JPH07212342A - 送信回路 - Google Patents

送信回路

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JPH07212342A
JPH07212342A JP419894A JP419894A JPH07212342A JP H07212342 A JPH07212342 A JP H07212342A JP 419894 A JP419894 A JP 419894A JP 419894 A JP419894 A JP 419894A JP H07212342 A JPH07212342 A JP H07212342A
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JP
Japan
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transmission
attenuator
mixer
local
local oscillator
Prior art date
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Application number
JP419894A
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English (en)
Inventor
Toru Mizumoto
徹 水本
Taku Hajikano
卓 初鹿野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH07212342A publication Critical patent/JPH07212342A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】局部発振器のスイッチングにより発生するスプ
リアス波を低減する事を目的とする。 【構成】時分割で通信を行う無線電話装置の送信回路に
おいて、周波数変換用の送信ミキサー(2)よりも出力
側に、出力レベルに対する減衰が抜き差し可能な減衰器
(5)を設け、この減衰器(5)と送信ミキサー(2)
の局部発振器(3)を、非送信時は減衰が加わるよう
に、送信開始時は送信ミキサー(2)に局部発振信号が
供給されてから減衰が除去されるように、送信終了時に
は減衰を加えた後に、送信ミキサー(2)の局部発振信
号が停止するように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割通信を行う無線
電話装置の送信回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の送信回路は、図5〜7に
示すように構成されていた。図5は送信回路全体の構成
で、図6は携帯機(以下PSと略す。)の局部発振器3
の構成を、図7は基地局(以下CSと略す。)の局部発
振器3の構成を示している。図5で1は変調器、2は送
信ミキサ、3は局部発振器、4、7はバンドパスフィル
タ、6は電力増幅器、8は送受信切替えスイッチ、9は
アンテナ、10は送信回路電源スイッチで、図6および
図7で12はシンセサイザ、13は増幅器、14は局部
フィルタ、15はローカル電源スイッチ、16は局発周
波切替えスイッチである。
【0003】図6のPSの局部発振器3の回路では、消
費電力を低減するため、自己の使用するスロット以外で
は、ローカル電源スイッチ15をオフにするようにして
いる。一方、図7のCSの局部発振器3の回路では隣接
するスロットで異なる周波数(異なるチャネル)f1、
f2を使用できるように複数(この例では2個)のシン
セサイザ12、13を設け、スロット毎に切替えること
により、高速な搬送周波数の切替え(チャネル切替え)
を行っている。いずれの場合も局部発振器3出力を急速
に切替えていることになり、その結果、図8に示すよう
に、送信周波数の帯域内にインパルス性のスプリアスが
発生することになる。
【0004】即ち、PSの場合は、送信スロットの直前
で送信回路の電源をオンにし、信号の送信が終わるとす
ぐに電源をオフにするという制御を行う。また局部発振
器3は通常シンセサイザ12がロックされるまでに時間
がかかるため、送信回路の電源がオンする前に電源が供
給され、送信回路と同時にオフされる。或いは、局部発
振器3だけは常時通電されている。いずれの場合でも、
送信回路の電源がオンオフされるたびに、ミキサ2のイ
ンピーダンスが変化するため、局部発振器3の出力レベ
ルが急激に変動することになり、図8(b)に示すよう
に、局部発振周波のスペクトラム分布が広がり、送信周
波数帯域内にかかる成分も発生することになる。この様
な成分はミキサ2以後の回路で低減することができない
ため、出力にスプリアスとして含まれることになる。
【0005】更に、CSでは、2つの局部発振回路1
2、13を切替えるという作業が欠かせないため、どう
してもこの問題を避けるわけには行かない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の回路
では、局部発振器の出力をスイッチングしているので、
局部発振器のスペクトラム分布が広がり送信信号帯域に
スプリアスが発生するという問題があった。本発明は、
比較的簡単な方法で、このスプリアスを低減できる無線
電話装置の送信回路の実現を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】時分割で通信を行う無線
電話装置の送信回路において、周波数変換用の送信ミキ
サーの出力側に設けられ、該送信ミキサーの出力レベル
を減衰させる減衰器と、非送信時は前記減衰器の減衰量
を一定の値で保持し、送信開始時には前記送信ミキサー
に前記局部発振器の局部発振信号が供給されてから前記
減衰器の減衰量を小さく切り替え、送信終了時には前記
減衰器の減衰量を前記一定の値に復帰させた後に、前記
送信ミキサーの局部発振信号を停止させる制御手段とを
設ける。
【0008】
【作用】本発明では、減衰器の減衰量を制御して、局部
発振周波の切替え時には送信回路の利得が低くするよう
にする。これにより、スプリアスの影響の低減を可能に
することができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例を表すブロック図で
ある。図1で1は変調器、2は送信ミキサ、3は局部発
振器、4、7はバンドパスフィルタ、5は可変減衰器、
6は電力増幅器、8は送受信切替えスイッチ、9はアン
テナ、10は送信回路電源スイッチである。ここで、局
部発振器3は、携帯器(PS)の場合は図6に示した構
成となり、基地局(CS)の場合は図7に示した構成に
なる。また図1で制御信号1は送信電源の制御信号で、
制御信号2は可変減衰器の制御信号である。また、図6
および図7で12はシンセサイザ、13は増幅器、14
は局部フィルタ、15はローカル電源スイッチ、16は
局発周波切替えスイッチである。
【0010】先にも述べたように、いずれの場合も、送
信回路電源スイッチ10、ローカル電源スイッチ15及
び局発周波切替えスイッチ16を使って局部発振器3出
力がスイッチングされるため、局部発振器3の出力のス
ペクトラム分布が図8(b)に示したように広がり、送
信信号帯域にスプリアスが発生する。この現象は、この
ようなスイッチングを行う限り原理的に避けられない。
しかし、このレベルを押さえることで、実際の影響を少
なくすることは出来る。
【0011】本発明では、図1に示したように可変減衰
器5を送信ミキサ2の後に挿入して、図2に示すような
タイミングで動作させる事でこの影響を少なくする。
【0012】すなわち、送信開始時は、可変減衰器5を
予めオンにしておき、送信回路電源スイッチ10及びロ
ーカル電源スイッチ15をこの順にオンにしてから、更
に、CSの場合はローカル切替えスイッチ16で局部発
振器3の出力周波数を切替えてから、可変減衰器5をオ
フにして減衰を無くすようにする。
【0013】逆に、送信終了時には、可変減衰器5をオ
ンにしておいてからローカル電源スイッチ15をオフに
し、さらに送信回路電源スイッチ10をオフにする。こ
れにより、局部発振器3のスイッチングが行われている
ときには、可変減衰器5が働いていて、発生した不要波
の出力レベルを低く押さえることができる。
【0014】なお、この可変減衰器5はこの目的だけに
用意されるものではなく、この目的以外にも送信レベル
の調整用にも用いる事ができるものである。また、送信
回路に別に送信電力の制御機能をもっている場合には、
その制御を図2に示すようなタイミングで行えば回路追
加の必要はない。
【0015】図3及び図4はこの発明に用いられる可変
減衰器5の例であり、図3はダイオードを減衰器とした
場合の例で、図4はトランジスタ増幅器のバイアスを可
変にする事で減衰器として動作させるものである。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、時
分割で通信を行う無線電話装置の送信回路において、周
波数変換用の送信ミキサーよりも出力側に、出力レベル
に対する減衰が抜き差し可能な減衰器を設け、この減衰
器と送信ミキサーの局部発振器を、非送信時は減衰が加
わるように、送信開始時は送信ミキサーに局部発振信号
が供給されてから減衰が除去されるように、送信終了時
には減衰を加えた後に、送信ミキサーの局部発振信号が
停止するように制御する。
【0017】これにより、局部発振周波の切替え時には
必ず送信ミキサーよりも出力側で利得が低くなっている
ので、それに伴なってスプリアスの影響も低減すること
ができる。
【0018】また減衰器による出力レベルを制御する代
わりに、送信出力制御機能を用いても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の送信回路のブロック図。
【図2】図1の実施例における切替えのタイミングを示
す図。
【図3】図1の実施例にに用いられる可変減衰器の一実
施例。
【図4】図1の実施例にに用いられる可変減衰器の他の
実施例。
【図5】従来の送信回路のブロック図。
【図6】従来の携帯機の送信回路の局部発振器のブロッ
ク図。
【図7】従来の基地局の送信回路の局部発振器のブロッ
ク図。
【図8】従来の送信回路での局部発振周波の切替え時の
帯域の広がりを示す図。
【符号の説明】
1 変調器 2 送信ミキサ 3 局部発振器 4、7、14 バンドパスフィルタ 5 可変減衰器 6 電力増幅器 8 送受信切替えスイッチ 9 アンテナ 10 送信回路電源スイッチ 12 シンセサイザ 13 増幅器 15 ローカル電源スイッチ 16 局発周波切替えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割で通信を行う無線電話装置の送信
    回路において、 周波数変換用の送信ミキサーの出力側に設けられ、該送
    信ミキサーの出力レベルを減衰させる減衰器と、 非送信時は前記減衰器の減衰量を一定の値で保持し、送
    信開始時には前記送信ミキサーに局部発振器の局部発振
    信号が供給されてから前記減衰器の減衰量を小さく切り
    替え、送信終了時には前記減衰器の減衰量を前記一定の
    値に復帰させた後に、前記送信ミキサーの局部発振信号
    を停止させる制御手段とを具備することを特徴とする送
    信回路。
  2. 【請求項2】 前記減衰器による出力レベルの制御に変
    えて、送信出力制御機能を用いることを特徴とする請求
    項1記載の送信回路。
JP419894A 1994-01-19 1994-01-19 送信回路 Pending JPH07212342A (ja)

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JP419894A JPH07212342A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 送信回路

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JP419894A JPH07212342A (ja) 1994-01-19 1994-01-19 送信回路

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JPH07212342A true JPH07212342A (ja) 1995-08-11

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