JPH0721099A - 手書き通信方法および手書き通信装置 - Google Patents

手書き通信方法および手書き通信装置

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JPH0721099A
JPH0721099A JP19078293A JP19078293A JPH0721099A JP H0721099 A JPH0721099 A JP H0721099A JP 19078293 A JP19078293 A JP 19078293A JP 19078293 A JP19078293 A JP 19078293A JP H0721099 A JPH0721099 A JP H0721099A
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communication
text data
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JP19078293A
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English (en)
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Toshiaki Senda
聡明 仙田
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Wacom Co Ltd
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Wacom Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手書き通信において、手書き入力が可能な複
数のペンコンピュータの間で実用的で効率のよい通信を
行い、内容が共通の文書を共同作業で同時に編集して作
成できるようにする。 【構成】 少なくとも2台の手書き入力が可能なペンコ
ンピュータ1,2において通信手段6を介して通信を行
う方法であり、2台のペンコンピュータ1,2のそれぞ
れで、インクデータの生成に加えて、インクデータと共
通性を有するテキストデータおよび図形描画コマンドの
うち少なくとも一方が生成され、かつインクデータとテ
キストデータおよび図形描画コマンドのうち少なくとも
一方とを含む混合データに基づいて文書が作成され、通
信手段を介して、インクデータと、テキストデータおよ
び図形描画コマンドのうちの少なくとも一方とを混合さ
せた状態にて所定のデータ単位でリアルタイムで前記通
信を行い、2台のペンコンピュータのそれぞれの表示装
置に共通の文書を同時に表示する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は手書き通信方法および手
書き通信装置に関し、特に、手書き入力可能な複数のペ
ンコンピュータとの間において通信手段を介して共通の
文書に対して同時に編集を行うことにより共同の文書作
成作業を行うことができる手書き通信方法および手書き
通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子ペンを備えたコンピュータで
あって、その入力・表示画面に対して電子ペンを用いて
文字や図形を書き入れ、手書き文字等を入力する入力装
置を備えたペンコンピュータが提案されている。ペンコ
ンピュータにおける手書き文字等の入力装置では、一般
的に上記入力・表示画面として表示装置付き座標検出装
置(ディジタイザ)が装備されており、この座標検出装
置が電子ペンすなわちペン型位置指示器で指示された座
標を検出することにより入力情報を取り込み、記憶す
る。座標検出装置による座標検出のための構成、および
電子ペンによる位置を指示するための構成については、
従来から各種の方式が提案されている。手書き文字また
は手書き図形として入力されたデータは、手書きデータ
すなわちインクデータである。インクデータは、筆跡デ
ータまたはストロークデータとも呼ばれ、座標検出装置
の検出面で検出された点(XY座標値で定義される)に
関するデータである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき手書き文
字等の入力を行えるペンコンピュータでは、共同作業に
より文書を作成する作業の内容を高めることおよび共同
作業により当該作業の効率を高めることの観点で、他の
同等のペンコンピュータとの間で通信を行えるようにす
ることが望まれる。この場合の共同作業は、内容が共通
な1つの文書を少なくとも2台のペンコンピュータを操
作するそれぞれの作業者によって同時に編集する作業で
ある。ここで、本出願における「文書」は文字と図形を
含むデータの集合体であると定義する。また「文字」は
上記インクデータによる手書き文字を含み、「図形」は
手書きによる図形を含むものとする。
【0004】さらに、手書き文字および手書き図形の入
力および表示を行える複数のペンコンピュータの間で、
かかる共同作業のための通信を行う場合には、リアルタ
イムで、より効率のよいかつ実用的な通信を行えること
が望まれる。特に、手書きの文字および図形に関するデ
ータに加えて、テキストデータおよび図形描画コマンド
のいずれか一方または両方を同時に取り扱えることが望
まれる。この意味で、上記「文書」における上記「文
字」はさらにテキストデータによる文字を含み、かつ上
記「図形」は図形描画コマンドによる図形を含むものと
する。
【0005】また類似した通信を行う従来装置として、
例えば2台のパソコンの間でBBSホスト局を介してテ
キストデータや図形データの送受を行うものが存在す
る。この通信では、例えば、各パソコンで同じアプリケ
ーションソフトをインストールして実行するものであ
り、一般的にリアルタイムで通信を行うことは困難であ
った。
【0006】本発明の目的は、手書き入力が可能な複数
のペンコンピュータの間で実用的で効率のよい通信を行
い、内容が共通の文書を共同作業で同時に編集して作成
できる手書き通信方法および手書き通信装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る手書き通信
方法は、少なくとも2台の手書き入力が可能なペンコン
ピュータの間において通信手段を介して通信を行う方法
であり、2台のペンコンピュータのそれぞれで、インク
データの生成に加えて、インクデータと共通性を有する
テキストデータおよび図形描画コマンドのうち少なくと
も一方が生成され、かつインクデータとテキストデータ
および図形描画コマンドのうち少なくとも一方とを含む
混合データに基づいて文書が作成され、通信手段を介し
て、インクデータと、テキストデータおよび図形描画コ
マンドのうちの少なくとも一方とを混合させた状態にて
所定のデータ単位でリアルタイムで前記通信を行い、2
台のペンコンピュータのそれぞれの表示装置に共通の文
書を同時に表示する方法である。
【0008】前記の方法において、好ましくは、2台の
ペンコンピュータのそれぞれには共通文書が保持され、
2台のペンコンピュータの各作業者は、通信手段を介し
て共通文書に対して同時に編集を行って共同作業で共通
文書を作成する。
【0009】前記の方法において、好ましくは、テキス
トデータおよび図形描画コマンドのデータのバイト数は
インクデータのバイト数と同じであり、テキストデータ
および図形描画コマンドはインクデータと共通の制御信
号を含むことを特徴とする。
【0010】前記の方法において、好ましくは、インク
データ、テキストデータ、図形描画コマンドのそれぞれ
は時系列的に扱われ、インクデータとテキストデータお
よび図形描画コマンドのうち少なくとも一方とからなる
データ群は入力順序を保持する配列構造を有することを
特徴とする。
【0011】前記の方法において、好ましくは、テキス
トデータは各文字ごとにXY座標情報を含む。
【0012】前記の方法において、好ましくは、テキス
トデータが含むXY座標情報は、インクデータが含むX
Y座標情報よりも粗いものである。
【0013】前記の方法において、好ましくは、2台の
ペンコンピュータの間で、両者の間にBBSホスト局を
介在させることにより、作成した文書について送信側の
都合のよい時に送信を行い、受信側の都合のよいときに
文書の受信を行うことを特徴とする。
【0014】前記の方法において、好ましくは、2つの
ペンコンピュータのそれぞれで、インクデータの保存お
よびインクデータの呼出しを独立に行い、かつ自分側お
よび相手側で書かれた内容を同時に保存しまたは呼び出
すことが可能である。
【0015】本発明に係る手書き通信装置は、それぞれ
通信手段を有する手書き入力が可能な少なくとも2台の
ペンコンピュータの間に適用され、通信手段を介して通
信を行う手書き通信装置であり、2台のペンコンピュー
タのそれぞれは、インクデータの生成手段と、テキスト
データの生成手段と、図形描画コマンドの生成手段と、
インクデータとテキストデータと図形描画コマンドを混
合する混合手段とを有し、通信手段は混合手段の出力信
号を入力するように構成され、インクデータとテキスト
データと図形描画コマンドをそれぞれを単独でまたは任
意の組合せで混合させた状態で所定のデータ単位でリア
ルタイムで通信を行うように構成される。
【0016】前記の構成において、好ましくは、インク
データ生成手段、テキストデータ生成手段、図形描画コ
マンド生成手段のそれぞれで生成されるデータのバイト
数が同じであり、データ構造が共通部分を有している。
【0017】前記の構成において、好ましくは、混合手
段は、インクデータ、テキストデータ、図形描画コマン
ドの混合においてこれらを時系列的に扱って入力順序を
保持する配列で混合を行うことを特徴とする。
【0018】前記の構成において、好ましくは、2台の
ペンコンピュータユニットの各通信手段の間にBBSホ
スト局を介設した。
【0019】
【作用】本発明では、手書き入力による文字または図形
のインクデータの生成に併せてインクデータと共通性を
有するテキストデータおよび図形描画コマンドの一方ま
たは両方を生成できる構成を有し、インクデータと併せ
てテキストデータおよび図形描画コマンドの一方または
両方を混在させた状態でかつ所定のデータ単位でリアル
タイムにて通信を行うものである。このようなインクデ
ータとテキストデータおよび図形描画コマンドの一方ま
たは両方の混合状態で、かつインクデータ、テキストデ
ータ、図形描画コマンドのそれぞれは時系列的に扱われ
インクデータ等からなるデータ群が入力順序を保持する
配列構造を有するという特徴に基づく通信によって、リ
アルタイムの実用的な通信を行うことができる。こうし
て、2台のペンコンピュータユニットの間での上記通信
に基づいて、リアルタイムで共通の文書に関して同時に
編集を行って共同の作業で当該ファイルを作成すること
が可能となる。
【0020】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0021】図1は、本発明が適用されるコンピュータ
システムの基本的構成を示すブロック図である。この実
施例で、コンピュータシステムは、一例として距離を隔
てて配置された少なくとも2台のペンコンピュータユニ
ット1,2によって構成される。ペンコンピュータユニ
ット1,2の間隔は近距離であっても遠隔であってもよ
い。2台のペンコンピュータユニット1,2は基本的に
同一の構成および機能を有している。しかし、その役割
に応じて、使用できる機能に制限を設けることもでき
る。ペンコンピュータユニット1,2のそれぞれは、筆
記具としての電子ペン(ペン型位置指示器)3A,3B
と、手書き文字や図形を書入れるための筆記機能と書入
れた文字等を表示する表示機能を有する表示装置付き座
標検出装置4A,4Bと、制御機能およびデータ処理・
データ格納の各機能を有するコンピュータ本体5A,5
Bと、キーボード10A,10Bとから構成される。コ
ンピュータ本体5A,5Bは通信手段6を内蔵し、ペン
コンピュータユニット1,2の各コンピュータ本体の間
では通信手段6と接続線7を介して相互に信号およびデ
ータの授受が行われる。通信手段としてはRS232
C、モデム、ISDN、LAN等が使用される。またコ
ンピュータ本体5A,5Bは所要の容量の記憶装置を内
蔵している。なお、図1では、表示装置付き座標検出装
置4A,4Bとコンピュータ本体5A,5Bとは分離型
の構造で示されているが、一体型の構造であってもよ
い。
【0022】表示装置付き座標検出装置4A,4Bは、
それぞれ幅薄の筐体の表示装置と座標検出装置を積層さ
せて形成し、表示装置に設けられた表示領域8と、座標
検出装置に設けられた書入れ領域9を有する。また表示
装置付き座標検出装置4A,4Bは、必要に応じて複数
の操作指示部(図2参照)を備えている。表示領域8と
書入れ領域9は共通の領域として構成され、当該書入れ
領域9には電子ペン3A,3Bを用いて例えば文字や図
形を手書きで書き入れることができ、手書き文字等を書
入れ領域9に書き入れると、同時に表示領域8としての
当該領域に手書き文字等が表示される。この手書き文字
に関するコンピュータ本体5A,5Bの内部におけるデ
ータ処理ではインクデータが用いられる。この書入れ領
域9での書入れおよび表示領域8での表示では、後述す
るようにさらに図形描画コマンドによる図形を扱うこと
ができる。またキーボード10A,10Bによってテキ
ストデータによる文字(各種の記号も含む)をコンピュ
ータ本体5A,5Bに入力することができ、入力された
テキストデータは記憶部に格納されると共に、必要に応
じて表示領域8に表示される。このようにして、図形描
画コマンドによる図形とテキストデータによる文字の一
方または両方は、手書き文字等と共に扱われ、手書き文
字等と混在された状態で、表示領域8に表示され、かつ
各種処理がコンピュータ本体5A,5B内で行われる。
これをデータレベルでみると、インクデータに併せてテ
キストデータおよび図形描画コマンドの一方または両方
が混合状態で取り扱われる。
【0023】図2は、一例として、表示装置付き座標検
出装置4Aに設定された表示領域8、書入れ領域9、操
作指示領域10を示している。以下に各領域の機能につ
いて説明する。
【0024】前述の通り表示領域8と書入れ領域9は共
通の領域として設定され、スペース的に表示領域8と書
入れ領域9は兼用される。ここでは、書入れ領域9を中
心に説明する。本実施例の書入れ領域9には横向きの破
線状の罫線25が例えば6本描かれており、これによっ
て7行分の横方向書入れ欄26が設定されている。この
1行分(これが単位区画となる)は、上方向シフトの操
作を行う際に表示内容が変化する単位であって、必ずし
も書入れの文字の大きさを定めるものではない。隣合う
2本の罫線25によって1行分の書入れ欄が設定され
る。
【0025】書入れ領域9はあたかもノートの1ページ
分の紙面のごときものであり、書入れを行う作業者が電
子ペン3Aを用いて書入れ領域9の任意箇所に文字(図
形も可能)を書入れると、書かれた文字がそのままの状
態で書入れ領域9に残存することになる。このことをさ
らに詳しく説明すると、電子ペン3Aを用いて書入れ領
域9の任意の箇所で文字を書き入れると、座標検出装置
が電子ペン3Aで指定された座標(文字等を形成する各
部位の多数の座標)を検出して読み込み、コンピュータ
本体5Aに送る。コンピュータ本体5Aは、座標検出装
置から供給された手書き文字等に関する座標データに基
づいて画像表示のためのデータを作成し、この画像デー
タを表示装置に供給し、当該表示装置の表示領域8に手
書き文字等を表示する。こうして書入れ領域9に対して
電子ペン3Aを用いてあたかもノートのごとく文字を書
くことができる。
【0026】書入れ領域9と表示領域8とは共通の領域
として設定され、書入れ領域9と表示領域8は1対1の
対応関係にあり、前記横方向書入れ欄26に対応して横
方向表示欄が設定される。従って、書入れ領域9の或る
書入れ欄に書かれた内容は、対応する表示領域8の表示
欄に表示される。なお、或る横方向書入れ欄から他の横
方向書入れ欄にまたがる手書き内容に関しても、同様に
して表示領域8に表示することができる。
【0027】次に、操作指示領域30の各操作指示部に
ついて説明する。
【0028】31は太字選択指示部、32は中字選択指
示部、33は細字選択指示部であり、これらの操作指示
部31〜33によって書入れ領域9に書入れる文字の太
さを望ましい太さ(3種類のうちいずれか)に選択する
ことができる。34は消ゴムの機能を有する操作指示部
である。この操作指示部34を電子ペン3Aで押圧する
と、電子ペン3Aの先端部を用いて表示領域8に表示さ
れた手書き文字について部分的に消すことができる。3
5はクリアの操作指示部であり、これによって表示領域
8の表示内容に関し全部を消すことができる。また操作
指示部35の裏操作として保存文書の読出し機能を終始
する中止指示が設定されている。ここで、「裏操作」と
は、現在実行している機能と併せて隠れた状態で設けら
れた操作指示可能な操作である。36は保存のための操
作指示部で有り、この操作指示部と後述するカット編集
のための操作指示部群39の組み合わせによって表示領
域8における表示内容を部分的に保存することができ
る。ここで、「部分的に保存する」とは手書き情報の一
部を格納することをいう。操作指示部36の裏操作とし
て保存モードを解除する解除操作が設定されている。3
7は接続指示または接続切断指示(裏操作として)の機
能を有する操作指示部である。操作指示部37によれ
ば、通常の書入れ作業では接続状態に保持されてペンコ
ンピュータユニット1,2は通信手段6で相互に通信を
行って共通の表示内容等が表示領域に表示されている状
態にあるが、例えばペンコンピュータユニット1で書入
れ作業中に他のペンコンピュータユニット2で新しいカ
ット編集を行う必要が生じたときには、裏操作の切断操
作で両者の通信状態を切断して、当該カット編集を行え
るようにする。カット編集が終了した後には、操作指示
部37で接続操作を行って通信可能状態に戻す。38は
表示装置付き座標検出装置の動作を終了させるための操
作指示部である。
【0029】また42は文章を保存する保存領域を指定
するための操作指示部であり、2つの保存領域に対応す
る保存領域指示部B1,B2を備えている。操作指示部
42は、保存の操作指示部36と組合せて使用される。
すなわち保存の操作指示部36と保存領域指示部B1,
B2のいずれかを操作すると、例えば表示領域に記載さ
れたすべての内容が指定された保存領域に保存される。
また保存領域指示部B1,B2のそれぞれには手書き文
字のデータばかりではなく、テキストデータによる文章
も保存される。保存領域指示部B1,B2の各欄の表記
状態において、B1,B2のそれぞれの下に線が存在す
るときには手書き文字のデータが保存され、上に線が存
在するときにはテキストデータが保存され、上下に線が
存在するときには手書き文字のデータとテキストデータ
が混在して保存されていることを意味する。
【0030】39はカット編集を行うための操作指示部
群で、この実施例では例えば10個の操作指示部が設け
られる。これらの操作指示部のそれぞれは、同時に、カ
ットされた内容を表示する部分でもある。このカット編
集は、特定内容を書入れ領域9に対して手書きで書入れ
ている最中に、表示領域8に表示された手書き文字等に
関して例えば頻繁に使用される用語等があるときに、こ
れを表示領域8から切出し相似性を保持した状態でその
まま操作指示群39のいずれかの操作指示部の欄に格納
すると共に、かつ当該操作指示部の欄にカット内容を表
示させる機能である。ここで「欄に格納する」とは、実
際は、コンピュータ本体の記憶場所に書込まれ、その欄
を指示することにより書込まれた内容を呼び出すことが
できることを便宜的に表現したものである。図2に示さ
れるように、操作指示部群39において、カット編集を
行う前の操作指示部では予め割り当てられた番号が表示
され、カット編集が行われた操作指示部ではカットされ
た手書き文字、図形等が相似形で縮小された状態で表示
されている。このようなカット編集によって操作指示部
群39のいずれかの箇所に格納された手書き文字等は、
容易に表示領域8に呼び出し、表記することができる。
この格納は、グラフィックデータ生成部17に直結され
た記憶部19にグラフィックデータ(イメージデータ)
として行われることにより高速呼出しが可能となる、な
おその場合には、その相手方のコンピュータ本体にもそ
の旨を通知し、同様な処理を行っておくことが必要とな
る。
【0031】なおペンコンピュータユニット1,2のそ
れぞれに「正」の役割または「副」の役割を割り当てる
ことができる。これらの正副の各役割は、ペンコンピュ
ータユニット1,2を使用する者の意思に基づき操作指
示部40を操作することにより正または副の役割を選択
して設定される。正の役割を有するペンコンピュータユ
ニットは優先的地位を有する主装置として作動し、副の
役割を有するペンコンピュータユニットは補助的装置と
して作動する。また操作指令部41はシフト指示部であ
り、例えば7行分の横方向書入れ欄26に対応する表示
欄を1行分づつ上方にシフトさせる手段として用いられ
る。このシフト指示部41の操作指示によって表示領域
8に表示された手書きの文字および図形、テキストデー
タによる文字、図形描画コマンドによる図形は、単位区
画に相当する1行分ずつ上方にシフトされる。このこと
は、後述するように、インクデータのデータ内部、およ
びこのインクデータと共通性を有するように作られたテ
キストデータおよび図形描画コマンドのデータ内部にシ
フトに関する制御信号を含むことに基づいて実現され
る。
【0032】次に、図3を参照してペンコンピュータユ
ニット1のコンピュータ本体5Aの内部構成について説
明する。コンピュータ本体5Bの構成も図示された構成
と実質的に同じである。
【0033】座標検出装置9Aの書入れ領域9で書き入
れられた手書き文字等については、座標データに基づい
てインクデータ生成部11で手書き文字等に対応するイ
ンクデータが生成される。インクデータ生成部11はイ
ンクデータ生成プログラムを備える。座標検出装置9A
では、その他に、図形描画の表示に関する内容およびテ
キストデータの表示に関する内容を入力することが可能
である。図形描画の表示に関する内容に基づいて図形描
画コマンド生成部12は対応する図形描画コマンドを生
成し、またテキストデータの表示に関する内容に基づい
てテキストデータ生成部13は対応するテキストデータ
を生成する。図形描画コマンド生成部12は図形描画コ
マンド生成プログラムを備え、テキストデータ生成部1
3はテキストデータ生成プログラムを備える。またキー
ボード10Aで文字や文章を入力することにより、これ
に対応してテキストデータ生成部13がテキストデータ
を生成する。各生成部で生成されたデータは、後述する
ように同じ大きさのバイト数を有し、かつ同じ制御信号
を含む等の共通の制御信号を備えている。各生成部で生
成されたデータは、インクデータ・図形描画コマンド・
テキストデータ混合部(以下、混合部という)14に入
力される。この混合部14において、3種類のデータに
よる表示内容は、表示装置8Aの表示領域8における表
示位置関係を保持した状態で混合され、かつ混合されて
形成されたデータ群では入力順序を保持する配列構造を
有している。ただし、インクデータ、図形描画コマン
ド、テキストデータはそれぞれ独立しており、単独でま
たは任意の組合せの混合状態で処理または表示が行われ
る。混合部14にて混合されるインクデータ、図形描画
コマンド、テキストデータは、分解部15でそれぞれ別
々に分解された状態で記憶部16に格納され得る。従っ
て記憶部16の格納状態ではそれぞれ分解状態にある。
表示装置8Aの表示領域8に表示するときには、記憶部
16から各データが読出され、混合部14において表示
位置関係に基づいて混合される。混合部14のインクデ
ータ、テキストデータ等は羅列されて混合状態にあり、
かかる混合データは、グラフィックデータ生成部17で
グラフィックデータに変換されて画像メモリ(ビデオR
AM)18に転送され、ここに一時的に格納され、その
後表示装置8Aに転送され表示が行われる。さらに混合
部14におけるインクデータ等は、通信手段6を経由し
てペンコンピュータユニット2の他のコンピュータ本体
5Bにも送られ、前述の通りその表示領域に表示され
る。反対に、コンピュータ本体5Bの側からコンピュー
タ本体5Aの側へ通信手段6を介してインクデータ等が
送られてくる。
【0034】上記構成を有する2台のペンコンピュータ
ユニット1,2では、それぞれで作成されたインクデー
タ、図形描画コマンド、テキストデータを単独でまたは
混合させて時系列にて処理しかつ相互の通信が行われ、
通信手段6を介したリアルタイムな通信に基づいてペン
コンピュータユニット1,2の各表示領域8に共通内容
(同一内容)の文書(図形も含むものとする)が同時に
表示される。実際の利用上一般的なデータの混合状態と
しては、インクデータと、図形描画コマンドおよびテキ
ストデータのうちのいずれか一方または両方との混合状
態である。そして、共通の表示内容に対してペンコンピ
ュータユニット1,2のいずれかの書入れ領域9で作業
者によって変更、削除、追加、シフトを含む各種処理等
の編集操作が行われ、その表示内容が変化したときに
は、両者の間のリアルタイム通信に基づいて、他方のペ
ンコンピュータユニットの表示領域の内容も同時に変化
する。また例えば、2つのペンコンピュータのそれぞれ
でインクデータの保存およびインクデータの呼出しを独
立に行うことができると共に、自分側および相手側で書
かれた内容を同時に保存しまたは呼び出すことができ
る。こうして、インクデータ、図形描画コマンド、テキ
ストデータを単独でまたは任意の組合せで混合させてな
る文書が、2台のペンコンピュータユニット1,2を操
作する2人の作業者の同時編集に基づく共同作業によっ
て作成される。作成された文書は必要に応じて各ペンコ
ンピュータユニット1,2の記憶部16に格納される。
なお、ペンコンピュータユニット1,2によって共同作
業を行う場合において、前述のように正または副の役割
を分担することが可能である。
【0035】ペンコンピュータユニット1,2の間にお
いてインクデータ、テキストデータ、図形描画コマンド
に関し単独または任意の組合せによる混合状態でかつ通
信手段6による通信の下で、上記の共同作業を可能にす
るインクデータの構造およびテキストデータの構造につ
いて説明する。
【0036】図4はインクデータの構造を示す。インク
データは4バイトすなわち32ビットである。図4にお
いて各行は1バイト分である。各バイトS0〜S3には
上から1,0,0,0の符号が付されている。インクデ
ータの32ビットのそれぞれについて、X0〜X9の1
0ビット分はX座標データ、Y0〜Y9の10ビット分
はY座標データ、F0〜F3は文字種識別データ(太
字、中字、細字、筆字、消しゴム、シフト、その他)並
びにインクデータまたはテキストデータの識別データに
使用され、P0はポート番号(自分のデータ:1,相手
のデータ:0)、r0は呼出し中であることを相手に知
らせるフラグである。本実施例の場合、表示装置の表示
領域9は例えば640×480ドットのものを使用して
いるので、X座標(図2において縦軸方向)は0≦X≦
639、Y座標(図2において横軸方向)は0≦Y≦4
79の範囲の値をとるので、10ビットで十分である。
【0037】座標検出装置8Aにおいて電子ペン3Aに
よって書入れ領域9や操作指示領域30を操作すること
により入力された手書き文字に関するデータは、図3の
インクデータ生成部11に供給され、このインクデータ
生成部11において図4に示されるデータ構造を有する
対応するインクデータが生成される。
【0038】他方テキストデータは一般的に単なる文字
コードによって形成され、本実施例では4バイトのデー
タとして形成されている。図5はテキストデータの構造
の一例を示す。図5においてC0〜C15は2バイトの
JISコード(文字コード)であり、TX0 〜TX3 はX座
標に関する拡大テキストの表示位置であり、TY0 〜TY3
はY座標に関する拡大テキストの表示位置である。その
他の内容、すなわちF0〜F3、r0はインクデータの
場合と同じである。この場合において、位置情報が全部
で8ビットで済むのは、文字の大きさによる。すなわ
ち、図2に示す表示領域において1行(Y座標軸方向)
に書ける文字は11文字、縦方向(X座標軸方向)には
7行しか設定されていないので、文字を配置する位置と
しては、(0,0)から(6,10)という座標情報で
十分である。このように位置情報は全部で8ビット(TX
0 〜TX3 ,TY0 〜TY3 )で足りる。このようにテキスト
データにおいても、インクデータと同様にX座標および
Y座標の情報を含む。ただし、テキストデータのX座標
およびY座標はインクデータのX座標およびY座標より
も粗いものである。
【0039】キーボード10A,10Bで入力されたデ
ータはテキストデータ生成部13に供給され、このテキ
ストデータ生成部13で、図5に示したデータ構造を有
する対応するテキストデータが生成される。
【0040】図形描画コマンドについても、データの大
きさは4バイトであり、そのデータの中には共通の制御
信号を含んでいる。
【0041】前述の2台のペンコンピュータユニット
1,2の間の通信では、上記のデータ構造を有するイン
クデータ、テキストデータ、図形描画コマンドを上記の
4バイトのデータ単位で送受信し、これによりリアルタ
イムの通信を実現している。
【0042】なお、図3で示されていないが、座標検出
装置8Aに手書き文字を機械的に認識する文字認識手段
を付加することにより、手書き入力された文字を文字認
識手段で文字認識し、そのデータをテキストデータ生成
部13に供給してテキストデータを作成することも可能
である。
【0043】またインクデータの処理に関しては、イン
クデータはX座標およびY座標の時系列データのため縮
小が簡単であるので、手書きで書入れるときには書き易
さを考慮して大きく書くが、表示のときには縮小して表
示するようにすることが望ましい。
【0044】次に、図7〜図10のフローチャートを参
照して、グラフィックデータ生成部17で実行されるグ
ラフィックデータ生成処理100について説明する。
【0045】図7において、混合部14により混合され
たデータは、入力されまたは受信された経時的な順序に
従って羅列された4バイトデータの集合である。グラフ
ィックデータ生成処理は、当該混合データからその先頭
にある4バイト(S0,S1,S2,S3)を取得する
ことにより開始される(ステップ101)。このデータ
の取得は、具体的にはメモリ上の或る位置に一時記憶す
ることによってなされ得る。以前に記憶してあるデータ
がある場合には、それを更新することによってなされ得
る。S0の先頭ビットは1であり、S1,S2,S3の
先頭ビットは0であるから、先頭ビットにより4バイト
の混合データの区切りを識別できる。
【0046】次に、上記4バイトデータの4バイト目で
あるS3の後ろから4ビット(F0,F1,F2,F
3)を取得する(ステップ102)。上述のように混合
データは、インクデータ、テキストデータ、図形描画コ
マンド、シフト信号、クリア信号、正副切替信号等を混
在してなるものであるが、その識別は、これらの4ビッ
トのデータよりなる。ステップ102で、上記4ビット
のデータを取得した後、それに基づいて、まずこの4バ
イトデータが制御信号か否かを判断する(ステップ10
3)。制御信号である場合には、後述する画面制御処理
(ステップ200)に進み、その後に戻る。
【0047】制御信号である場合にはインクデータか否
かを判断する(ステップ104)。インクデータである
場合には、後述するインクデータ展開処理(ステップ3
00)を実行し、その後に戻る。
【0048】インクデータでない場合には、テキストデ
ータか否かを判断する(ステップ105)。テキストデ
ータである場合には、後述するテキストデータ展開処理
(ステップ400)を実行し、その後に戻る。
【0049】テキストデータでない場合には、図形描画
コマンドか否かを判断する(ステップ105)。図形描
画コマンドである場合には、図形描画処理(ステップ5
00)を実行し、その後に戻る。この図形描画コマンド
は、例えば、現在ナップルップス(NAPLPS)とし
て知られている方式により実現される。簡単に述べる
と、円を表示させるコマンドや、矩形を表示させるコマ
ンドそのものを相手方のコンピュータ本体に送信して、
こちら側のコンピュータ本体と同様な図形を相手側にも
表示させるものである。
【0050】図形描画コマンドでない場合には、エラー
処理を実行して(ステップ107)、戻る。このエラー
処理は、最も簡単には、ステップ101で得られた4バ
イトのデータを単に捨てることによってなされ得る。な
んらかの記憶場所を設けてエラー処理の履歴を残すこと
とする実施例も可能である。
【0051】次に、図8を参照して、画面制御処理(ス
テップ200)について説明する。画面制御処理を大ま
かにいえば、ステップ101で得られた4バイトデータ
がクリア信号であるか、シフト信号であるか、正副切替
信号であるか等を判断して、それぞれに対応する処理を
実行する処理である。まずクリア信号であるか否かを判
断し(ステップ201)、クリア信号である場合には画
面をクリアし(ステップ202)、その後に戻る。この
戻りは、図7に示すステップ100への戻りを意味する
(以下同じ)。
【0052】クリア信号でない場合には、シフト信号で
あるか否かを判断する(ステップ203)。シフト信号
である場合には、シフト処理を行い(ステップ20
4)、その後に戻る。ステップ202の画面クリアと、
ステップ204のシフトとは、いずれも表示装置コント
ローラ(表示装置が液晶表示装置である場合には、通
常、液晶コントローラと呼ばれるものであって、一般的
に1つのICとして構成され市販されている)が有する
機能によってなされ得る。シフト処理は、画面の表示内
容のうちメニュー表示等の固定的な表示を除いた部分を
上方に平行に移動する処理をいう。
【0053】シフト信号でない場合は、正副切替信号か
否かを判断する(ステップ205)。正副切替信号であ
る場合には、所定のメニューを切替(ステップ20
6)、その後に戻る。正と副とでは選択可能なメニュー
が異なるからである。正副切替信号でない場合には、エ
ラー処理を実行する(ステップ207)。このエラー処
理は、ステップ101で得た4バイトデータを単に捨て
ることによってなされ得るが、履歴を残す等の他の処理
をも併せてすることができることは、ステップ107の
エラー処理と同様である。
【0054】図9を参照してインクデータ展開処理(ス
テップ300)について説明する。まず、ポート番号を
取得する(ステップ301)。相手側の入力した手書き
データであるか、自分が入力した手書きデータであるか
を区別しなければ、結ぶべき点の特定ができないからで
ある。インクデータがそもそも点列データであり、手書
き文字または手書き図形はそれらの点の関係付けを行っ
て、線分で結ぶことによって描画するものであることに
基づく。従って、ポート番号の異なる点同士を結んだの
では、当然のことながら所望の手書き文字、図形は得ら
れない。以下の処理では、同一ポートのデータを対象と
している。
【0055】次にスイッチがオンか否かを判断する(ス
テップ302)。この判断は、ステップ102で得られ
た4ビットのデータに基づいて成される。一般的には、
インクデータとか、ストロークデータとか、点列データ
といわれる場合には、XY座標と、ペンダウンか否かに
関する情報(以下スイッチ情報という)との組合せのデ
ータを経時的な順序性に従って羅列したものであるが、
本発明によるインクデータは、上記のポート番号を含ん
でいる点や、スイッチ情報に線の太さに関する情報等を
含んでいる点において特徴を有している。ステップ10
2で得られた4ビットのデータF0,F1,F2,F3
がすべてゼロのときにはスイッチがオフ(ペンが浮いて
いる状態)、1つでも1であるときにはスイッチがオン
(ペンダウンの状態)と判断する。
【0056】スイッチがオンのとき、所定アドレスに同
一ポートのデータがあるか否かを判断する(ステップ3
03)。ここに所定アドレスというのは、直前のインク
データを保持するために設けられた記憶場所である。線
分を描画するためには、いうまでもなく2点のデータが
必要である。そのために、この所定アドレスを設けるこ
とはインクデータでは必須である。
【0057】仮に、最初のペンダウンである場合には、
この所定アドレスには、データは保持されていない(後
述するステップ308,309を参照)。そこで、ステ
ップ303で所定アドレスに同一ポートのデータなしと
判断して、このアドレスに今回取得した4バイトデータ
(特に、そのXY座標と、線の太さ情報)を書き込み、
その後戻る。この戻りは、前記と同様にステップ101
に戻ることを意味する。
【0058】次に、同一ポート番号のインクデータが取
得されてステップ101,102,103,104,3
00,301,302,303と処理されてきたときに
は、今度は、所定アドレスに同一ポート番号のインクデ
ータが存在するので、ステップ304に進み、F0,F
1,F2,F3で示される線の太さ(または消しゴム
等)に従って該2点を結ぶ線分を描画する。その後、前
記アドレスのデータを今回取得された4バイトデータに
更新し(ステップ305)、戻る。次に、描画すべき線
分の始点を特定するためである。
【0059】手書き文字や手書き図形を描くスピード
は、個人差もあるが、早く書く場合には1秒間に十数画
から二十数画程度である。ディジタイザ(座標検出装
置)のサンプリングスピード(1秒間に座標を検出し算
出する回数)は、メーカーや機種によって異なるが、手
書き文字入力を目的とする仕様にあっては100回から
200回程度である。従って、手書きの1画が入力され
たときには、その途中の数点のXY座標およびスイッチ
情報が入力されていることになる。そのようにして得ら
れたインクデータを、このインクデータ展開処理では、
線分でつなぐことによって描画するわけであるから、ス
テップ101〜104,300〜305の繰り返しを数
回実行することになる。
【0060】次に、スイッチがオフになったときには、
前記所定アドレスに同一ポートのデータがあるか否かを
判断する(ステップ307)。オンからオフに初めて変
わったときには、該アドレスに直前のデータが存在する
ので、それを削除する(ステップ308)。線分描画の
始点を保持する必要がなくなるからである。同様に、今
回取得したインクデータも不要であるので、捨てる(ス
テップ309)。
【0061】スイッチがオフであるが、直前もオフであ
って継続してオフのときには、ステップy307からス
テップ308を介さずに直接にステップ309へ進む。
【0062】以上説明したインクデータ展開処理は一例
であって、他の展開処理の実施例が可能であることはい
うまでもない。例えば、スイッチがオンの状態(ペンダ
ウン状態)が続くときには、それを示すフラグを立てて
処理する等の他の実施例が可能である。
【0063】図10を参照してテキストデータ展開処理
(ステップ400)について説明する。本発明における
テキストデータは、前述のように、通常のテキストデー
タとは異なり、それが表示される位置の情報をも持って
いる点、およびその展開にあっては、通常の表示の大き
さではなく拡大して表示している点において特徴を有し
ている。位置情報をも併せて持たせることとしたのは、
インクデータが時系列データである点に鑑みてそれと同
等に扱うことを可能にするためである。また拡大表示す
ることにしたのは、通常の表示の大きさである例えば1
行に全角文字40字や30字といった大きさでは、手書
き文字とのバランス上好ましくないことに基づく。さら
にいえば、本発明に係る手書き通信を行う装置が表示装
置と座標検出装置とを積層配置して用いることによる制
限から、テキストの文字を拡大する方が、併せて手書き
文字を書くにあたって書きやすいことによる。ただしこ
のことは、手書き入力をする際にいえることであるか
ら、入力するのではなく既に入力されたものを見るだけ
の場合には、縮小表示して、むしろそのような場合に
は、テキストのみならず、インクデータの展開結果をも
同様に縮小表示することが望ましく、本願では、それら
を同等に扱っているためにその実現が容易となされる。
【0064】図10に示したテキストデータ展開処理
は、直列的な処理であるステップ401〜405によっ
て行われる。まずステップ101で得た4バイトデータ
から2バイトJISコードを取得する(ステップ40
1)。シフトJIS等の他のコードで行うこととする他
の実施例が可能であることはいうまでもない。次に拡大
テキスト表示位置のXY座標を取得する(ステップ40
2)。ここにいうXY座標は、前述したようにインクデ
ータにいう座標よりも粗いものである。
【0065】その後、2バイトJISコードに対応する
ドットパターンを取得する(ステップ403)。これ
は、例えばMS−DOS等のオペレーティングシステム
の持っているコマンドを実行することによって実現され
る。当該ドットパターンを所定の倍率(例えば2倍)に
拡大する(ステップ404)。このときに単に拡大した
のでは、ギザギザが生じてしまうので、アウトラインフ
ォントによる処理を行うことが望ましい。前述の得られ
た表示位置に拡大ドットパターンを表示する(ステップ
405)。
【0066】本発明は、利用上の便宜を考慮して次のよ
うに変形することができる。
【0067】図4に示す実施例では、2台のペンコンピ
ュータユニット1,2の間の通信において、BBSホス
ト局51を設け、このBBSホスト局51と各通信手段
6とはモデム52でそれぞれ接続されるようにしたもの
である。この構成によれば、BBSホスト局51を仲介
させることにより、送り手側にとっては自分にとって都
合のよい時間にファイルを送信することができる。送信
されたファイルはBBSホスト局51のホストコンピュ
ータにアップロードされる。他方、受け手側にとっては
自分に取って都合のよい時間にダウンロードしてそのフ
ァイルを受信することになる。本実施例では、ペンコン
ピュータユニット1,2のそれぞれで自分の都合のよい
ときにデータの送受を行える便利さを有する。
【0068】またBBSホスト局51を設けない構成で
あっても、上記のごとく特に受け手側の都合の良いとき
にデータの送受を行うようにすることもできる。この構
成例としては、図1に示した構成において、受け手側の
ペンコンピュータユニットをスリープモードでの待機状
態にセットするものである。
【0069】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明によ
れば、インクデータの生成に併せてこのインクデータと
共通性を有するデータ構造にてテキストデータおよび図
形描画コマンドを生成し、かつインクデータに併せてテ
キストデータおよび図形描画コンドのうちの少なくとも
いずれか一方を混在させた状態で所定のデータ単位でリ
アルタイムで通信および表示できるようにしたため、手
書き入力が可能な複数のペンコンピュータの間で実用的
で効率のよい通信を行える共に、文字および図形等を含
む共通の文書を作成する場合において、リアルタイム通
信に基づいて、当該文書を各ペンコンピュータユニット
で同時に編集することにより共同作業で共通の文書を作
成することができる。特に、例えばテキストデータおよ
び図形描画コマンドのそれぞれのデータにおいて、デー
タのバイト数をインクデータのバイト数と等しくし、イ
ンクデータと共通の制御信号を信号を含ませることによ
り、テキストデータおよび図形描画コマンドをインクデ
ータと同等に扱うことができる。またBBSホスト局を
仲介させることにより、送り手側および受け手側の都合
のよいときに送受信を行うようにすることも可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る手書き通信装置が適用されたコン
ピュータシステムの構成図である。
【図2】座標検出装置の操作入力面の正面図である。
【図3】コンピュータ本体の内部構成を示すブロック図
である。
【図4】インクデータの構造を示す図である。
【図5】テキストデータの構造を示す図である。
【図6】他の実施例を示す構成図である。
【図7】グラフィックデータ生成処理のフローチャート
である。
【図8】画面制御処理のフローチャートである。
【図9】インクデータ展開処理のフローチャートであ
る。
【図10】テキストデータ展開処理のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1,2 ペンコンピュータユニット 3A,3B 電子ペン 4A,4B 表示装置付き座標検出装置 5A,5B コンピュータ本体 8 表示領域 9 書入れ領域 10A,10B キーボード 11 インクデータ生成部 12 図形描画コマンド生成部 13 テキストデータ生成部 17 グラフィックデータ生成部
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/00 F 7232−5C

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2台の手書き入力が可能なペ
    ンコンピュータの間において通信手段を介して通信を行
    う方法であり、 前記2台のペンコンピュータのそれぞれで、インクデー
    タの生成に加えて、前記インクデータと共通性を有する
    テキストデータおよび図形描画コマンドのうち少なくと
    も一方が生成され、かつ前記インクデータと前記テキス
    トデータおよび前記図形描画コマンドのうち少なくとも
    一方とを含む混合データに基づいて文書が作成され、 前記通信手段を介して、前記インクデータと、前記テキ
    ストデータおよび前記図形描画コマンドのうちの少なく
    とも一方とを混合させた状態にて所定のデータ単位でリ
    アルタイムで前記通信を行い、前記2台のペンコンピュ
    ータのそれぞれの表示装置に共通の前記文書を同時に表
    示するようにしたことを特徴とする手書き通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の手書き通信方法におい
    て、前記2台のペンコンピュータのそれぞれには前記共
    通文書が保持され、前記2台のペンコンピュータの各作
    業者は、前記通信手段を介して前記共通文書に対して同
    時に編集を行って共同作業で前記共通文書を作成するこ
    とを特徴とする手書き通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の手書き通信方法
    において、前記テキストデータおよび図形描画コマンド
    のデータのバイト数は前記インクデータのバイト数と同
    じであり、前記テキストデータおよび図形描画コマンド
    は前記インクデータと共通の制御信号を含むこと特徴と
    する手書き通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3項のいずれか1項に記載の
    手書き通信方法において、前記インクデータ、前記テキ
    ストデータ、前記図形描画コマンドのそれぞれは時系列
    的に扱われ、前記インクデータと前記テキストデータお
    よび前記図形描画コマンドのうち少なくとも一方とから
    なるデータ群は入力順序を保持する配列構造を有するこ
    とを特徴とする手書き通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4項のいずれか1項に記載の
    手書き通信方法において、前記テキストデータは各文字
    ごとにXY座標情報を含むことを特徴とする手書き通信
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の手書き通信方法におい
    て、前記テキストデータが含む前記XY座標情報は、前
    記インクデータが含むXY座標情報よりも粗いことを特
    徴とする手書き通信方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項に手書き通
    信方法において、前記2台のペンコンピュータの間で、
    両者の間にBBSホスト局を介在させることにより、作
    成した前記文書について送信側の都合のよい時に送信を
    行い、受信側の都合のよいときに前記文書の受信を行う
    ことを特徴とする手書き通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項1または2記載の手書き通信方法
    において、前記2つのペンコンピュータのそれぞれで、
    インクデータの保存およびインクデータの呼出しを独立
    に行い、かつ自分側および相手側で書かれた内容を同時
    に保存しまたは呼び出すことが可能であることを特徴と
    する手書き通信方法。
  9. 【請求項9】 それぞれ通信手段を有する手書き入力が
    可能な少なくとも2台のペンコンピュータの間に適用さ
    れ、前記通信手段を介して通信を行う手書き通信装置に
    おいて、 前記2台のペンコンピュータのそれぞれは、インクデー
    タの生成手段と、テキストデータの生成手段と、図形描
    画コマンドの生成手段と、前記インクデータと前記テキ
    ストデータと前記図形描画コマンドを混合する混合手段
    とを有し、 前記通信手段は前記混合手段の出力信号を入力するよう
    に構成され、前記インクデータと前記テキストデータと
    前記図形描画コマンドをそれぞれを単独でまたは任意の
    組合せで混合させた状態で所定のデータ単位でリアルタ
    イムで前記通信を行うことを特徴とする手書き通信装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の手書き通信装置におい
    て、前記インクデータ生成手段、前記テキストデータ生
    成手段、前記図形描画コマンド生成手段のそれぞれで生
    成されるデータのバイト数が同じであり、データ構造が
    共通部分を有していることを特徴とする手書き通信装
    置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の手書き通信装置におい
    て、前記混合手段は、前記インクデータ、前記テキスト
    データ、前記図形描画コマンドの混合においてこれらを
    時系列的に扱って入力順序を保持する配列で前記混合を
    行うことを特徴とする手書き通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11のいずれか1項記載の
    手書き通信装置において、前記2台のペンコンピュータ
    ユニットの前記各通信手段の間にBBSホスト局を介設
    したことを特徴とする手書き通信装置。
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