JPH0749592Y2 - 電子式キャッシュレジスタ - Google Patents
電子式キャッシュレジスタInfo
- Publication number
- JPH0749592Y2 JPH0749592Y2 JP1986067033U JP6703386U JPH0749592Y2 JP H0749592 Y2 JPH0749592 Y2 JP H0749592Y2 JP 1986067033 U JP1986067033 U JP 1986067033U JP 6703386 U JP6703386 U JP 6703386U JP H0749592 Y2 JPH0749592 Y2 JP H0749592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- personal identification
- identification number
- input
- keyboard
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本考案は暗証番号により動作管理を行なう電子式キャッ
シュレジスタに関する。
シュレジスタに関する。
（ロ）従来の技術 最近電子式キヤツシユレジスタに於いては、例えば実公
昭58−34522号公報に示されるように、不特定の人が操
作出来ないようにする為、予め暗証番号を登録しておき
操作に際し暗証番号を入力し登録してある暗証番号と一
致した時動作可能になるよう構成されている。これによ
り暗証番号を知っている特定の人のみ機器を操作でき機
密保護並びに安全性に効果が有る。
昭58−34522号公報に示されるように、不特定の人が操
作出来ないようにする為、予め暗証番号を登録しておき
操作に際し暗証番号を入力し登録してある暗証番号と一
致した時動作可能になるよう構成されている。これによ
り暗証番号を知っている特定の人のみ機器を操作でき機
密保護並びに安全性に効果が有る。
ところでこの暗証番号は、機密保護等の観点から時々変
更されるが、従来は単に暗証番号登録モードに設定し新
しい暗証番号を入力するのみで容易に変更を行なうこと
ができる為、予め登録されている暗証番号を知らなくて
も、暗証番号の登録モードの設定方法が分れば電子式キ
ヤツシユレジスタを動作可能状態にすることができ、第
三者に操作され得るという問題が有った。又電子式キヤ
ツシユレジスタではレシート及びジヤーナル用のプリン
タを備えている為、暗証番号の登録時にプリンタで登録
された暗証番号を印字し確認を行なえるよう構成されて
いるが、従来はジヤーナル紙にも印字されていた為、他
の人に見られる可能性があり万全とは言えなかった。
更されるが、従来は単に暗証番号登録モードに設定し新
しい暗証番号を入力するのみで容易に変更を行なうこと
ができる為、予め登録されている暗証番号を知らなくて
も、暗証番号の登録モードの設定方法が分れば電子式キ
ヤツシユレジスタを動作可能状態にすることができ、第
三者に操作され得るという問題が有った。又電子式キヤ
ツシユレジスタではレシート及びジヤーナル用のプリン
タを備えている為、暗証番号の登録時にプリンタで登録
された暗証番号を印字し確認を行なえるよう構成されて
いるが、従来はジヤーナル紙にも印字されていた為、他
の人に見られる可能性があり万全とは言えなかった。
（ハ）考案が解決しようとする問題点 本考案は上述の問題点を解消すべくなされたもので、安
全性を高めた電子式キヤツシユレジスタを提供すること
を目的とするものである。
全性を高めた電子式キヤツシユレジスタを提供すること
を目的とするものである。
（ニ）問題点を解決するための手段 本考案は暗証番号登録モードに設定した時、予め登録さ
れている暗証番号と同一の暗証番号が入力された場合の
み暗証番号の変更を可能とし、又新しく登録された暗証
番号をレシートプリンタでのみ印字するよう構成したも
のである。
れている暗証番号と同一の暗証番号が入力された場合の
み暗証番号の変更を可能とし、又新しく登録された暗証
番号をレシートプリンタでのみ印字するよう構成したも
のである。
（ホ）作用 本考案は上述の如く構成したので、前に登録されている
暗証番号を知らなければ暗証番号の変更を行なうことが
出来ないし、又登録した暗証番号はレシート用紙にのみ
印字されジヤーナル用紙には印字されて残らないので一
層安全性が高まる。
暗証番号を知らなければ暗証番号の変更を行なうことが
出来ないし、又登録した暗証番号はレシート用紙にのみ
印字されジヤーナル用紙には印字されて残らないので一
層安全性が高まる。
（ヘ）実施例 以下本考案の実施例を図面と共に説明する。図面は本考
案を適用した電子式キヤツシユレジスタを示す図で、
（１）は置数するテンキー、部門キー、取引別キー、責
任者キー、モード錠等で構成されたキーボード。（２）
はキーボード（１）より入力された金額データ等に基づ
き、予め処理プログラムが記憶されているプログラムメ
モリ（３）のプログラムに従い処理動作を行なう制御回
路で、マイクロプロセツサで構成されている。（４）は
制御回路（２）で演算処理されたデータが記憶されるメ
モリで、制御回路（２）によりデータの書込み及び読出
しが制御されている。又メモリ（４）には暗証番号を記
憶する領域が設けられている。（５）はキーボード
（１）より入力された置数データ置数データ及び制御回
路（２）で演算処理されたデータを表示する表示器で、
制御回路（２）に接続されている。（６）は制御回路
（２）の制御の下にキーボード（１）より入力された置
数データ及び制御回路（２）で演算処理されたデータを
印字するプリンタで、レシートプリンタ（6a）とジヤー
ナルプリンタ（6b）で構成されている。
案を適用した電子式キヤツシユレジスタを示す図で、
（１）は置数するテンキー、部門キー、取引別キー、責
任者キー、モード錠等で構成されたキーボード。（２）
はキーボード（１）より入力された金額データ等に基づ
き、予め処理プログラムが記憶されているプログラムメ
モリ（３）のプログラムに従い処理動作を行なう制御回
路で、マイクロプロセツサで構成されている。（４）は
制御回路（２）で演算処理されたデータが記憶されるメ
モリで、制御回路（２）によりデータの書込み及び読出
しが制御されている。又メモリ（４）には暗証番号を記
憶する領域が設けられている。（５）はキーボード
（１）より入力された置数データ置数データ及び制御回
路（２）で演算処理されたデータを表示する表示器で、
制御回路（２）に接続されている。（６）は制御回路
（２）の制御の下にキーボード（１）より入力された置
数データ及び制御回路（２）で演算処理されたデータを
印字するプリンタで、レシートプリンタ（6a）とジヤー
ナルプリンタ（6b）で構成されている。
次に斯る構成よりなる本考案の動作につき第２図、第３
図のフローチヤートと共に説明する。
図のフローチヤートと共に説明する。
先ず電子式キヤツシユレジスタを設置する際、キーボー
ド（１）のモード錠をプリセツト位置に切換えテンキー
より暗証番号を入力しメモリ（４）に記憶させておく。
そして電子式キヤツシユレジスタを使用する際には、第
２図に示すようにキーボード（１）のキー操作により暗
証番号チエツクモードに設定し、予め登録している暗証
番号をキーボード（１）のテンキーを使用して入力す
る。暗証番号が入力されると制御回路（２）は、入力さ
れた暗証番号とメモリ（４）に記憶されている暗証番号
が一致するか否かの判定を行ない、一致すれば電子式キ
ヤツシユレジスタを動作可能状態に設定し待機状態へ入
る。しかし一致しない場合にはエラー表示を行なうの
で、暗証番号の再入力を行なう。暗証番号の一致で動作
可能状態になると、登録、点検或は精算等の通常の動作
を行なうことが出来る。
ド（１）のモード錠をプリセツト位置に切換えテンキー
より暗証番号を入力しメモリ（４）に記憶させておく。
そして電子式キヤツシユレジスタを使用する際には、第
２図に示すようにキーボード（１）のキー操作により暗
証番号チエツクモードに設定し、予め登録している暗証
番号をキーボード（１）のテンキーを使用して入力す
る。暗証番号が入力されると制御回路（２）は、入力さ
れた暗証番号とメモリ（４）に記憶されている暗証番号
が一致するか否かの判定を行ない、一致すれば電子式キ
ヤツシユレジスタを動作可能状態に設定し待機状態へ入
る。しかし一致しない場合にはエラー表示を行なうの
で、暗証番号の再入力を行なう。暗証番号の一致で動作
可能状態になると、登録、点検或は精算等の通常の動作
を行なうことが出来る。
次に登録されている暗証番号の変更を行なう場合には、
キーボード（１）のキー操作で暗証番号登録モードにし
た後、第３図に示すように現在登録されている暗証番号
をキーボード（１）より入力すると、制御回路（２）は
入力された暗証番号とメモリ（４）に記憶されている暗
証番号の比較を行ない、一致しておれば新しい暗証番号
の受付けを可能とするが、一致しなかった場合エラー表
示を行なうと共に暗証番号の変更を不能にする。暗証番
号が一致した時続いて新しい暗証番号が入力されると、
制御回路（２）はメモリ（４）の暗証番号記憶領域に新
しい暗証番号の書込みを行ない、暗証番号の変更を行な
う。
キーボード（１）のキー操作で暗証番号登録モードにし
た後、第３図に示すように現在登録されている暗証番号
をキーボード（１）より入力すると、制御回路（２）は
入力された暗証番号とメモリ（４）に記憶されている暗
証番号の比較を行ない、一致しておれば新しい暗証番号
の受付けを可能とするが、一致しなかった場合エラー表
示を行なうと共に暗証番号の変更を不能にする。暗証番
号が一致した時続いて新しい暗証番号が入力されると、
制御回路（２）はメモリ（４）の暗証番号記憶領域に新
しい暗証番号の書込みを行ない、暗証番号の変更を行な
う。
そして新しい暗証番号の登録を行なうと、制御回路
（２）はレシートプリンタ（6a）を駆動し、変更された
暗証番号の印字を行なう。したがってオペレータはレシ
ート用紙に印字された番号により暗証番号の確認を行な
うことができる。確認後レシート用紙は暗証番号を他の
人に見られないよう破棄する。かくして暗証番号の登録
モードの仕方を知っていても、現在登録されている暗証
番号を知らなければ、暗証番号の変更を行なうことが出
来ないし、又変更された暗証番号はレシート用紙のみに
印字されジヤーナル用紙には残らないので、第三者によ
る使用を確実に防止できる。
（２）はレシートプリンタ（6a）を駆動し、変更された
暗証番号の印字を行なう。したがってオペレータはレシ
ート用紙に印字された番号により暗証番号の確認を行な
うことができる。確認後レシート用紙は暗証番号を他の
人に見られないよう破棄する。かくして暗証番号の登録
モードの仕方を知っていても、現在登録されている暗証
番号を知らなければ、暗証番号の変更を行なうことが出
来ないし、又変更された暗証番号はレシート用紙のみに
印字されジヤーナル用紙には残らないので、第三者によ
る使用を確実に防止できる。
尚実施例では暗証番号が１つの場合であったが、複数人
が使用する場合にはメモリ（４）に複数の暗証番号を記
憶するよう構成し、入力された暗証番号とメモリ（４）
に記憶されている暗証番号を順次比較判定するように構
成すれば良い。
が使用する場合にはメモリ（４）に複数の暗証番号を記
憶するよう構成し、入力された暗証番号とメモリ（４）
に記憶されている暗証番号を順次比較判定するように構
成すれば良い。
（ト）考案の効果 上述の如く本考案の電子式キヤツシユレジスタは、暗証
番号の変更を行なう場合、現在登録されている暗証番号
を入力し、制御回路が登録されている番号との一致を確
認した後でなければ、暗証番号の変更を不能にすると共
に、暗証番号が登録された場合にはレシート用紙にのみ
登録された暗証番号を印字するよう構成したことによ
り、変更後の暗証番号の確認が簡単にでき、かつ、この
暗証番号はジャーナルプリンタには印字されないため、
暗証番号の確認後上記レシート用紙を処分するだけで第
三者による無断使用を防止可能となり、電子式キヤツシ
ユレジスタに記憶されているデータの安全性が非常に高
くなるもので、極めて実用的効果大である。
番号の変更を行なう場合、現在登録されている暗証番号
を入力し、制御回路が登録されている番号との一致を確
認した後でなければ、暗証番号の変更を不能にすると共
に、暗証番号が登録された場合にはレシート用紙にのみ
登録された暗証番号を印字するよう構成したことによ
り、変更後の暗証番号の確認が簡単にでき、かつ、この
暗証番号はジャーナルプリンタには印字されないため、
暗証番号の確認後上記レシート用紙を処分するだけで第
三者による無断使用を防止可能となり、電子式キヤツシ
ユレジスタに記憶されているデータの安全性が非常に高
くなるもので、極めて実用的効果大である。
第１図は本考案の電子式キヤツシユレジスタの構成を示
すブロツク図、第２図、第３図は第１図の動作状態を示
すフローチヤートである。 （１）……キーボード、（２）……制御回路、（４）…
…メモリ、（５）……表示器、（６）……プリンタ。
すブロツク図、第２図、第３図は第１図の動作状態を示
すフローチヤートである。 （１）……キーボード、（２）……制御回路、（４）…
…メモリ、（５）……表示器、（６）……プリンタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−19296（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−153293（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−22162（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−63472（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】登録データ、暗証番号等の数値データの入
力及び暗証番号チェックモードまたは暗証番号登録モー
ドの指定を行うためのキーボードと、暗証番号が記憶さ
れるメモリと、レシートプリンタと、ジャーナルプリン
タと、キーボードより入力された暗証番号とメモリに記
憶されている暗証番号とを比較する手段と、上記各部の
制御を司る制御手段とを備え、 前記キーボードにより暗証番号チェックモードの指定に
続いて暗証番号が入力されると、前記制御手段はこの入
力暗証番号と前記メモリに記憶されている暗証番号とを
前記比較手段で比較し、一致した場合その後に前記キー
ボードより入力された登録データを前記レシートプリン
タ及びジャーナルプリンタに印字し、一方、前記キーボ
ードより暗証番号登録モードの指定に続いて暗証番号が
入力されると、前記制御手段はこの入力暗証番号と前記
メモリに記憶されている暗証番号とを前記比較手段で比
較し、一致した場合その後に前記キーボードより入力さ
れる暗証番号を新たな暗証番号として前記メモリ内容を
変更すると共に前記新たな暗証番号を前記レシートプリ
ンタのみに印字出力することを特徴とする電子式キャッ
シュレジスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986067033U JPH0749592Y2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 電子式キャッシュレジスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986067033U JPH0749592Y2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 電子式キャッシュレジスタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62179693U JPS62179693U (ja) | 1987-11-14 |
| JPH0749592Y2 true JPH0749592Y2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=30905575
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986067033U Expired - Lifetime JPH0749592Y2 (ja) | 1986-05-02 | 1986-05-02 | 電子式キャッシュレジスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0749592Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2718352B2 (ja) * | 1993-10-01 | 1998-02-25 | 日本電気株式会社 | カード式公衆電話機 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59153293A (ja) * | 1983-02-21 | 1984-09-01 | オムロン株式会社 | 自動取引処理装置 |
| JPS6019296A (ja) * | 1983-07-13 | 1985-01-31 | 株式会社富士通ゼネラル | 電子式キヤツシユレジスタ |
-
1986
- 1986-05-02 JP JP1986067033U patent/JPH0749592Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62179693U (ja) | 1987-11-14 |
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