JPS5916207A - 接続された超電導線 - Google Patents

接続された超電導線

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Publication number
JPS5916207A
JPS5916207A JP12657182A JP12657182A JPS5916207A JP S5916207 A JPS5916207 A JP S5916207A JP 12657182 A JP12657182 A JP 12657182A JP 12657182 A JP12657182 A JP 12657182A JP S5916207 A JPS5916207 A JP S5916207A
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JP
Japan
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superconducting
low
base material
resistance
current
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Pending
Application number
JP12657182A
Other languages
English (en)
Inventor
正夫 守田
山田 忠利
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は接続された超電導線、特に、超電導線の接続部
分の構成に関するものである。
一般の超電導線は、添付図面第1図に示すようKtM成
されており、図において、符号/は超電導線、コは低抵
抗基材であって、一般に鋼材がよく用いられる。また、
3は低抵抗基材コ内に封入されている多数本の超電導体
フィラメントである。
低抵抗基材コは超電導体フィラメント3を電気的、・熱
的に安定化させるために用いられる。
超電導線/はこのように構成されているが、これを臨界
温度以下に冷却すると、超電導体フイラメン)Jの電気
抵抗が零になる。従って、この状態で超電導m/に電流
を流す上、電流は超電導体フィラメント3の中を流れる
一方、超電導線lの接続は、従来、添付図面第2図に示
すようにして行なわれていた。すなわち、図において、
符号すは超電導線/を互いに接続するためのはんだ層で
ある。このはんだ層の材料としては、インジウム、鉛、
スズ、銀、鉛、スズ等、種々の金属又は合金が用いられ
る。
このように接続された従来の超電導線/の接続部の電流
の流れを、断面図によって示した添付図面第3図に基づ
いて、次に説明する。なお、ここで、超電導m/は超電
導状態で使用されているものとする。
図において、矢印は電流の流れを示す。すなわち、一方
の超電導線/の超電導体フィラメントJから、低抵抗基
材コ、ノ・ンダ層グ、他方の超電導線/′の低抵抗基材
コ′を通って、他方の超電導体フィラメント3′に電流
が流れ込む。低抵抗基材コ。
コ′及びハンダ層グは一般に電気抵抗を有している。
このハンダ層りは、低磁界、低電流密度においては、超
電導状態になるが、超電導コイル中では、磁界や電流の
ために、一般には、常電導状態になっている。従って、
超電導線l、/′の接続部では、電流が一方の超電導体
フィラメント3から他方の超電導体フィラメント3′へ
移る際に抵抗損失が発生する。この接続部の電気抵抗は
、一般に、lo7Ω以下である。
今、超電導コイルを永久電流運転する場合を考える。こ
の場合の原理図を示すと添付図面第V図の接続部、/2
は超電導コイル/θと励磁電源77表を接続部/6を介
して結合するリード、13は永久電流スイッチ、/Vは
ヒータ、l′よは熱絶縁物(ltはヒータ電源、/9及
び2oはスイッチであ冬。なお、超電導コイルlθや永
久電流スイッチ/J等の主回路は液体ヘリウムによって
冷却されているものとする。
い塘、スイッチ20を閉にして、ヒータ/4tで永久電
流スイッチ/3を加熱すると、熱絶縁物/3の存在のた
めに、永久スイッチ/Jの温度は、超電導線lの臨界温
度以上になる。従って、永久電流スイッチ/Jは超電導
状態でなくなり、電気抵抗を有するようになる。この状
態で、スイッチ19を閉にすると、超電導コイル/θは
励磁電源/7により励磁される。この状態を等価回路で
表現したものが添付図面I?!3図である。ここで、符
号21は永久電流スイッチ/3Q常電導抵抗と接続部/
/の抵抗との合計を表わしぞいる。
このような超電導コイルIOを一定電流工。まで励磁し
た後、スイッチ、20を開にして、ヒータ/lの加熱を
IFめて、永久電流スイッチ/Jを冷却し、その温度を
超電導線/の臨界温度以下にする。このようにすれば、
超電導コイル10の端子は電気抵抗が零の超電導線で短
絡されたことになる。この状態でスイッチ/9を開にす
れば、超電導コイル10の電流は永久電流スイッチ7.
7を通って循環する。すなわち、超電導コイルlθは永
久電流運転される。この状態を等価回路で示したものが
添付図面第を図である。図中、矢印は電流を表わし、符
号2.2は接続部/lの抵抗を表わす。
このようにして永久電流運転されている時の超電導コイ
ルの電流工の時間を豹変化は、次式によって表わされる
。すなわち、 ただし、工□=初期電流値 L =超電導コイルのイングクタン インダクタンスLを/H,接続部の抵抗RをlθづΩと
すると、超電導コイルの電流工が彷期電流値の90%に
減衰する期間は、上式から/、2.2日と計算される。
なお、超電導コイルの電流工の減衰時定数τ(:L/R
”)は701′秒となる。すなわち、白電導コイルを永
久電流運転してす箇月間経過すると、電流値が90%に
減っていることになる。超電導コイルの発生磁場は電流
に比例するから、磁場も?θ%に減少している。これは
、超電導線の接続部の電気抵抗の存在のために、超電導
コイルの蓄積エネルギーが抵抗損失として消費されるか
らである。
このような電流減衰は、磁気浮上列車用の超電導コイル
や核磁気共鳴装置用の超電導コイルのように、一定の起
磁力、一定の磁場が要求される超電導コイルにおいては
、好ましくない。
以上のように、従来の超電導線の接続部には電気抵抗が
存在し、従って、超電導コイルを永久′電流運転する状
態の場合にあっては、超電導コイルの電流が超電導線の
接続部のために減衰するという欠点があった。
本発明は、上記のような従来の接続された超電導線にお
ける欠点を除去し、電気抵抗を零にし得る接続された超
電導線を提供することをその目的とするものである。
本発明は、この目的を達成するために、接続すべき超電
導線の接続部分の低抵抗基材を除去して露出させた超電
導体フィラメントが相互に重ねられて接続用チューブ内
に収納されると共に、接続用チューブを介して押圧する
ことにより収納された超電導体フィラメントが相互に圧
着しており、かつ、接続用チューブと非接続部分の低抵
抗基材とが電気的導通状態にあることを特徴とするもの
以下、本発明をその一実施例を示す添付図面第7同友、
び第3図に基づいて説明する。
図において、矢印は電流を示し、符号J/、、?/’は
、接続されるコ本の超電導線であって、その端の接続部
分は低抵抗基材J 2 、 、? 、2’を除去しく低
抵抗基材32.Jコ′が銅基材で構成されている場合に
は硝酸によって容易に溶解除去することができる)、超
電導体フィラメントJ J 、 3 J’を取り出して
露出させる。次いで、この露出した超電導体フィラメン
ト、?J 、 、?、?’を相互に重ねて接続用チュー
ブ3μ内に収納すると共に、この接続用チューブ3グの
両端を両超電導線、? / 、 、7 /’の低抵抗基
材J 、2 、3.2’に電気的導通状態にする。この
ような状態において、接続用チューブ、?Fの外部から
押圧して、重なっている超電導体フィラメントJ 、?
 、 J 、?’を圧着する。
本発明の接続された超電導線は、このよった構成されて
いるので、その接続部を液体ヘリウムなどで極低温に冷
却した場合には、電気抵抗が零でコイルを永久電流運転
した場合に、超電導コイル電流の減衰は生じない。
なお、接続用チューブが低抵抗基材3コ、32′と同等
又はそれ以下の電気抵抗率を有するものであれば、接続
部の電気的安定性はより一層増す。
また、添付図面第り図は本発明の他の実施例を示すもの
であって、接続部の電気的安定性を良くするために、接
続部に、両側の超電導#i!J/、J/′の低1](抗
基材、72 、 J 2’と接続用チューブJFとにま
たがって、他の超電導線又は電気抵抗の十分小さい線か
ら成る安定用部材G’/をはんだ付けしたはんだ層v2
により接着したものである。ただし、ここで接続用チュ
ーブ3vははんだ伺は可能な材料によって構成されてい
ることが必要である。
更にまた、第1θ(留〜第12図は、本発明の更に他の
実施例であって、これらは接続部の向きが第7図〜第?
図に示す突合せ接続と異なって並列接続となっているが
、その接続構造は、第7図〜第ざ南に示す上記実施例と
本質的に同じである。
なお、符号!; / 、 、t /’は接続すべき超電
導線、、t 、2゜jコ′は低抵抗基材、k3,33′
は超電導体フィラメント、tFは接続用チューブ、&、
1は安定用部材、S6ははんだ層である。
本発明は、以上のように、構成され作用するので、接続
された超電導線においても、その接続部の接続電気抵抗
を零にすることができる効果がある。     ′
【図面の簡単な説明】
第7図は一般的な超電導線の斜視図(A)と断面図(B
l、第1図及び第、?[’Zは従来の接続された超電導
線の外観斜視図及び縦断面図、第v図は永久電流スイッ
チ付き超電導コイルの励磁回路図、第3図は超電導コイ
ル励磁中の等価回路図、kfJA図は超電導コイルの永
久電流運転中の等価回路図、第7図及び第3図は本発明
の一実施例の一部断面外観斜視図及び同縦断面図、第を
図、第1O図、第1/図。第72図は本発明の他の実施
例を示す一部断面外観図である。 / 、 /’ 、 J / 、 J /’ 、ま/、左
/′・・超電導線、コ、 、2’、 3.2 、 J、
2”、左コ、 & 、2’・・低抵抗基材、J 、、 
、?’ 、 J J 、 J J’ 、左、?、kJ・
・超電導体フィラメント、す、グー、、ltA・・ハン
ダ層、3グ。 jす・・接続用チューブ、g/、、ltj・・安定用部
側。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人  葛  野  信  − 兜4区 〜5図 熱6区 矢7図 熱8区 7     手続補正書(自発) 特許庁長官殿 1、事件の表示    特願昭jクー/J4j7/号2
、発明の名称 接続された超電導線 3、補正をする者 事件との関係   特許出願人 代表者片山仁へ部 4、代理人 3 補正の対象 +11  明細書の発明の詳細な説明の欄ム 補正の内
容 明細書をつぎのとおり訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)接続すべき超電導線の接続部分の低抵抗基材を除
    去して露出された超電導体フィツメントが相互に重ねら
    れて接続用チューブ内に収納されると共に、接続用チュ
    ーブを介して押圧することにより収納された超電導体フ
    ィラメントが相互に圧着しておりyかつ、接続用チュー
    ブと非接続部分の低抵抗基材とが電気的導通状態にある
    ことを特導線の低抵抗基材の電気抵抗率と同等ないしそ
    れ以下である特許請求の範囲第1項記載の接続された超
    電導線。 (5)接続用チー−プと非接続部分の低抵抗基材との電
    気的導通が、非接続部分の超電導線の低抵抗基月と接続
    用チューブとにまたがって接合されている他の超電導線
    及び低抵抗導体の内いずれかによって構成されている安
    定用部材によって、なされている特許請求の範囲第1項
    又は第1項記載の接続された超電導線。
JP12657182A 1982-07-16 1982-07-16 接続された超電導線 Pending JPS5916207A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6171573A (ja) * 1984-09-14 1986-04-12 株式会社日立製作所 超電導線の接合方法
US5231366A (en) * 1990-03-02 1993-07-27 Hitachi, Ltd. Superconducting magnetic field generating apparatus and method of producing the same
DE4305877A1 (ja) * 1992-02-26 1993-09-02 Mitsubishi Electric Corp

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5231366A (en) * 1990-03-02 1993-07-27 Hitachi, Ltd. Superconducting magnetic field generating apparatus and method of producing the same
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