JPH07212911A - 電気自動車の速度制御装置 - Google Patents

電気自動車の速度制御装置

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JPH07212911A
JPH07212911A JP6006212A JP621294A JPH07212911A JP H07212911 A JPH07212911 A JP H07212911A JP 6006212 A JP6006212 A JP 6006212A JP 621294 A JP621294 A JP 621294A JP H07212911 A JPH07212911 A JP H07212911A
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motor
vehicle
torque
accelerator
vehicle speed
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JP6006212A
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Koji Tanihata
孝二 谷畑
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Toyota Motor Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L15/00Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles
    • B60L15/20Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed
    • B60L15/2009Methods, circuits, or devices for controlling the traction-motor speed of electrically-propelled vehicles for control of the vehicle or its driving motor to achieve a desired performance, e.g. speed, torque, programmed variation of speed for braking
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/64Electric machine technologies in electromobility
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの回生電流を検出することなく実行可
能でかつディジタル制御によって実現可能な速度制御装
置により、電気自動車が降坂している際の車速を安定化
させる。 【構成】 アクセルがオフされた時点で(100,10
6)車速SPD0 を入力する(114)。この車速SP
0 に対する現時点での車速SPDの変化量ΔSPDが
正である場合(118)、車速変化量ΔSPDの増大に
応じてより大きな回生制動トルクを示すアクセルオフ時
トルク補正量TSPD を決定する(120)。さらに、車
速SPD0 の増大に伴いより回生側となるアクセルオフ
時トルク補正量Toff を決定する(122)。これらの
アクセルオフ時トルク補正量TSPD及びToff を補正項
として含む式に基づきトルク指令Tc を演算する(10
8)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の速度を制
御する速度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は、車載のバッテリの放電出
力によってモータを回転駆動することにより駆動力を得
る車両である。また、電気自動車に対しては、その速度
制御を安定に実行し得ることが求められており、例え
ば、下り坂において車両が急に加速するといった事態を
発生させないことが求められる。
【0003】下り坂における車両の加速を防ぐ方法とし
ては、例えば、特開平2−290107号公報に開示さ
れた方法がある。この方法は、例えば、ゴルフカート、
電動車椅子、電気自動車等の電動車に適用される方法で
あり、その制御対象は、電機子巻線及び界磁巻線を有す
る直流モータである。
【0004】この従来技術においては、モータの回生電
流が検出され、所定の設定値と比較される。回生電流の
検出値が設定値を越えると、制御対象たる直流モータの
界磁電流が増大制御される。これにより、モータの回転
数が低下する。
【0005】このような制御は、車両が下り坂を走行し
ている場合にその速度を安定化するために用いることが
できる。すなわち、車両が下り坂にさしかかると、その
自重によって車速が徐々に高まっていく。上記公報にお
いてはこのような事態を防ぐため、回生電流が増大して
いき設定値を越えると、回生電流の検出値が設定値を越
えなくなるようモータの界磁電流が増大制御され回生制
動力が増大して、これによりモータ回転数が低下する。
従って、勾配が急な下り坂にも緩やかな下り坂にも好適
に対処可能でかつ下り坂における車両の急な加速を防ぐ
ことが可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この公
報に開示されている従来技術においては、車載のバッテ
リの負荷がモータのみである。しかし、実際の電気自動
車においては、モータ以外にも空調装置、ワイパー、ヘ
ッドランプ等の多数の負荷が存在しており、その負荷電
流波形は複雑に変動している。さらには、モータの巻線
にはインダクタンスがある。このため、回生電流を検出
したとしてもその波形はきれいな波形ではなく、良い精
度で回生電流を検出することは難しく、当該公報に開示
されている技術は実際の電気自動車に適用することが困
難である。
【0007】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、車両の加速状態を
車速又はモータの回転数に基づき判定し、その結果に基
づきモータの回生制動トルクの制御を行うことにより、
モータ以外にバッテリの負荷が存在する車両においても
好適に車両の速度を安定化することが可能な速度制御装
置を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係る速度制御装置は、車速又はモー
タの回転数を検出する手段と、車両操縦者がアクセルを
オフした時点での車速又はモータの回転数を記憶する手
段と、アクセルがオフされた後車両が加速状態となった
場合に、記憶している車速又はモータの回転数に対する
現時点での車速又はモータの回転数の変化量に応じた回
生制動トルクを発生させる手段と、を備えることを特徴
とする。
【0009】また、本発明に係る速度制御装置は、アク
セルがオフされた時点での車速又はモータの回転数に応
じ、上記回生制動トルクの制御に係る指令を補正する手
段を備えることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に係る速度制御装置においては、まず、
車両操縦者がアクセルをオフした時点での車速又はモー
タの回転数が記憶される。その後車両が例えば下り坂に
さしかかり加速状態となった場合、現時点での車速又は
モータの回転数が、記憶している車速又はモータの回転
数に対してどの程度変化しているかが判断され、その変
化量に応じた回生制動トルクが発生するようモータが制
御される。従って、モータの回生電流の検出を行うこと
なく、下り坂等における車速を安定化することが可能と
なるため、モータ以外にもバッテリの負荷が存在する電
気自動車にも適用可能な装置が得られる。また、この装
置はマイクロコンピュータ等を使用した装置として実現
可能である。
【0011】更に、本発明に係る速度制御装置において
は、アクセルがオフされた時点での車速又はモータの回
転数に応じ、モータの回生制動トルクが補正される。例
えば、アクセルがオフされた時点での車速又はモータの
回転数が高ければより大きな回生制動トルクが発生する
よう、モータ制御に係る回生制動トルク(指令)の値が
補正される。この結果、より好適な制動性能が得られ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0013】図1には、本発明の一実施例に係る電気自
動車のシステム構成が示されている。この図に示される
電気自動車は、三相交流モータ10によって駆動され
る。
【0014】このモータ10は、車載のバッテリ12か
らインバータ14を介して電力の供給を受ける。バッテ
リ12は、モータ10以外の負荷、例えばエアコンディ
ショナ、ワイパ、ランプ等の負荷にも直接又は間接に電
力を供給している。インバータ14は、バッテリ12か
ら供給される直流電力を交流電力に変換し、モータ10
に供給する。インバータ14の動作は、トルク演算装置
16、ベクトル演算装置18及びPWM・電流制御装置
20によって制御されている。
【0015】トルク演算装置16は、車両操縦者による
アクセルペダルやブレーキペダルの踏込みを示す情報、
例えばアクセル開度率RMPやブレーキ踏力を入力する
と共に、図示しない車速センサ等によって検出される車
速SPDやモータ10に付設されたタイミングパルス発
生器22からタイミングパルスとして供給されるモータ
回転数Nを入力する。トルク演算装置16は、アクセル
開度率RMPやブレーキ踏力に応じたトルク指令T
c を、モータ回転数Nを参照しながら発生させる。ベク
トル演算装置18は、トルク演算装置16によって生成
されたトルク指令Tc に応じ、モータ10のU,V,W
各相巻線に対応する電流指令Iu,Iv,Iwを生成
し、PWM・電流制御装置20に供給する。その際、ベ
クトル演算装置18は、モータ回転数Nを用いて座標変
換等の処理を行う。PWM・電流制御装置20は、ベク
トル演算装置18から供給される電流指令Iu,Iv,
Iwに応じ、U,V,W各相に対応するPWM(パルス
幅変調)信号IU,IV,IWを生成し、インバータ1
4を構成する各相スイッチング素子に供給する。インバ
ータ14を構成するスイッチング素子はこのPWM信号
IU,IV,IWによって制御される。この結果、モー
タ10の出力トルクは、アクセル開度率RMPやブレー
キ踏力に応じトルク演算装置16によって生成されたト
ルク指令に応じた値となる。
【0016】図2には、この実施例におけるトルク演算
装置16の動作、すなわちトルク指令Tc を演算する動
作の流れが示されている。この図に示される動作は、車
両走行時において所定の頻度で実行される。
【0017】まず、トルク演算装置16は、アクセル開
度率RMPに基づき、車両操縦者がアクセルをオンさせ
たか否かを判定する(100)。アクセルがオンされた
と判定した場合、トルク演算装置16の動作はステップ
102に移行し、逆にオフされたと判定した場合ステッ
プ104に移行する。ステップ104においては、トル
ク演算装置16は、ブレーキ踏力等に基づき車両操縦者
がブレーキをオンさせたか否かを判定する。ブレーキが
オンされたと判定した場合、トルク演算装置16の動作
はステップ102に移行し、オフされたと判定した場合
ステップ106に移行する。
【0018】アクセル又はブレーキがオンされている場
合に実行されるステップ102においては、トルク演算
装置16は、後に詳細に説明するアクセルオフ時トルク
補正量TSPD 及びToff を共に0に設定する。トルク演
算装置16は、ステップ102を実行した後、ステップ
108においてトルク指令Tc を演算する。ステップ1
08におけるトルク指令Tc の演算式は、次の式(1)
である。
【0019】
【数1】 Tc =(Tmax −Tmin )×RMP+Tmin +TSPD +Toff …(1) ここに、ステップ102実行後にステップ108を実行
する場合、アクセルオフ時トルク補正量TSPD 及びT
off が共に0に設定されているため、トルク指令T
c は、式(1)にTSPD =0及びToff =0を代入した
次の式(2)により得られるものと同じ値になる。
【0020】
【数2】 Tc =(Tmax −Tmin )×RMP+Tmin …(2) なお、式(1)及び(2)にあらわれるTmax 及びT
min は、それぞれ、モータ10から出力可能な最大トル
ク又は最小トルクである。これら最大出力トルクTmax
及び最小出力トルクTmin の値は、モータ10の特性・
設計により決定される値であり、モータ10の回転数N
との間に所定の関係を有している。トルク演算装置16
は、この関係を示すトルクマップ、例えば図3に示され
るようなマップを搭載しており、ステップ108を実行
する際にはこのトルクマップを参照する。トルク演算装
置16は、ステップ108において演算したトルク指令
cを、ベクトル演算装置18に出力する(110)。
【0021】ステップ100及び104においてアクセ
ル及びブレーキが共にオフしていると判定した場合、ト
ルク演算装置16は、ステップ106を実行する。ステ
ップ106においては、アクセルがオフされた時点にお
ける車速SPDの値(以下、SPD0 と呼ぶ)がトルク
演算装置16に既に入力されているか否かが判定され
る。この判定の結果入力済みである場合には直ちにステ
ップ112に移行し、入力済みでない場合には車速SP
0 が入力された上で(114)、ステップ112に移
行する。
【0022】ステップ112においては、現時点におけ
る車速SPDが入力される。トルク演算装置16は、ス
テップ112において入力した車速SPDとステップ1
14において入力した車速SPD0 の差、すなわち車速
変化量ΔSPD=SPD−SPD0 を演算し(11
6)、得られた車速変化量ΔSPDが正であるか否かを
判定する(118)。この判定の結果車速変化量ΔSP
Dが正であるとされた場合にはトルク演算装置16はス
テップ120を実行したうえでステップ122に移行
し、正でないと判定された場合には直ちにステップ12
2に移行する。
【0023】ステップ120においては、例えば図4に
示されるように車速変化量ΔSPDに対して直線的な関
数を示すマップを使用することにより、アクセルオフ時
トルク補正量TSPD が決定される。トルク演算装置16
は、ステップ120を実行するために、例えば図4に示
されるようなトルクマップを搭載している。
【0024】ステップ122においては、例えば図5に
示されるような内容を有するトルクマップを使用して、
アクセルオフ時トルク補正量Toff が決定される。この
図に示されるマップは、アクセルがオフされた時点での
車速SPD0 とアクセルオフ時トルク補正量Toff とを
対応付けるマップであり、このマップはやはりトルク演
算装置16に搭載されている。
【0025】ステップ122実行後は、前述のステップ
108が実行される。この場合、アクセルオフ時トルク
補正量Toff は0ではなく、ΔSPD>0であればアク
セルオフ時トルク補正量TSPD も0ではない。従って、
前述の式(1)に示されるように、アクセルオフ時トル
ク補正量TSPD 及びToff が含まれる式によって、トル
ク指令Tc が演算され、続くステップ112においてこ
のトルク指令Tc が出力される。
【0026】これら2種類のアクセルオフ時補正量T
SPD 及びToff のうち、アクセルオフ時トルク補正量T
SPD は、アクセルがオフされた時点からの車速変化量Δ
SPDに応じて回生制動トルクを発生させるための量で
ある。すなわち、負の値を有し従って回生制動トルクを
示すアクセルオフ時トルク補正量TSPD が、アクセル又
はブレーキがオンしている時のトルク指令Tc (式
(2)参照)に加算されることにより、車速変化量ΔS
PDが大きいほど大きな値を有する回生制動トルクが発
生することになる。これにより、モータ10の回生電流
の検出を行うことなく、例えば車両が下り坂にさしかか
った際の安定走行を実現することが可能になる。
【0027】また、アクセルオフ時トルク補正量Toff
は、アクセルがオフされた時点での車速SPD0 が大き
い場合により大きな回生制動トルクが発生するよう、ア
クセル又はブレーキがオンされている時点でのトルク指
令Tc (式(2)参照)に補正を加える量である。すな
わち、アクセルがオフされた時点での車速SPD0 が大
である場合にはより大きな回生制動トルクがモータ10
において発生するよう、トルク指令Tc が補正される。
このようにすることにより、車両降坂時等における車速
の変動をより好適に抑制することが可能になる。
【0028】また、この実施例におけるトルク演算装置
16は、先に掲げた公報に示される従来技術と異なり、
アナログ制御装置としてではなくマイコン等のディジタ
ル制御装置として実現されている。従って、その制御特
性をよりリニアなものとすることが可能となる。
【0029】なお、アクセルオフ時トルク補正量TSPD
及びToff を決定する方法は、上述したようなトルクマ
ップに限定されるものではない。例えば、モータ10の
最小出力トルクTmin の値を、図3のトルクマップ上で
車速変化量ΔSPDやアクセルオフ時の車速SPD0
パラメータとして、設定しておいてもよい。
【0030】また、アクセルオフ時トルク補正量TSPD
及びToff を、トルクマップを使用して決定するように
した場合であっても、このトルクマップの内容は図4又
は図5に示されるような内容に限定されるものではな
い。例えば、アクセルオフ時トルク補正量TSPD を決定
するためのトルクマップは例えば図6や図7に示される
ような内容とすることができる。このような内容のトル
クマップを使用した場合、図2におけるステップ118
を省略することができる。さらに、アクセルオフ時トル
ク補正量Toff を決定するためのトルクマップは、アク
セルオフ時の車速SPD0 が高いほどアクセルオフ時ト
ルク補正量Toff がより負側の(回生側の)値となるよ
うな内容であれば、図5に示される内容でなくてもよ
い。
【0031】そして、本発明は、車速SPDではなくモ
ータ回転数Nを用いて実現することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る速度
制御装置によれば、車両操縦者がアクセルをオフした時
点での車速又はモータの回転数を記憶しておき、アクセ
ルがオフされた後車両が加速状態となった場合に、車速
モータがモータの回転数の変化量に応じて回生制動トル
クを発生させるようにしたため、回生電流の検出を行う
ことなく降坂時等における車速を安定に制御することが
可能になる。また、この制御は、ディジタル制御によっ
て実現することができる。
【0033】さらに、本発明に係る速度制御装置によれ
ば、アクセルがオフされた時点の車速又はモータの回転
数に応じて回生制動トルクの指令値を補正するようにし
たため、アクセルがオフされた時点での車速又はモータ
の回転数が高い場合にはより大きな制動トルクを作用さ
せるといった速度制御が可能となり、より安定な速度制
御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電気自動車のシステム
構成を示すブロック図である。
【図2】この実施例におけるトルク演算装置の動作の流
れを示すフローチャートである。
【図3】この実施例において力行時に使用されるトルク
マップの一例を示す図である。
【図4】この実施例において、アクセルオフ時トルク補
正量TSPD を決定するために使用されるトルクマップを
示す図である。
【図5】この実施例において、アクセルオフ時トルク補
正量Toff を決定するために使用されるトルクマップを
示す図である。
【図6】この実施例において、アクセルオフ時トルク補
正量TSPD を決定するために使用し得る他のトルクマッ
プを示す図である。
【図7】この実施例において、アクセルオフ時トルク補
正量TSPD を決定するために使用し得る他のトルクマッ
プを示す図である。
【符号の説明】
10 モータ 12 バッテリ 14 インバータ 16 トルク演算装置 18 ベクトル演算装置 20 PWM・電流制御装置 22 タイミングパルス発生器 N モータ回転数 SPD 車速 SPD0 アクセルがオフされた時点での車速SPD ΔSPD 車速変化量 TSPD ,Toff アクセルオフ時トルク補正量 Tc トルク指令 Tmax 最大出力トルク Tmin 最小出力トルク RMP アクセル開度率

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 充放電可能なバッテリと、バッテリの放
    電出力によって駆動される回生制動可能なモータと、を
    有する電気自動車に搭載され、当該電気自動車の速度を
    制御する速度制御装置において、 車速又はモータの回転数を検出する手段と、 車両操縦者がアクセルをオフした時点での車速又はモー
    タの回転数を記憶する手段と、 アクセルがオフされた後車両が加速状態となった場合
    に、記憶している車速又はモータの回転数に対する現時
    点での車速又はモータの回転数の変化量に応じた回動制
    動トルクを発生させる手段と、 を備えることを特徴とする速度制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の速度制御装置において、 アクセルがオフされた時点での車速又はモータの回転数
    に応じ、上記回動制動トルクの制御に係る指令を補正す
    る手段を備えることを特徴とする速度制御装置。
JP6006212A 1994-01-25 1994-01-25 電気自動車の速度制御装置 Pending JPH07212911A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6006212A JPH07212911A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 電気自動車の速度制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2756521A1 (fr) * 1996-11-29 1998-06-05 Renault Procede de regulation de la vitesse d'un vehicule electrique en descente
AU2003204992B2 (en) * 2002-06-28 2006-06-01 Hitachi, Ltd. Control apparatus for electric railcar

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