JPH0721340B2 - 家屋の空調構造 - Google Patents

家屋の空調構造

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JPH0721340B2
JPH0721340B2 JP3454087A JP3454087A JPH0721340B2 JP H0721340 B2 JPH0721340 B2 JP H0721340B2 JP 3454087 A JP3454087 A JP 3454087A JP 3454087 A JP3454087 A JP 3454087A JP H0721340 B2 JPH0721340 B2 JP H0721340B2
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JP
Japan
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duct
air
floor
heater
intake port
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JP3454087A
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JPS63204040A (ja
Inventor
博行 笹尾
博文 蔵本
満洲男 彦坂
Original Assignee
旭化成工業株式会社
株式会社郷設計研究室
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は家屋の空調構造に係り、特に暖房用排気筒の周
りにダクトを設けると共に暖房器及びこのダクトの吸気
口を床に設置して構成した家屋の空調構造に関するもの
である。
<従来の技術> 従来も例えば第5図(A),(B)に示すフランクリン
ストーブの如く、新鮮な空気を外部から床通路1を通じ
てストーブ2に直接取り入れ、排気筒3等を介して屋内
を暖房する構造は実用化されている。又排気筒の周りに
ダクトを同心円状に設けた二重煙突方式(図示せず)を
採用し、周りのダクト内で暖められた空気をダクトの途
中に設けられた拡散フードから部屋内に拡散させて部屋
を暖房する構造も実用化されている。
<発明が解決しようとする問題点> 然るに上述の従来の構造は冬期の暖房のみしか考慮され
ていないので、夏期に於ける冷房は全く別の装置が必要
となり、設備費がかさむと共に排熱利用の効率が低い等
の問題点があった。
本発明に係る空調構造は従来のこれ等の欠点に鑑み開発
された全く新規な技術に関するものである。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、暖房器の吸気口を床に設置し、かつこの暖房
器の排気筒の周りにダクトを設けると共にこのダクトを
床下吸気口及び室内送風口と連結し、更に前記暖房器の
吸気口及びダクトの床下吸気口に開閉用ダンパーを設置
した家屋の空調構造である。
<作用> 本発明に於いては上述の如く、暖房器の吸気口を床に設
置し、かつこの暖房器の排気筒の周りにダクトを設ける
と共にこのダクトを床下吸気口及び室内送風口と連結
し、更に前記暖房器の吸気口及びダクトの床下吸気口に
開閉用ダンパーを設置したので、春,秋等の中期及び夏
季には床下の冷却空気を吸気口及びダクトを介して屋内
に取り入れて部屋の空気を新鮮にすると同時に冷却する
ことが出来る。
<実施例> 図により本発明に係る空調構造について一実施例を具体
的に説明すると、第1図乃至第3図に於いて、4は建物
の床下であって、その側壁には外気取入口5が設けられ
ている。6は1階の床7に設けられた暖房器であって、
床7にはこの暖房器6と床下4とを連通し得る吸気口8
が設けられている。9は前記暖房器6の排気筒であっ
て、建物内に垂直に設けられ、その先端は屋根から外方
に突出され、かつこの排気筒9の周りには空調用ダクト
10が同心円状に設けられている。該ダクト10の下端には
床下4に連通した吸気口11が設けられると共にこの吸気
口11と前記暖房器6の吸気口8にはこれ等を交互に開閉
し得るダンパー12が設けられている。又ダクト10の上部
にはフィン型熱交換器13が取り付けられている。床7に
は前記床下4に連通した室内吸気口14が設けられかつこ
の部分には吸気ファン15が取り付けられている。更に建
物の2階の床16には前記ダクト10に連通した複数個の送
風口17が設けられると共にこの送風口17には送風ファン
18が取り付けられている。又2階の天井部にも床16と同
様な送風口(この場合には部屋の空気をダクト10に送
る)19が設けられている。
次に本発明に係る空調構造の作動について説明すると、
先ず冬期に屋内を暖房する場合には第2図に示す如く、
ダンパー12によってダクト10の吸気口11を閉鎖し、吸気
口8から床下4の外気を取り入れながら暖房器6を加熱
して1階の部屋及び排気筒9の周りのダクト10内の空気
を暖め、送風ファン18を介してダクト10内で暖められた
空気を2階の部屋に送り込むことによって1階及び2階
の各部屋を暖房することが出来る。
更に春,秋の中季及び夏期には第3図に示す如く、ダン
パー12によって暖房器6の吸気口8を閉鎖すると共にダ
クト10の吸気口11を開き、ファン15,18を作動すること
によって吸気口14或いは送風口17を介して床下4の冷却
された空気を1階の部屋及び2階の各部屋に取り入れ、
部屋の空気を新鮮にすると共に部屋の温度を下げて冷房
することが出来る。
本発明に係る空調構造に於いては前述の床下4を第4図
(A),(B)に示す如く、コンクリート壁によって高
床構造とし、外気取入口5に沿ってこの入口5を開閉し
得るダンパー20と床下4に砂が流入することを防止する
防砂堤21を設け、更に空気の流通経路を長くして空気の
冷却効果を高める目的の仕切板22とを設けることも可能
である。
<発明の効果> 本発明に係る空調構造は上述の如く、暖房用の排気筒の
周りにダクトを設けると共にこのダクトの下部に床下に
連通する吸気口を設けたので、この部分から床下の冷却
空気をダクトに取り入れ、ダクトを介して屋内に冷却空
気を流通せしめることが出来、これによって暖房の排熱
利用と夏期の床下冷気の利用とを可能とすることが出
来、更にダクトを送風口を介して家内に連通したので、
暖房の排熱を極めて効率良く利用することが出来、しか
も暖房及び冷房の設備を一体的に設置することが出来る
ので、建築コストを下げることが出来る等の特徴を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の空調構造の基本構造を示す説明図、第
2図及び第3図はその作動を示す説明図、第4図(A)
は他例の説明図、第4図(B)は第4図(A)の床下部
分平面図、第5図(A),(B)は従来例を示す説明図
である。 2はストーブ、3,9は排気筒、4は床下、5は外気取入
口、6は暖房器、7,16は床、8,11,14は吸気口、10はダ
クト、12,20はダンパー、15,18はファン、17,19は送風
口、22は仕切板である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 彦坂 満洲男 東京都新宿区高田馬場1−31−8 高田馬 場ダイカンプラザ311 株式会社郷設計研 究室内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】暖房器の吸気口を床に設置し、かつこの暖
    房器の排気筒の周りにダクトを設けると共にこのダクト
    を床下吸気口及び室内送風口と連結し、更に前記暖房器
    の吸気口及びダクトの床下吸気口に開閉用ダンパーを設
    置したことを特徴とした家屋の空調構造。
JP3454087A 1987-02-19 1987-02-19 家屋の空調構造 Expired - Fee Related JPH0721340B2 (ja)

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