JPH0721148Y2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
- Publication number
- JPH0721148Y2 JPH0721148Y2 JP1988009836U JP983688U JPH0721148Y2 JP H0721148 Y2 JPH0721148 Y2 JP H0721148Y2 JP 1988009836 U JP1988009836 U JP 1988009836U JP 983688 U JP983688 U JP 983688U JP H0721148 Y2 JPH0721148 Y2 JP H0721148Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- stay
- vehicle seat
- seen
- supported
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seats For Vehicles (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、シートバックの上端部にヘッドレストを上下
位置調節可能に支持して成る車両用シートに関する。
位置調節可能に支持して成る車両用シートに関する。
「従来の技術」 従来の車両用シートとしては、例えば、第３図に示すよ
うなものがある。
うなものがある。
第３図に示すものは、いわゆるハイバックシートで、シ
ートバック１のハイバック部３がヘッドレスト４の裏面
に沿うようになっており、ヘッドレスト４のステー５が
ヘッドレスト４から下方へ延ばされ、シートバック１の
本体２側の上端部2aに上下移動可能に支持されたもので
ある。
ートバック１のハイバック部３がヘッドレスト４の裏面
に沿うようになっており、ヘッドレスト４のステー５が
ヘッドレスト４から下方へ延ばされ、シートバック１の
本体２側の上端部2aに上下移動可能に支持されたもので
ある。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の車両用シートでは、ヘ
ッドレスト４を上方へ位置調節すると、ステー５がシー
トバック１の本体２側から出て、前方から見えてしま
い、ステー５がその近傍のトリム材とは異質な感じを与
えるために、外観品質を損なうという課題があった。
ッドレスト４を上方へ位置調節すると、ステー５がシー
トバック１の本体２側から出て、前方から見えてしま
い、ステー５がその近傍のトリム材とは異質な感じを与
えるために、外観品質を損なうという課題があった。
本考案は、このような従来の課題に着目してなされたも
ので、ヘッドレストの上下位置調節の際にもステーが前
方から見えないようにして、外観品質を向上した車両用
シートを提供することを目的としている。
ので、ヘッドレストの上下位置調節の際にもステーが前
方から見えないようにして、外観品質を向上した車両用
シートを提供することを目的としている。
「課題を解決するための手段」 かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところ
は、 シートバックの上端部にヘッドレストを上下位置調節可
能に支持して成る車両用シートにおいて、 シートバックの上端部を、ヘッドレストの裏面または側
面の少なくとも一方に沿うように上方へ延ばしてハイバ
ック部と成し、 ヘッドレストのステーを、ヘッドレストの下部の背面か
ら基部を後方に延ばし、そこから屈曲してハイバック部
の側部に沿って嵌入脚を延ばして、ヘッドレストにより
前方から隠れた位置に配設し、 前記ヘッドレストの背後に位置するよう前記ハイバック
部に配設されていて、トリム材に覆われた上下位置調節
機構に前記嵌入脚を上下移動可能に支持したことを特徴
とする車両用シートに存する。
は、 シートバックの上端部にヘッドレストを上下位置調節可
能に支持して成る車両用シートにおいて、 シートバックの上端部を、ヘッドレストの裏面または側
面の少なくとも一方に沿うように上方へ延ばしてハイバ
ック部と成し、 ヘッドレストのステーを、ヘッドレストの下部の背面か
ら基部を後方に延ばし、そこから屈曲してハイバック部
の側部に沿って嵌入脚を延ばして、ヘッドレストにより
前方から隠れた位置に配設し、 前記ヘッドレストの背後に位置するよう前記ハイバック
部に配設されていて、トリム材に覆われた上下位置調節
機構に前記嵌入脚を上下移動可能に支持したことを特徴
とする車両用シートに存する。
「作用」 ヘッドレストを上下位置調節すると、それにともないス
テーがハイバック部に支持され上下移動するが、ステー
とヘッドレストとの位置関係は変わらず、ステーがヘッ
ドレストの陰に隠れたままであるので、ステーが前方か
ら見えない。
テーがハイバック部に支持され上下移動するが、ステー
とヘッドレストとの位置関係は変わらず、ステーがヘッ
ドレストの陰に隠れたままであるので、ステーが前方か
ら見えない。
すなわち、ヘッドレストの上下位置調節に関わることな
く、ステーが前方から見えず、外観美を損なうことがな
いものである。
く、ステーが前方から見えず、外観美を損なうことがな
いものである。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第１図および第２図は本考案の一実施例を示している。
第１図に示すように、シートクッション10にシートバッ
ク20が角度調節可能に支持され、シートバック20の上部
にはヘッドレスト30が配設されている。
ク20が角度調節可能に支持され、シートバック20の上部
にはヘッドレスト30が配設されている。
シートバック20の本体22側の両側部からヘッドレスト30
の裏面32に沿うように、シートハイバック部25が延ばさ
れている。ハイバック部25の中央下端と本体22側の中央
上端との間には隙間が設けられている。
の裏面32に沿うように、シートハイバック部25が延ばさ
れている。ハイバック部25の中央下端と本体22側の中央
上端との間には隙間が設けられている。
ハイバック部25内には、本体22側からのメインフレーム
24が一体的に延ばされ、メインフレーム24には、ヘッド
レスト30支持用のフレーム26,26が対称的に固着されて
いる。支持用のフレーム26には上下位置調節機構28が設
けられている。
24が一体的に延ばされ、メインフレーム24には、ヘッド
レスト30支持用のフレーム26,26が対称的に固着されて
いる。支持用のフレーム26には上下位置調節機構28が設
けられている。
ヘッドレスト30の裏面32側には、Ｌ字状に折曲したステ
ー40が固設され、ヘッドレスト30の下部の背面から後方
に延びるステー40の基部41を折曲した嵌入脚42が下方か
ら上下位置調節機構28に内嵌している。支持用のフレー
ム26および上下位置調節機構28は、嵌入脚42用の挿入口
29aを残してトリム材29に覆われ、ヘッドレスト30の背
後に位置するようハイバック部25に配設されている。ま
た、ステー40は、ヘッドレスト30の最下位置においても
ハイバック部25の中央下端から下へ出ずに、後方から見
えないようになっている。
ー40が固設され、ヘッドレスト30の下部の背面から後方
に延びるステー40の基部41を折曲した嵌入脚42が下方か
ら上下位置調節機構28に内嵌している。支持用のフレー
ム26および上下位置調節機構28は、嵌入脚42用の挿入口
29aを残してトリム材29に覆われ、ヘッドレスト30の背
後に位置するようハイバック部25に配設されている。ま
た、ステー40は、ヘッドレスト30の最下位置においても
ハイバック部25の中央下端から下へ出ずに、後方から見
えないようになっている。
挿入口29aは、ヘッドレスト30の裏面32側に開口してお
り、前方をヘッドレスト30に覆われ、ヘッドレスト30の
最上位置においても前方から見えないように成ってい
る。
り、前方をヘッドレスト30に覆われ、ヘッドレスト30の
最上位置においても前方から見えないように成ってい
る。
次に作用を説明する。
第２図において、ヘッドレスト30は最上位置にある。こ
の状態では、ステー40は、ステー40用の挿入口29aから
ヘッドレスト30の裏面32に沿うハイバック部25のトリム
材29内に延ばされている。
の状態では、ステー40は、ステー40用の挿入口29aから
ヘッドレスト30の裏面32に沿うハイバック部25のトリム
材29内に延ばされている。
ステー40用の挿入口29aはその前方をヘッドレスト30に
遮られており前方から見えず、さらに、挿入口29aは前
方へ開口しており後方から見えないので、ステー40は外
部からは見えず、またトリム材29内の支持用のフレーム
26なども見えない。
遮られており前方から見えず、さらに、挿入口29aは前
方へ開口しており後方から見えないので、ステー40は外
部からは見えず、またトリム材29内の支持用のフレーム
26なども見えない。
ヘッドレスト30を下方へ位置調節すると、挿入口29a
は、ますますその前方をヘッドレスト30に遮られ、前方
から見えず、トリム材29内の支持用のフレーム26なども
見えない。
は、ますますその前方をヘッドレスト30に遮られ、前方
から見えず、トリム材29内の支持用のフレーム26なども
見えない。
またステー40は、上下位置調節機構28に支持されながら
下方へ移動するが、ヘッドレスト30の最下位置でもステ
ー40の基部41が挿入口29aから下方へ下がることなく、
後方から見えないので、ステー40が外部から見えない。
下方へ移動するが、ヘッドレスト30の最下位置でもステ
ー40の基部41が挿入口29aから下方へ下がることなく、
後方から見えないので、ステー40が外部から見えない。
すなわち、ヘッドレスト30の上下位置調節に関わること
なく、どの位置においてもステー40などが外部から見え
ず、外観美を損なうことがない。
なく、どの位置においてもステー40などが外部から見え
ず、外観美を損なうことがない。
前記実施例に係る車両用シートによれば、ヘッドレスト
30のステー40を前方に限らず後方からも見えないように
したので、さらに外観品質を向上することができる。
30のステー40を前方に限らず後方からも見えないように
したので、さらに外観品質を向上することができる。
また、最上位置におけるヘッドレスト30の下端とハイバ
ック部25の中央下端とをほぼ同一水平線上になるように
したので、ハイバック部25およびヘッドレストとを相互
にコンパクトに、かつ造形的にも優れたものにすること
ができる。
ック部25の中央下端とをほぼ同一水平線上になるように
したので、ハイバック部25およびヘッドレストとを相互
にコンパクトに、かつ造形的にも優れたものにすること
ができる。
前記実施例においては、ステー40の嵌入脚42を上方へ折
曲したものを示したが、下方へ折曲してもよく、その際
には嵌入脚42の先端がヘッドレスト30の最下位置におい
てもハイバック部25の中央下端から下方へ出ないで後方
から見えないようにすることはいうまでもない。
曲したものを示したが、下方へ折曲してもよく、その際
には嵌入脚42の先端がヘッドレスト30の最下位置におい
てもハイバック部25の中央下端から下方へ出ないで後方
から見えないようにすることはいうまでもない。
「考案の効果」 本考案に係る車両用シートによれば、ヘッドレストのス
テーをヘッドレストの陰に隠し前方から見えないように
シートバックのハイバック部に支持したので、ヘッドレ
ストの上下方向の調節位置に関わることなく、どの位置
においてもステーが前方から見えず、同質なものでシー
トの外部を構成することができ、外観品質を向上するこ
とができる。
テーをヘッドレストの陰に隠し前方から見えないように
シートバックのハイバック部に支持したので、ヘッドレ
ストの上下方向の調節位置に関わることなく、どの位置
においてもステーが前方から見えず、同質なものでシー
トの外部を構成することができ、外観品質を向上するこ
とができる。
第１図および第２図は本考案の一実施例を示しており、
第１図は車両用シートの全体斜視図、第２図は第１図II
-II線断面図、第３図は従来例を示しており、車両用シ
ートの全体斜視図である。 10……シートクッション 20……シートバック 22……シートバックの本体 25……ハイバック部 30……ヘッドレスト 32……ヘッドレストの裏面 40……ステー
第１図は車両用シートの全体斜視図、第２図は第１図II
-II線断面図、第３図は従来例を示しており、車両用シ
ートの全体斜視図である。 10……シートクッション 20……シートバック 22……シートバックの本体 25……ハイバック部 30……ヘッドレスト 32……ヘッドレストの裏面 40……ステー
Claims (1)
- 【請求項１】シートバックの上端部にヘッドレストを上
下位置調節可能に支持して成る車両用シートにおいて、 シートバックの上端部を、ヘッドレストの裏面または側
面の少なくとも一方に沿うように上方へ延ばしてハイバ
ック部と成し、 ヘッドレストのステーを、ヘッドレストの下部の背面か
ら基部を後方に延ばし、そこから屈曲してハイバック部
の側部に沿って嵌入脚を延ばして、ヘッドレストにより
前方から隠れた位置に配設し、 前記ヘッドレストの背後に位置するよう前記ハイバック
部に配設されていて、トリム材に覆われた上下位置調節
機構に前記嵌入脚を上下移動可能に支持したことを特徴
とする車両用シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988009836U JPH0721148Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988009836U JPH0721148Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 車両用シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01114849U JPH01114849U (ja) | 1989-08-02 |
| JPH0721148Y2 true JPH0721148Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31216932
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988009836U Expired - Lifetime JPH0721148Y2 (ja) | 1988-01-28 | 1988-01-28 | 車両用シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721148Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6121350U (ja) * | 1984-07-13 | 1986-02-07 | 株式会社タチエス | 車両用シ−トのヘツドレスト |
| JPS6227042U (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-19 |
-
1988
- 1988-01-28 JP JP1988009836U patent/JPH0721148Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01114849U (ja) | 1989-08-02 |
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