JPH0721128A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH0721128A
JPH0721128A JP14791793A JP14791793A JPH0721128A JP H0721128 A JPH0721128 A JP H0721128A JP 14791793 A JP14791793 A JP 14791793A JP 14791793 A JP14791793 A JP 14791793A JP H0721128 A JPH0721128 A JP H0721128A
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JP
Japan
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character
input
user
characters
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP14791793A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuzo Yamaguchi
修三 山口
Isao Yamazaki
山崎  功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14791793A priority Critical patent/JPH0721128A/ja
Publication of JPH0721128A publication Critical patent/JPH0721128A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Collating Specific Patterns (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入出金および預金管理等の個人の秘密情報の
管理を行うため、もし電子機器が盗難にあった場合や遺
失した場合を想定し、内部に記憶した情報のプロテクト
を容易な方法で実現する。 【構成】 文字が何かを判別するための基本データを記
憶した認識データメモリー18と、入力された文字を認識
する文字認識手段19と、文字ごとにユーザーが過去10回
にわたり入力した文字の軌跡を記憶するとともに、その
平均と認識データメモリー18に記憶した標準の文字との
差を記憶するユーザーアトリビューションメモリー20
と、ユーザーが入力した文字をユーザーアトリビューシ
ョンメモリー20に記憶する学習手段21と、認識データメ
モリー18に記憶した基本データをユーザーアトリビュー
ションメモリー20に記憶した差で補正するとともに、認
識領域を標準よりやや小さくして文字認識手段19に送る
合成手段22と、制御手段23とを備えた電子機器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小切手等を印刷する機
能のついた小切手発行機等の電子機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、小切手の使用の増加に伴い、小切
手発行に伴う入出金および預金管理を行う小切手発行機
の需要も増大している。これらの機器では、入出金およ
び預金管理等の個人の秘密情報の管理を行うため、も
し、その機器が盗難にあった場合や遺失した場合を想定
し、内部に記憶した情報のプロテクトが必要となってく
る。
【0003】以下、従来の小切手発行機について図7を
参照して説明する。図7において、101は本体ケースで
あり、その上面には、データの入力や操作指示などを行
うキーボードなどの操作部102,操作部102からの入力さ
れたデータや記憶手段(図示せず)に記憶されているデー
タ等を表示する表示部103,データの印字を行うサーマ
ルヘッドプリンタやデージーホイールなどの印字部104
が設けられている。従来の小切手発行機では、情報のプ
ロテクト手段として、ユーザーがパスワードを設定でき
るようになっており、電源投入時、毎回予め設定したパ
スワードをユーザーが入力することにより、小切手発行
等の動作が行えるように構成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、第1に作業を始める前に必ずパスワード
を入力する必要があり、操作時間の短縮ができないとい
う課題を有していた。また、ユーザーが予めパスワード
を設定する必要があるため操作が煩雑であり、また、も
しユーザーがパスワードを忘れてしまった場合、記憶し
たデータは破棄せざるを得ず、大きな問題となってしま
うという課題も有していた。本発明は上記従来の問題を
解決するものであり、操作が簡単で、しかも内部に記憶
した情報のプロテクトが容易にできる小切手発行機等の
電子機器を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、タッチパネルより入力された文字を認識
し、文字が特定のしきい値を越えた場合、確認動作を行
う制御手段を備えたものである。
【0006】
【作用】上記構成により、ユーザーの文字の癖を覚え、
文字の癖が変わったとき初めて確認動作を行う。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例における小切手発行
機の斜視図である。図1において、10は本体ケースであ
り、その上面には、データの入力や操作指示などを行う
操作部11および液晶ディスプレイが一体に形成されてお
り、文字の入力を行うタッチパネル12が設けられてお
り、また本体ケース10の側面には小切手に印字を行う印
字部13が設けられている。14は本体ケース10とは別体の
入力ペンである。
【0008】図2は本発明の一実施例の小切手発行機の
装置ブロック図である。図2において、15はタッチパネ
ル12に接して設けられたディスプレイ、16は入出金の金
額を記憶する入出金メモリー、17は預金残高を記憶する
預金残高メモリー、18はタッチパネル12より入力された
文字が何かを判別するための基本データを記憶した認識
データメモリー、19は認識データメモリー18に記憶した
認識データに基づき入力された文字を認識する文字認識
手段、20は、文字ごとにユーザーが過去10回にわたり入
力した文字の軌跡を記憶するとともに、その平均と認識
データメモリー18に記憶した標準の文字との差を記憶す
るユーザーアトリビューションメモリー、21は、文字認
識手段19が認識した文字が確定した場合、その時点でユ
ーザーが入力した文字をユーザーアトリビューションメ
モリー20に記憶する学習手段、22は、タッチパネル12よ
りユーザーが文字を入力した際、認識データメモリー18
に記憶した基本データをユーザーアトリビューションメ
モリー20に記憶した差で補正するとともに、認識領域を
標準よりやや小さくして文字認識手段19に送る合成手
段、23は、タッチパネル12や操作部11からの入力に従
い、入出金管理や預金管理等を行う制御手段である。
【0009】図3は本発明の一実施例の小切手発行機の
認識データメモリー18に記憶した文字「L」に関するデ
ータを示す平面図であり、30は文字「L」の基準線、31
は認識領域を示し、タッチパネル12より入力された軌跡
がこの認識領域31内に入ったとき、文字認識手段19は文
字「L」が入力されたと認識する。認識領域31は、文字
入力開始から特定時間tが経過したときの入力位置のあ
る領域Cとして表される。すなわち、(x,y)=C(t)
という関数で表され、図中、時間t1での領域はC1、t
2ではC2と対応付けられる。入力開始より時間が経過
するにつれて、その時点で入力位置の位置する領域は大
きくなる。認識データメモリー18は時間t1,t2……で
の基準線30の座標および領域Cを記憶する。
【0010】図4は本発明の一実施例の小切手発行機の
ユーザーアトリビューションメモリー20に記憶した文字
「L」に関するデータを示す平面図であり、40はタッチ
パネル12よりユーザーの入力した文字「L」の軌跡であ
り、軌跡40と基準線30の時間tでの偏差Iは、(x,y)
=I(t)の関数で表され、図中、時間t1での偏差はI
1、t2ではI2と対応付けられる。ユーザーアトリビ
ューションメモリー20は時間t1,t2……での過去10回
分の軌跡40の座標および平均座標を記憶するとともに、
同様に時間t1,t2……での平均座標と基準線30の偏差
Iを記憶する。
【0011】図5は本発明の一実施例の小切手発行機の
合成手段22経過後の認識のためのデータを示す平面図で
あり、50は基準線30を平均座標と基準線30の偏差Iを用
いて修正した修正基準線、51は修正認識領域であり、修
正認識領域51は修正基準線50に対する過去10回分の軌跡
40の座標の差の基準偏差σの係数K倍(本実施例では、
K=1.75に設定)の範囲に設定されている。このため、
認識領域31と同様、修正認識領域51は、文字入力開始か
ら特定時間tが経過したときの入力位置のある領域Mと
して表される。すなわち、(x,y)=M(t,σ(t))と
いう関数で表され、図中、時間t1での領域はM1、t2
ではM2と対応付けられる。入力開始より時間が経過す
るにつれ、その時点で入力位置の位置する領域は大きく
なる。ただし、領域Mの範囲は領域Cよりも小さくなる
よう、係数Kが設定されている。
【0012】以上のように構成された本発明の一実施例
の小切手発行機について、以下その動作を説明する。ユ
ーザーが入力ペン14を使ってタッチパネル12上に文字
「L」を描き始めると、文字認識手段19は合成手段22よ
り出力される各文字ごとの修正認識領域51を比較し、文
字「L」が入力されたことを認識する。ユーザーが次の
文字を描き出したり、あるいは操作部11より文字が確定
したことを入力した場合、学習手段21はユーザーアトリ
ビューションメモリー20の文字「L」の軌跡のデータを
更新するとともに、平均座標,偏差等を修正する。
【0013】次に、例えば、電子機器等が盗難に遭い、
別のユーザーが文字「L」の入力を行った場合、文字入
力が認識領域31に入り、通常の文字「L」が認識された
にも拘らず、修正認識領域51内に入らなかった場合、制
御手段23はディスプレイに文字「L」の再入力を指示
し、以後、入力文字「L」が修正認識領域51内に入るま
で次の動作を行わない。これによって、ユーザーが変わ
った場合、自動的にロックがかかり、小切手発行機中の
入出金メモリー16,預金残高メモリー17等に記憶された
秘密情報をプロテクトすることができる。本実施例にお
いては、文字の癖の変化を検知し、オリジナルの癖が再
現できるまでロックがかかる構成としたが、より確実に
するためにオリジナルのユーザーが予め誕生日,電話番
号,住所等の忘れにくいパスワードを設定するように
し、文字の癖の変化を検知した場合、初めてパスワード
を入力するよう要求させることも可能である。また、本
実施例の小切手発行機では、K=1.75と固定の係数とし
たが、ユーザーが同じ文字を入力する回数をカウント
し、その値が増えるのに従って、すなわちユーザーの癖
のデータ数が増加するのに従い、係数Kの値を徐々に小
さくしていくことも可能である。
【0014】図6はペンの収納を考慮してなされた他の
実施例における小切手発行機の斜視図である。図6にお
いて、本体ケース10に入力ペン14の収納空間61を設け、
タッチパネル12の保護用に設けられた蓋62には入力ペン
14の保持突起65を立設している。このようにすると、入
力ペン14は蓋62に保持されるとともに、蓋62を閉じると
収納空間61に収納される。よって、操作性に優れコンパ
クトな電子機器とすることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、タッチパネルより入力された文字を認識し、文字が
特定のしきい値を越えた場合、確認動作を行う制御手段
を備えたものであり、ユーザーの文字の癖を覚え、文字
の癖が変わったとき初めて確認動作を行うため、作業を
始める前に必ずパスワードを入力する必要がなく操作時
間短縮が図れ、ユーザーが予めパスワードを設定する必
要がないだけでなく、ユーザーが変わらないかぎり文字
の癖が大きく変わることはないため、記憶したデータは
破棄せざるを得ないという危険性が小さくなるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における小切手発行機の斜視
図である。
【図2】本発明の一実施例における小切手発行機の装置
ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における小切手発行機の認識
データメモリーに記憶したデータを示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例における小切手発行機のユー
ザーアトリビューションメモリーに記憶したデータを示
す平面図である。
【図5】本発明の一実施例における小切手発行機の合成
手段経過後の認識のためのデータを示す平面図である。
【図6】本発明の他の実施例における小切手発行機の斜
視図である。
【図7】従来の小切手発行機の平面図である。
【符号の説明】
10,101…本体ケース、 11,102…操作部、 12…タッ
チパネル、 13,104…印字部、 14…入力ペン、 15
…ディスプレイ、 16…入出金メモリー、 17…預金残
高メモリー、 18…認識データメモリー、 19…文字認
識手段、 20…ユーザーアトリビューションメモリー、
21…学習手段、 22…合成手段、 23…制御手段、
30…基準線、 31…認識領域、 40…軌跡、 50…修正
基準線、51…修正認識領域、 61…収納空間、 62…
蓋、 65…保持突起、 103…表示部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 G06F 15/62 465 P

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タッチパネルと、前記タッチパネルより
    入力された文字を認識する認識手段と、入力された文字
    を学習する学習手段と、入力された文字が特定のしきい
    値を越えた場合、確認動作を行う制御手段を備えたこと
    を特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 前記学習手段が複数回の入力文字の筆記
    位置を時間の関数として平均化し、前記制御手段が前記
    学習手段の標準偏差の特定数倍の領域以外に筆記位置が
    位置したことをもって入力位置がしきい値を越えたと判
    断することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 確認動作がパスワード要求であることを
    特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 確認動作が再入力要求であることを特徴
    とする請求項1記載の電子機器。
  5. 【請求項5】 前記学習手段が複数回の入力文字の筆記
    位置を時間の関数として平均化し、前記制御手段が前記
    学習手段の標準偏差の特定係数倍の領域以外に筆記位置
    が位置したことをもって入力位置がしきい値を越えたと
    判断するとともに、ユーザーの入力回数に応じて特定係
    数をより小さなものにすることを特徴とする請求項1記
    載の電子機器。
JP14791793A 1993-06-18 1993-06-18 電子機器 Pending JPH0721128A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14791793A JPH0721128A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 電子機器

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JP14791793A JPH0721128A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 電子機器

Publications (1)

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JPH0721128A true JPH0721128A (ja) 1995-01-24

Family

ID=15441023

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JP14791793A Pending JPH0721128A (ja) 1993-06-18 1993-06-18 電子機器

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JP (1) JPH0721128A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006031299A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Hitachi Ltd 文字認識方法、文字データの修正履歴処理方法およびシステム
JP2013239184A (ja) * 2008-06-16 2013-11-28 Qualcomm Inc グラフィカルパスコードセキュリティのための方法およびシステム

Cited By (2)

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JP2006031299A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Hitachi Ltd 文字認識方法、文字データの修正履歴処理方法およびシステム
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