JPH07211220A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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Publication number
JPH07211220A
JPH07211220A JP1701894A JP1701894A JPH07211220A JP H07211220 A JPH07211220 A JP H07211220A JP 1701894 A JP1701894 A JP 1701894A JP 1701894 A JP1701894 A JP 1701894A JP H07211220 A JPH07211220 A JP H07211220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
voltage
circuit
trip device
voltage trip
Prior art date
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Pending
Application number
JP1701894A
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English (en)
Inventor
Nobuo Asahi
信夫 朝日
Mitsuyoshi Yamazaki
充是 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP1701894A priority Critical patent/JPH07211220A/ja
Publication of JPH07211220A publication Critical patent/JPH07211220A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電圧引外し装置を内蔵した回路遮断器におい
て、電圧引外し装置の励磁電流の遮断性能を向上させ
る。 【構成】電圧引外し装置1のリード線3の一方3aを回
路遮断器2の1つの極の電源側端子19に接続し、リー
ド線3のもう一方3bと回路遮断器2の負荷側端子24
に接続したリード線25との間に操作電圧を印加するよ
うにする。これにより、電圧引外し装置1を作動させて
回路遮断器2をトリップさせた際に電圧引外し装置1の
励磁電流を回路遮断器2の遮断部で遮断できるため、従
来のマイクロスイッチに比べて励磁電流の遮断性能が向
上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配線用遮断器や漏電
遮断器などの回路遮断器に関し、特に外部指令により回
路遮断器をトリップさせる電圧引外し装置を内蔵した回
路遮断器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7は従来の3極回路遮断器を示
すもので、図5は内部結線図、図6は要部を破断して電
圧引外し装置を示した平面図、図7はその側面図であ
る。これらの図において、電圧引外し装置1はR,S,
T相の3相の通電路を持つ回路遮断器2の右極(T相
極)通電路の上方部に設置され、リード線3を介して操
作電圧を印加されるようになっている。
【0003】電圧引外し装置1の構成について簡単に説
明すると以下の通りである。絶縁物のベース4に保持さ
れたコ字形のヨーク5の中心に固定鉄心6及び可動鉄心
7が設けられ、その外側に電磁コイル8が配置されてい
る。また、ヨーク5には引外しレバー9がピン10を介
して回動自在に取り付けられ、この引外しレバー9と可
動鉄心7とはロッド11を介して連結されている。引外
しレバー9はピン10に装着された捩じりばねからなる
復帰スプリング12により図7の反時計方向に付勢さ
れ、図示しないストッパに当たって図示位置に待機して
おり、これに連結された可動鉄心7も固定鉄心6から離
れた位置に保持されている。そして、この状態で引外し
レバー9のくちばし状の前端部は回路遮断器2の引外し
機構の一部を構成するトリップクロスバー13に対向し
ている。
【0004】一方、ベース4の下部にはマイクロスイッ
チ14(図7)が横向きに装着され、またその押ボタン
14aを操作する操作レバー15がピン16を介して回
動自在に取り付けられている。操作レバー15は回路遮
断器2の可動接触子17と連動するが捩じりばねからな
る復帰スプリング18により図7の反時計方向に付勢さ
れ、可動接触子17の閉成状態で図示位置に待機してい
る。そして、図5に示すように、マイクロスイッチ14
の常閉接点は電圧引外し装置1の電磁コイル8と直列に
接続されている。
【0005】このような回路遮断器2のオン状態におい
て、電圧引外し装置1に電圧を印加すると、可動鉄心7
は固定鉄心6により図7の左方向に吸引され、復帰スプ
リング12に抗して引外しレバー9を時計方向に回動さ
せる。この引外しレバー9はトリップクロスバー13を
反時計方向に引き倒し、その結果として引外し機構が作
動して可動接触子17の開離が行われ、回路遮断器2は
遮断状態となる。そして、可動接触子17が開離する
と、これに連動する操作レバー15は時計方向に駆動さ
れ、マイクロスイッチ14の押ボタン14aを押して常
閉接点を開く。これにより、電圧引外し装置1の操作回
路が遮断され、電磁コイル8の長時間励磁による焼損が
防止される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来構成にお
いて、回路遮断器のトリップ時に電圧引外し装置の励磁
電流を遮断するために、マイクロスイッチのような小型
のスイッチが用いられている。ところが、従来はこのス
イッチの遮断性能の限界から、電磁コイルの励磁電流を
大きくしたい場合にも、その大きさが制約されるという
問題があった。励磁電流は吸引力を上げて引外し力を増
したい場合とか、極寒地でコイル抵抗が減少した場合な
どに大きくなる。この発明は、この問題を解決し、電圧
引外し装置の励磁電流の遮断性能を向上させた回路遮断
器を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、電圧引外し装置に操作電圧を印加する
操作回路に回路遮断器の1つの極の遮断部を介挿するも
のとする。その場合、電圧引外し装置の操作回路に介挿
した遮断部と並列に、この遮断部と連動して開閉するス
イッチを接続すれば、接点開閉の信頼性を一層高めるこ
とができる。
【0008】
【作用】この発明においては、電圧引外し装置の操作回
路を開閉するスイッチとして、回路遮断器自体の1つの
極、例えば3極回路遮断器における中央極の遮断部を用
いる。この遮断部は回路遮断器の主回路電流を遮断する
能力を持つものであるから、遮断性能はマイクロスイッ
チなどに比べて格段に向上する。また、この遮断部と並
列に従来通りのスイッチも接続すれば、接点開閉の信頼
性が2倍になる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図4に基づいてこの発明の実施
例を説明する。なお、従来例と対応する部分には同一の
符号を用いるものとする。図1は左半部だけ内部を示し
た回路遮断器の平面図、図2はその中央極部分のON状
態の縦断面図である。図2において、電流は電源側端子
19から、これと一体の固定接触子20、これと接離す
る可動接触子17、これに一端が接合されたリード線2
1、その他端が接合された接続導体22、これにねじで
接続された過電流引外し装置23の通電導体23aを経
て、負荷側端子24に流れる。
【0010】ここで、電圧引外し装置1は輪郭のみを鎖
線で示してあるが、その構成は従来例におけるものと同
一で、従来通り回路遮断器2の右極(T相極)通電路の
上方部に設置されている。ただし、電圧引外し装置1の
リード線3の一方3aは中央極の電源側端子19に接続
され、また負荷側端子24に別のリード線25が接続さ
れている。そして、電圧引外し装置1のもう一方のリー
ド線3bとリード線25との間に操作電圧が印加され
る。
【0011】これにより、図3の結線図に示すように、
電圧引外し装置1の操作回路には可動接触子17と固定
接触子19とからなる中央極(S極)の遮断部が介挿さ
れ、回路遮断器2は左極(R)極と右極(T)の2極で
使用される。このような結線状態において操作電圧が印
加され、電磁コイル8が励磁されると、従来例で述べた
ようにトリップクロスバー13が引外しレバー9により
が引き倒され、回路遮断器2がトリップする。そして、
可動接触子17が開離すると電磁コイル8の励磁電流が
遮断される。
【0012】図4は上述実施例において電圧引外し装置
1の操作回路に挿入した遮断部と並列に、遮断部と連動
する従来例と同様のマイクロスイッチ14の接点を接続
した実施例を示す結線図である。このような構成によれ
ば、操作回路の遮断部に何らかの理由で接触不良が生じ
た場合にも、マイクロスイッチ14の接点によって操作
回路の形成が確保されるので信頼性が2倍になる。
【0013】
【発明の効果】この発明は、電圧引外し装置の励磁電流
を回路遮断器の遮断部を用いて遮断するようにしたの
で、接点ボリューム、接点開離距離、接触圧力などがマ
イクロスイッチに比べて大幅に拡大し、励磁電流の遮断
性能が格段に向上する。したがって、励磁電流値の制約
がなくなるとともに、接点ボリューム及び接触圧力の拡
大による接触抵抗の低下により励磁電流のばらつきが小
さくなるため、極寒地などにおいても十分な引外し信頼
性が持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す回路遮断器の平面図で
ある。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図1の回路遮断器の内部結線図である。
【図4】この発明の別の実施例を示す内部結線図であ
る。
【図5】従来例を示す回路遮断器の内部結線図である。
【図6】図5の回路遮断器の平面図である。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
1 電圧引外し装置 2 回路遮断器 8 電磁コイル 13 トリップクロスバー 14 マイクロスイッチ 17 可動接触子 19 電源側端子 20 固定接触子 25 負荷側端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作電圧の印加により回路遮断器をトリッ
    プさせる電圧引外し装置を内蔵した回路遮断器におい
    て、 電圧引外し装置に操作電圧を印加する操作回路に回路遮
    断器の1つの極の遮断部を介挿したことを特徴とする回
    路遮断器。
  2. 【請求項2】電圧引外し装置の操作回路に介挿した遮断
    部と並列に、この遮断部と連動して開閉するスイッチを
    接続したことを特徴とする請求項1記載の回路遮断器。
JP1701894A 1994-01-17 1994-01-17 回路遮断器 Pending JPH07211220A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1701894A JPH07211220A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 回路遮断器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1701894A JPH07211220A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 回路遮断器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07211220A true JPH07211220A (ja) 1995-08-11

Family

ID=11932262

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1701894A Pending JPH07211220A (ja) 1994-01-17 1994-01-17 回路遮断器

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JP (1) JPH07211220A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176988A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Kawamura Electric Inc 回路遮断器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010176988A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Kawamura Electric Inc 回路遮断器

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