接続されている。一方ホース5の他端側
は、ドラム7からガイドロール45および押さえ用ガイ
ドロール46と係合しつつ、送り出し部3に導かれてい
る。そしてホース5は、送り出し部3の2つの駆動ロー
ル25,26と、2つの押さえロール27,28の間に
よって形成される空間に挟まれている。さらにホース5
の最先端、即ちノズル50は、フレーム6の外側に配置
されている。
【0016】次に、本実施例の管内清掃装置1の作用
を、使用手順に則して説明する。本実施例の管内清掃装
置1を使用するに当たっては、予めロータリー管継手1
5を図示しない空気源に接続しておく。尚空気源の圧力
は、配管内の粉塵の状態に応じて決定するべきである
が、概ね4kg/cm2から5kg/cm2程度が望ましい。そして
図3のように、清掃しようとする管、例えば一定の長さ
に切断された管60を管内清掃装置1の近くに搬送す
る。
【0017】次にモータ10に取り付けられた電磁クラ
ッチ19を断列し、ドラム7が自由回転可能な状態にす
る。また空気シリンダー43を伸ばして昇降テーブル3
8を下げ、押さえロール27,28をもってホース5を
駆動ローラ25,26に押しつける。この状態からモー
タ31を起動する。するとモータ31の回転力は、スプ
ロケット32,チェーン33、スプロケット30に伝達
され、さらにスプロケット30から図示しないスプロケ
ットに伝達される。その結果駆動ローラ25,26が回
転し、ホース5はドラム7から巻き出されて順次伸ばさ
れていく。そしてホース5の先端のノズル50を、管6
0の一方の開口から管60内に挿入する。また同時にノ
ズル50に設けられた多数の噴射穴51から空気の噴射
を開始する。
【0018】すると噴射穴51に近接する位置に存在す
る粉塵には直接的に空気が当てられ、粉塵は噴射する空
気によって剥離され、巻き上げられる。この時、ノズル
50から噴射される空気は、管60の圧力損失の影響を
受けないので、管壁に当接する空気の噴射速度は早い。
また粉塵に対しては、空気は、乱流状態で作用する。そ
のため管内の粉塵は、強力に巻き上げられる。そして比
較的軽い粉塵は、空気によって運ばれ、管60の他端か
ら排出される。
【0019】ホース5は、送り出し部3によって順次繰
り出されて行くので、ノズル50は、管60の中を他端
側に向かって移動して行く。ここでノズル50には進行
方向側にのみ噴射穴51が設けられているので、管60
内の粉塵の内比較的重い成分は、徐々に管60の中を他
端側に向かって押されて行く。そして遂にはノズル50
は管60の他端側に達し、管60内の粉塵は、全て排出
される。尚ホース5の繰り出し量は、駆動ロール25,
26の回転時間をタイマーによって調節することによっ
て行う。
【0020】管60内の清掃を終えると、空気の噴射を
停止し、ホース5を巻き戻す。具体的には、モータ31
を停止して駆動ロール25,26の回転を止める。次に
空気シリンダー43を縮めて昇降テーブル38を上昇
し、押さえロール27,28放してホース5を開放す
る。そして電磁クラッチ19をつなぎ、モータ10を起
動する。するとスプロケット20、チェーン22、スプ
ロケット17を経由してドラム7がゆっくり回転し、ホ
ース5が元通りドラム7に巻き取られていく。ホース5
を巻き取る際にもドラムの回転時間がタイマーによって
制御される。そして以降は、同様の工程を繰り返し、新
たな管60の内部を清掃していく。
【0021】本実施例では、ノズル50の形状として球
形のものを採用した。これはノズル50が管内を移動す
る際の抵抗を少しでも軽減することを目的としたもので
あり、推奨されるべき構成である。しかし本発明は、ノ
ズル50の形状にこだわるものではなく、他の形状のノ
ズルも採用可能である。
【0022】本実施例の管内清掃装置1では、送り出し
部2の構成として、2つのロールの間にホース5を挟む
構成を開示した。本実施例の構成は、ホース5を送り出
す際のホースの腰折れが防止され、またホース5の送り
出し速度を一定に保持することができる点で望ましい構
成である。送り出し部2の構成としては、本実施例の構
成の他、無限軌道や、環状のベルトを利用する構成も考
えられる。また電磁クラッチ19に変えて、ラチェット
等を利用した機械式クラッチも応用可能である。本実施
例の管内清掃装置1では、巻取り部2と送り出し部3に
それぞれ独立したモータ10,31を備える構成を例示
したが、適当なクラッチを利用することによって単一の
モータで両者を駆動させることも可能である。ホース5
の長さ任意であり、清掃しようとする管の長さに応じて
変更するべきである。
【0023】
【発明の効果】本発明の管内清掃装置では、管内でノズ
ルが移動し、ノズルから粉塵等に向かって極めて近接し
た位置から空気が噴射される。そのため本発明の管内清
掃装置では、管の圧力損失の影響を受けず、どの様な長
さの管でも、効率良く清掃することができる効果があ
る。また同じく本発明の管内清掃装置は、ノズルから噴
射される空気を直接的に管の内壁に当接させるものであ
るから、管の直径の大小に係わらず、合理的に管内の粉
塵等を除去することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体的実施例の管内清掃装置の一部断
面正面図である。
【図2】図1の管内清掃装置の一部断面側面図である。
【図3】本発明の具体的実施例の管内清掃装置の使用状
態を説明する概略図である。
【符号の説明】
1 管内清掃装置 2 巻き取り部 3 送り出し部 5 ホース 7 ドラム 25,26 駆動ロール 27,28 押さえロール 38 昇降テーブル 50 ノズル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気源に接続され、先端にノズルが取り
    付けられたホースと、該ホースを巻き付け可能なドラム
    を備えた巻き取り部と、前記ホースを軸方向に進行させ
    る送り出し部を具備したことを特徴とする管内清掃装
    置。
JP6010386A 1994-02-01 1994-02-01 管内清掃装置 Pending JPH07214020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010386A JPH07214020A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 管内清掃装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6010386A JPH07214020A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 管内清掃装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07214020A true JPH07214020A (ja) 1995-08-15

Family

ID=11748688

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6010386A Pending JPH07214020A (ja) 1994-02-01 1994-02-01 管内清掃装置

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JP (1) JPH07214020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115121558A (zh) * 2022-07-18 2022-09-30 国网河南省电力公司博爱县供电公司 一种电力管道泥土类障碍物定点冲洗机器人

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115121558A (zh) * 2022-07-18 2022-09-30 国网河南省电力公司博爱县供电公司 一种电力管道泥土类障碍物定点冲洗机器人

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