JPH07211144A - 透明導電体 - Google Patents
透明導電体Info
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- JPH07211144A JPH07211144A JP571794A JP571794A JPH07211144A JP H07211144 A JPH07211144 A JP H07211144A JP 571794 A JP571794 A JP 571794A JP 571794 A JP571794 A JP 571794A JP H07211144 A JPH07211144 A JP H07211144A
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- transparent conductive
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Abstract
(57)【要約】
【目的】初期の電気抵抗値が低く、しかも表面硬度なら
びに透明性に優れた透明導電体を提供する。 【構成】透光性樹脂基板と透明導電層との間に、フッ素
系樹脂と金属酸化物からなる混合被膜が形成されてい
る。
びに透明性に優れた透明導電体を提供する。 【構成】透光性樹脂基板と透明導電層との間に、フッ素
系樹脂と金属酸化物からなる混合被膜が形成されてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透光性樹脂を基板とす
る導電性に優れた透明導電体に関する。
る導電性に優れた透明導電体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂基板上に透明導電層を形成す
る場合、その樹脂基板としてポリカーボネート、ポリエ
チレンテレフタレート等が使用されている。しかしなが
ら、これらの樹脂基板は、表面硬度が低いため透明導電
層を形成するには、表面硬度を向上させる必要があり、
具体的には、例えば、樹脂基板上に中間層として有機系
ハードコート層又は金属酸化物層を形成したり、有機系
ハードコート層と金属酸化物層の積層構造を形成するこ
とにより、表面硬度の向上を図る方法が開示されている
(特開昭52−116896号公報、特開昭60−12
7608号公報、特開昭61−130045号公報、特
開昭63−906号公報、特開昭63−108614号
公報等)。
る場合、その樹脂基板としてポリカーボネート、ポリエ
チレンテレフタレート等が使用されている。しかしなが
ら、これらの樹脂基板は、表面硬度が低いため透明導電
層を形成するには、表面硬度を向上させる必要があり、
具体的には、例えば、樹脂基板上に中間層として有機系
ハードコート層又は金属酸化物層を形成したり、有機系
ハードコート層と金属酸化物層の積層構造を形成するこ
とにより、表面硬度の向上を図る方法が開示されている
(特開昭52−116896号公報、特開昭60−12
7608号公報、特開昭61−130045号公報、特
開昭63−906号公報、特開昭63−108614号
公報等)。
【0003】上記透明導電層の電気特性を左右する要因
として、成膜中の酸素の影響が挙げられるが、樹脂基板
上に直接導電層を形成すると、成膜中に樹脂基板表面か
ら水分が蒸発し、これが膜内部に浸入して膜中酸素濃度
が上昇し、電気抵抗が増加するという問題点があった。
また、樹脂基板表面に有機ハードコート層が設けられて
いても、その層自体が水分を吸着していたり、樹脂基板
から水分の浸入を防止するためのバリヤー性が不足して
いた。また、金属酸化物層についても同様の問題点が指
摘されている。
として、成膜中の酸素の影響が挙げられるが、樹脂基板
上に直接導電層を形成すると、成膜中に樹脂基板表面か
ら水分が蒸発し、これが膜内部に浸入して膜中酸素濃度
が上昇し、電気抵抗が増加するという問題点があった。
また、樹脂基板表面に有機ハードコート層が設けられて
いても、その層自体が水分を吸着していたり、樹脂基板
から水分の浸入を防止するためのバリヤー性が不足して
いた。また、金属酸化物層についても同様の問題点が指
摘されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記欠点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、初期の電気抵
抗値が低く、しかも表面硬度ならびに透明性に優れた透
明導電体を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的は、初期の電気抵
抗値が低く、しかも表面硬度ならびに透明性に優れた透
明導電体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の透明導電体は、
透光性樹脂基板と透明導電層との間にフッ素系樹脂と金
属酸化物とからなる混合被膜が形成されている。
透光性樹脂基板と透明導電層との間にフッ素系樹脂と金
属酸化物とからなる混合被膜が形成されている。
【0006】上記透光性樹脂基板としては、ポリカーボ
ネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレ
フタレート等の樹脂シートが挙げられる。
ネート、ポリメチルメタクリレート、ポリエチレンテレ
フタレート等の樹脂シートが挙げられる。
【0007】上記透明導電層は、特に限定されるもので
はなく、従来公知の酸化インジウム、酸化錫、酸化亜鉛
等の金属酸化物被膜、あるいはこれらの金属酸化物被膜
中に金属不純物(ドーパント)が混入されたものから形
成されていてもよい。
はなく、従来公知の酸化インジウム、酸化錫、酸化亜鉛
等の金属酸化物被膜、あるいはこれらの金属酸化物被膜
中に金属不純物(ドーパント)が混入されたものから形
成されていてもよい。
【0008】上記透明導電層の膜厚は、要求される物性
や用途等によって異なるが、電気抵抗の制御性や透明性
を考慮すると、100〜1000Åが好ましい。
や用途等によって異なるが、電気抵抗の制御性や透明性
を考慮すると、100〜1000Åが好ましい。
【0009】上記透明導電層を形成する方法としては、
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング
法、CVD法等が挙げられるが、樹脂基板の熱変形温度
を考慮すると、真空蒸着法又はスパッタリング法による
成膜が好ましい。
真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング
法、CVD法等が挙げられるが、樹脂基板の熱変形温度
を考慮すると、真空蒸着法又はスパッタリング法による
成膜が好ましい。
【0010】上記混合被膜に用いられるフッ素系樹脂と
しては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(以下P
TFEという)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体(以下FEPという)、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−
エチレン共重合体、ポリビニルフルオライド、ポリビニ
リデンフルオライド、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体等が挙げられる
が、特にPTFE、FEPが好ましい。
しては、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(以下P
TFEという)、テトラフルオロエチレン−ヘキサフル
オロプロピレン共重合体(以下FEPという)、ポリク
ロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−
エチレン共重合体、ポリビニルフルオライド、ポリビニ
リデンフルオライド、テトラフルオロエチレン−パーフ
ルオロアルキルビニルエーテル共重合体等が挙げられる
が、特にPTFE、FEPが好ましい。
【0011】上記混合被膜に用いられる金属酸化物とし
ては、例えば、Mg、Al、Si、Ti、Zr、Zn、
Sn、In、Y、W、Ca等の金属の酸化物が挙げら
れ、これらの金属酸化物の1種又は2種以上が使用され
る。
ては、例えば、Mg、Al、Si、Ti、Zr、Zn、
Sn、In、Y、W、Ca等の金属の酸化物が挙げら
れ、これらの金属酸化物の1種又は2種以上が使用され
る。
【0012】上記混合被膜中、金属酸化物成分の含有量
が多くなると水分に対するバリヤー性が低下し、フッ素
系樹脂成分の含有量が多くなると表面硬度が低下するの
で、両成分の比(金属酸化物成分:フッ素系樹脂成分)
は20:80〜80:20(Vol%)の範囲が好まし
い。
が多くなると水分に対するバリヤー性が低下し、フッ素
系樹脂成分の含有量が多くなると表面硬度が低下するの
で、両成分の比(金属酸化物成分:フッ素系樹脂成分)
は20:80〜80:20(Vol%)の範囲が好まし
い。
【0013】上記フッ素系樹脂と金属酸化物との混合被
膜を形成する方法としては、真空蒸着法、スパッタリン
グ法が用いられる。真空蒸着法としては、例えば、フッ
素系樹脂と金属酸化物を個々のるつぼに入れ、同時に蒸
発させて基板上に成膜する方法が挙げられる。また、ス
パッタリング法としては、例えば、フッ素系樹脂と金属
酸化物とをそれぞれターゲットとし、各ターゲットに各
々独立した電力を投入して同時にスパッタリングを行
い、基板上に成膜する方法が挙げられる。
膜を形成する方法としては、真空蒸着法、スパッタリン
グ法が用いられる。真空蒸着法としては、例えば、フッ
素系樹脂と金属酸化物を個々のるつぼに入れ、同時に蒸
発させて基板上に成膜する方法が挙げられる。また、ス
パッタリング法としては、例えば、フッ素系樹脂と金属
酸化物とをそれぞれターゲットとし、各ターゲットに各
々独立した電力を投入して同時にスパッタリングを行
い、基板上に成膜する方法が挙げられる。
【0014】また、上記混合被膜成膜の次工程で行われ
る透明導電層の成膜を考慮すると、上記混合被膜と透明
導電層を同一の真空槽内で形成するのが好ましく、この
ような観点から真空蒸着法又はスパッタリング法による
成膜が好ましい。
る透明導電層の成膜を考慮すると、上記混合被膜と透明
導電層を同一の真空槽内で形成するのが好ましく、この
ような観点から真空蒸着法又はスパッタリング法による
成膜が好ましい。
【0015】以下、本発明2について説明する。本発明
2の透明導電体は、透光性樹脂基板と透明導電層との間
に中間層を有する。
2の透明導電体は、透光性樹脂基板と透明導電層との間
に中間層を有する。
【0016】上記透光性樹脂基板としては、本発明で用
いられるものと同一の樹脂シートが使用される。
いられるものと同一の樹脂シートが使用される。
【0017】上記中間層は、透光性樹脂基板上にSiO
2 被膜が形成され、次いで該SiO 2 被膜上にフッ素系
樹脂とSiO2 との混合被膜が積層され、さらに該混合
被膜上にSiO2 被膜が積層された積層体から形成され
る。
2 被膜が形成され、次いで該SiO 2 被膜上にフッ素系
樹脂とSiO2 との混合被膜が積層され、さらに該混合
被膜上にSiO2 被膜が積層された積層体から形成され
る。
【0018】上記樹脂基板上に形成されるSiO2 被膜
は、樹脂基板との密着性を向上させるために設けられる
ものであり、その膜厚は100〜1000Åが好まし
い。
は、樹脂基板との密着性を向上させるために設けられる
ものであり、その膜厚は100〜1000Åが好まし
い。
【0019】上記フッ素系樹脂とSiO2 との混合被膜
中、金属酸化物成分の含有量が多くなると水分に対する
バリヤー性が低下し、フッ素系樹脂成分の含有量が多く
なると表面硬度が低下するので、両成分の比(金属酸化
物成分:フッ素系樹脂成分)は20:80〜80:20
(Vol%)の範囲が好ましい。
中、金属酸化物成分の含有量が多くなると水分に対する
バリヤー性が低下し、フッ素系樹脂成分の含有量が多く
なると表面硬度が低下するので、両成分の比(金属酸化
物成分:フッ素系樹脂成分)は20:80〜80:20
(Vol%)の範囲が好ましい。
【0020】上記フッ素系樹脂とSiO2 との混合被膜
の膜厚は1000〜30000Å(3μm)が好まし
く、より好ましくは10000〜20000Å(1〜2
μm)である。
の膜厚は1000〜30000Å(3μm)が好まし
く、より好ましくは10000〜20000Å(1〜2
μm)である。
【0021】上記混合被膜上に積層されるSiO2 被膜
は、ハードコート性を向上させるために設けられるもで
あり、その膜厚は薄くなると十分なハードコート性が得
られず、厚くなるとSiO2 被膜の応力で樹脂基板が変
形を起こすので、10000〜50000Å(1〜5μ
m)が好ましい。
は、ハードコート性を向上させるために設けられるもで
あり、その膜厚は薄くなると十分なハードコート性が得
られず、厚くなるとSiO2 被膜の応力で樹脂基板が変
形を起こすので、10000〜50000Å(1〜5μ
m)が好ましい。
【0022】上記SiO2 被膜ならびにフッ素系樹脂と
SiO2 との混合被膜を形成する方法としては、特に限
定されず、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、CVD法等が挙げられるが、樹脂基板の
熱変形温度を考慮すると、真空蒸着法又はスパッタリン
グ法による成膜が好ましい。
SiO2 との混合被膜を形成する方法としては、特に限
定されず、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレ
ーティング法、CVD法等が挙げられるが、樹脂基板の
熱変形温度を考慮すると、真空蒸着法又はスパッタリン
グ法による成膜が好ましい。
【0023】上記透明導電層はZnOを主成分とし、比
抵抗を低下させるためにSiが不純物として添加された
ものから形成される。Siの量は、ZnOに対して0.
1〜20wt%が好ましく、より好ましくは5〜15w
t%である。
抵抗を低下させるためにSiが不純物として添加された
ものから形成される。Siの量は、ZnOに対して0.
1〜20wt%が好ましく、より好ましくは5〜15w
t%である。
【0024】上記透明導電層の膜厚は、要求される性能
や用途等によって異なるが、電気抵抗の制御性、透明性
などを考慮すると、100〜1000Åが好ましい。
や用途等によって異なるが、電気抵抗の制御性、透明性
などを考慮すると、100〜1000Åが好ましい。
【0025】上記透明導電層を形成する方法としては、
特に限定されず、真空蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンプレーティング法、CVD法等が挙げられるが、樹脂
基板の熱変形温度を考慮すると真空蒸着法又はスパッタ
リング法による成膜が好ましい。また、混合被膜と透明
導電層とを同一の真空槽で成膜するのが好ましく、この
ような観点からも真空蒸着法又はスパッタリング法が好
ましい。
特に限定されず、真空蒸着法、スパッタリング法、イオ
ンプレーティング法、CVD法等が挙げられるが、樹脂
基板の熱変形温度を考慮すると真空蒸着法又はスパッタ
リング法による成膜が好ましい。また、混合被膜と透明
導電層とを同一の真空槽で成膜するのが好ましく、この
ような観点からも真空蒸着法又はスパッタリング法が好
ましい。
【0026】上記中間層及び透明導電層を真空蒸着法に
より形成する方法としては、例えば、SiO2 、フッ素
系樹脂及びZnOを別々のるつぼに入れ、まず、SiO
2 、次いでSiO2 とフッ素系樹脂を同時に、次にSi
O2 、最後にSiO2 とZnOを同時に蒸発させて、樹
脂基板上に成膜する方法が挙げられる。上記 SiO2
とZnOを同時に蒸発させるには、ZnOに予めSiO
2 が添加された焼結体を用いてもよい。
より形成する方法としては、例えば、SiO2 、フッ素
系樹脂及びZnOを別々のるつぼに入れ、まず、SiO
2 、次いでSiO2 とフッ素系樹脂を同時に、次にSi
O2 、最後にSiO2 とZnOを同時に蒸発させて、樹
脂基板上に成膜する方法が挙げられる。上記 SiO2
とZnOを同時に蒸発させるには、ZnOに予めSiO
2 が添加された焼結体を用いてもよい。
【0027】また、上記中間層及び透明導電層をスパッ
タリング法により形成する方法としては、例えば、Si
O2 、ZnO単体又はZnOにSiO2 を添加したもの
をターゲットとして、各々のターゲットにそれぞれ独立
した電力を投入し、各ターゲット個別又は同時にスパッ
タリングを行い、樹脂基板上に成膜する方法が挙げられ
る。
タリング法により形成する方法としては、例えば、Si
O2 、ZnO単体又はZnOにSiO2 を添加したもの
をターゲットとして、各々のターゲットにそれぞれ独立
した電力を投入し、各ターゲット個別又は同時にスパッ
タリングを行い、樹脂基板上に成膜する方法が挙げられ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。実施例1
〜6及び比較例1〜4は請求項1に対応し、実施例7〜
10及び比較例5〜8は請求項2に対応する。 (実施例1)ポリカーボネート基板(旭硝子社製、10
0×100×2mm)表面をエタノールで洗浄して表面
の油分を除去した後、スパッタリング装置内に入れ、装
置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排気し
た。次いで、装置内にArガスを5×10-3Torrに
なるまで導入し、基板上にSiO2 とPTFEターゲッ
トを同時にスパッタリングして、表1に示した膜厚のフ
ッ素系樹脂と金属酸化物の混合被膜を形成した。次に、
Arガス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガス
を3×10-3Torrになるまで導入し、この雰囲気中
で酸化錫を10wt%含有する酸化インジウム焼結体を
ターゲットとしてスパッタリングを行い、上記混合被膜
上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化インジウム(IT
O)からなる透明導電層を形成することにより、透明導
電体を得た。
〜6及び比較例1〜4は請求項1に対応し、実施例7〜
10及び比較例5〜8は請求項2に対応する。 (実施例1)ポリカーボネート基板(旭硝子社製、10
0×100×2mm)表面をエタノールで洗浄して表面
の油分を除去した後、スパッタリング装置内に入れ、装
置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排気し
た。次いで、装置内にArガスを5×10-3Torrに
なるまで導入し、基板上にSiO2 とPTFEターゲッ
トを同時にスパッタリングして、表1に示した膜厚のフ
ッ素系樹脂と金属酸化物の混合被膜を形成した。次に、
Arガス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガス
を3×10-3Torrになるまで導入し、この雰囲気中
で酸化錫を10wt%含有する酸化インジウム焼結体を
ターゲットとしてスパッタリングを行い、上記混合被膜
上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化インジウム(IT
O)からなる透明導電層を形成することにより、透明導
電体を得た。
【0029】(実施例2)フッ素系樹脂と金属酸化物の
混合被膜の膜厚を、表1に示した膜厚となるように成膜
したこと以外は、実施例1と同様にして、透明導電体を
得た。
混合被膜の膜厚を、表1に示した膜厚となるように成膜
したこと以外は、実施例1と同様にして、透明導電体を
得た。
【0030】(実施例3)フッ素系樹脂と金属酸化物の
混合被膜を、表1に示した膜厚となるように成膜したこ
と以外は、実施例1と同様にして、透明導電体を得た。
混合被膜を、表1に示した膜厚となるように成膜したこ
と以外は、実施例1と同様にして、透明導電体を得た。
【0031】(実施例4)フッ素系樹脂と金属酸化物の
混合被膜を表1に示した膜厚となるように成膜したこと
以外は、実施例1と同様にして、透明導電体を得た。
混合被膜を表1に示した膜厚となるように成膜したこと
以外は、実施例1と同様にして、透明導電体を得た。
【0032】(実施例5)金属酸化物として酸化錫を1
0wt%含有する酸化インジウム焼結体に代えて、Al
2 O3 を5wt%含有するZnO焼結体を使用したこと
以外は、実施例2と同様にして、透明導電体を得た。
0wt%含有する酸化インジウム焼結体に代えて、Al
2 O3 を5wt%含有するZnO焼結体を使用したこと
以外は、実施例2と同様にして、透明導電体を得た。
【0033】(実施例6)金属酸化物としてZrO2 を
使用したこと以外は、実施例2と同様にして、透明導電
体を得た。
使用したこと以外は、実施例2と同様にして、透明導電
体を得た。
【0034】(比較例1)基板上にフッ素系樹脂と金属
酸化物の混合被膜を全く形成しなかったこと以外は、実
施例1と同様にして、基板上に表1に示した膜厚の錫含
有酸化インジウム(ITO)からなる透明導電層を有す
る透明導電体を得た。
酸化物の混合被膜を全く形成しなかったこと以外は、実
施例1と同様にして、基板上に表1に示した膜厚の錫含
有酸化インジウム(ITO)からなる透明導電層を有す
る透明導電体を得た。
【0035】(比較例2)ポリカーボネート基板を実施
例1と同様に洗浄した後、シリコーン樹脂系ハードコー
ト剤(信越化学社製「KP−85」)をディッピング法
によって塗布し、120℃×2時間加熱して硬化させ、
表1に示した膜厚のハードコート被膜を形成した。次い
で、スパッタリング装置内に入れ、装置内を2×10-5
Torr以下になるまで真空排気した後、装置内にAr
ガス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装
置内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この
雰囲気中で、酸化錫を10wt%含有する酸化インジウ
ム焼結体を用いてスパッタリングを行い、上記ハードコ
ート被膜上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化インジウ
ム(ITO)からなる透明導電層を形成することによ
り、透明導電体を得た。
例1と同様に洗浄した後、シリコーン樹脂系ハードコー
ト剤(信越化学社製「KP−85」)をディッピング法
によって塗布し、120℃×2時間加熱して硬化させ、
表1に示した膜厚のハードコート被膜を形成した。次い
で、スパッタリング装置内に入れ、装置内を2×10-5
Torr以下になるまで真空排気した後、装置内にAr
ガス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装
置内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この
雰囲気中で、酸化錫を10wt%含有する酸化インジウ
ム焼結体を用いてスパッタリングを行い、上記ハードコ
ート被膜上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化インジウ
ム(ITO)からなる透明導電層を形成することによ
り、透明導電体を得た。
【0036】(比較例3)ポリカーボネート基板を実施
例1と同様に洗浄した後、スパッタリング装置内に入
れ、装置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排
気した。次いで、装置内にArガスを装置内圧力が3×
10-3Torrになるまで導入し、フッ素系樹脂を全く
使用せず、金属酸化物としてSiO2 をスパッタリング
して、表1に示した膜厚の被膜を形成した。続いて、装
置内にArガス97vol%、酸素ガス3vol%の混
合ガスを装置内圧力が3×10-3Torrになるまで導
入し、この雰囲気中で、酸化錫を10wt%含有する酸
化インジウム焼結体を用いてスパッタリングを行い、上
記SiO2 被膜上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化イ
ンジウム(ITO)からなる透明導電層を形成すること
により、透明導電体を得た。
例1と同様に洗浄した後、スパッタリング装置内に入
れ、装置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排
気した。次いで、装置内にArガスを装置内圧力が3×
10-3Torrになるまで導入し、フッ素系樹脂を全く
使用せず、金属酸化物としてSiO2 をスパッタリング
して、表1に示した膜厚の被膜を形成した。続いて、装
置内にArガス97vol%、酸素ガス3vol%の混
合ガスを装置内圧力が3×10-3Torrになるまで導
入し、この雰囲気中で、酸化錫を10wt%含有する酸
化インジウム焼結体を用いてスパッタリングを行い、上
記SiO2 被膜上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化イ
ンジウム(ITO)からなる透明導電層を形成すること
により、透明導電体を得た。
【0037】(比較例4)比較例2と同様にして、ポリ
カーボネート基板上にシリコーン樹脂系ハードコート被
膜を形成した後、スパッタリング装置内に入れ、装置内
を2×10-5Torr以下になるまで真空排気した。次
いで、装置内にArガスを装置内圧力が5×10-3To
rrになるまで導入し、フッ素系樹脂を全く使用せず、
金属酸化物としてSiO2 をスパッタリングして、表1
に示した膜厚の被膜を形成した。続いて、装置内にAr
ガス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装
置内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この
雰囲気中で、酸化錫を10wt%含有する酸化インジウ
ム焼結体を用いてスパッタリングを行い、上記SiO2
被膜上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化インジウム
(ITO)からなる透明導電層を形成することにより、
透明導電体を得た。
カーボネート基板上にシリコーン樹脂系ハードコート被
膜を形成した後、スパッタリング装置内に入れ、装置内
を2×10-5Torr以下になるまで真空排気した。次
いで、装置内にArガスを装置内圧力が5×10-3To
rrになるまで導入し、フッ素系樹脂を全く使用せず、
金属酸化物としてSiO2 をスパッタリングして、表1
に示した膜厚の被膜を形成した。続いて、装置内にAr
ガス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装
置内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この
雰囲気中で、酸化錫を10wt%含有する酸化インジウ
ム焼結体を用いてスパッタリングを行い、上記SiO2
被膜上に、表1に示した膜厚の錫含有酸化インジウム
(ITO)からなる透明導電層を形成することにより、
透明導電体を得た。
【0038】
【表1】 なお、表1に示した膜厚は電子顕微鏡(日本電子社製
「JSM−T300」)により測定した。
「JSM−T300」)により測定した。
【0039】透明導電体の性能評価 上記実施例及び比較例で得られた透明導電体につき下記
の性能評価を行い、その結果を表2に示した。但し、水
分バリヤー性については、別途試験用透明導電体を調製
した。 (1)水分バリヤー性 180μmのポリカーボネートフィルム基材上に、各実
施例及び比較例に対応する混合被膜、透明導電層等を形
成した後、JIS Z0208に準拠して、透湿度を測
定した。
の性能評価を行い、その結果を表2に示した。但し、水
分バリヤー性については、別途試験用透明導電体を調製
した。 (1)水分バリヤー性 180μmのポリカーボネートフィルム基材上に、各実
施例及び比較例に対応する混合被膜、透明導電層等を形
成した後、JIS Z0208に準拠して、透湿度を測
定した。
【0040】(2)電気抵抗 抵抗率計(三菱油化社製「ロレスタMCP−T50
0」、四端子測定)を用いて測定した。
0」、四端子測定)を用いて測定した。
【0041】(3)光線透過率 自記分光光度計(島津製作所製「UV−3102P
C」)を用いて、全光線透過率を測定した。
C」)を用いて、全光線透過率を測定した。
【0042】(4)表面硬度 JIS K5400に準拠して、鉛筆硬度を測定した。
【0043】(5)混合被膜の組成 ESCAにより混合被膜中の組成(vol%)を評価し
た。
た。
【0044】
【表2】
【0045】(実施例7)ポリカーボネート基板を実施
例1と同様に洗浄した後、ターゲットとしてZnO、S
iO2 及びPTFEが取り付けられたスパッタリング装
置内に入れ、装置内を2×10-5Torr以下になるま
で真空排気した。次いで、装置内にArガスを6×10
-3Torr以下になるまで導入し、SiO2 のみをスパ
ッタリングして、表3に示した膜厚の中間層第1層を形
成した。続いて、上記雰囲気中でSiO2 とPTFEと
を同時にスパッタリングして、表3に示した膜厚の中間
層第2層を形成した。さらに、上記雰囲気中で、再度S
iO2 のみをスパッタリングして、表3に示した膜厚の
中間層第3層を形成した。次に、Arガス97vol
%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装置内圧力が3×
10-3Torrになるまで導入し、この雰囲気中でZn
OとSiO2 とを同時にスパッタリングして、表3に示
した膜厚のSi含有ZnOからなる透明導電層を形成す
ることにより、透明導電体を得た。
例1と同様に洗浄した後、ターゲットとしてZnO、S
iO2 及びPTFEが取り付けられたスパッタリング装
置内に入れ、装置内を2×10-5Torr以下になるま
で真空排気した。次いで、装置内にArガスを6×10
-3Torr以下になるまで導入し、SiO2 のみをスパ
ッタリングして、表3に示した膜厚の中間層第1層を形
成した。続いて、上記雰囲気中でSiO2 とPTFEと
を同時にスパッタリングして、表3に示した膜厚の中間
層第2層を形成した。さらに、上記雰囲気中で、再度S
iO2 のみをスパッタリングして、表3に示した膜厚の
中間層第3層を形成した。次に、Arガス97vol
%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装置内圧力が3×
10-3Torrになるまで導入し、この雰囲気中でZn
OとSiO2 とを同時にスパッタリングして、表3に示
した膜厚のSi含有ZnOからなる透明導電層を形成す
ることにより、透明導電体を得た。
【0046】(実施例8〜10)中間層第2層と第3層
との膜厚を、表3に示したように変えたこと以外は、実
施例7と同様にして、透明導電体を得た。
との膜厚を、表3に示したように変えたこと以外は、実
施例7と同様にして、透明導電体を得た。
【0047】(比較例5)中間層第1層〜第3層を全く
形成しなかったこと以外は、実施例7と同様にして、表
3に示した膜厚の透明導電層を有する透明導電体を得
た。
形成しなかったこと以外は、実施例7と同様にして、表
3に示した膜厚の透明導電層を有する透明導電体を得
た。
【0048】(比較例6)比較例2と同様にしてポリカ
ーボネート基板上に、表3に示した膜厚のハードコート
被膜を形成し、さらに中間層第1層〜第3層を全く形成
しなかったこと以外は、実施例7と同様にして、表3に
示した膜厚の透明導電層を有する透明導電体を得た。
ーボネート基板上に、表3に示した膜厚のハードコート
被膜を形成し、さらに中間層第1層〜第3層を全く形成
しなかったこと以外は、実施例7と同様にして、表3に
示した膜厚の透明導電層を有する透明導電体を得た。
【0049】(比較例7)実施例1と同様にして洗浄さ
れたポリカーボネート基板をスパッタリング装置に入
れ、装置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排
気した後、SiO2のみをスパッタリングして、表3に
示した膜厚の中間層第1層を形成した。続いて、Arガ
ス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装置
内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この雰
囲気中でZnOとSiO2 とを同時にスパッタリングし
て、表3に示した膜厚のSi含有ZnOからなる透明導
電層を形成することにより、透明導電体を得た。
れたポリカーボネート基板をスパッタリング装置に入
れ、装置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排
気した後、SiO2のみをスパッタリングして、表3に
示した膜厚の中間層第1層を形成した。続いて、Arガ
ス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装置
内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この雰
囲気中でZnOとSiO2 とを同時にスパッタリングし
て、表3に示した膜厚のSi含有ZnOからなる透明導
電層を形成することにより、透明導電体を得た。
【0050】(比較例8)比較例2と同様にしてポリカ
ーボネート基板上に、表3に示した膜厚のハードコート
被膜を形成し、スパッタリング装置に取り付けた。次い
で、装置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排
気した後、SiO 2 のみをスパッタリングして、表3に
示した膜厚の中間層第1層を形成した。続いて、Arガ
ス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装置
内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この雰
囲気中でZnOとSiO2 とを同時にスパッタリングし
て、表3に示した膜厚のSi含有ZnOからなる透明導
電層を形成することにより、透明導電体を得た。
ーボネート基板上に、表3に示した膜厚のハードコート
被膜を形成し、スパッタリング装置に取り付けた。次い
で、装置内を2×10-5Torr以下になるまで真空排
気した後、SiO 2 のみをスパッタリングして、表3に
示した膜厚の中間層第1層を形成した。続いて、Arガ
ス97vol%、酸素ガス3vol%の混合ガスを装置
内圧力が3×10-3Torrになるまで導入し、この雰
囲気中でZnOとSiO2 とを同時にスパッタリングし
て、表3に示した膜厚のSi含有ZnOからなる透明導
電層を形成することにより、透明導電体を得た。
【0051】
【表3】 なお、表1に示した膜厚は電子顕微鏡(日本電子社製
「JSM−T300」)により測定した。
「JSM−T300」)により測定した。
【0052】上記実施例及び比較例で得られた透明導電
体につき、実施例1と同様な項目の性能評価を行い、そ
の結果を表4に示した。但し、水分バリヤー性について
は、別途試験用透明導電体を調製した。
体につき、実施例1と同様な項目の性能評価を行い、そ
の結果を表4に示した。但し、水分バリヤー性について
は、別途試験用透明導電体を調製した。
【0053】
【表4】
【0054】
【発明の効果】本発明の透明導電体は、上述の構成であ
り、透光性樹脂基板と透明導電層との間に、撥水性を有
するフッ素系樹脂と金属酸化物との混合層が設けられて
いるので、初期の電気抵抗が小さく、しかも表面硬度な
らびに透明性に優れている。本発明2の透明導電体は、
上述の構成であり、透光性樹脂基板と透明導電層と間
に、撥水性を有するフッ素系樹脂と金属酸化物との混合
層が設けられているので、初期の電気抵抗が小さく、し
かも表面硬度ならびに透明性に優れている。
り、透光性樹脂基板と透明導電層との間に、撥水性を有
するフッ素系樹脂と金属酸化物との混合層が設けられて
いるので、初期の電気抵抗が小さく、しかも表面硬度な
らびに透明性に優れている。本発明2の透明導電体は、
上述の構成であり、透光性樹脂基板と透明導電層と間
に、撥水性を有するフッ素系樹脂と金属酸化物との混合
層が設けられているので、初期の電気抵抗が小さく、し
かも表面硬度ならびに透明性に優れている。
Claims (2)
- 【請求項1】透光性樹脂基板と透明導電層との間に、フ
ッ素系樹脂と金属酸化物からなる混合被膜が形成されて
いることを特徴とする透明導電体。 - 【請求項2】透光性樹脂基板と透明導電層との間に中間
層を有する透明導電体であって、該中間層は、SiO2
被膜、フッ素系樹脂とSiO2 との混合被膜及びSiO
2 被膜が透光性樹脂基板上にこの順序で積層された積層
体から形成され、上記透明導電層がSiを含有するZn
O被膜から形成されていることを特徴とする透明導電
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP571794A JPH07211144A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 透明導電体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP571794A JPH07211144A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 透明導電体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07211144A true JPH07211144A (ja) | 1995-08-11 |
Family
ID=11618878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP571794A Pending JPH07211144A (ja) | 1994-01-24 | 1994-01-24 | 透明導電体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07211144A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012167359A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-09-06 | Mitsubishi Materials Corp | 水蒸気バリア膜 |
-
1994
- 1994-01-24 JP JP571794A patent/JPH07211144A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012167359A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-09-06 | Mitsubishi Materials Corp | 水蒸気バリア膜 |
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