JPH0721293Y2 - 樹脂洩れ検知装置 - Google Patents
樹脂洩れ検知装置Info
- Publication number
- JPH0721293Y2 JPH0721293Y2 JP1990027066U JP2706690U JPH0721293Y2 JP H0721293 Y2 JPH0721293 Y2 JP H0721293Y2 JP 1990027066 U JP1990027066 U JP 1990027066U JP 2706690 U JP2706690 U JP 2706690U JP H0721293 Y2 JPH0721293 Y2 JP H0721293Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature difference
- temperature
- resin
- compared
- setter
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は射出成形機のノズルが金型にある樹脂注入口に
ノズルタッチしたときの樹脂洩れを検知する装置に関す
る。
ノズルタッチしたときの樹脂洩れを検知する装置に関す
る。
〈従来の技術〉 射出成形機等の成形運転時、溶融樹脂を射出するノズル
が金型にノズルタッチした時、金型の樹脂注入口と前記
ノズルの孔が一致していない場合にはノズルタッチ部分
から樹脂洩れが起き種々の弊害があった。
が金型にノズルタッチした時、金型の樹脂注入口と前記
ノズルの孔が一致していない場合にはノズルタッチ部分
から樹脂洩れが起き種々の弊害があった。
そのため、多くの樹脂洩れ検知装置が使用されるように
なった。例えば洩れた樹脂に熱電対等を直接に接触させ
る方法、あるいは樹脂洩れ部にレベルセンサーを設け、
洩れた樹脂が所定の位置まで流れた時、これを検知する
方法等が知られている。
なった。例えば洩れた樹脂に熱電対等を直接に接触させ
る方法、あるいは樹脂洩れ部にレベルセンサーを設け、
洩れた樹脂が所定の位置まで流れた時、これを検知する
方法等が知られている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、状来方法では下記のような欠点がある。
前者は １）雰囲気温度が高温になると誤動作しやすい。
前者は １）雰囲気温度が高温になると誤動作しやすい。
２）熱電対先端で直接樹脂を検知するために、熱電対に
付着した樹脂を取除く作業が困難であるとともに、先端
部を破損しやすい。
付着した樹脂を取除く作業が困難であるとともに、先端
部を破損しやすい。
後者の場合は、 １）前者と同様に、センサーに付着した樹脂の取除き作
業が大へんなうえ作業によりセンサーを破損させやす
い。
業が大へんなうえ作業によりセンサーを破損させやす
い。
２）耐熱性の高いレベルセンサーが見あたらず、高温に
弱い。
弱い。
３）樹脂洩れの都度、分解、清除して組立を行うので保
守管理上、面倒であり、組立、分解作業に時間が掛る。
守管理上、面倒であり、組立、分解作業に時間が掛る。
本考案の目的は前述のような欠点を取除き、保守が容易
で、しかも樹脂洩れを確実に検知出来る樹脂洩れ検知装
置を提供することにある。
で、しかも樹脂洩れを確実に検知出来る樹脂洩れ検知装
置を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 前述の目的を達成するため本考案は、射出成形機のノズ
ル部に設けたヒータと熱電対からなる先端側と他端側の
２組の制御ゾーンと、両制御ゾーンの検出する温度を夫
々比較し、その温度差を算出する演算器と、一定の温度
差を設定する温度設定器と、演算器の算出した温度差と
温度設定器に設定した設定温度差を比較し、温度差が設
定温度差以上になったとき、警報を発する比較器から成
る樹脂洩れ検知装置とした。
ル部に設けたヒータと熱電対からなる先端側と他端側の
２組の制御ゾーンと、両制御ゾーンの検出する温度を夫
々比較し、その温度差を算出する演算器と、一定の温度
差を設定する温度設定器と、演算器の算出した温度差と
温度設定器に設定した設定温度差を比較し、温度差が設
定温度差以上になったとき、警報を発する比較器から成
る樹脂洩れ検知装置とした。
また、射出成形機のノズル部の先端側に設けたヒータの
熱電対からなる制御ゾーンと、制御ゾーンの検出する温
度を時間毎に比較し、その時間当りの温度差を算出する
演算器と、一定の温度差を設定する温度設定器と、演算
器の算出した時間当りの温度差と温度設定器に設定した
設定温度差を比較し、温度差が設定温度差以上になった
とき、警報を発する比較器から成る樹脂洩れ検知装置と
した。
熱電対からなる制御ゾーンと、制御ゾーンの検出する温
度を時間毎に比較し、その時間当りの温度差を算出する
演算器と、一定の温度差を設定する温度設定器と、演算
器の算出した時間当りの温度差と温度設定器に設定した
設定温度差を比較し、温度差が設定温度差以上になった
とき、警報を発する比較器から成る樹脂洩れ検知装置と
した。
〈作用〉 ノズル部に設けた先端側と他端側の制御ゾーンの温度差
を算出することにより、また、先端側の制御ゾーンに於
てはその時間当りの温度差を算出することにより、その
変化の値を設定値と比較して樹脂洩れを検知し警報装置
を作動させる。
を算出することにより、また、先端側の制御ゾーンに於
てはその時間当りの温度差を算出することにより、その
変化の値を設定値と比較して樹脂洩れを検知し警報装置
を作動させる。
〈実施例〉 次に第１図および第２図により、本考案の１実施例を説
明する。11は金型で、12は金型11に設けている樹脂注入
口で、21は射出成形機の射出装置の先端に取付けられた
ノズルである。ノズル12は溶融樹脂を金型内へ充填する
際、金型11にある樹脂注入口12にノズルタッチするよう
になっている。
明する。11は金型で、12は金型11に設けている樹脂注入
口で、21は射出成形機の射出装置の先端に取付けられた
ノズルである。ノズル12は溶融樹脂を金型内へ充填する
際、金型11にある樹脂注入口12にノズルタッチするよう
になっている。
本実施例では、前記ノズル部にはヒータ22と熱電対24か
ら成る先端側制御ゾーンと、ヒータ23と熱電対25から成
る他端側制御ゾーンを有する。26は演算器で両熱電対24
および25が夫々検出する検出温度を比較し、その温度差
を算出するものである。27は温度設定器で、予め定めら
れた先端側制御ゾーンと他端側制御ゾーンの温度差を設
定しておくものである。28は比較器で前記演算器の算出
した両制御ゾーンの温度差と、温度設定器27に設定した
温度を比較し、その差が設定温度以上になったとき信号
を発し、警報装置29を作動させるものである。
ら成る先端側制御ゾーンと、ヒータ23と熱電対25から成
る他端側制御ゾーンを有する。26は演算器で両熱電対24
および25が夫々検出する検出温度を比較し、その温度差
を算出するものである。27は温度設定器で、予め定めら
れた先端側制御ゾーンと他端側制御ゾーンの温度差を設
定しておくものである。28は比較器で前記演算器の算出
した両制御ゾーンの温度差と、温度設定器27に設定した
温度を比較し、その差が設定温度以上になったとき信号
を発し、警報装置29を作動させるものである。
以上のように構成されており、第２図のように洩れ樹脂
30が発生し、両制御ゾーンの温度差が温度設定器27に設
定した温度以上になった場合、警報を発するものであ
る。
30が発生し、両制御ゾーンの温度差が温度設定器27に設
定した温度以上になった場合、警報を発するものであ
る。
また、両制御ゾーンの代りに先端側制御ゾーンのみを監
視し、先端側制御ゾーンの温度が洩れ樹脂のため急激に
変化したときを取らえても良い。
視し、先端側制御ゾーンの温度が洩れ樹脂のため急激に
変化したときを取らえても良い。
〈発明の効果〉 前述のように本考案においては洩れ樹脂に直接熱電対の
先端を触れさせ樹脂温度を検知することはせず、しかも
確実に、容易に洩れ樹脂を感知することが出来、当初に
掲げた欠点は取除かれる。
先端を触れさせ樹脂温度を検知することはせず、しかも
確実に、容易に洩れ樹脂を感知することが出来、当初に
掲げた欠点は取除かれる。
第１図および第２図は本考案の１実施例を示す図で、第
１図は洩れ樹脂のない場合の図。第２図は樹脂洩れした
時の図。 21……ノズル、22,23……ヒータ、24,25……熱電対、26
……演算器、27……温度設定器、28……比較器、29……
警報装置、30……洩れ樹脂。
１図は洩れ樹脂のない場合の図。第２図は樹脂洩れした
時の図。 21……ノズル、22,23……ヒータ、24,25……熱電対、26
……演算器、27……温度設定器、28……比較器、29……
警報装置、30……洩れ樹脂。
Claims (2)
- 【請求項１】射出成形機のノズル部に設けたヒータと熱
電対からなる先端側と他端側の２組の制御ゾーンと、前
記両制御ゾーンの検出する温度を夫々比較し、その温度
差を算出する演算器と、一定の温度差を設定する温度設
定器と、前記演算器の算出した温度差と温度設定器に設
定した設定温度差を比較し、前記温度差が設定温度差以
上になったとき、警報を発する比較器から成る樹脂洩れ
検知装置。 - 【請求項２】射出成形機のノズル部の先端側に設けたヒ
ータと熱電対さらなる制御ゾーンと、前記制御ゾーンの
検出する温度を時間毎に比較し、その時間当りの温度差
を算出する演算器と、一定の温度差を設定する温度設定
器と、前記演算器の算出した時間当りの温度差と温度設
定器に設定した設定温度差を比較し、温度差が設定温度
差以上になったとき、警報を発する比較器から成る樹脂
洩れ検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990027066U JPH0721293Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 樹脂洩れ検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990027066U JPH0721293Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 樹脂洩れ検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03116911U JPH03116911U (ja) | 1991-12-03 |
| JPH0721293Y2 true JPH0721293Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31529938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990027066U Expired - Fee Related JPH0721293Y2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | 樹脂洩れ検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721293Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101526801B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2015-06-05 | 신오석 | 사출기 수지 흐름 방지 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106346694A (zh) * | 2016-08-31 | 2017-01-25 | 延锋汽车饰件系统柳州有限公司 | 漏胶检测装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60142914U (ja) * | 1984-03-02 | 1985-09-21 | 株式会社神戸製鋼所 | 射出成形機の樹脂洩れ検出装置 |
| JPS6382520U (ja) * | 1986-11-20 | 1988-05-31 |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP1990027066U patent/JPH0721293Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101526801B1 (ko) * | 2014-04-30 | 2015-06-05 | 신오석 | 사출기 수지 흐름 방지 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03116911U (ja) | 1991-12-03 |
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Legal Events
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