JPH07211365A - 超電導線の接続方法および装置ならびに超電導コイル装置 - Google Patents
超電導線の接続方法および装置ならびに超電導コイル装置Info
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- JPH07211365A JPH07211365A JP6002244A JP224494A JPH07211365A JP H07211365 A JPH07211365 A JP H07211365A JP 6002244 A JP6002244 A JP 6002244A JP 224494 A JP224494 A JP 224494A JP H07211365 A JPH07211365 A JP H07211365A
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超電導線の接続部分に流れる電流の安定化を
図り、永久電流スイッチに流れる電流が偏流するのを防
ぐ。 【構成】 超電導コイル装置10は、超電導線を巻回し
た超電導コイル11と、超電導コイル11と並列接続さ
れる4つの永久電流スイッチ20と、永久電流スイッチ
20から延びるリード線と超電導コイル11から延びる
リード線12、13とを接続した接続部21、22と、
各接続部21、22の付近に配置される磁性体23とを
備える。接続部21、22に流れる電流が増加すると、
電流による磁場が増加して、磁性体23の磁化作用によ
って磁場がさらに増大する。同時に、磁気抵抗によって
接続部21、22の電気抵抗が増加して、この結果、接
続部21、22に流れる電流が減少して、電流の増加に
対して負のフィードバックが作用する。
図り、永久電流スイッチに流れる電流が偏流するのを防
ぐ。 【構成】 超電導コイル装置10は、超電導線を巻回し
た超電導コイル11と、超電導コイル11と並列接続さ
れる4つの永久電流スイッチ20と、永久電流スイッチ
20から延びるリード線と超電導コイル11から延びる
リード線12、13とを接続した接続部21、22と、
各接続部21、22の付近に配置される磁性体23とを
備える。接続部21、22に流れる電流が増加すると、
電流による磁場が増加して、磁性体23の磁化作用によ
って磁場がさらに増大する。同時に、磁気抵抗によって
接続部21、22の電気抵抗が増加して、この結果、接
続部21、22に流れる電流が減少して、電流の増加に
対して負のフィードバックが作用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの超電導線を接続
するための接続方法および装置に関し、また超電導電磁
石を永久電流運転する超電導コイル装置に関する。
するための接続方法および装置に関し、また超電導電磁
石を永久電流運転する超電導コイル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来の超電導コイル装置の一例
を示す構成図である。超電導コイル装置70は、NbT
i、Nb3Sn、Nb3Geなどの超電導線を巻回した超
電導コイル71と、超電導コイル71と並列接続される
4つの永久電流スイッチ(Persistent Current Switch)
80と、永久電流スイッチ80から延びるリード線と超
電導コイル71から延びるリード線72、73とを接続
した接続部81、82とを備え、装置全体が液体ヘリウ
ムなどの極低温冷媒に浸漬されることによって超電導線
の電気抵抗が0に保持される。永久電流スイッチ80の
構成例が特開昭59−88882号公報に開示されてお
り、電気ヒータによって超電導線を臨界温度以上に加熱
して、電気抵抗が制御される。
を示す構成図である。超電導コイル装置70は、NbT
i、Nb3Sn、Nb3Geなどの超電導線を巻回した超
電導コイル71と、超電導コイル71と並列接続される
4つの永久電流スイッチ(Persistent Current Switch)
80と、永久電流スイッチ80から延びるリード線と超
電導コイル71から延びるリード線72、73とを接続
した接続部81、82とを備え、装置全体が液体ヘリウ
ムなどの極低温冷媒に浸漬されることによって超電導線
の電気抵抗が0に保持される。永久電流スイッチ80の
構成例が特開昭59−88882号公報に開示されてお
り、電気ヒータによって超電導線を臨界温度以上に加熱
して、電気抵抗が制御される。
【0003】超電導コイル71と永久電流スイッチ80
とで閉ループを形成しており、この閉ループに電流が流
れると、ジュール熱損失が無いため、一定の電流が永久
に流れ、しかも大電流を流すことによって、超電導コイ
ル71から強力な磁場を発生させることができる。
とで閉ループを形成しており、この閉ループに電流が流
れると、ジュール熱損失が無いため、一定の電流が永久
に流れ、しかも大電流を流すことによって、超電導コイ
ル71から強力な磁場を発生させることができる。
【0004】このような超電導コイル装置70におい
て、たとえば1000Aという大電流を流す場合、1つ
の永久電流スイッチ80だけでは電流容量が不足するこ
とがあるため、複数の永久電流スイッチ80を並列接続
することによって容量不足を解消している。
て、たとえば1000Aという大電流を流す場合、1つ
の永久電流スイッチ80だけでは電流容量が不足するこ
とがあるため、複数の永久電流スイッチ80を並列接続
することによって容量不足を解消している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
超電導コイル装置70において、永久電流スイッチ80
の両側に形成される接続部81、82に微小の電気抵抗
が残留し、しかも残留抵抗値が各接続部81、82ごと
に若干の差が生ずるため、各永久電流スイッチ80に流
れる電流が同一にならず、残留抵抗の大きさに応じて電
流の偏流が起こるようになる。
超電導コイル装置70において、永久電流スイッチ80
の両側に形成される接続部81、82に微小の電気抵抗
が残留し、しかも残留抵抗値が各接続部81、82ごと
に若干の差が生ずるため、各永久電流スイッチ80に流
れる電流が同一にならず、残留抵抗の大きさに応じて電
流の偏流が起こるようになる。
【0006】ここで、4つの永久電流スイッチ80に流
れる電流をそれぞれia、ib、ic、idとして、さ
らに接続部81、82の合成残留抵抗をそれぞれRa、
Rb、Rc、Rdとおくと、たとえば超電導コイル71
に流れる電流iが1000Aであって、Ra=2×10
-3μΩ、Rb=3×10-3μΩ、Rc=1×10-3μ
Ω、Rd=2×10-3μΩと仮定すると、キルヒホッフ
の法則を用いて計算した結果、ia=214A、ib=
144A、ic=428A、id=214Aという電流
の偏りが求まる。そこで、永久電流スイッチ80の仕様
を設計する際、電流の最大値428Aを基準として、そ
こから余裕を見て決定することになる。
れる電流をそれぞれia、ib、ic、idとして、さ
らに接続部81、82の合成残留抵抗をそれぞれRa、
Rb、Rc、Rdとおくと、たとえば超電導コイル71
に流れる電流iが1000Aであって、Ra=2×10
-3μΩ、Rb=3×10-3μΩ、Rc=1×10-3μ
Ω、Rd=2×10-3μΩと仮定すると、キルヒホッフ
の法則を用いて計算した結果、ia=214A、ib=
144A、ic=428A、id=214Aという電流
の偏りが求まる。そこで、永久電流スイッチ80の仕様
を設計する際、電流の最大値428Aを基準として、そ
こから余裕を見て決定することになる。
【0007】このように接続部の残留抵抗によって永久
電流スイッチに流れる電流が偏るため、永久電流スイッ
チの設計仕様が過剰になる傾向にあり、装置の大型化や
コスト上昇を招いているという課題がある。また、永久
電流スイッチの容量が大きくなると、抵抗制御用の電気
ヒータの発熱量も多くなり、冷媒の消費量が増加すると
いう課題がある。
電流スイッチに流れる電流が偏るため、永久電流スイッ
チの設計仕様が過剰になる傾向にあり、装置の大型化や
コスト上昇を招いているという課題がある。また、永久
電流スイッチの容量が大きくなると、抵抗制御用の電気
ヒータの発熱量も多くなり、冷媒の消費量が増加すると
いう課題がある。
【0008】本発明の目的は、前述した課題を解決する
ため、各永久電流スイッチに流れる電流が偏流するのを
防ぐことができる超電導線の接続方法および装置ならび
に超電導コイル装置を提供することである。
ため、各永久電流スイッチに流れる電流が偏流するのを
防ぐことができる超電導線の接続方法および装置ならび
に超電導コイル装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1超電導線
と第2超電導線とを接続して、該接続部分の付近に磁性
体を配置することを特徴とする超電導線の接続方法であ
る。
と第2超電導線とを接続して、該接続部分の付近に磁性
体を配置することを特徴とする超電導線の接続方法であ
る。
【0010】また本発明は、第1超電導線と第2超電導
線とを接続する接続手段と、該接続部分の付近に配置さ
れる磁性体とを備えることを特徴とする超電導線の接続
装置である。
線とを接続する接続手段と、該接続部分の付近に配置さ
れる磁性体とを備えることを特徴とする超電導線の接続
装置である。
【0011】また本発明は、超電導線を巻回した超電導
コイルと、前記超電導コイルと並列接続される複数の永
久電流スイッチと、各永久電流スイッチから延びるリー
ド線と前記超電導コイルから延びるリード線とを接続す
るための接続手段と、該接続部分の付近に配置される磁
性体とを備えることを特徴とする超電導コイル装置であ
る。
コイルと、前記超電導コイルと並列接続される複数の永
久電流スイッチと、各永久電流スイッチから延びるリー
ド線と前記超電導コイルから延びるリード線とを接続す
るための接続手段と、該接続部分の付近に配置される磁
性体とを備えることを特徴とする超電導コイル装置であ
る。
【0012】
【作用】本発明に従えば、第1超電導線と第2超電導線
とを接続して、該接続部分の付近に磁性体を配置するこ
とによって、接続部分に流れる電流が増加しようとする
と、この電流によって形成される磁場が増加して、磁性
体の磁化作用によって接続部分と磁性体の間に磁気回路
が形成され、磁場がさらに増大する。同時に、磁気抵抗
によって接続部分の電気抵抗が増加するようになり、こ
の結果、該接続部分に流れる電流が減少する。したがっ
て、電流の増加に対して負のフィードバックが作用する
ため、接続部分の電流が一定に保持されることになる。
とを接続して、該接続部分の付近に磁性体を配置するこ
とによって、接続部分に流れる電流が増加しようとする
と、この電流によって形成される磁場が増加して、磁性
体の磁化作用によって接続部分と磁性体の間に磁気回路
が形成され、磁場がさらに増大する。同時に、磁気抵抗
によって接続部分の電気抵抗が増加するようになり、こ
の結果、該接続部分に流れる電流が減少する。したがっ
て、電流の増加に対して負のフィードバックが作用する
ため、接続部分の電流が一定に保持されることになる。
【0013】また本発明に従えば、第1超電導線と第2
超電導線とを接続する接続手段と、該接続部分の付近に
配置される磁性体とを備えることによって、前述と同様
に、電流の増加→磁場の増加→磁性体の磁化→磁場の増
大→磁気抵抗の増加→電流の減少というフィードバック
が作用するため、接続部分の電流が一定に保持されるこ
とになる。
超電導線とを接続する接続手段と、該接続部分の付近に
配置される磁性体とを備えることによって、前述と同様
に、電流の増加→磁場の増加→磁性体の磁化→磁場の増
大→磁気抵抗の増加→電流の減少というフィードバック
が作用するため、接続部分の電流が一定に保持されるこ
とになる。
【0014】また本発明に従えば、ある1つの永久電流
スイッチに流れる電流が増加すると、該永久電流スイッ
チと同一経路の接続部分で、前述と同様に、電流の増加
→磁場の増加→磁性体の磁化→磁場の増大→磁気抵抗の
増加→電流の減少というフィードバックが作用するた
め、該接続部分の電流増加が抑制される。したがって、
電流の偏流が防止され、各永久電流スイッチに流れる電
流が平均化するため、永久電流スイッチの電流容量を過
剰に見積らなくてもよく、最適な容量選択によってスイ
ッチの小型化が可能になる。さらに、永久電流スイッチ
の容量を最大限に利用できるため、永久電流スイッチの
個数を減らすことが可能になる。また、電流偏流に起因
して定格以上の電流が流れて永久電流スイッチが破壊さ
れるのを防止することができる。
スイッチに流れる電流が増加すると、該永久電流スイッ
チと同一経路の接続部分で、前述と同様に、電流の増加
→磁場の増加→磁性体の磁化→磁場の増大→磁気抵抗の
増加→電流の減少というフィードバックが作用するた
め、該接続部分の電流増加が抑制される。したがって、
電流の偏流が防止され、各永久電流スイッチに流れる電
流が平均化するため、永久電流スイッチの電流容量を過
剰に見積らなくてもよく、最適な容量選択によってスイ
ッチの小型化が可能になる。さらに、永久電流スイッチ
の容量を最大限に利用できるため、永久電流スイッチの
個数を減らすことが可能になる。また、電流偏流に起因
して定格以上の電流が流れて永久電流スイッチが破壊さ
れるのを防止することができる。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である超電導コイ
ル装置10を示す構成図である。超電導コイル装置10
は、NbTi、Nb3Sn、Nb3Geなどの超電導線を
巻回した超電導コイル11と、超電導コイル11と並列
接続される4つの永久電流スイッチ20と、永久電流ス
イッチ20から延びるリード線と超電導コイル11から
延びるリード線12、13とを接続した接続部21、2
2と、各接続部21、22の付近に配置される磁性体2
3とを備え、装置全体が容器6内に貯留された液体ヘリ
ウムなどの極低温冷媒7に浸漬されることによって超電
導線の電気抵抗が0に保持される。
ル装置10を示す構成図である。超電導コイル装置10
は、NbTi、Nb3Sn、Nb3Geなどの超電導線を
巻回した超電導コイル11と、超電導コイル11と並列
接続される4つの永久電流スイッチ20と、永久電流ス
イッチ20から延びるリード線と超電導コイル11から
延びるリード線12、13とを接続した接続部21、2
2と、各接続部21、22の付近に配置される磁性体2
3とを備え、装置全体が容器6内に貯留された液体ヘリ
ウムなどの極低温冷媒7に浸漬されることによって超電
導線の電気抵抗が0に保持される。
【0016】超電導コイル11から延びるリード線1
2、13は、冷媒7の液面付近に設置された電極4、5
にそれぞれ接続される。直流電源1と接続されたリード
電極2、3が、電極4、5に対して着脱可能に接続され
る。
2、13は、冷媒7の液面付近に設置された電極4、5
にそれぞれ接続される。直流電源1と接続されたリード
電極2、3が、電極4、5に対して着脱可能に接続され
る。
【0017】永久電流スイッチ20は、外部からの操作
によって超電導状態と常電導状態を切替えて、電気抵抗
が0または有限値に変化するものであり、たとえばNb
Ti、Nb3Snなどの超電導材料から成る多芯フィラ
メントをCuSnなどの常電導材料から成るマトリック
スに埋め込んで線引した超電導線を、無誘導巻きとなる
ようにコイル状に巻回して、その周囲を電気絶縁材で包
囲して、さらに周囲を電気ヒータ線で巻回して構成され
る。超電導状態と常電導状態との切替えは、電気ヒータ
線に通電して、多芯フィラメントを臨界温度以上に加熱
することで操作する。なお、図1では、電気ヒータ線の
図示を省略している。
によって超電導状態と常電導状態を切替えて、電気抵抗
が0または有限値に変化するものであり、たとえばNb
Ti、Nb3Snなどの超電導材料から成る多芯フィラ
メントをCuSnなどの常電導材料から成るマトリック
スに埋め込んで線引した超電導線を、無誘導巻きとなる
ようにコイル状に巻回して、その周囲を電気絶縁材で包
囲して、さらに周囲を電気ヒータ線で巻回して構成され
る。超電導状態と常電導状態との切替えは、電気ヒータ
線に通電して、多芯フィラメントを臨界温度以上に加熱
することで操作する。なお、図1では、電気ヒータ線の
図示を省略している。
【0018】次に、超電導コイル11に永久電流を発生
させる手順を説明する。1)まず、永久電流スイッチ2
0の電気ヒータを通電して、永久電流スイッチ20をオ
フ(抵抗値が有限)に設定する。2)次に、リード電極
2、3を電極4、5にそれぞれ接続して、直流電源1の
出力電流を上昇させて、超電導コイル11に所定電流を
流す。3)次に、永久電流スイッチ20の電気ヒータの
通電を止めて、永久電流スイッチ20をオン(抵抗値が
0)に設定する。4)次に、直流電源1の出力電流を徐
々に減少させていくと、永久電流スイッチ20に流れる
電流が徐々に増加していく。5)次に、直流電源1の出
力電流を下げ切ってほぼゼロになった時点で超電導コイ
ル11と永久電流スイッチから形成される閉回路に永久
電流が流れ続ける。この時点で外部通電のためのリード
電極2,3を電極4,5から引き抜くことが可能にな
る。
させる手順を説明する。1)まず、永久電流スイッチ2
0の電気ヒータを通電して、永久電流スイッチ20をオ
フ(抵抗値が有限)に設定する。2)次に、リード電極
2、3を電極4、5にそれぞれ接続して、直流電源1の
出力電流を上昇させて、超電導コイル11に所定電流を
流す。3)次に、永久電流スイッチ20の電気ヒータの
通電を止めて、永久電流スイッチ20をオン(抵抗値が
0)に設定する。4)次に、直流電源1の出力電流を徐
々に減少させていくと、永久電流スイッチ20に流れる
電流が徐々に増加していく。5)次に、直流電源1の出
力電流を下げ切ってほぼゼロになった時点で超電導コイ
ル11と永久電流スイッチから形成される閉回路に永久
電流が流れ続ける。この時点で外部通電のためのリード
電極2,3を電極4,5から引き抜くことが可能にな
る。
【0019】この状態で、超電導コイル11および永久
電流スイッチ20が閉ループを形成しており、この閉ル
ープはジュール熱損失を招く電気抵抗が殆ど0であるた
め、一定の永久電流が持続して流れ、しかも大電流を流
すことによって、超電導コイル11から強力な磁場を発
生させることができる。
電流スイッチ20が閉ループを形成しており、この閉ル
ープはジュール熱損失を招く電気抵抗が殆ど0であるた
め、一定の永久電流が持続して流れ、しかも大電流を流
すことによって、超電導コイル11から強力な磁場を発
生させることができる。
【0020】図2(a)は、図1の接続部21、22を
示す部分斜視図であり、図2(b)はA−A線に沿った
断面図である。リボン状の超電導線31、32が一定の
長さで重なって、両者の隙間に銀入りハンダなどのハン
ダ合金33が介在して、超電導線31、32を電気的に
接続している。さらに、超電導線31、32が重なる部
分を縛るように銅線34を巻付けて、接続強度を向上さ
せている。
示す部分斜視図であり、図2(b)はA−A線に沿った
断面図である。リボン状の超電導線31、32が一定の
長さで重なって、両者の隙間に銀入りハンダなどのハン
ダ合金33が介在して、超電導線31、32を電気的に
接続している。さらに、超電導線31、32が重なる部
分を縛るように銅線34を巻付けて、接続強度を向上さ
せている。
【0021】図2(b)に示すように、超電導線31、
32の接続部21、22を所定間隔で上下から挟むよう
に、断面C字状の磁性体23を配置する。磁性体23
は、超電導線31、32に流れる電流によって形成され
る磁場を導入する磁気回路を構成しており、磁性体23
の磁化作用によって電流によって発生した磁場を集束増
大させる役割を持つ。したがって、磁性体23の材料と
して、Fe、Ni、Co、珪素鋼、鉄ニッケル合金など
透磁率が高いものが好ましい。
32の接続部21、22を所定間隔で上下から挟むよう
に、断面C字状の磁性体23を配置する。磁性体23
は、超電導線31、32に流れる電流によって形成され
る磁場を導入する磁気回路を構成しており、磁性体23
の磁化作用によって電流によって発生した磁場を集束増
大させる役割を持つ。したがって、磁性体23の材料と
して、Fe、Ni、Co、珪素鋼、鉄ニッケル合金など
透磁率が高いものが好ましい。
【0022】次に接続部21、22の作用について説明
する。接続部21、22に流れる電流が増加しようとす
ると、この電流によって形成される磁場が増加して、磁
性体23の磁化作用によって磁場がさらに増大する。そ
のため、超電導線31、32やハンダ合金33の磁気抵
抗が増加して、接続部21、22の電気抵抗が増加する
ようになり、この結果、接続部21、22に流れる電流
が減少する。こうして電流の増加に対して負のフィード
バックが作用するため、接続部21、22に流れる電流
が一定に保持される。したがって、電流の偏流が防止さ
れ、各永久電流スイッチ20に流れる電流が平均化す
る。
する。接続部21、22に流れる電流が増加しようとす
ると、この電流によって形成される磁場が増加して、磁
性体23の磁化作用によって磁場がさらに増大する。そ
のため、超電導線31、32やハンダ合金33の磁気抵
抗が増加して、接続部21、22の電気抵抗が増加する
ようになり、この結果、接続部21、22に流れる電流
が減少する。こうして電流の増加に対して負のフィード
バックが作用するため、接続部21、22に流れる電流
が一定に保持される。したがって、電流の偏流が防止さ
れ、各永久電流スイッチ20に流れる電流が平均化す
る。
【0023】図3は、温度に対する銅の抵抗率の変化を
示すグラフである。図3中、カーブ3Aは半硬化銅、カ
ーブ3Bは焼きなまし銅、カーブ3Cは純度99.99
9%銅、カーブ3Dは不純物の無い銅の理論計算、カー
ブ3Eは磁場5Tが印加された焼きなまし銅の理論計算
をそれぞれ示している。全体の傾向として、温度が高温
から低くなるにつれて銅の抵抗率が小さくなるが、温度
20K〜30Kより低温では不純物の影響を受けて、一
定の抵抗率が残留するようになり、温度4K付近でも超
電導状態にならない。特に焼きなまし銅に関して、磁場
0のカーブ3Bと磁場5Tのカーブ3Eとを比較する
と、磁場が印加すると抵抗率が増加することが判る。
示すグラフである。図3中、カーブ3Aは半硬化銅、カ
ーブ3Bは焼きなまし銅、カーブ3Cは純度99.99
9%銅、カーブ3Dは不純物の無い銅の理論計算、カー
ブ3Eは磁場5Tが印加された焼きなまし銅の理論計算
をそれぞれ示している。全体の傾向として、温度が高温
から低くなるにつれて銅の抵抗率が小さくなるが、温度
20K〜30Kより低温では不純物の影響を受けて、一
定の抵抗率が残留するようになり、温度4K付近でも超
電導状態にならない。特に焼きなまし銅に関して、磁場
0のカーブ3Bと磁場5Tのカーブ3Eとを比較する
と、磁場が印加すると抵抗率が増加することが判る。
【0024】図4は、磁場に対する銅の抵抗率の変化を
示すグラフである。図4中、カーブ4Aは硬化銅、カー
ブ4Bは半硬化銅、カーブ4Cは焼きなまし銅、カーブ
4Dは純度99.999%銅をそれぞれ示している。全
体の傾向として、印加磁場が強くなるにつれてほぼ比例
的に銅の抵抗率が増加することが判る。
示すグラフである。図4中、カーブ4Aは硬化銅、カー
ブ4Bは半硬化銅、カーブ4Cは焼きなまし銅、カーブ
4Dは純度99.999%銅をそれぞれ示している。全
体の傾向として、印加磁場が強くなるにつれてほぼ比例
的に銅の抵抗率が増加することが判る。
【0025】図5は、温度に対するアルミニウムの抵抗
率の変化を示すグラフである。図5中、カーブ5Aは純
度99.7%アルミニウム、カーブ5Bは純度99.9
%アルミニウム、カーブ5Cは純度99.999%アル
ミニウム、カーブ5Dは純度99.9998%アルミニ
ウム、カーブ5Eは不純物の無いアルミニウムの理論計
算、カーブ5Fは磁場5Tが印加された純度99.99
9%アルミニウムの理論計算をそれぞれ示している。全
体の傾向として、温度が高温から低くなるにつれてアル
ミニウムの抵抗率が小さくなるが、温度20K〜30K
より低温では不純物の影響を受けて、一定の抵抗率が残
留するようになり、温度4K付近でも超電導状態になら
ない。特に純度99.999%アルミニウムに関して、
磁場0のカーブ5Cと磁場5Tのカーブ5Fとを比較す
ると、磁場が印加すると抵抗率が増加することが判る。
率の変化を示すグラフである。図5中、カーブ5Aは純
度99.7%アルミニウム、カーブ5Bは純度99.9
%アルミニウム、カーブ5Cは純度99.999%アル
ミニウム、カーブ5Dは純度99.9998%アルミニ
ウム、カーブ5Eは不純物の無いアルミニウムの理論計
算、カーブ5Fは磁場5Tが印加された純度99.99
9%アルミニウムの理論計算をそれぞれ示している。全
体の傾向として、温度が高温から低くなるにつれてアル
ミニウムの抵抗率が小さくなるが、温度20K〜30K
より低温では不純物の影響を受けて、一定の抵抗率が残
留するようになり、温度4K付近でも超電導状態になら
ない。特に純度99.999%アルミニウムに関して、
磁場0のカーブ5Cと磁場5Tのカーブ5Fとを比較す
ると、磁場が印加すると抵抗率が増加することが判る。
【0026】このように本発明は、材料に磁場が印加さ
れると電気抵抗が増加するという磁気抵抗の現象を利用
することによって、電流の安定化を図ることができる。
れると電気抵抗が増加するという磁気抵抗の現象を利用
することによって、電流の安定化を図ることができる。
【0027】なお本実施例では、接続部21、22の付
近に磁性体23を配置する例を説明したが、図6に示す
ように、磁性体23の周囲にコイル24を巻回させて、
電流源25から電流を供給して、磁場を追加的に発生さ
せることによって、接続部21、22の磁気抵抗を制御
する構成でも構わない。
近に磁性体23を配置する例を説明したが、図6に示す
ように、磁性体23の周囲にコイル24を巻回させて、
電流源25から電流を供給して、磁場を追加的に発生さ
せることによって、接続部21、22の磁気抵抗を制御
する構成でも構わない。
【0028】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、第
1超電導線と第2超電導線とを接続した接続部分の電流
を安定化させることができる。
1超電導線と第2超電導線とを接続した接続部分の電流
を安定化させることができる。
【0029】また、複数の永久電流スイッチを用いて電
流を分流する場合、電流の偏流が防止され、各永久電流
スイッチに流れる電流が平均化するため、永久電流スイ
ッチの小型化および個数の低減化が可能になる。さら
に、過剰電流による永久電流スイッチの破壊を防止でき
る。
流を分流する場合、電流の偏流が防止され、各永久電流
スイッチに流れる電流が平均化するため、永久電流スイ
ッチの小型化および個数の低減化が可能になる。さら
に、過剰電流による永久電流スイッチの破壊を防止でき
る。
【0030】また、永久電流スイッチの小型化によっ
て、抵抗制御用のヒータ発熱量も少なくなり、冷媒の蒸
発量を減少させることができる。
て、抵抗制御用のヒータ発熱量も少なくなり、冷媒の蒸
発量を減少させることができる。
【図1】本発明の一実施例である超電導コイル装置10
を示す構成図である。
を示す構成図である。
【図2】図2(a)は、図1の接続部21、22を示す
部分斜視図であり、図2(b)はA−A線に沿った断面
図である。
部分斜視図であり、図2(b)はA−A線に沿った断面
図である。
【図3】温度に対する銅の抵抗率の変化を示すグラフで
ある。
ある。
【図4】磁場に対する銅の抵抗率の変化を示すグラフで
ある。
ある。
【図5】温度に対するアルミニウムの抵抗率の変化を示
すグラフである。
すグラフである。
【図6】図1に示す磁性体23の他の例を示す構成図で
ある。
ある。
【図7】従来の超電導コイル装置の一例を示す構成図で
ある。
ある。
1 直流電源 2、3 リード電極 4、5 電極 6 容器 7 冷媒 10 超電導コイル装置 11 超電導コイル 12、13 リード線 20 永久電流スイッチ 21、22 接続部 23 磁性体 24 コイル 25 電流源 31、32 超電導線 33 ハンダ合金 34 銅線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01F 41/10 Z
Claims (3)
- 【請求項1】 第1超電導線と第2超電導線とを接続し
て、該接続部分の付近に磁性体を配置することを特徴と
する超電導線の接続方法。 - 【請求項2】 第1超電導線と第2超電導線とを接続す
る接続手段と、 該接続部分の付近に配置される磁性体とを備えることを
特徴とする超電導線の接続装置。 - 【請求項3】 超電導線を巻回した超電導コイルと、 前記超電導コイルと並列接続される複数の永久電流スイ
ッチと、 各永久電流スイッチから延びるリード線と前記超電導コ
イルから延びるリード線とを接続するための接続手段
と、 該接続部分の付近に配置される磁性体とを備えることを
特徴とする超電導コイル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6002244A JP2889485B2 (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 超電導線の接続方法および装置ならびに超電導コイル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6002244A JP2889485B2 (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 超電導線の接続方法および装置ならびに超電導コイル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07211365A true JPH07211365A (ja) | 1995-08-11 |
JP2889485B2 JP2889485B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=11523948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6002244A Expired - Fee Related JP2889485B2 (ja) | 1994-01-13 | 1994-01-13 | 超電導線の接続方法および装置ならびに超電導コイル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889485B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2447183B (en) * | 2006-01-06 | 2010-10-27 | Quantum Design Inc | A magnet system, a switch for use with a superconducting magnet and a method for generating magnetic fields |
JP2011113757A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Nexans | 超伝導ケーブルを備える装置 |
WO2015092996A1 (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 超電導ケーブルの端末構造体の製造方法及び超電導ケーブルの端末構造体 |
EP4239354A1 (en) * | 2022-03-02 | 2023-09-06 | Canon Medical Systems Corporation | Permanent current switch apparatus and magnetic resonance imaging apparatus |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277606A (ja) * | 1991-03-06 | 1992-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導磁石 |
-
1994
- 1994-01-13 JP JP6002244A patent/JP2889485B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04277606A (ja) * | 1991-03-06 | 1992-10-02 | Mitsubishi Electric Corp | 超電導磁石 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2447183B (en) * | 2006-01-06 | 2010-10-27 | Quantum Design Inc | A magnet system, a switch for use with a superconducting magnet and a method for generating magnetic fields |
JP2011113757A (ja) * | 2009-11-25 | 2011-06-09 | Nexans | 超伝導ケーブルを備える装置 |
WO2015092996A1 (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 超電導ケーブルの端末構造体の製造方法及び超電導ケーブルの端末構造体 |
JP2015118803A (ja) * | 2013-12-18 | 2015-06-25 | 昭和電線ケーブルシステム株式会社 | 超電導ケーブルの端末構造体の製造方法及び超電導ケーブルの端末構造体 |
EP4239354A1 (en) * | 2022-03-02 | 2023-09-06 | Canon Medical Systems Corporation | Permanent current switch apparatus and magnetic resonance imaging apparatus |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2889485B2 (ja) | 1999-05-10 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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