JPH07213840A - 空気清浄機用のフィルタ - Google Patents

空気清浄機用のフィルタ

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Publication number
JPH07213840A
JPH07213840A JP2750594A JP2750594A JPH07213840A JP H07213840 A JPH07213840 A JP H07213840A JP 2750594 A JP2750594 A JP 2750594A JP 2750594 A JP2750594 A JP 2750594A JP H07213840 A JPH07213840 A JP H07213840A
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JP
Japan
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filter
clogging
passage
main
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2750594A
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English (en)
Inventor
Masao Shinada
雅夫 品田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mahle Filter Systems Japan Corp
Original Assignee
Mahle Filter Systems Japan Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mahle Filter Systems Japan Corp filed Critical Mahle Filter Systems Japan Corp
Priority to JP2750594A priority Critical patent/JPH07213840A/ja
Publication of JPH07213840A publication Critical patent/JPH07213840A/ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気清浄機の吸入側ダクトを正、副フィルタ
流路に区画し、副フィルタ流路は正フィルタ流路より初
期抵抗が高く、抵抗増加率が低い設定とし、主フィルタ
エレメントの目詰まりが進行して副フィルタ流路の流量
分担が増加したとき、その風圧により感圧スイッチを作
動させ、簡易な検知装置で目詰まりを確実に検知する。 【構成】 主フィルタ流路7、副フィルタ流路8、9に
それぞれ主・副フィルタエレメント13および14、1
5を設け、副フィルタ流路8、9は主フィルタ流路7よ
り初期抵抗が高く、抵抗増加率が低いようにする。主フ
ィルタエレメント13の目詰まりは、副フィルタ流路8
の風量増加により感圧スイッチ16が閉じ警報灯20を
点灯して報知する。この簡易な構造により目詰まりが時
期的な余裕をもって報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は家屋用あるいは車両用
に用いられる空気清浄機に組み込まれるフィルタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の空気清浄機用のフィルタは送風機
用の吸入側にフィルタエレメントを装着した単一のダク
トから成っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のフィルタは使用
に伴ないフィルタエレメントに塵埃が付着して目詰まり
が進行すると室内に清浄空気が供給されず換気不良の状
態となり、また送風機が空転状態となる。そしてこれら
を簡易に検知する手段は設けられていなかった。
【0004】また内燃機関用のフィルタ等については、
フィルタ下流の負圧を検知するダイヤフラム装置や、風
量により発熱体が冷却される程度を検知するセンサ等を
用いた目詰まり検出手段が知られているが、これらは構
造が複雑または高価なものであり、目詰まり限界に到達
した後の暫定的空気供給手段がないため、フィルタエレ
メント取替を緊急に行なわなければならない等の問題が
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は空気清浄機の
送風機上流側の吸入空気用ダクトを正・副2種に区画
し、それぞれに正・副フィルタエレメントを装着して正
フィルタ流路と副フィルタ流路とを形成させ、副フィル
タ流路は正フィルタ流路よりも初期抵抗値が高くかつ抵
抗増加率が低いものとし、さらに副フィルタエレメント
の上流側に空気の動圧で作動する感圧スイッチを設け、
感圧スイッチにより点灯する警告灯を設けたものであ
る。
【0006】
【作用】このフィルタは使用開始当初において送風機へ
の吸入空気は正・副両フィルタ流路を流れるが、副フィ
ルタ流路の抵抗が高く流量の配分は副フィルタ流路が少
ない。使用時間の経過に伴ない正フィルタ流路の抵抗増
加率が高いから順次副フィルタ流路へ流量配分が移行す
る。そして正フィルタエレメントの目詰まりが進行し副
フィルタ流路の流量が特定値に達し、特定の風圧が感圧
スイッチに作用するようになると、感圧スイッチは作動
し警告灯が点灯する。感圧スイッチの作動圧は正フィル
タエレメントが所定の目標目詰まり状態となったときに
作動するように設定する。
【0007】警告灯が点灯した後も副フィルタ流路の抵
抗増加率は主フィルタ流路の抵抗増加率より低いから、
暫定的な使用に耐え正・副フィルタエレメントの交換時
期に余裕を持たせることができる。
【0008】この構成における副フィルタ流路の初期抵
抗値および抵抗増加率は、ダクトの形状や通路面積、ま
たは副フィルタエレメントの取付け姿勢による初期流路
抵抗値の選択、あるいは濾過方式(表面濾過か内部濾過
か)、濾孔径等濾材の濾過抵抗の特性の選択等によって
所望の設定をすることができる。
【0009】例えば副フィルタ流路のダクトを主フィル
タ流路のダクトより小さい断面積とし、ダクト流路抵抗
により初期からの流路抵抗を高くし、濾過面積当りの空
気流量を減らして、同一濾材を用いても目詰まりによる
抵抗増加率が低くなるようにする等の手段を講じる。
【0010】
【実施例】図1に実施例を示す。自動車の車室用の空気
清浄機1は合成樹脂製ケーシング2の出口側ダクト3に
送風機4を取付け、送風機4の上流側を隔壁5、6によ
って主フィルタ流路7、副フィルタ流路8、9に区画し
それぞれ主空気流入口10、副空気流入口11、12を
外気に開口させ、それぞれ主フィルタエレメント13、
副フィルタエレメント14、15を装着する。
【0011】この場合、副空気流入口11、12の開口
面積は、その和が主空気入口10の開口面積より小であ
り、かつ副フィルタ流路8、9の断面積を縮少した絞り
孔となっている。また主フィルタエレメント13および
副フィルタエレメント14、15の濾材は同一の濾紙で
ある。このほか濾材は不織布、連続気泡の発泡ウレタン
等を用い、主フィルタエレメント13と副フィルタエレ
メント14、15の濾材を異ならせることも可能であ
る。
【0012】一方の副フィルタエレメント14の上流側
に感圧スイッチ16を設ける。感圧スイッチ16は図2
に示すように基板17の表面に接点18を設け、基板1
7と絶縁された可撓性の金属リード板19を弓形に反ら
せて基板17に対向させて設ける。金属リード板19と
目詰まり警告灯20と電源21と接点18とで警告回路
22を構成させる。金属リード板19は風圧により撓み
特定の風圧で接点18と接触し警告回路22と閉じて目
詰まり警告灯20を点灯する。この感圧スイッチ16の
閉作動は、主フィルタエレメント13の目詰まりが進行
して主フィルタ流路7の流量が減少し、副フィルタ流路
8、9の流量が増加するとき、主フィルタエレメント1
3の抵抗値が特定の値に達したとき、増加する副フィル
タ流路8の流量に応じて増加する風圧により撓んで閉じ
るように設定する。
【0013】副空気流入口11、12の開口面積は主空
気流入口10の開口面積より小さいため、副フィルタ流
路8、9の初期の抵抗は主フィルタ流路7よりも大であ
り、さらに副空気流入口11、12は副フィルタ流路
8、9のダクトに対し絞り作用を有し流量を抑制してい
るから、副フィルタエレメント14、15の濾過面積当
り流量は主フィルタエレメント13よりも小さく、目詰
まりによる抵抗増加率は主フィルタエレメント13より
小さい。その状態を図3に示す。図中Aは主フィルタ流
路7の抵抗値、Bは副フィルタ流路8、9の抵抗値の経
時的変化を示すものである。主フィルタエレメント13
の目詰まりにより抵抗値AがP点に達したとき点Qに相
当する風圧において感圧スイッチ16が閉じ目詰まり警
告灯20を点灯させ、主フィルタエレメント13の使用
期限が近いことを報知する。
【0014】この例のほか例えば副フィルタ流路の初期
抵抗を主フィルタ流路より大にする手段として副フィル
タエレメントの取付け角度を傾斜させ、濾材通過時の流
路を屈折させて抵抗を与えるようにし、抵抗増加率を主
フィルタ流路より低くするため主フィルタエレメントを
濾紙のような表面濾過方式とし、副フィルタエレメント
を厚層のウェブでなる内部濾過方式とする等、濾材の特
性から選択することもできる。
【0015】
【発明の効果】この発明は空気の供給量を主フィルタ流
路と副フィルタ流路に区画し初期の流量配分を主・副フ
ィルタ流路で異ならせるとともに、副フィルタ流路側の
抵抗増加率を低くし、そこに検出手段を設けて主フィル
タエレメントの目詰まりを確実に検知し、抵抗増加率の
低い副フィルタ流路の存在によって主・副フィルタエレ
メントの交換時期に余裕を持たせるようにし、しかもそ
の検知手段は簡易なものとしたので、簡単な構成によ
り、空気清浄機の換気不良や送風機の空転による不具合
を生ぜしめない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の前面壁を取除いた斜視図
【図2】実施例における感圧スイッチの図
【図3】主・副フィルタ流路の抵抗値特性を示す線図
【符号の説明】
7 正フィルタ流路 8、9 副フィルタ流路 13 正フィルタエレメント 14、15 副フィルタエレメント 16 感圧スイッチ 20 目詰まり警告灯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送風機の上流側に設けられ、吸入空気用
    ダクト内にフィルタエレメントを装着した空気清浄機用
    のフィルタにおいて、ダクトを正副2種に区画し、フィ
    ルタエレメントをそれぞれの正・副フィルタエレメント
    に区分して正・副フィルタ流路を形成するとともに、副
    フィルタ流路の抵抗値を、初期において正フィルタ流路
    より高く、抵抗増加率が正フィルタ流路より低いものと
    し、さらに副フィルタエレメントの上流側に空気の動圧
    により作動する感圧スイッチを設け、該感圧スイッチの
    作動により点灯する目詰まり警告灯を設けたことを特徴
    とする空気清浄機用のフィルタ。
JP2750594A 1994-01-31 1994-01-31 空気清浄機用のフィルタ Pending JPH07213840A (ja)

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JP2750594A JPH07213840A (ja) 1994-01-31 1994-01-31 空気清浄機用のフィルタ

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201174A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Nec Computertechno Ltd 電子機器用冷却装置及びフィルター目詰まり検出方法
JP2013125786A (ja) * 2011-12-13 2013-06-24 Yachiyo Industry Co Ltd 風量監視ユニット、風量監視方法及び熱交換器
JP2016034316A (ja) * 2014-08-01 2016-03-17 バルミューダ株式会社 空気清浄装置
CN106288004A (zh) * 2016-08-16 2017-01-04 江苏翊博雷明医疗科技有限公司 一种手术室用空气过滤装置

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