JP2601101Y2 - プラスター形状の低周波治療器 - Google Patents

プラスター形状の低周波治療器

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、人体を流れる生体電流
と同じ性質の低周波電流を皮膚を通して体内に与え、神
経に刺激を与えて筋肉の運動を活発化することにより、
血行を促進してこりや痛み、まひ、疲れなどの症状を緩
和するプラスター形状(皮膚一体粘着型)の低周波治療
器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、人体皮膚の表面に一対の電極を接
触させて、電極間に低周波の高電圧パルスを印加させる
ことにより、人体に電気的な刺激を与えて治療効果を得
るようにした低周波治療器が用いられている。
【0003】そして、この種の低周波治療器は、人体皮
膚の表面に粘着する施療子と、これを制御するためのコ
ントローラからなり、これは導線を介して接続されてい
るため、使用上導線が邪魔になり使いづらい面があっ
た。
【0004】そこで、実開平3−5445号公報に記載
されているように、電源を組み込んだ治療器本体の底面
に粘着性導子を張設したコードレスタイプで軽量化され
た低周波治療器が開発されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記した公
報に記載の低周波治療器は、コードレスタイプで軽量化
されてはいるものの、粘着性導子は、治療器本体の底面
の大きさに合わせて調整されており、同治療器本体自体
の柔軟性が極めて少ないために、常に動きを要する人体
皮膚部分(例えば、肩、首筋等の動きの激しい部位)に
完全に密着させることが極めて困難で貼付きが悪かっ
た。
【0006】そして治療器本体を小型化すると、より一
層上記した問題点が大きくなると共に、粘着性導子の面
積が小さいために、同粘着性導子と人体皮膚部分との接
触抵抗が大きいこととあいまって、使用者にちくちくし
た不快な痛みを与えることもあった。
【0007】これは、低周波治療において、粘着性導子
により形成される一対の電極部がそれぞれ人体の別のつ
ぼにかかっているときは、人体の内部に電流が流れて、
快適で効果的な治療を行うことができるが、一対の電極
部が人体の別のつぼにかかってないときは、そこから電
気パルスの出力時、電流が人体の内部を通らずに、人体
皮膚の表面を流れるために、上記した不快感を使用者に
与えることがあるからである。
【0008】また、従来の低周波治療器は、例えば、
「たたく」、「もむ」、「振動」等のモードを、出力さ
れる電気パルスの周期を異ならせることにより出力可能
としているが、かかるモードは使用者が逐一動作切替ス
イッチを操作して行わなければ、使用者が希望するモー
ドの動作刺激を得られないという不具合があった。
【0009】その他に、低周波治療器を簡単かつコンパ
クトに収納できる治療器収納ケースがないために、同低
周波治療器を携帯するのが不便であった。
【0010】本考案は、上記した課題を解決することが
できるプラスター形状の低周波治療器を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、低周波パルス
出力手段を内蔵した本体ケースと、電池を着脱自在に収
納した電池ケースとから治療器ケースを形成し、本体ケ
ースに電池ケースを、両ケースにそれぞれ形成したスラ
イド係止片同士を係止させてスライドさせることにより
着脱自在に取付け、同電池ケースに前記治療器ケースの
底面よりも面積を大きく、かつ、長円形状に形成した可
撓性シート状のシート電極を取付け、さらに、同シート
電極に一対の粘着パッドを間隔を開けて張設したことを
特徴とするプラスター形状の低周波治療器に係るもので
ある。
【0012】なお、ここで、長円形状とは、両端が丸み
を有する形状をいい、いわゆる長円形状の他、楕円形状
やオーバル形状も含む概念である。
【0013】
【作用】本考案に係わる低周波治療器により治療を行う
際には、治療器本体に取り付けたシート電極を使用者の
患部に粘着パッドを介して貼付し、治療器本体に内蔵し
た低周波パルス出力手段より低周波電気パルスを発生さ
せて出力することにより同電気パルスをシート電極より
使用者に印加して、使用者の患部の神経に刺激を与える
ことができる。
【0014】この際、シート電極は、可撓性シート状
で、かつ、治療器本体の底面よりも面積が大きい長円形
状に形成しているために、常に動きを要する人体皮膚部
分、例えば、肩、首筋等の動きの激しい部分にも貼着パ
ッドを介して完全に密着させることができる。
【0015】そして、シート電極は、治療器本体の底面
よりも面積が大きく人体との導通面積が大きいので、人
体の別のつぼにそれぞれかかりやすく、そのために、つ
ぼにこだわることなく、こっている部分に貼るだけで電
気パルスの出力時のちくちくした不快な感じを使用者に
与えることがなくて、快適で効果的な治療を行うことが
できる。
【0016】また、治療器本体とシート電極と粘着パッ
ドは、それぞれ着脱自在とすることにより、不良品化し
た構成部のみを補修したり、取り替えることにより、安
価にして治療機能を良好に確保することができる。
【0017】特に、粘着パッドは、繰り返し貼付した
り、剥離したりして使用することにより、経時的に貼付
きが悪化するが、かかる貼着パッドを新しいものに取り
替えることにより、人体皮膚への完全密着性を常時良好
なものにすることができる。
【0018】さらに、シート電極の形状を、両端に丸み
を有する長円形状としたことにより、デザイン的にもす
っきりしたものとなり、需要者の購買意欲を刺激するこ
とができる。
【0019】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照しながら説明す
ると、次の通りである。
【0020】図1〜図14に示すAは、本考案に係わる低
周波治療器であり、同低周波治療器Aは、図1及び図2
に示すように、治療器本体1とシート電極2と貼着パッ
ド3とをそれぞれ着脱自在に取り付けて構成して、治療
器収納ケースBに収納可能としている。
【0021】以下、各構成部についてそれぞれ説明す
る。
【0022】〔治療器本体〕 治療器本体1は、図1、図3及び図7に示すように、本
体ケース4の表面にON/UP スイッチ5とDOWNスイッチ6
と表示部7を設け、同本体ケース4内に低周波パルス出
力手段8を内蔵させており、同出力手段8は、図13に示
すように、上記ON/UP スイッチ5とDOWNスイッチ6を入
力側に接続すると共に、表示部7を出力側に接続した制
御部9と、同制御部9の出力側に接続した昇圧回路10と
出力回路11とから形成し、出力回路11には後述するシー
ト電極2の電極21,22 を接続している。
【0023】ここで、ON/UP スイッチ5は、メンブレン
スイッチを使用しており、制御部9に設けた基本クロッ
クが停止しているときは、ON信号 (出力信号) として
制御部9に入力することができるようにしていると共
に、発振しているときは、UP信号 (出力増大信号) と
して制御部9に入力することができるようにしている。
【0024】DOWN スイッチ6は、メンブレンスイッチ
を使用しており、DOWN信号 (出力減少信号) として
制御部9に入力することができるようにしている。
【0025】制御部9は、ON/UP スイッチ5よりON信
号を入力すると、制御部9の基本クロックの発信が開始
すると同時に、昇圧回路10に昇圧パルス、そして、出力
回路11にゲートパルスの出力を開始し、さらに、UP信
号を入力することにより、次にゲートパルスを出力する
まで昇圧パルスを出力する回数を増加させるようにして
いる。
【0026】また、逆に、DOWN信号を入力すること
により、昇圧パルスを出力する回数を減少させるように
している。
【0027】そして、UP信号は所定の回数 (例えば、
5回〜15回) だけ入力可能とする一方、DOWN信号は
UP信号を受けた回数だけ受け付け可能としている。
【0028】また、UP信号とDOWN信号を同時に受
け付けた場合、又は、UP信号と同じ回数だけDOWN
信号を受け付けた場合には、制御部9の基本クロックの
発信が停止し、すべての出力が停止するようにしてい
る。
【0029】さらには、一定時間 (例えば、5分〜30
分) が経過すると、制御部9に設けたタイマーが作動し
て出力が停止するようにしている。
【0030】表示部7は、出力パルスに応じてLEDを
点滅させるようにしている。
【0031】昇圧回路10は、昇圧パルスにしたがってイ
ンダクタンスをスイッチング動作させ、インダクタンス
からの逆起電力をコンデンサに蓄えるようにしている。
【0032】従って、昇圧パルスの回数が多くなれば、
最終出力電圧は増加する。
【0033】出力回路11は、ゲートパルスを受けると、
昇圧回路10のコンデンサに蓄えた電荷を放電させ、出力
パルスをシート電極2へ出力するようにしている。
【0034】従って、ゲートパルスの間隔で出力周波数
が決定する。
【0035】上記のように構成した低周波パルス出力手
段8の制御部9には、出力回路11より出力される出力パ
ルスにより、後述する7種類モードの刺激を使用者の患
部に与えることができるようにプログラムを組み込ん
で、ON/UP スイッチ5を操作することにより、各モード
を一定時間毎に連続して出力することができるようにし
ている。
【0036】すなわち、ON/UP スイッチ5をONする
と、ずっしりたたく感覚のたたくモードを数分間出力
し、強弱のあるバイブレーション感覚のゆさぶるモー
ドを数分間出力し、軽快に速くたたく感覚の連打モー
ドを数分間出力し、もんだり、つかんだりする感覚の
もむモードを数分間出力し、軽くならす感覚のほぐす
モードを数分間出力し、もんだり、つかんだりする感
覚のもむモードを数分間出力し、とんとんたたく感覚
のたたくモードを数分間出力した後、制御部9のタイマ
ーが作動して出力が自動的に停止するようにしている。
【0037】なお、低周波パルス出力手段8には、安全
対策として、上記した一定時間 (例えば、5分〜30分)
経過すると通電が停止するようにしている以外に、発信
・停止及び出力回路11の故障時には、インダクタンスに
パルスを与えて発生する逆起電力を、一旦コンデンサー
にチャージして、これを放電する方式を採用しているた
めに、出力は停止して人体を保護することができる。
【0038】また、インダクタンス及びコンデンサの容
量が制限されているので、最大出力電流はおのずと制限
され、制限電流20mAを越えることはない。
【0039】さらには、動作開始時の出力は、常に最弱
状態から手動によるON/UP スイッチ5のワンプッシュ毎
のステップアップであるために、使用者の人体に急激な
刺激を及ぼすことはない。
【0040】本体ケース4は、図11及び図12に示すよう
に、後述するシート電極2に取り付けた電池ケース18に
スライドさせることにより着脱自在に取り付けて、両ケ
ース4,18 により図4〜図7に示す偏平矩形状の治療器
ケース19を形成可能としており、図9〜図12に示すよう
に、本体ケース4の内壁に電池接続金具12,13 と出力端
子14,15 とを取り付けて、シート電極2に取り付けた電
源としての電池Dの正極と負極に各電池接続金具12,13
が接触して低周波パルス出力手段8に電力を供給すると
共に、同シート電極2に取りつけた入力端子16,17 に各
出力端子14,15が接触するようにしている。4aは、本体
ケース4の前後側縁部に形成したスライド係合片、4bは
係止用爪受部、18a は係止用爪、8aは基板、8bは指示板
である。
【0041】そして、入力端子16、17は、シート電極2
に電池ケース18を固定するリベットとしても機能してい
る。
【0042】シート電極 シート電極2は、図8、図9、図11及び図12に示すよう
に、シート本体20と、同シート本体20の裏面に形成した
左右一対の電極部21,22 と同シート本体20の表面の左側
中央部に取りつけた電池ケース18と、同電池ケース18に
着脱自在に収容した電池Dとから構成している。
【0043】そして、シート本体20は、図11に示すよう
に、大きな長円形状を有しており、上記したように本体
ケース4と電池ケース18とにより形成される偏平矩形状
の治療器ケース19の長さと略同一幅を有し、その長さ
を、治療器ケース19の幅の略三倍としており、全体とし
てすっきりした形状としている。
【0044】かかるシート本体20は、可撓性で絶縁性の
素材、例えば、ポリウレタン、塩化ビニル、ポリエステ
リとポリ塩化ビニルとの張り合わせの素材により成形す
ることができる。
【0045】左右一対の電極部21,22 は、図8に示すよ
うに、シート本体20の裏面の前後側部に、それぞれ前後
方向に一定の間隔wを開けると共に、周面に一定の幅t
を開けて、薄肉矩形膜状に形成しており、同電極部21,2
2 は、例えば、カーボン又は銀等を、混入又は導電性イ
ンクでパターンを印刷することにより成形することがで
きる。
【0046】かかる電極部21,22 は、図10に示すよう
に、それぞれ前記入力端子16,17 に接続して、各電極部
21,22 に治療器本体1の出力回路11より出力された出力
パルスが出力端子14,15より入力端子16,17 をとおして
入力されるようにしている。
【0047】図2及び図4、図9及び図10中、23は半透
明の絶縁カバーであり、入力端子16,17 を被覆して、同
入力端子16,17 と人体とを絶縁している。そして、かか
る絶縁カバー23は、例えば、ポリエステル又はポリ塩化
ビニルにより成形することができる。
【0048】電池ケース18には、図11及び図9に示すよ
うに、電池Dを着脱自在に取り付けるための電池取付片
18b を形成し、前後側縁部に形成したスライド係止片18
c を形成しており、同スライド係止片18c に本体ケース
4のスライド係止片4aを係止させてをスライドさせるこ
とにより着脱自在に装着可能としている。
【0049】かかる電池ケース18と本体ケース4は、A
BS樹脂により成形している。
【0050】電池Dとしては、例えば、ボタン型電池、
シート型電池、コイン型電池、円筒型電池及びビン型電
池で、電圧が1.5 〜3.0V程度のものを使用することがで
きる。
【0051】貼着パッド 貼着パッド3は、図2、図8、図9及び図10に示すよう
に、上記した電極部21,22 と略同一形状の薄肉板状に形
成して、上面を各電極部21,22 に着脱自在に張設し、下
面を人体皮膚に貼付け可能とし、しかも、各電極部21,2
2 より出力される出力パルスを人体に伝達可能としてい
る。
【0052】かかる貼着パッド3としては、ポリアクリ
ル酸、ポリアクリル酸塩、ポリアクリル酸架橋化合物、
イソブチレン- 無水マレイン酸共重合体等を必須成分と
し、さらに好ましくはグリセリン、プロピレングリコー
ル、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ポリ
エチレングリコール等の粘着付与剤としての多価アルコ
ール、多価ナトリウム、塩化カリウム等の電解物質、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、有機アミン等のpH調
整剤、水及び可撓性付与剤等を配合した貼着パッドが良
好な導電性を示すために使用に好ましい。
【0053】そして、貼着パッド3の肉厚は、人体皮膚
への密着性及び粘着性が悪くなった場合に、新しい貼着
パッドと取り替える際の取り替え容易性より0.3 〜5m
m、好ましくは0.5 〜2mmの範囲である。
【0054】使用方法 (1) 図示しない治療器収納ケースより低周波治療器Aを
取出し、図14に示すように、人体Mの患部mに低周波治
療器Aのシート電極2を貼着パッド3を介して貼りつけ
る。
【0055】 (2)ON/UPスイッチ5を押して低周波出力手段8を作動さ
せる。
【0056】この際、表示部7が点灯するために、使用
者は、低周波出力手段8が作動中であることを視認する
ことができる。
【0057】(3) さらに、ON/UP スイッチ5を押すと、
押すごとに出力が一段階ずつ上昇し、DOWNスイッチ
6を押すと同様に出力が一段階ずつ下降するので、心地
好い強さになるように出力を調整する。
【0058】このようにして、使用者の好みの強さに
て、前記した7種類のモード、すなわち、たたくモー
ド、ゆさぶるモード、連打モード、もむモード、
ほぐすモード、もむモード、たたくモードをそれ
ぞれタイマーの作動により一定時間毎に連続して出力さ
せることができる。
【0059】そして、上記全モードが終了すると、タイ
マーが作動して出力が自動的に停止する。
【0060】(4) シート電極2に指をかけて人体Mの患
部mよりシート電極2を剥がすことにより、低周波治療
器Aを取り外す。
【0061】(5) 再度、低周波治療器Aを治療器収納ケ
ースB内に収納する。
【0062】
【考案の効果】本考案によれば、以下のような効果が得
られる。
【0063】シート電極を可撓性シート状で、かつ治
療器本体の底面よりも面積を大きく形成しているため
に、人体皮膚への密着性を良好にして、低周波治療効果
を良好に確保することができる。
【0064】上記のように、シート電極の面積が大き
いため、つぼにこだわることなく、こっている部分に貼
るだけで、快適で効果的な治療を得ることができて、使
用が容易である。
【0065】低周波パルス出力手段を内蔵した本体ケ
ースと、電池を着脱自在に収納した電池ケースとから治
療器ケースを形成しているため、本体ケースと電池ケー
スとの分離や組立が簡単に行え、電池の交換や治療器ケ
ースの修理・メンテナンスを容易に行うことができる。
【0066】本体ケースに電池ケースを、両ケースに
それぞれ形成したスライド係止片同士を係止させてスラ
イドさせることにより着脱自在に取付けているため、本
体ケースに電池ケースを取付ける際の操作性を向上させ
ることができるとともに、簡易な構造でありながら、本
体ケースと電池ケースとの強固な保持力を確保すること
ができる。
【0067】シート電極に一対の粘着パッドを間隔を
開けて張設しているため、両粘着パッドの間でシート電
極を容易に屈曲させることができ、シート電極の可撓性
を損なうことがなく、患部のあらゆる形状に対応して患
部に粘着パッドを貼着することができる。
【0068】シート電極の形状を長円形状としたこと
により、デザイン的にもすっきりしたものとなり、需要
者の購買意欲を刺激することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る低周波治療器の上方側斜視図。
【図2】同低周波治療器の下方側斜視図。
【図3】同低周波治療器の平面図。
【図4】同低周波治療器の正面図。
【図5】同低周波治療器の左側面図。
【図6】同低周波治療器の右側面図。
【図7】同低周波治療器の背面図。
【図8】同低周波治療器の底面図。
【図9】図3の I-I線による断面図。
【図10】図3のII-II 線による断面図。
【図11】同低周波治療器の分解斜視図。
【図12】治療器本体の底面図。
【図13】低周波パルス出力手段のブロック図。
【図14】低周波治療器の使用状態説明図。
【符号の説明】
A 低周波治療器 1 治療器本体 2 シート電極 3 貼着パッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 近藤 知子 佐賀県鳥栖市田代大官町408番地 久光 製薬株式会社内 (56)参考文献 実開 昭63−188042(JP,U) 実開 平3−91360(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61N 1/32 - 1/36 A61N 1/04

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】低周波パルス出力手段を内蔵した本体ケー
    スと、電池を着脱自在に収納した電池ケースとから治療
    ケースを形成し、本体ケースに電池ケースを、両ケー
    スにそれぞれ形成したスライド係止片同士を係止させて
    スライドさせることにより着脱自在に取付け、同電池ケ
    ースに前記治療器ケースの底面よりも面積を大きく、か
    つ、長円形状に形成した可撓性シート状のシート電極を
    取付け、さらに、同シート電極に一対の粘着パッドを間
    隔を開けて張設したことを特徴とするプラスター形状の
    低周波治療器。
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