JPH07211827A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH07211827A
JPH07211827A JP295694A JP295694A JPH07211827A JP H07211827 A JPH07211827 A JP H07211827A JP 295694 A JP295694 A JP 295694A JP 295694 A JP295694 A JP 295694A JP H07211827 A JPH07211827 A JP H07211827A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
semiconductor
wind
semiconductor device
fins
Prior art date
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Pending
Application number
JP295694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuya Fujita
拓也 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】箱型半導体1の絶縁された冷却平面1aに冷却
用のフィン2を取り付け、フィン2に冷却風をあてて冷
却を行う半導体装置の冷却風の流れ方向には、半導体を
互い違いに複数個取り付けた構造とした。 【効果】冷却用のフィンの放熱面積を多くして冷却性能
の向上,実装容積の低減を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体を冷却するため
の半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、例えば、特開平4−346
251 号公報に示すような冷却方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術に開示さ
れた課題において、半導体を平面に複数個実装した場
合、例えば、半導体を冷却風の流れ方向に一列に実装し
た場合には、半導体の回路を構成する上で問題がある。
というのは、一般に、半導体回路を構成する場合には、
半導体同士をできるだけ近づけて回路を構成する必要が
あるためである。また、例えば、半導体を平面に対し縦
横に実装した場合、半導体の個数に応じて柔軟に対応で
きるが、半導体を集中させると、中心部に位置する半導
体の冷却方法に工夫が必要となる。しかし、ある程度の
間隔を置いて半導体を配置した場合、今度は場所をとっ
てしまう、という問題もある。
【0004】本発明の目的は、冷却性能の向上を図り、
実装容積の低減を図る半導体装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は半導体を冷却風の流れ方向に互い違いに複
数個取り付ける。
【0006】
【作用】半導体に取り付けた冷却用のフィンは、半導体
の平面に垂直な方向と、冷却風の流れ方向にくさびの形
状を有する。これにより、フィン内の冷却風の流れの先
の方向では、冷却風の通過する断面積を小さくするよう
にすると、冷却風の流速の低下を低減することが可能と
なる。
【0007】
【実施例】以下、図を用いて実施例を説明する。
【0008】図1は、本発明の一実施例に基づく半導体
装置を示す斜視図である。
【0009】図1のように、箱型半導体1とカバー5と
を取り付けて、風胴を形成する。半導体とカバーの取り
付け方法は、図1に示すように、冷却風の流れ方向に互
い違いに取り付ける。フィンの塵埃防止用のフィルタ3
は、冷却風の取入口に取り付ける。半導体冷却用のファ
ン4は、冷却風の排出口に取り付ける。
【0010】図2は、本発明の一実施例に基づく半導体
装置の一部分を示す斜視図である。すなわち、図2にお
ける箱型半導体1の絶縁された冷却平面1aに冷却用の
フィン2を取り付けたものである。
【0011】図3は、図1におけるIII−III線から見た
矢視断面図であり、図4は、図1におけるIV−IV線から
見た矢視断面図である。すなわち、図1および図2にお
ける箱型半導体1の取り付け状況の断面を示したもので
あり、図3においては半導体を左右に取り付けたもの、
図4では半導体を上下に取り付けたものである。冷却用
のフィン2はくさびの形状を有するためフィン同士が接
触することは無く、また半導体側で絶縁されているた
め、電気的な問題は無い。
【0012】図5は、図2におけるV−V線から見た矢
視断面図である。箱型半導体1の絶縁された冷却平面1
aに取り付ける冷却用のフィン2は、図2では左手方向
から右手方向に、図5では紙面の奥手から手前方向にく
さびの形状を有するとともに、図2では冷却風の流れと
は反対方向に、図5では下から上方向にもくさびの形状
を有している。これにより、図1のように手前方向より
冷却風が導入された場合、図5のように奥行方向ではフ
ィンの断面積が手前に比べて拡大し、流れの断面積は減
少するため、連続の定理により冷却風の流速低下を低減
させるものである。
【0013】このようにして組み立てた状態で、図1の
冷却用のファン4に電源を投入すると、冷却風は図1の
手前方向、すなわち、冷却風の取入口から入る。冷却風
はフィルタ3を通り、箱型半導体1とカバー5とで形成
された風胴内に入る。この風胴内には図3または図4の
ように、箱型半導体1の絶縁された冷却平面1aに取り
付けた冷却用のフィン2が左右または上下からでてお
り、冷却風がフィン内を通過する際に、フィンが冷却風
に放熱することにより、半導体は冷却される。冷却風
は、冷却用のファン4を通して風胴の外へ排出される。
【0014】図6では、第二の実施例に基づく半導体装
置の冷却用のフィン2を、図2におけるV−V線から見
た矢視断面図である。図2および図5において、冷却用
のフィン2の形状は図2の場合には奥行方向に、図5の
場合には上下方向に、連続的に形成されているが、これ
を図6のように分割して柱状とすることにより、より効
果的な冷却を可能とする。
【0015】図7では、第三の実施例に基づく半導体装
置の冷却用のフィン2を、図2におけるV−V線から見
た矢視断面図である。フィンの形状は図2の場合には手
前から奥行方向に、図5の場合には上下方向に連続的に
形成され、図6の場合には柱状に形成されているが、こ
れを図7のように、冷却風の流れ方向には、図6の柱状
にしたフィンを千鳥配列とすることにより、より効果的
な冷却を可能とする。
【0016】図8では、本発明の第四の実施例に基づく
半導体装置の要部断面を示す斜視図である。図3および
図4において、半導体装置の断面形状が四角形になって
いるが、奥行方向における実装空間の余裕がない場合に
は、断面形状の変更を容易に可能とする。図2で示した
箱型半導体1および冷却用のフィン2を用いて図8のよ
うに半導体装置を構成した場合には、断面形状が大きく
なるため、フィンおよびファンの構成に余裕が生じる。
【0017】図9では、第五の実施例に基づく半導体装
置の斜視図である。図4において、箱型半導体1は奥行
方向に互い違いに複数個連続的に実装されているが、図
9のように途中に増設した冷却用のファン4aを取り付
けることにより、より効果的な冷却を可能とする。
【0018】以上の実施例では、箱型半導体1とカバー
5との組み合わせにより風胴を形成したものであるが、
予め風胴を形成しておき、この風胴に半導体,フィルタ
および冷却用ファンを取り付けることにより、カバーを
不要にすることもでき、強度的により有利となる。
【0019】
【発明の効果】本発明の半導体装置は、半導体を冷却風
の流れ方向に互い違いに配置することにより、フィンの
放熱面積を多くし、冷却性能の向上,実装容積の低減が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図。
【図2】図1の一部分を取り出した斜視図。
【図3】図1においてIII−III線から見た矢視断面図。
【図4】図1においてIV−IV線から見た矢視断面図。
【図5】図2においてV−V線から見た矢視平面図。
【図6】本発明の第二実施例による要部平面図。
【図7】本発明の第三実施例による要部平面図。
【図8】本発明の第四実施例による要部断面を示す斜視
図。
【図9】本発明の第五実施例による斜視図。
【符号の説明】
1…箱型半導体、1a…箱型半導体の絶縁された冷却平
面、2…冷却用のフィン、3…フィルタ、4…冷却用の
ファン、4a…増設した冷却用のファン、5…カバー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱型半導体の絶縁された冷却平面に冷却用
    のフィンを取り付け、前記フィンに冷却風をあてて冷却
    を行う半導体装置において、複数個の前記箱型半導体
    を、冷却風の流れ方向に互い違いに配置したことを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記フィンを前記箱型
    半導体の前記冷却平面に垂直な方向と、冷却風の流れ方
    向にくさびの形状を有する半導体装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記フィンを
    前記箱型半導体の冷却平面に垂直な方向に、柱状形状を
    有する半導体装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3において、前記フィ
    ンを前記箱型半導体の冷却平面に垂直な方向に柱状形状
    を有し、風胴内の冷却風の流れ方向には千鳥配列を有す
    る半導体装置。
  5. 【請求項5】請求項1,2,3または4において、前記
    半導体装置の断面形状を任意に変更できる半導体装置。
JP295694A 1994-01-17 1994-01-17 半導体装置 Pending JPH07211827A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP295694A JPH07211827A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP295694A JPH07211827A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07211827A true JPH07211827A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11543823

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP295694A Pending JPH07211827A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 半導体装置

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JP (1) JPH07211827A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018163915A (ja) * 2017-03-24 2018-10-18 ファナック株式会社 ヒートシンクおよびモータ駆動装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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