JP2607040Y2 - 電気治療器 - Google Patents

電気治療器

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JP2607040Y2
JP2607040Y2 JP1993051566U JP5156693U JP2607040Y2 JP 2607040 Y2 JP2607040 Y2 JP 2607040Y2 JP 1993051566 U JP1993051566 U JP 1993051566U JP 5156693 U JP5156693 U JP 5156693U JP 2607040 Y2 JP2607040 Y2 JP 2607040Y2
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recess
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伸吾 臼井
克己 乾
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、患部に微弱な治療電流
を流すことによって、その患部の筋肉を解きほぐし、患
部を電気的に治療する電気治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気治療器は、実開昭5
6−75950(A61N1/04)号公報に示される
如く、発電体を内蔵したケースと、ケースの先端から突
出する一方の電極と、ケースを握ったときに接触するよ
うケース側面に設けた他方の電極と、ケースの上方に設
けた電極に通電するためのスイッチとを備え、ケースを
握って片側の電極に触れ、ケース先端の電極を患部に押
さえ、スイッチを押すことによって患部に電流が流れ、
患部の筋肉を解きほぐし、患部の治療を行う電気治療器
が知られている。
【0003】しかしながら、上述するような電気治療器
であれば、ケースから突出させた金属製の電極を身体に
直接当接させて治療を行うので、電極が錆びやすく、交
換の必要性が増す。そして、この電極を交換する場合、
ケースを一旦開けないと交換できないような構造になっ
ているため、非常に使い勝手が悪いという問題があっ
た。
【0004】また、皮膚との当接面積が小さい電極を用
いているため、小さな治療電流でも強い刺激に感じ、ち
くちくすることがある。また、少し力を入れて電極を皮
膚側に押さえると、電極の先端面積が小さいので、押さ
えたときの痛みに加え、電気刺激の痛みが生じる場合が
ある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような問題点を解
決するため、本考案は、電極の交換回数が少なくて済
み、交換が容易に行え、和らいだ治療電流で治療が行え
る電気治療器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、電池を電源と
して治療電流を発生する制御回路と、該制御回路と前記
電池とを内蔵した棒状の本体と、該本体から突出し前記
制御回路から治療電流を出力する異なる極性を有するピ
ンからなる一対の端子と、該一対の端子にそれぞれ電気
的に着脱自在に直接接続され非導電性部材を介在して一
体形成してある導電性部材からなる電極とを備え、前記
電極は、前記本体と前記電極との接合面の前記本体側に
突起部又は凹部を形成し、前記電極側には前記突起部又
は凹部と係合する凹部又は突起部を形成したことを特徴
とする。
【0007】
【0008】
【0009】
【実施例】本考案の一実施例を低周波治療器を例に、図
面に基づき説明する。
【0010】図1乃至図3に示すものは、本考案におけ
る第1の実施例である。
【0011】1は、樹脂で形成された円柱状でペン程度
の大きさに形成された本体で、該本体1の側壁にはポケ
ット等に引っかけるためのフック2が設けてある。ま
た、該本体1は略中央部分で上本体3と下本体4とに分
かれており、互いにネジを形成することで螺合してい
る。
【0012】5は、前記下本体4内に内蔵した低周波パ
ルスを発振する制御回路で、該制御回路5の基板にはO
N、OFF用のスイッチ6が取り付けられており、該ス
イッチ6を前記下本体4外から操作するためにつまみ7
が前記下本体4を貫通してスライドするように設けてあ
る。
【0013】8は、前記制御回路5に連設された電池9
を入れるための電池ケースで、該電池ケース8はプラス
端子10とマイナス端子11を備え、前記上本体3を下本体
4に螺合することで前記電池ケース8は前記上本体3内
に収納されるようになる。
【0014】12は、前記下本体4から突出し、前記制御
回路5から出力される低周波パルスのプラス極とマイナ
ス極のそれぞれを出力するための金属製の端子、即ちピ
ンで、極性ごとに1本ずつ設けてある。
【0015】13は、前記下本体4の先端で前記ピン12に
接続される電極で、該電極13は前記ピン12の極性ごとに
導電性ゴム14が設けてあり、異なる極性間の導電性ゴム
14の間には、それらを絶縁するための非導電性部材、即
ち絶縁性ゴム15が設けられ、即ち導電性ゴム14の間に絶
縁性ゴム15が挟み込まれて一体成形されている。
【0016】16は、前記下本体4の前記ピン12が突出し
ている側の面に形成された突起部で、該突起部16は前記
電極13の前記下本体4と接する部分に形成された凹部17
と係合するようになっており、係合したときに前記ピン
12が1本に対して1つの導電性ゴム14が接続されるよう
になっている。このように接続されることで、前記ピン
12の2本共が絶縁性ゴム15と接続してしまうことがな
く、また接続位置がずれて1つの導電性ゴムに異なる極
性のピン12が接続されて短絡しまうことがなく、接続に
間違いが生じない構成になっている。本実施例では下本
体4に突起部16を形成し、電極13に凹部17を形成した
が、逆に下本体4に凹部を、電極13に突起部を形成して
もかまわない。
【0017】次に動作について説明する。
【0018】この低周波治療器を使用する場合、図2に
示す如く、下本体4の突起16を電極13の凹部17に係合
し、ピン12が1本に対して1つの導電性ゴム14が接続さ
れるように取り付ける。そして、つまみ7を動かしてス
イッチ6をONする。
【0019】スイッチ6をONするとピン12を介して電
極13の導電性ゴム14に低周波電流が流れる状態となり、
患部に異なる極の導電性ゴム14を当接させると一方の極
から他方の極へ低周波電流が流れ、身体に低周波電流が
流れるようになる。
【0020】また、使用しないときはフック2によって
ポケットなどに差して持ち運ぶこともでき、非常に持ち
運びに便利である。
【0021】次に、本考案の第2実施例について、図4
に基づき説明する。尚、第1の実施例と同一部品につい
ては説明を省略する。
【0022】18は、前記上本体3の表面を金属等の導電
性部材で覆った電極板で、該電極板18は前記制御回路5
から出力される低周波電流の一方の極性と接続されてい
る。
【0023】19は、前記制御回路5から出力される低周
波電流の、他方の極となる金属製のピンである。このピ
ン19は、第1の実施例と異なり、1本だけ設けてある。
【0024】20は、前記ピン19に接続される電極で、第
1の実施例と異なり、全体が導電性ゴムで形成されてい
る。
【0025】次に動作について説明する。
【0026】下本体4から突出したピン19に電極20を接
続し、電極板18に手が触れるように握る。そして、スイ
ッチ6をONすることで低周波電流が流れる状態にな
る。
【0027】そして、電極20を患部に当接させると、電
極20と電極板18とが使用者を介して閉回路を形成するこ
とになり、低周波電流が患部を通して身体にながれ、治
療が行える。
【0028】以上のように、第1の実施例に示す、低周
波パルスを発生する低周波発生回路5を内蔵した棒状の
本体1に設けた出力のピン12に、着脱自在に電極13を接
続したので、従来のように、電極が錆びて頻繁に交換す
る必要性が少なくて済む。また、電極13を交換する場
合、ピン12から抜いて新しいものを差し込むだけなの
で、非常に使い勝手が良くなる。
【0029】また、皮膚との当接面積を大きくするため
に、ピン12の先に導電性ゴム14を設けているため、低周
波電流によってちくちくすることがなく、力を入れて電
極13を皮膚に押さえても痛くない。
【0030】そして、この電極13は、本体1と電極13と
の接合面の本体1側には突起部16を、電極13側には突起
部16と係合する凹部17を形成しているため、確実にピン
12と電極13の導電性ゴム14とを接続することが出来るの
で、極性の異なる導電性ゴム14が短絡したり導通しなか
ったりすることがない。
【0031】更に、第2の実施例の、低周波パルスを発
生する低周波発生回路5を内蔵した棒状の本体1の先端
から一方の極性の低周波電流を出力するピン19が設けて
あり、本体1の表面でピン19の相対する位置に他方の極
性の低周波電流を出力する電極板18を設け、ピン19には
着脱自在に電極20が接続されるという構成にしたので、
電極13の交換が楽になり、強く押さえても痛くないとい
う効果に加え、ピン19と相対する側に片方の電極板18を
設けたので、電極20を患部に押さえつけて治療をする場
合、必ず手の触れる場所に電極板18が設けてあるので、
押さえるときに力を入れやすく、また本体1を持った自
然な状態で治療を行うことが出来る。
【0032】
【考案の効果】電極を交換する頻度が少なく、電極を交
換する場合でも簡単に交換ができる。
【0033】また、和らいだ治療電流で治療することが
出来るという効果を奏する。
【0034】更に、本体の突起と電極の凹部とが係合す
ることによって、異なる電極が接触したりすることがな
く、本体に電極を接続しやすくなるという効果を奏す
る。
【0035】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例における電気治療器の全体
側面断面図である。
【図2】同要部の斜視図である。
【図3】同全体側面図である。
【図4】本考案の第2実施例における電気治療器の全体
側面断面図である。
【符号の説明】
9 蓄電池 5 制御回路 1 本体 12 ピン 13 電極 15 非導電性部材(絶縁性ゴム) 16 突起部 17 凹部 18 電極板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61N 1/32

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池を電源として治療電流を発生する制
    御回路と、該制御回路と前記電池とを内蔵した棒状の本
    体と、該本体から突出し前記制御回路から治療電流を出
    力する異なる極性を有するピンからなる一対の端子と、
    該一対の端子にそれぞれ電気的に着脱自在に直接接続さ
    れ非導電性部材を介在して一体形成してある導電性部材
    からなる電極とを備え、前記電極は、前記本体と前記電
    極との接合面の前記本体側に突起部又は凹部を形成し、
    前記電極側には前記突起部又は凹部と係合する凹部又は
    突起部を形成したことを特徴とする電気治療器。
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