JPH07213839A - 排ガス処理装置用バグフィルター逆洗制御装置 - Google Patents

排ガス処理装置用バグフィルター逆洗制御装置

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JPH07213839A
JPH07213839A JP1626694A JP1626694A JPH07213839A JP H07213839 A JPH07213839 A JP H07213839A JP 1626694 A JP1626694 A JP 1626694A JP 1626694 A JP1626694 A JP 1626694A JP H07213839 A JPH07213839 A JP H07213839A
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JP
Japan
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differential pressure
bag filter
backwash
exhaust gas
backwashing
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP1626694A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Miura
千好 三浦
Toshimasa Shimizu
利眞 清水
Mamoru Ushiogi
守 潮木
Hideaki Chikamatsu
秀昭 親松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バグフィルターにダスト等が異常堆積した場
合にそれを直ちに払い落すことができる装置を実現す
る。 【構成】 排ガス処理装置の容器2内に設けられたバグ
フィルター3の上流側と下流側間の差圧を検出する差圧
計15と、同差圧計15に接続され所定の差圧値を記憶
した制御器16が設けられ逆洗装置を駆動する差圧発信
器1を備えたことによって、バグフィルター3の上流側
と下流側間の差圧が異常上昇した場合には、定期的な逆
洗とは無関係に逆洗が行われるため、常に安定した焼却
炉等の運転と高性能の排ガス処理が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、都市ごみ焼却炉、下水
汚泥焼却炉、産業廃棄物焼却炉、ボイラー及びディーゼ
ルエンジンなどに適用される排ガス処理装置用バグフィ
ルター逆洗制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の異なるタイプの逆洗装置がそれぞ
れ設けられた排ガス処理装置の2例について、図4
(a),(b)により以下に説明する。
【0003】図4(a),(b)に示す従来の装置は、
いずれも容器2の内部に複数個の筒状のバグフィルター
3が設けられ、入口ライン4と出口ライン6が接続され
ており、焼却炉等からの排ガスは容器2の下部に接続さ
れた排ガス入口ライン4を通って、容器2内のバグフィ
ルター3の集塵面を通過する。
【0004】このとき、排ガス中に含まれるダスト等は
バグフィルター3に付着した消石灰及びダストの付着層
5と反応して除去され、ダスト等が除去された排ガスは
クリーンガスとなり、出口ライン6を通って大気中へ放
出される。また、バグフィルター3の付着層5は運転時
間の経過とともに徐々に厚くなる。
【0005】上記排ガス処理装置は、バグフィルター3
の付着層5が異常に厚くなると、バグフィルター3の差
圧値が上昇するため、これを除去するための逆洗装置が
設けられており、図4(a)に示す装置の場合は、これ
がパルス逆洗用電磁弁7及び逆洗ノズル8により形成さ
れ、図4(b)に示す装置の場合は、逆洗ダンパ9、逆
洗ダクト10、シリンダ11,13及び出口ダンパ12
により形成されている。
【0006】これらの逆洗装置による逆洗は、図4
(a)に示す装置の場合は、一定時間毎にパルス逆洗用
電磁弁7を開いて逆洗ノズル8より空気を噴射し、ま
た、図4(b)に示す装置の場合は、一定時間毎の逆洗
ダンパ9と出口ダンパ12の開閉操作によって仕切板1
7の下部に空気を吹込み、付着層5のダスト等の払い落
としを実施している。
【0007】なお、図4(a),(b)において、14
は払い落された付着灰を排出するための排出装置、15
はバグフィルター差圧計(水柱マノメータ)、17は逆
洗ダクト10と出口ライン6とバグフィルター3側を区
分する仕切板、18はバグフィルター3を吊るすための
梁、19はバグフィルター3を吊るす鎖である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の逆洗装置を備え
た排ガス処理装置において、バグフィルターに付着した
付着灰を払い落とすための逆洗は、前記のように一定時
間毎に逆洗装置を操作することにより行っていたが、焼
却炉の運転状況等によりその間にバグフィルター差圧値
が上昇し、焼却炉へ悪影響を及ぼしたり、排ガス処理性
能の低下を生じるなど安定した運転を維持することが困
難となることがあり、逆洗の時間間隔の設定変更をその
都度行なわなければならなかった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するため、安定
した焼却炉の運転と高性能な排ガス処理が可能となる装
置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の排ガス処理装置
用バグフィルター逆洗制御装置は、容器の内部にバグフ
ィルターが設けられ、同バグフィルターの上方に逆洗装
置が配設され、その運転中に定期的に逆洗が行われる排
ガス処理装置において、上記容器の側部に設けられバグ
フィルターの上流側と下流側間の差圧を検出する差圧
計、および同差圧計より差圧信号を入力し予め設定され
た所定の差圧値が記憶された制御器が設けられ差圧計か
らの差圧信号が所定の差圧値以上の場合に逆洗装置を駆
動する差圧発信器を備えたことを特徴としている。
【0011】
【作用】上記において、焼却炉等より排ガスが供給され
て排ガス処理装置が運転中の場合、バグフィルターの上
流側と下流側間の差圧が差圧計により検出され、その差
圧信号が差圧発信器を介して制御器に入力されている。
【0012】上記制御器には予め設定された所定の差圧
値が記憶されており、上記バグフィルターにダスト等が
堆積して上流側と下流側間の差圧が上記の所定の差圧値
以上になると、制御器が逆洗実施信号を差圧発信器へ出
力し、差圧発信器は逆洗装置を駆動し、逆洗装置は差圧
が一定値以下となるまでバグフィルターに付着したダス
ト等を払い落す。
【0013】上記のように、バグフィルターの上流側と
下流側間の差圧が異常上昇した場合には、定期的な逆洗
とは無関係に逆洗が行われるため、常に安定した焼却炉
等の運転と高性能の排ガス処理が可能となる。
【0014】
【実施例】本発明の第1実施例を図1に示す。なお、本
実施例は、排ガスの入口ライン4と出口ライン6が接続
された容器2の内部に複数個の筒状のバグフィルター3
が配設され、同バグフィルター3の上部に設けられた逆
洗ノズル8がこの逆洗ノズル8とともに逆洗装置を形成
する逆洗用電磁弁7に接続されて形成された図4(a)
に示す従来の排ガス処理装置に適用されるものであり、
この部分の作用は従来のものと同様のためその説明を省
略する。
【0015】図1に示す本実施例のバグフィルター逆洗
制御装置は、上記容器2の側壁に設けられバグフィルタ
ー3の上流側と下流側間の差圧を検出する差圧計15、
同差圧計15に接続され逆洗用電磁弁7を開閉するバグ
フィルター差圧発信器1、および同発信器1に接続され
た制御器16を備えている。
【0016】上記において、差圧計15は常時バグフィ
ルター3の上流側と下流側間の差圧を監視し、差圧信号
をバグフィルター差圧発信器1に入力し、同発信器1は
これを更に制御器16に入力する。
【0017】上記制御器16には予め所定の差圧値が記
憶させており、バグフィルター差圧発信器1から入力さ
れる差圧が200mmH2 O以上となると、バグフィルタ
ー差圧発信器1より逆洗実施信号を発信させ、電磁弁7
を開とし、図2に示すように定期な逆洗とは関係なく、
運転中のバグフィルター3の差圧が100mmH2 O以下
となるまで強制的な逆洗を行う。そのため、安定した焼
却炉の運転と排ガス処理が可能となる。
【0018】本発明の第2実施例を図3により説明す
る。図3に示す本実施例は、逆洗装置が逆洗ダンパ9、
逆洗ダクト10、シリンダ11,13及び出口ダンパ1
2により形成された図4(b)に示す従来の装置に適用
されるものである。
【0019】本実施例の場合も、第1実施例と同様に差
圧計15、バグフィルター差圧発信器1、および制御器
16により形成されており、バグフィルター3の上流側
と下流側間の差圧が所定の差圧値以上となると、差圧計
15を介してそれを検出したバグフィルター差圧発信器
1がシリンダ11,13を駆動し、逆洗ダンパ9と出口
ダンパ12を開閉し、バグフィルター3の逆洗を行うも
のであり、その作用、効果は第1実施例と同様である。
【0020】
【発明の効果】本発明の排ガス処理装置用バグフィルタ
ー逆洗制御装置は、排ガス処理装置の容器内に設けられ
たバグフィルターの上流側と下流側間の差圧を検出する
差圧計と、同差圧計に接続され所定の差圧値を記憶した
制御器が設けられ逆洗装置を駆動する差圧発信器を備え
たことによって、バグフィルターの上流側と下流側間の
差圧が異常上昇した場合には、定期的な逆洗とは無関係
に逆洗が行われるため、常に安定した焼却炉等の運転と
高性能の排ガス処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る排ガス処理装置用バ
グフィルター逆洗制御装置の説明図である。
【図2】上記第1実施例に係るシステムフロー図であ
る。
【図3】本発明の第2実施例に係る排ガス処理装置用バ
グフィルター逆洗制御装置の説明図である。
【図4】従来の排ガス処理装置の説明図である。
【図5】上記従来の装置に係るシステムフロー図であ
る。
【符号の説明】
1 差圧発信器 2 容器 3 バグフィルター 4 入口ライン 5 付着層 6 出口ライン 7 逆洗用電磁弁 8 逆洗ノズル 9 逆洗ダンパ 10 逆洗ダクト 11 シリンダー 12 出口ダンパ 13 シリンダー 14 排出装置 15 差圧計 16 制御器 17 仕切板 18 梁 19 鎖
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 親松 秀昭 横浜市磯子区杉田4丁目4番25号 アイ・ シー・ティー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器の内部にバグフィルターが設けら
    れ、同バグフィルターの上方に逆洗装置が配設され、そ
    の運転中に定期的に逆洗が行われる排ガス処理装置にお
    いて、上記容器の側部に設けられバグフィルターの上流
    側と下流側間の差圧を検出する差圧計、および同差圧計
    より差圧信号を入力し予め設定された所定の差圧値が記
    憶された制御器が設けられ差圧計からの差圧信号が所定
    の差圧値以上の場合に逆洗装置を駆動する差圧発信器を
    備えたことを特徴とする排ガス処理装置用バグフィルタ
    ー逆洗制御装置。
JP1626694A 1994-02-10 1994-02-10 排ガス処理装置用バグフィルター逆洗制御装置 Withdrawn JPH07213839A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006043516A (ja) * 2004-07-30 2006-02-16 Jfe Engineering Kk 除塵装置のダスト払落し方法
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Effective date: 20010508