JPH07211208A - タッチパネル用基板 - Google Patents

タッチパネル用基板

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JPH07211208A
JPH07211208A JP2331194A JP2331194A JPH07211208A JP H07211208 A JPH07211208 A JP H07211208A JP 2331194 A JP2331194 A JP 2331194A JP 2331194 A JP2331194 A JP 2331194A JP H07211208 A JPH07211208 A JP H07211208A
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JP
Japan
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substrate
insulating substrate
electrode
touch panel
insulating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2331194A
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English (en)
Inventor
Soichi Matsuzaki
壮一 松崎
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Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi AIC Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 絶縁基板1の表面に積層した導電膜からなる
電極4と、この電極4の一部に積層した絶縁層6と、前
記電極4に接続した集電体9及び10と、この集電体9
及び10に接続し前記絶縁基板1に設けた突起状のテー
ル部3にまで設けた引き出し用電極11及び12とを有
するタッチパネル用基板36において、テール部3に設
けた外部接続部分5の手前までの絶縁基板1の表面に積
層した導電膜を有することを特徴とするタッチパネル用
基板。 【効果】 テール部の外部接続部分を除いて絶縁基板の
表面に導電膜を積層して電極とし、外部接続部分には引
き出し用電極を延長して設けているため、外部接続部分
にコネクタ端子等を接続しても、表示の誤動作を防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タッチパネル用基板に
関し、特にアナログ式のタッチパネル用基板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来タッチパネル用基板は、アナログ式
の場合、例えば図8に示す通りの構造になっている。す
なわち、絶縁基板70の表面にITO等の導電膜からな
る電極71を設けるとともに、電極71の表面の一部に
絶縁樹脂等からなる絶縁層72を積層する。また、この
絶縁層72及び電極71の表面に跨って集電体73を積
層する。さらに、引き出し用電極74を集電体73に接
続して絶縁層72に積層している。そして特に、導電膜
をテール部75の外部接続部分76(矢印の間の部分)
にまで積層するとともに、このテール部75の導電膜に
絶縁層72及び引き出し用電極74の先端部分を積層し
ている。
【0003】この構造のタッチパネル用基板を外部回路
等に接続するには、テール部75の外部接続部分76に
外部のコネクタ端子を接続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、外部接続部分
76にコネクタ端子を接続すると、コネクタ端子が絶縁
層72を貫通して下地の導電膜に接触することがある。
コネクタ端子が導電膜に接触すると、引き出し用電極7
4間が下地の導電膜の箇所でショートする。そのため、
タッチパネル用基板77は正しい表示ができなくなる欠
点がある。
【0005】本発明の目的は、以上の欠点を改良し、表
示の誤動作を防止できるタッチパネル用基板を提供する
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、絶縁基板の表面に積層した導電膜から
なる電極と、この電極の一部に積層した絶縁層と、前記
電極に接続した集電体と、この集電体に接続し前記絶縁
基板に設けた突起状のテール部にまで設けた引き出し用
電極とを有するタッチパネル用基板において、テール部
に設けた外部接続部分の手前までの絶縁基板の表面に積
層した導電膜を有することを特徴とするタッチパネル用
基板を提供するものである。
【0007】絶縁基板としては、ポリエステルやポリエ
ーテルサルホン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエ
ーテルイミド等からなる高分子フィルム、ガラス板、ア
クリル板、ポリカーボネート板等を用いる。導電膜は、
材質として、インジウム・スズ複合酸化物(以下ITO
と略す)、スズ酸化物、金、パラジウム等を用い、これ
等をスパッタリング法や蒸着法、イオンプレーティング
法等によって絶縁基板に付着し、形成する。この導電膜
の抵抗は100〜200Ω/□である。絶縁レジスト
は、ポリエステル樹脂やポリアミド樹脂、エポキシ樹
脂、ウレタン樹脂、ポリビニル樹脂等を主成分とする有
機コーティング材を用い、スクリーン印刷法等により5
〜30μm程度に塗布する。
【0008】
【作用】テール部の外部接続部分にコネクタ端子を接続
した場合、外部接続部分に導電膜がないために、コネク
タ端子によって引き出し用電極間がショートするのを防
止できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1(イ)はタッチパネル用基板の平面図を示す。1
は、20×10cmの長方形状で、一方の短辺2の端に突
起状のテール部3を設けた絶縁基板であり、厚さ125
μmのポリエステルフィルムからなる。4は、この絶縁
基板1の表面に設けた電極であり、抵抗値600Ω/□
の均一なITOの透明導電膜からなる。この透明導電膜
からなる電極4は、図1(ロ)に示す通り、テール部3
の外部接続部分5の手前までの絶縁基板1の表面に延長
して積層している。6は、電極4の端に、絶縁基板1の
短辺2及び7、長辺8そしてテール部3に沿って設けた
絶縁層であり、ポリエステル樹脂に無機系の粉体を添加
した絶縁物を厚さ20μmに塗布したものである。9及
び10は絶縁基板1の短辺2及び7に沿ってかつ電極4
及び絶縁層6に跨って設けた集電体であり、Agインク
を厚さ10μmで7×0.3cmの長方形状に塗布したも
のである。11及び12は、各々集電体9及び10に接
続し、テール部3の外部接続部分5(矢印の間の部分)
まで絶縁層6の表面に設けた引き出し用電極であり、A
gインクを厚さ10μmに塗布したものである。
【0010】次に、上記実施例の製造方法を説明する。
絶縁基板1の材料には、厚さ125μm、幅30cmのポ
リエステルフィルムからなる帯状物を用いる。そして図
2(イ)に示す通り、供給用ローラ13から引き出した
帯状物14をクーリングキャン15の周面に沿って走行
させ、巻取ローラ16に巻き取る。この際、クーリング
キャン15を水や冷媒によって比較的に低い温度に維持
しているため、帯状物14は、熱まけしてシワが寄った
りすることなく巻き取られる。また、クーリングキャン
15の真下にはインジウム−スズ合金やITOからなる
ターゲット17を配置している。そしてさらにクーリン
グキャン15とターゲット17との間でかつクーリング
キャン15の中央部に帯状物14の長手方向に沿ってマ
スク18を設けている。これにより、真空雰囲気中で酸
素を導入しながらターゲット17をスパッタリングする
ことによって、図2(ロ)に示す通り、帯状物14に中
央部19を除き両側にITOからなる透明導電膜20及
び21を形成する。透明導電膜20及び21を形成後、
図2(ハ)に示す通り、テール部3が中央部19にくる
ようにして絶縁基板1の形状に帯状物14を両側から切
断する。切断後、絶縁基板1の表面にスクリーン印刷法
により絶縁物を塗布して絶縁層6を形成する。絶縁層6
を形成後、スクリーン印刷法によりAgインクを塗布し
て集電体9及び10並びに引き出し用電極11及び12
を形成する。
【0011】また、図3は、本発明の他の実施例の特に
テール部3の断面図を示し、上記の実施例と同一のもの
は同一符号で表わしている。この実施例では、絶縁層2
2を外部接続部分5の手前までにして絶縁基板1に積層
している。従って、外部接続部分5には引き出し用電極
23のみを設け、これを絶縁基板1に直接積層してい
る。
【0012】なお、一方に図1に示す通りの外形の絶縁
基板1を用いた場合には、他の実施例として、他方の絶
縁基板は例えば図4に示す通りの構造にする。すなわ
ち、図4において、24は、絶縁基板1と同一材質ある
いは異なる材質でほぼ同形の絶縁基板であり、短辺25
の中央部と端の間にテール部26を設けている。27は
電極4と同一材質で同一の方法により絶縁基板24の表
面に設けた電極である。28は、絶縁基板24の長辺2
9及び30、短辺25そしてテール部26に沿って電極
27表面に設けた巾1cmの絶縁層であり、絶縁層6と同
一材質で、同一方法により形成したものである。31及
び32は、絶縁基板24の長辺29及び30に沿ってか
つ電極27及び絶縁層28に跨って設けた18×0.5
cm角の長方形状の集電体であり、集電体9及び10と同
一材質で、同一の方法により形成したものである。33
及び34は、各々集電体31及び32に接続し、テール
部26の外部接続部分35まで絶縁層28の表面に設け
た引き出し用電極であり、引き出し用電極11及び12
と同一材質で、同一方法により形成したものである。
【0013】そして図1のタッチパネル用基板36と図
4のタッチパネル用基板37とを用いてタッチパネルを
形成するには、これ等を図5に示す通りのセパレータ3
8を介して互いに張り付ける。このセパレータ38は、
20×10cm角で中央部に18×8cm角の窓を設けた形
状で、厚さ50μmの両面テープからなる。また、タッ
チパネル用基板37に厚さ1.5mmのアクリル板を張り
付ける。
【0014】さらに、図6にもう一つの実施例のタッチ
パネル用基板39を示す。この図6において、40は、
絶縁基板であり、短辺41に設けたテール部42を除き
20×10cm角の長方形状であり、絶縁基板1と同一材
質である。43は絶縁基板40の表面に設けた電極であ
り、電極4と同一材質で、同一の方法により形成する。
44は、絶縁基板1の4辺に沿ってかつテール部42の
外部接続部分45の手前までに設けた絶縁層であり、短
辺41及び46での巾が0.4cm、長辺47及び48で
の巾が1cmになっている。この絶縁層44は、絶縁層6
と同一材質であり、同一の方法により形成する。49及
び50は、絶縁基板40の短辺41及び46に沿って、
かつ電極43及び絶縁層44に跨って設けた8×0.5
cm角の長方形状の集電体であり、集電体9及び10と同
一材質で、同一の方法により形成する。51及び52
は、引き出し用電極であり、各々集電体49及び50に
接続し、テール部42の外部接続部分45まで延長して
絶縁層44の表面に積層している。また、53及び54
も、引き出し用電極であり、絶縁基板40の長辺47及
び48に沿って18×5cm角に設けるとともに外部接続
部分45まで線状にして延長している。そしてこれらの
引き出し用電極51〜54は、引き出し用電極11及び
12と同一材質で同一の方法により形成する。55及び
56は、引き出し用電極53及び54の角状部分に積層
した導電性の接着剤層であり、17.8×0.3cmの角
状に形成している。
【0015】なお、上記の構造のタッチパネル用基板3
9を一方に用いてタッチパネルを形成する場合には、他
方のタッチパネル用基板57は、図7に示す通りの構造
にする。すなわち、図7において、58は厚さ1.1mm
で20×10cm角の長方形状のガラス材からなる絶縁基
板である。59は、絶縁基板58の表面全面に設けたI
TOからなる電極である。60及び61は絶縁基板58
の各々長辺62及び63に沿って電極59の表面に設け
た18×0.5cm角の長方形状の集電体であり、Agイ
ンクをスクリーン印刷して形成している。そして、タッ
チパネル用基板39及び57を、中央部18×9.2cm
角の長方形状の窓を設ける以外は図5と同一条件のセパ
レータを介して張り合わせてタッチパネルを形成する。
【0016】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、テール部
の外部接続部分を除いて絶縁基板の表面に導電膜を積層
して電極とし、外部接続部分には引き出し用電極を延長
して設けているため、外部接続部分にコネクタ端子等を
接続しても、表示の誤動作を防止できるタッチパネル用
基板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の平面図及びテール部の断面図
を示す。
【図2】本発明の実施例の工程の説明図を示す。
【図3】本発明の他の実施例のテール部の断面図を示
す。
【図4】本発明の他の実施例の平面図を示す。
【図5】セパレータの平面図を示す。
【図6】本発明の他の実施例の平面図を示す。
【図7】タッチパネル用基板の平面図を示す。
【図8】従来のタッチパネル用基板の断面図を示す。
【符号の説明】 1,24,40…絶縁基板、 3,26,42…テール
部、4,27,43…電極、 5,35,45…外部接
続部分、6,22,28,44…絶縁層、9,10,3
1,32,49,50…集電体、11,12,23,3
3,34,51,52,53,54…引き出し用電極、
36,37,39…タッチパネル用基板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の表面に積層した導電膜からな
    る電極と、この電極の一部に積層した絶縁層と、前記電
    極に接続した集電体と、この集電体に接続し前記絶縁基
    板に設けた突起状のテール部にまで設けた引き出し用電
    極とを有するタッチパネル用基板において、テール部に
    設けた外部接続部分の手前までの絶縁基板の表面に積層
    した導電膜を有することを特徴とするタッチパネル用基
    板。
JP2331194A 1994-01-25 1994-01-25 タッチパネル用基板 Pending JPH07211208A (ja)

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JP2331194A JPH07211208A (ja) 1994-01-25 1994-01-25 タッチパネル用基板

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JP (1) JPH07211208A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012096189A1 (ja) 2011-01-14 2012-07-19 昭和電工株式会社 集電体
JP2020053311A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 タッチセンサ、配線器具

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WO2012096189A1 (ja) 2011-01-14 2012-07-19 昭和電工株式会社 集電体
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