JPH0721167U - 洗浄装置 - Google Patents

洗浄装置

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JPH0721167U
JPH0721167U JP5524193U JP5524193U JPH0721167U JP H0721167 U JPH0721167 U JP H0721167U JP 5524193 U JP5524193 U JP 5524193U JP 5524193 U JP5524193 U JP 5524193U JP H0721167 U JPH0721167 U JP H0721167U
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JP
Japan
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tank
holder
cleaning
drying
cleaned
Prior art date
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Pending
Application number
JP5524193U
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English (en)
Inventor
澣 滝田
幹夫 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Co Ltd
Original Assignee
Koki Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP5524193U priority Critical patent/JPH0721167U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被洗浄物の洗浄装置への装着,取り外しを同
一位置で行えるようにして作業性を改善するとともに、
タクト時間の短縮が図れる装置を提供することにある。 【構成】 垂直姿勢の間欠回動軸11を中心としてその
外周に洗浄槽13,すすぎ槽14,15,乾燥槽16を
等間隔毎に配設するとともに、前記間欠回動軸11に間
欠的に昇降するホルダー21を設け、該ホルダー21に
前記洗浄槽13,すすぎ槽14,15,乾燥槽16の上
部に形成せる開口17,18,19,20から出入しう
る被洗浄物のバスケット31を放射状に吊設したアーム
部材30を間欠回動可能に設けたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、プリント基板など被洗浄物の洗浄装置の改善に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】
従来プリント基板などの被洗浄物の洗浄装置は、図10に示すように洗浄に必 要な処理工程、たとえば、洗浄槽1,すすぎ槽2,乾燥槽3などの処理機構が直 線状に配置されていた。被洗浄物は装置の一端からセットされ、順次工程を処理 されたのち、他端で装置から取り出されるのが一般的であった。 このような配置の装置では、被洗浄物の装置への装着,取り外しのために作業 者は装置の両端を往復することになり、多数の被洗浄物の処理に苛酷な労力が要 求されていた。また、各工程に合わせて被洗浄物を搬送する自動搬送機構を有し 、被洗浄物が装着位置に戻るものもあるが、この場合は作業性は改善されるが搬 送機構が直線状に配置されているためタクト時間が長くなるという課題がある。
【0003】 本考案の目的は、被洗浄物の洗浄装置への装着,取り外しを同一位置で行える ようにして作業性を改善するとともに、タクト時間の短縮が図れる装置を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従来技術の課題を解決する本考案の構成は、垂直姿勢の間欠回動軸を中心とし てその外周に洗浄槽,すすぎ槽などを等間隔毎に配設するとともに、前記間欠回 動軸に間欠的に昇降するホルダーを設け、該ホルダーに前記洗浄槽,すすぎ槽の 上部に形成せる開口から出入しうる被洗浄物の担架部材を放射状に吊設したアー ム部材を間欠回動可能に設けたこと、垂直姿勢の間欠回動軸を中心としてその外 周に洗浄槽,すすぎ槽,乾燥槽を等間隔毎に配設するとともに、前記間欠回動軸 に間欠的に昇降するホルダーを設け、該ホルダーに前記洗浄槽,すすぎ槽,乾燥 槽の上部に形成せる開口から出入しうる被洗浄物の担架部材を放射状に吊設した アーム部材を間欠回動可能に設けたこと、および、前記乾燥槽内の温風を導入す る補助乾燥室を乾燥槽と並設したものである。
【0005】
【実施例】
次に、図面について本考案実施例の詳細を説明する。 図1は一部切欠正面図、図2は一部切欠側面図、図3は一部切欠平面図、図4 は要部機構の斜視図、図5は要部の一部切欠正面図、図6は洗浄槽の断面図、図 7は第1すすぎ槽の断面図、図8は第2すすぎ槽の断面図、図9は乾燥槽,補助 乾燥室の斜視図である。
【0006】 11は、機枠12の略中央部に設けられた垂直姿勢の間欠的に一方向に回転す るスプライン軸で、該スプライン軸11を中心としたその外周には、洗浄槽13 ,第1すすぎ槽14,第2すすぎ槽15,乾燥槽16が等間隔毎に配設されてい る。前記各槽13,14,15,16は図3から明らかなように、平面形状が正 方形で各槽の2辺が平行に近接するように並設されており、その間隙の中心位置 に前記スプライン軸11が立設されている。そして、前記各槽13,14,15 ,16の上部対角線上に開口17,18,19,20が形成され、各開口17, 18,19,20の各対角線が平面正方形状となるよう構成されている。
【0007】 一方、前記スプライン軸11の上部にはホルダー21が昇降可能に被嵌してあ り、該ホルダー21の一側から水平に延設された連杆22の端部には案内ローラ 23が設けてあり、この案内ローラ23を前記機枠12の一側に立設したチャン ネル型案内レール24の溝に介入させ、前記ホルダー21がスプライン軸11の 間欠的回動とは関係なく昇降しうるようにしてある。 また、前記ホルダー21の上部両側には夫々チェン25の一端を連結し、この チェン25の連結点の直上の機枠12に2個のスプロケット26を軸支し、この スプロケット26に前記チェン25を夫々かけ回わしする。一方、機枠12の上 部に図4で示すようにシリンダ27を水平に配設するとともに、このシリンダ2 7に前記スプロケット26に対応する2個のスプロケット28を設け、前記チェ ン25をこのスプロケット28をU字状にかけ回わして他端を機枠12に固定し たものである。従って、前記シリンダ27の伸長作用により前記ホルダー21が 自重により下降し、縮小作用により上昇するように構成してある。
【0008】 図5に示すように、前記ホルダー21には前記スプライン軸11に係合して間 欠回転する回転座29を嵌着し、この回転座29に前記各槽13,14,15, 16に適合するアーム30を放射状に設ける。前記アーム30の先端に夫々側面 形状が「形のバスケットホルダー31を垂設し、このバスケットホルダー31の 前面2個所にピン32を設ける。このピン32にはバスケット(キャリヤー)3 3の上部に設けた係止板34の孔35を嵌脱自在に係止するようにしたものであ る。36は、前記係止板34の下縁を乗載支持してバスケット33を安定させる ようにした支持板である。また、前記孔35は抜け止め形状とするものである。 前記バスケット33の前面には下縁を軸支した前面板37が開閉できるようにし てある。38は斜め上方にスライドする前面板37のロック部材である。
【0009】 前記バスケットホルダー31の上部には前記各槽13,14,15,16の開 口17,18,19,20の上部に適合し、これを閉塞する蓋板39が設けてあ る。前記バスケットホルダー31,蓋板39はボルトナット機構40,41によ り上下の微量調整が行えるようにしてある。 前記スプライン軸11の上端にプーリー42が設けてあり、これとモータ(図 示略)のプーリー43とがベルト44によって接続され、スプライン軸11が間 欠回転しうるようにしてある。スプライン軸11の間欠回転を適正化するにあた り、位置決め機構を備えたターンテーブル構造体(図示略)をスプライン軸11 の上方に組み込むものである。
【0010】 図6は洗浄槽13の構成を示しており、この洗浄槽13の洗浄液45はレベル インジケーター46,液面センサー47により管理され、洗浄液45はポンプ4 8,フィルター49,バルブ50,圧力センサー51をもつ管路52を通り槽内 に圧送循環される。図中53は温度センサー,54はヒータで、洗浄水45は約 60℃に保たれるようにしてある。
【0011】 図7は第1すすぎ槽14の構成を示し、この第1すすぎ槽14内には温度セン サー55とヒータ56により約60℃に保温管理された純水57が収容してあり 、その量はレベルインジケーター58と液面センサー59により管理せしめられ る。純水57はポンプ60,バルブ61,圧力センサー62をもつ管路63を通 り槽内に圧送循環されるとともに、油水分離器64,フィルター65,ポンプ6 6をもつ管路67を循環し純水57は浄化せしめられる。
【0012】 図8は第2すすぎ槽15の構造を示し、この第2すすぎ槽15内には常温の純 水68が収容してあり、その量はレベルインジケーター69と液面センサー70 により管理されている。また、純水68はポンプ71,バルブ72,圧力センサ ー73をもつ管路74を通り槽内に圧送循環されるとともに、ポンプ75,フィ ルター76,活性炭濾過器77,イオン交換樹脂78をもつ管路79を循環し純 水68は浄化せしめられる。
【0013】 図9は乾燥槽16と乾燥室80の構成を示しており、乾燥槽16には温度コン トローラー(図示略)を備えた温風ヒータ器81が接続してあり、また、乾燥槽 16内に送られた温風は管路82を通って補助乾燥室80内に送られ、ダクト( 図示略)より外部に放出せしめられる。前記補助乾燥室80の前面には扉(図示 略)が設けてあり、補助乾燥室80には乾燥が充分でない被洗浄物が容れられる 。
【0014】
【作用の説明】
次に、上記実施例に基いて作用を説明する。 先づ、半田付け処理したプリント基板(図示略)を順次バスケット33内に収 容しておく。作業者は図3の乾燥槽16の位置で前記バスケット33を乾燥槽1 6の位置にあるバスケットホルダー31に吊架支持させる。するとスプライン軸 11が回転座29を伴って1/4回転してプリント基板を収容せるバスケット3 3が洗浄槽13の直上に位置する。この信号をうけてシリンダ27が伸長しホル ダー21を下死点まで下降させると、このバスケット33は開口17を介して洗 浄槽13内にバスケット33を介入させ、この開口17を蓋板39にて閉塞する 。このとき、他の第1,第2すすぎ槽14,15,乾燥室16部位でも同様な作 用を行うがバスケット33が吊架支持されておらず、開口18,19,20のみ が蓋板39によって閉塞される。そして洗浄槽13内で設定時間プリント基板の 洗浄が行われると、前記シリンダ27の作用でホルダー21が上昇しバスケット 33は洗浄槽13外に出る。このとき、乾燥槽16上に位置しているバスケット ホルダー31にプリント基板を容れたバスケット33を吊架支持させる。再びス プライン軸11が1/4回転し洗浄済みのバスケット33は第1すすぎ槽14の 直上へ、新たに吊架されたバスケット33は洗浄槽13の上方へ誘導される。 この作業を順次繰り返して行うことにより、プリント基板は洗浄→第1すすぎ →第2すすぎ→乾燥の順で進行する。乾燥槽16で乾燥済みのプリント基板はバ スケット33が取り出され、そのまま回収するか、あるいは、乾燥が充分でない 場合には前記補助乾燥室80に容れて完全に乾燥する。この操作に連続的に行う ものである。
【0015】
【考案の効果】
上述のように本考案の構成によれば、次のような効果が得られる。 (a)被洗浄物の担架部材への収容,取出しが同一位置で行えることから、洗浄 乾燥作業性の向上と改善が図れる。 (b)洗浄槽,すすぎ槽,乾燥槽が間欠回動軸を中心とした周辺に配置され、各 槽を循環する洗浄,乾燥がなしうるので、搬送機構を一方向動作とすることがで き、タクト時間の大幅な短縮と、装置のコンパクト化が図れる。 (c)補助乾燥室の連設により、乾燥の適確化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部切欠正面図である。
【図2】一部切欠側面図である。
【図3】一部切欠平面図である。
【図4】要部機構の斜視図である。
【図5】要部の一部切欠正面図である。
【図6】洗浄槽の断面図である。
【図7】第1すすぎ槽の断面図である。
【図8】第2すすぎ槽の断面図である。
【図9】乾燥槽,補助乾燥室の斜視図である。
【図10】従来装置の模式図である。
【符号の説明】
11 スプライン軸 12 機枠 13 洗浄槽 14 第1すすぎ槽 15 第2すすぎ槽 16 乾燥槽 17 開口 18 開口 19 開口 20 開口 21 ホルダー 25 チェン 26 スプロケット 27 シリンダ 28 スプロケット 29 回転座 30 アーム 31 バスケット 39 蓋板 80 補助乾燥室 81 温風ヒータ器 82 管路

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直姿勢の間欠回動軸を中心としてその
    外周に洗浄槽,すすぎ槽などを等間隔毎に配設するとと
    もに、前記間欠回動軸に間欠的に昇降するホルダーを設
    け、該ホルダーに前記洗浄槽,すすぎ槽の上部に形成せ
    る開口から出入しうる被洗浄物の担架部材を放射状に吊
    設したアーム部材を間欠回動可能に設けたことを特徴と
    する洗浄装置。
  2. 【請求項2】 垂直姿勢の間欠回動軸を中心としてその
    外周に洗浄槽,すすぎ槽,乾燥槽を等間隔毎に配設する
    とともに、前記間欠回動軸に間欠的に昇降するホルダー
    を設け、該ホルダーに前記洗浄槽,すすぎ槽,乾燥槽の
    上部に形成せる開口から出入しうる被洗浄物の担架部材
    を放射状に吊設したアーム部材を間欠回動可能に設けた
    ことを特徴とする洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記乾燥槽内の温風を導入する補助乾燥
    室を乾燥槽と並設した請求項2記載の洗浄装置。
JP5524193U 1993-09-17 1993-09-17 洗浄装置 Pending JPH0721167U (ja)

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JP5524193U JPH0721167U (ja) 1993-09-17 1993-09-17 洗浄装置

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JP5524193U JPH0721167U (ja) 1993-09-17 1993-09-17 洗浄装置

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JP5524193U Pending JPH0721167U (ja) 1993-09-17 1993-09-17 洗浄装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10583466B2 (en) 2015-09-11 2020-03-10 Hiraide Precision Co., Ltd. Three-dimensional transport type bench top cleaning device
CN117947532A (zh) * 2024-03-20 2024-04-30 苏州市吴中喷丝板有限公司 一种用于喷丝板的清洗设备及其清洗方法

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US10583466B2 (en) 2015-09-11 2020-03-10 Hiraide Precision Co., Ltd. Three-dimensional transport type bench top cleaning device
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