JPH0721059U - 電気治療器 - Google Patents
電気治療器Info
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- JPH0721059U JPH0721059U JP5156693U JP5156693U JPH0721059U JP H0721059 U JPH0721059 U JP H0721059U JP 5156693 U JP5156693 U JP 5156693U JP 5156693 U JP5156693 U JP 5156693U JP H0721059 U JPH0721059 U JP H0721059U
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 棒状で治療電流を発生する本体1の一側面に
ピン12を設け、そのピン12の先に着脱自在に電極13を取
り付け、更にピン12と本体1の当接面には、取り付けた
ときに互いに係合する突起部と凹部とを形成した電気治
療器。 【効果】 電極の交換回数が少なく、交換も容易に行え
る。また、治療時において、ちくちくした痛みもなく快
適な治療が行える。
ピン12を設け、そのピン12の先に着脱自在に電極13を取
り付け、更にピン12と本体1の当接面には、取り付けた
ときに互いに係合する突起部と凹部とを形成した電気治
療器。 【効果】 電極の交換回数が少なく、交換も容易に行え
る。また、治療時において、ちくちくした痛みもなく快
適な治療が行える。
Description
【0001】
本考案は、患部に微弱な治療電流を流すことによって、その患部の筋肉を解き ほぐし、患部を電気的に治療する電気治療器に関する。
【0002】
従来、この種の電気治療器は、実開昭56−75950(A61N1/04) 号公報に示される如く、発電体を内蔵したケースと、ケースの先端から突出する 一方の電極と、ケースを握ったときに接触するようケース側面に設けた他方の電 極と、ケースの上方に設けた電極に通電するためのスイッチとを備え、ケースを 握って片側の電極に触れ、ケース先端の電極を患部に押さえ、スイッチを押すこ とによって患部に電流が流れ、患部の筋肉を解きほぐし、患部の治療を行う電気 治療器が知られている。
【0003】 しかしながら、上述するような電気治療器であれば、ケースから突出させた金 属製の電極を身体に直接当接させて治療を行うので、電極が錆びやすく、交換の 必要性が増す。そして、この電極を交換する場合、ケースを一旦開けないと交換 できないような構造になっているため、非常に使い勝手が悪いという問題があっ た。
【0004】 また、皮膚との当接面積が小さい電極を用いているため、小さな治療電流でも 強い刺激に感じ、ちくちくすることがある。また、少し力を入れて電極を皮膚側 に押さえると、電極の先端面積が小さいので、押さえたときの痛みに加え、電気 刺激の痛みが生じる場合がある。
【0005】
このような問題点を解決するため、本考案は、電極の交換回数が少なくて済み 、交換が容易に行え、和らいだ治療電流で治療が行える電気治療器を提供するこ とを課題とする。
【0006】
本考案は、電池を電源として治療電流を発生する制御回路と、該制御回路と前 記電池とを内蔵した棒状の本体と、該本体から突出し前記制御回路から治療電流 を出力する端子と、該端子に着脱自在に接続される電極とを備えたことを特徴と する。
【0007】 また、前記電極は、異なる極性を持つ電極間に非導電性部材を挟んで一体とし 、前記本体と前記電極との接合面の前記本体側には突起部又は凹部を形成し、前 記電極側には前記突起部又は凹部と係合する凹部又は突起部を形成したことを特 徴とする。
【0008】 そして、電池を電源として治療電流を発生する制御回路と、該制御回路と前記 電池とを内蔵した棒状の本体と、該本体の先端から突出し前記制御回路から一方 の極性の治療電流を出力する端子と、前記本体の表面で前記端子の相対する位置 に設けられた他方の極性の治療電流を出力する電極板と、前記端子に着脱自在に 接続される電極とを備えたことを特徴とする。
【0009】
本考案の一実施例を低周波治療器を例に、図面に基づき説明する。
【0010】 図1乃至図3に示すものは、本考案における第1の実施例である。
【0011】 1は、樹脂で形成された円柱状でペン程度の大きさに形成された本体で、該本 体1の側壁にはポケット等に引っかけるためのフック2が設けてある。また、該 本体1は略中央部分で上本体3と下本体4とに分かれており、互いにネジを形成 することで螺合している。
【0012】 5は、前記下本体4内に内蔵した低周波パルスを発振する制御回路で、該制御 回路5の基板にはON、OFF用のスイッチ6が取り付けられており、該スイッ チ6を前記下本体4外から操作するためにつまみ7が前記下本体4を貫通してス ライドするように設けてある。
【0013】 8は、前記制御回路5に連設された電池9を入れるための電池ケースで、該電 池ケース8はプラス端子10とマイナス端子11を備え、前記上本体3を下本体4に 螺合することで前記電池ケース8は前記上本体3内に収納されるようになる。
【0014】 12は、前記下本体4から突出し、前記制御回路5から出力される低周波パルス のプラス極とマイナス極のそれぞれを出力するための金属製の端子、即ちピンで 、極性ごとに1本ずつ設けてある。
【0015】 13は、前記下本体4の先端で前記ピン12に接続される電極で、該電極13は前記 ピン12の極性ごとに導電性ゴム14が設けてあり、異なる極性間の導電性ゴム14の 間には、それらを絶縁するための非導電性部材、即ち絶縁性ゴム15が設けられ、 即ち導電性ゴム14の間に絶縁性ゴム15が挟み込まれて一体成形されている。
【0016】 16は、前記下本体4の前記ピン12が突出している側の面に形成された突起部で 、該突起部16は前記電極13の前記下本体4と接する部分に形成された凹部17と係 合するようになっており、係合したときに前記ピン12が1本に対して1つの導電 性ゴム14が接続されるようになっている。このように接続されることで、前記ピ ン12の2本共が絶縁性ゴム15と接続してしまうことがなく、また接続位置がずれ て1つの導電性ゴムに異なる極性のピン12が接続されて短絡しまうことがなく、 接続に間違いが生じない構成になっている。本実施例では下本体4に突起部16を 形成し、電極13に凹部17を形成したが、逆に下本体4に凹部を、電極13に突起部 を形成してもかまわない。
【0017】 次に動作について説明する。
【0018】 この低周波治療器を使用する場合、図2に示す如く、下本体4の突起16を電極 13の凹部17に係合し、ピン12が1本に対して1つの導電性ゴム14が接続されるよ うに取り付ける。そして、つまみ7を動かしてスイッチ6をONする。
【0019】 スイッチ6をONするとピン12を介して電極13の導電性ゴム14に低周波電流が 流れる状態となり、患部に異なる極の導電性ゴム14を当接させると一方の極から 他方の極へ低周波電流が流れ、身体に低周波電流が流れるようになる。
【0020】 また、使用しないときはフック2によってポケットなどに差して持ち運ぶこと もでき、非常に持ち運びに便利である。
【0021】 次に、本考案の第2実施例について、図4に基づき説明する。尚、第1の実施 例と同一部品については説明を省略する。
【0022】 18は、前記上本体3の表面を金属等の導電性部材で覆った電極板で、該電極板 18は前記制御回路5から出力される低周波電流の一方の極性と接続されている。
【0023】 19は、前記制御回路5から出力される低周波電流の、他方の極となる金属製の ピンである。このピン19は、第1の実施例と異なり、1本だけ設けてある。
【0024】 20は、前記ピン19に接続される電極で、第1の実施例と異なり、全体が導電性 ゴムで形成されている。
【0025】 次に動作について説明する。
【0026】 下本体4から突出したピン19に電極20を接続し、電極板18に手が触れるように 握る。そして、スイッチ6をONすることで低周波電流が流れる状態になる。
【0027】 そして、電極20を患部に当接させると、電極20と電極板18とが使用者を介して 閉回路を形成することになり、低周波電流が患部を通して身体にながれ、治療が 行える。
【0028】 以上のように、第1の実施例に示す、低周波パルスを発生する低周波発生回路 5を内蔵した棒状の本体1に設けた出力のピン12に、着脱自在に電極13を接続し たので、従来のように、電極が錆びて頻繁に交換する必要性が少なくて済む。ま た、電極13を交換する場合、ピン12から抜いて新しいものを差し込むだけなので 、非常に使い勝手が良くなる。
【0029】 また、皮膚との当接面積を大きくするために、ピン12の先に導電性ゴム14を設 けているため、低周波電流によってちくちくすることがなく、力を入れて電極13 を皮膚に押さえても痛くない。
【0030】 そして、この電極13は、本体1と電極13との接合面の本体1側には突起部16を 、電極13側には突起部16と係合する凹部17を形成しているため、確実にピン12と 電極13の導電性ゴム14とを接続することが出来るので、極性の異なる導電性ゴム 14が短絡したり導通しなかったりすることがない。
【0031】 更に、第2の実施例の、低周波パルスを発生する低周波発生回路5を内蔵した 棒状の本体1の先端から一方の極性の低周波電流を出力するピン19が設けてあり 、本体1の表面でピン19の相対する位置に他方の極性の低周波電流を出力する電 極板18を設け、ピン19には着脱自在に電極20が接続されるという構成にしたので 、電極13の交換が楽になり、強く押さえても痛くないという効果に加え、ピン19 と相対する側に片方の電極板18を設けたので、電極20を患部に押さえつけて治療 をする場合、必ず手の触れる場所に電極板18が設けてあるので、押さえるときに 力を入れやすく、また本体1を持った自然な状態で治療を行うことが出来る。
【0032】
【考案の効果】 電極を交換する頻度が少なく、電極を交換する場合でも簡単に交換ができる。
【0033】 また、和らいだ治療電流で治療することが出来るという効果を奏する。
【0034】 更に、本体の突起と電極の凹部とが係合することによって、異なる電極が接触 したりすることがなく、本体に電極を接続しやすくなるという効果を奏する。
【0035】 更に、本体の表面でピンの相対する位置に他方の極性の低周波電流を出力する 電極板を設けているため、電極の交換が楽になり、強く押さえても痛くないとい う効果に加え、ピンと相対する側に片方の電極板を設けたので、電極を患部に押 さえつけて治療をする場合、必ず手の触れる場所に電極板が設けてあるので、押 さえるときに力を入れやすく、また本体を持った自然な状態で治療を行うことが 出来るという効果を奏する。
【図1】本考案の第1実施例における電気治療器の全体
側面断面図である。
側面断面図である。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】同全体側面図である。
【図4】本考案の第2実施例における電気治療器の全体
側面断面図である。
側面断面図である。
9 蓄電池 5 制御回路 1 本体 12 ピン 13 電極 15 非導電性部材(絶縁性ゴム) 16 突起部 17 凹部 18 電極板
Claims (3)
- 【請求項1】 電池を電源として治療電流を発生する制
御回路と、該制御回路と前記電池とを内蔵した棒状の本
体と、該本体から突出し前記制御回路から治療電流を出
力する端子と、該端子に着脱自在に接続される電極とを
備えたことを特徴とする電気治療器。 - 【請求項2】 前記電極は、異なる極性を持つ電極間に
非導電性部材を挟んで一体とし、前記本体と前記電極と
の接合面の前記本体側には突起部又は凹部を形成し、前
記電極側には前記突起部又は凹部と係合する凹部又は突
起部を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気治
療器。 - 【請求項3】 電池を電源として治療電流を発生する制
御回路と、該制御回路と前記電池とを内蔵した棒状の本
体と、該本体の先端から突出し前記制御回路から一方の
極性の治療電流を出力する端子と、前記本体の表面で前
記端子の相対する位置に設けられた他方の極性の治療電
流を出力する電極板と、前記端子に着脱自在に接続され
る電極とを備えたことを特徴とする電気治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051566U JP2607040Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 電気治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993051566U JP2607040Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 電気治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721059U true JPH0721059U (ja) | 1995-04-18 |
JP2607040Y2 JP2607040Y2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=12890525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993051566U Expired - Fee Related JP2607040Y2 (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 電気治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607040Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP1993051566U patent/JP2607040Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2607040Y2 (ja) | 2001-03-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |