JPH07210444A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH07210444A
JPH07210444A JP6001154A JP115494A JPH07210444A JP H07210444 A JPH07210444 A JP H07210444A JP 6001154 A JP6001154 A JP 6001154A JP 115494 A JP115494 A JP 115494A JP H07210444 A JPH07210444 A JP H07210444A
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JP
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JP6001154A
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Akira Takeshita
明 竹下
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Abstract

(57)【要約】 【目的】初期化時に、初期化済みでない領域も同時に初
期化して、初期化済みでない領域に対する読取り及び書
込みが行われることを確実に防止する。 【構成】メモリの分割された領域毎に、すなわち、A領
域とB領域に、それぞれフォーマットされたか否かを示
す情報が設定されるA領域フォーマット情報エリア及び
B領域フォーマット情報エリアを設け、フォーマット時
のフォーマットの領域指定が、全領域でない場合にも、
特定された領域以外の領域のフォーマット状態を確認
し、フォーマットされていない領域があれば、フォーマ
ットを行うとして特定された領域とフォーマットされて
いない領域とを合わせてフォーマットするもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の記憶領域に分
割して使用するメモリを備え、このメモリの各記憶領域
に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデータ
処理装置、例えば、印字データと外字フォントとがそれ
ぞれ異なるエリアに記憶されるフラッシュメモリを備
え、このフラッシュメモリに記憶されたデータに基づい
て、データをラベル用紙に印字するラベルプリンタ等に
関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理装置、例えば印字フォーマッ
トデータやラベルに実際に印字する文字などの実印字デ
ータを含む印字データを処理するラベルプリンタにおい
て、フラッシュメモリカードを備えたものが考えられて
いる。このようなラベルプリンタでは、フラッシュメモ
リカードの記憶領域を、接続されているホストコンピュ
ータから送信された印字コマンドや印字データを記憶す
るエリアと、コード毎に外字のビットマップフォント等
が対応した外字データを記憶するエリアというように、
複数のエリアに分割して使用する。
【0003】フラッシュメモリカードを使用する前に
は、初期化 (フォーマット) をする必要がある。この初
期化には、全ての記憶領域にわたって初期化する場合と
特定の記憶領域のみを初期化する場合とがあり、それぞ
れ、フラッシュメモリカードに搭載されたフラッシュメ
モリの全ての記憶領域又は特定の記憶領域に「1」のデ
ータ (又は「0」のデータ) を設定することによって初
期化は行われる。
【0004】フラッシュメモリカードの特定領域のみを
初期化する必要があるのは、例えばフラッシュメモリカ
ードの特定領域外の記憶領域に記憶されたデータ、外字
データ等を消去せずに、特定領域に記憶された必要がな
くなったデータ、印字コマンドや印字データ等を消去す
る場合である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】例えば、初期化されて
いない (未フォーマットの状態の) フラッシュメモリカ
ードを使用するのに、特定領域のみを初期化した場合に
は、初期化されていない部分が残存することになる。そ
のようなフラッシュメモリカードを使用したときに、部
分的に初期化されているので、全領域が初期化されてい
ると誤解し、誤って初期化されていない領域からデータ
を読取ろうとすると、暴走を起こす虞があるという問題
があった。また、上述したような状態で、誤って初期化
されていない領域にデータを書込もうとすると、ライト
エラーになるという問題がある。
【0006】さらに、上述したようなライトエラーが発
生すると、一般的に、フラッシュメモリ自体には破損等
の問題があるのではないが、メモリ破損として誤認識さ
れる虞があり、フラッシュメモリが実際にはまだ使用で
きるのに、メモリ破損として廃棄処分され、無駄になる
という問題があった。
【0007】そこでこの発明は、メモリ内の初期化済み
でない領域を把握し、メモリの初期化を行うときには、
特定の領域のみの初期化であっても、初期化済みでない
領域も同時に初期化することにより、初期化されていな
い領域に対する読取り及び書込みが行われることを確実
に防止することができるデータ処理装置を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
複数の記憶領域に分割して使用するメモリを備え、この
メモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデー
タ処理を行うデータ処理装置において、メモリに設けら
れ、メモリの各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す
情報が記憶される初期化情報記憶手段と、メモリの複数
の記憶領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定す
る特定手段と、この特定手段により特定された記憶領域
及び初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報
が記憶されていない記憶領域に対して初期化を行う初期
化手段と、この初期化手段により初期化された全ての記
憶領域に対応して、初期化情報記憶手段に初期化された
ことを示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設
けたものである。
【0009】請求項2対応の発明は、複数の記憶領域に
分割して使用するフラッシュメモリを備え、このフラッ
シュメモリの各記憶領域に記憶されたデータに基づいて
データ処理を行うデータ処理装置において、フラッシュ
メモリに設けられ、フラッシュメモリの各記憶領域毎に
初期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報
記憶手段と、フラッシュメモリの複数の記憶領域のう
ち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、
この特定手段により特定された記憶領域及び初期化情報
記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されてい
ない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この
初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応し
て、初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報
を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたものであ
る。
【0010】請求項3対応の発明は、複数の記憶領域に
分割して使用するフラッシュメモリを交換可能に備え、
このフラッシュメモリの各記憶領域に記憶されたデータ
に基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、
フラッシュメモリに設けられ、フラッシュメモリの各記
憶領域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される
初期化情報記憶手段と、フラッシュメモリの複数の記憶
領域のうち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定
手段と、この特定手段により特定された記憶領域及び初
期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶
されていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段
と、この初期化手段により初期化された全ての記憶領域
に対応して、初期化情報記憶手段に初期化されたことを
示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたも
のである。
【0011】
【作用】請求項1対応の発明においては、初期化情報記
憶手段に、メモリの分割された各記憶領域毎に初期化さ
れたか否かを示す情報が記憶される。
【0012】特定手段により初期化を行うべき記憶領域
として特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初
期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域
に対して、初期化手段により初期化が行われる。
【0013】初期化情報更新手段により、初期化手段に
より初期化された全ての記憶領域に対応して初期化情報
記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶される。
【0014】請求項2対応の発明においては、初期化情
報記憶手段に、フラッシュメモリの分割された各記憶領
域毎に初期化されたか否かを示す情報が記憶される。
【0015】特定手段により初期化を行うべき記憶領域
として特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初
期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域
に対して、初期化手段により初期化が行われる。
【0016】初期化情報更新手段により、初期化手段に
より初期化された全ての記憶領域に対応して初期化情報
記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶される。
【0017】請求項3対応の発明においては、初期化情
報記憶手段に、交換可能に備えられたフラッシュメモリ
の分割された各記憶領域毎に初期化されたか否かを示す
情報が記憶される。
【0018】特定手段により初期化を行うべき記憶領域
として特定された記憶領域及び初期化情報記憶手段に初
期化されたことを示す情報が記憶されていない記憶領域
に対して、初期化手段により初期化が行われる。
【0019】初期化情報更新手段により、初期化手段に
より初期化された全ての記憶領域に対応して初期化情報
記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶される。
【0020】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なおこの実施例においては、この発明をデー
タ処理装置としてのラベルプリンタに適用したものであ
る。
【0021】図1は、ラベルプリンタの要部回路構成を
示すブロック図である。
【0022】1は、制御部本体を構成すCPU(central
processing unit) である。このCPU1は、システム
バス2を介して、前記CPU1が行う処理のプログラム
データを記憶したROM(read only memory)3、前記C
PU1が処理を行う時に使用する各種メモリのエリアが
形成されたRAM(random access memory)4、メモリと
してのフラッシュメモリカード5とのデータの伝送制御
(読取り及び書込み)を行うフラッシュメモリカードイ
ンターフェイス6、ホストコンピュータ7と回線を介し
て接続された通信インターフェイス8とそれぞれ接続さ
れている。
【0023】さらに前記CPU1は、前記システムバス
2を介して、印字データをDRAM(dynamice random a
ccess memory) 9上にビットマップデータとして展開す
る描画コントローラ10、サーマルヘッド11を制御す
るヘッドコントローラ12、用紙を搬送するためのパル
スモータ13を駆動するパルスモータドライバ14及び
インクリボンを搬送するためのDCモータ15を駆動す
るDCモータドライバ16を制御すると共に、用紙検出
センサ(図示せず)等の各種センサ17からの各出力信
号をA/D(analogue/digital)変換してデジタル信号を
出力するA/D変換器18からのデジタル信号を入力す
る駆動制御コントローラ19ともそれぞれ接続されてい
る。
【0024】図2は、前記フラッシュメモリカード5の
メモリ構成を示す図である。この実施例では、前記フラ
ッシュメモリカード5の記憶領域を、用途に応じて2つ
の領域に分割して使用する場合を説明する。しかし、こ
の発明はフラッシュメモリカード5を2つの領域に分割
することに限定されるものではなく、メモリを3以上の
領域に分割する場合にも適用できる。
【0025】前記フラッシュメモリカード5は、1ブロ
ックが64Kバイトの16ブロック(00〜0F) 、合
計1Mバイトの容量を持ち、00から03までの4ブロ
ック、256Kバイトの容量を持つ第1の領域 (以下A
領域と称する) 51と、04から0Fまでの12ブロッ
ク、768Kバイトの容量を持つ第2の領域 (以下B領
域と称する) 52との2つの記憶領域に分割されてい
る。
【0026】前記A領域51には、00ブロック内に、
先頭アドレスから順に、初期化情報記憶手段としてのA
領域フォーマット情報エリア511と、PCセーブファ
イルインデックス512と、00ブロックの残りの領域
から03ブロックにわたって、PCセーブデータ登録用
エリア513とが形成されている。
【0027】前記A領域フォーマット情報エリア511
は、2バイトの容量を持ち、前記A領域51が初期化さ
れると、「9999」というデータが設定される。前記
PCセーブデータ登録用エリア513は、262082
バイトの容量を持ち、前記ホストコンピュータ7から送
信された印字コマンドや印字データがそれぞれファイル
として一時記憶されるエリアである。前記PCセーブフ
ァイルインデックス512は、60バイトの容量を持
ち、前記PCセーブデータ登録用エリア513に記憶さ
れた印字コマンドや印字データのファイルの読取りのた
めのアドレス情報が記憶される。
【0028】なお、前記A領域51の00ブロックの先
頭アドレスは、「0000」にオフセットされるように
なっている。
【0029】前記B領域52には、04ブロック内に、
このブロックの先頭アドレスから順に、初期化情報記憶
手段としてのB領域フォーマット情報エリア521と、
ビットマップフォントキャラクタインデックス522
と、アウトラインフォントキャラクタインデックス52
3と、04ブロックの残りの領域から0Fブロックにわ
たって外字データ登録用エリア524とが形成されてい
る。
【0030】前記B領域フォーマット情報エリア521
は、2バイトの容量を持ち、前記B領域52が初期化さ
れると、「9999」というデータが設定される。前記
外字データ登録用エリア524は、732670バイト
の容量を持ち、所定のアドレスに所定の外字のビットマ
ップフォント及びアウトラインフォントが記憶されてい
る。前記ビットマップフォントキャラクタインデックス
522は、26880バイトの容量を持ち、指定された
コード (40文字種類、1文字種類当り224文字分)
に対応する外字のビットマップフォントを、前記外字デ
ータ登録用エリア524から読取るためのアドレス情報
が記憶されている。前記アウトラインフォントキャラク
タインデックス523は、26880バイトの容量を持
ち、指定されたコード (40文字種類、1文字種類当り
224文字分) に対応する外字のアウトラインフォント
を、前記外字データ登録用エリア524から読取るため
のアドレス情報が記憶されている。
【0031】なお、前記B領域52の04ブロックの先
頭アドレスは、「0000」にオフセットされるように
なっている。
【0032】図3に、前記CPU1が行うメイン処理の
流れを示す。
【0033】まず、ホストコンピュータ7から送信され
たデータを受信するまでの待機状態となっており、ホス
トコンピュータ7から送信されたデータを受信すると、
この受信データの解析を行う。
【0034】この解析の結果、受信データがフォーマッ
ト要求のコマンドか否かを判断する。ここで、フォーマ
ット要求のコマンドでなければ、他の処理を行うように
なっており、この他の処理を終了すると、このメイン処
理を終了するようになっている。
【0035】また、受信データがフォーマット要求のコ
マンドならば、フォーマットの領域指定は、全領域か否
かを判断する (特定手段) 。
【0036】フォーマットの領域指定が全領域ならば、
ステップ1 (ST1) の処理として、ブロック00の先
頭アドレスから順番にブロック03の最終アドレスま
で、A領域51全体をフォーマット (初期化) し、この
A領域51のフォーマットが終了すると、ブロック04
の先頭アドレスから順番にブロック0Fの最終アドレス
まで、B領域52全体をフォーマットする (初期化手
段) 。
【0037】このB領域52のフォーマットが終了する
と、A領域フォーマット情報エリア511に、A領域5
1がフォーマット済みであることを示す特定値「999
9」を設定し、さらに、B領域フォーマット情報エリア
521にB領域52がフォーマット済みであることを示
す特定値「9999」を設定し (初期化情報更新手段)
、以上の設定が終了すると、このメイン処理を終了す
るようになっている。
【0038】また、フォーマットの領域指定が全領域で
なければ、フォーマットの領域指定がA領域か否かを判
断する (特定手段) 。
【0039】フォーマットの領域指定がA領域51なら
ば、B領域52のB領域フォーマット情報エリア521
に設定されているデータは、特定値「9999」か否か
を判断する。B領域フォーマット情報エリア521の設
定データが特定値でなければ、前述したステップ1以降
の処理を実行するようになっている。また、B領域フォ
ーマット情報エリア521の設定データが特定値なら
ば、A領域51をフォーマットし (初期化手段) 、この
A領域51のフォーマットが終了すると、A領域フォー
マット情報エリア511に、A領域51がフォーマット
済みであることを示す特定値「9999」を設定し (初
期化情報更新手段) 、このメイン処理を終了するように
なっている。
【0040】フォーマットの領域指定がA領域でなけれ
ば、A領域51のA領域フォーマット情報エリア511
に設定されているデータは、特定値「9999」か否か
を判断する。A領域フォーマット情報エリア511の設
定データが特定値でなければ、前述したステップ1以降
の処理を実行するようになっている。また、A領域フォ
ーマット情報エリア511の設定データが特定値なら
ば、B領域52をフォーマットし (初期化手段) 、この
B領域52のフォーマットが終了すると、B領域フォー
マット情報エリア521に、B領域52がフォーマット
済みであることを示す特定値「9999」を設定し (初
期化情報更新手段) 、このメイン処理を終了するように
なっている。
【0041】このような構成の本実施例においては、ま
ず、ホストコンピュータ7から送信されたデータが、フ
ォーマット要求のコマンドでなければ、他の処理を行
う。例えば、印字コマンドならば、DRAM9に印字デ
ータを描画し、この描画したビットマップデータに基づ
いて、各種センサ17からの信号により、サーマルヘッ
ド11、パルスモータ13、DCモータ15を制御して
用紙に印字を行う。
【0042】ホストコンピュータ7から送信されたフォ
ーマット要求のコマンドが受信されると、そのフォーマ
ットの領域指定が全領域か否かを判断し、全領域なら
ば、A領域51及びB領域52を共にフォーマット (初
期化) し、A領域フォーマット情報エリア511及びB
領域フォーマット情報エリア521に、それぞれ特定値
「9999」を設定する。
【0043】また、フォーマットの領域指定が全領域で
なく、A領域51に特定されていれば、A領域51をフ
ォーマットする前に、B領域フォーマット情報エリア5
21に特定値が設定されているか否かを判断し、特定値
が設定されているならば、A領域51をフォーマット
し、A領域フォーマット情報エリア511に特定値を設
定する。B領域フォーマット情報エリア521に特定値
が設定されていなければ、B領域52はフォーマットさ
れていない状態であるから、A領域51及びB領域52
を共にフォーマットし、A領域フォーマット情報エリア
511及びB領域フォーマット情報エリア521に、そ
れぞれ特定値を設定する。
【0044】また、フォーマットの領域指定が、B領域
52に特定されていれば、B領域をフォーマットする前
に、A領域フォーマット情報エリア511に特定値が設
定されているか否かを判断し、特定値が設定されている
ならば、B領域をフォーマットし、B領域フォーマット
情報エリア521に特定値を設定する。A領域フォーマ
ット情報エリア511に特定値が設定されていなけれ
ば、A領域51はフォーマットされていない状態である
から、A領域51及びB領域52を共にフォーマット
し、A領域フォーマット情報エリア511及びB領域フ
ォーマット情報エリア521に、それぞれ特定値を設定
する。
【0045】このように本実施例によれば、メモリの分
割された領域毎に、すなわち、A領域51とB領域52
に、それぞれフォーマット済みか否かを示す情報が設定
されるA領域フォーマット情報エリア511及びB領域
フォーマット情報エリア521を設け、フォーマット時
のフォーマットの領域指定が、全領域でない場合にも、
特定された領域以外の領域のフォーマット状態を確認
し、フォーマット済みでない (未フォーマット状態の)
領域があれば、フォーマットを行うとして特定された領
域と、未フォーマット状態の領域とを合わせてフォーマ
ットすることにより、フォーマットを行ったときには、
未フォーマット状態の領域を確実になくすことができ
る。
【0046】従って、未フォーマット状態の領域に対す
る読取り及び書込みが行われることを確実に防止するこ
とができる。
【0047】また、本実施例によれば、各領域毎に、フ
ォーマット情報を記憶するエリアが設けられているの
で、フォーマット時の未フォーマット状態の領域の確認
と同様に、データの読取り時又はデータの書込み時に、
そのエリアに設定されている情報を確認することによ
り、フォーマットを行うか否かの判断と同様に、未フォ
ーマット状態の領域に対する読取り及び書込みを逆に禁
止すれば、暴走やライトエラーの発生を確実に防止する
ことができる。
【0048】このように、この実施例では、A領域フォ
ーマット情報エリア511やB領域フォーマット情報エ
リア521が記憶された各記憶領域の先頭アドレスから
フォーマットを開始して、フォーマットの終了後に各フ
ォーマット情報エリアにフォーマット済みの情報を書込
むので、フォーマット処理の実行中で例えば電源が落ち
たときにでも、フォーマットされていない状態になり、
次にフォーマット要求が有ったときにフォーマットされ
なかった領域にフォーマットが実行される。
【0049】なお、この実施例では、各記憶領域毎に、
初期化情報記憶手段としてのA領域フォーマット情報エ
リア511とB領域フォーマット情報エリア521とを
設けているが、この発明はこれに限定されるものではな
く、例えば第3の記憶領域を別途設けて、そこにまとめ
てA領域フォーマット情報エリア511とB領域フォー
マット情報エリア521とを形成しても良いものであ
る。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
メモリ内の初期化済みでない領域を把握し、メモリの初
期化を行うときには、特定の領域のみの初期化であって
も、初期化済みでない領域も同時に初期化することがで
きて、初期化されていない領域に対する読取り及び書込
みが行われることを確実に防止することができるデータ
処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のラベルプリンタの要部回
路構成を示すブロック図。
【図2】同実施例のラベルプリンタのフラッシュメモリ
カードのメモリ構成を示す図。
【図3】同実施例のラベルラベルプリンタで行われるメ
イン処理の流れを示す図。
【符号の説明】
1…CPU、5…フラッシュメモリカード、51…A領
域、52…B領域、511…A領域フォーマット情報エ
リア、521…B領域フォーマット情報エリア。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記憶領域に分割して使用するメモ
    リを備え、このメモリの各記憶領域に記憶されたデータ
    に基づいてデータ処理を行うデータ処理装置において、
    前記メモリに設けられ、前記メモリの各記憶領域毎に初
    期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記
    憶手段と、前記メモリの複数の記憶領域のうち、初期化
    を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特定手
    段により特定された記憶領域及び前記初期化情報記憶手
    段に初期化されたことを示す情報が記憶されていない記
    憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初期化
    手段により初期化された全ての記憶領域に対応して、前
    記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す情報を
    記憶させる初期化情報更新手段とを設けたことを特徴と
    するデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の記憶領域に分割して使用するフラ
    ッシュメモリを備え、このフラッシュメモリの各記憶領
    域に記憶されたデータに基づいてデータ処理を行うデー
    タ処理装置において、前記フラッシュメモリに設けら
    れ、前記フラッシュメモリの各記憶領域毎に初期化され
    たか否かを示す情報が記憶される初期化情報記憶手段
    と、前記フラッシュメモリの複数の記憶領域のうち、初
    期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、この特
    定手段により特定された記憶領域及び前記初期化情報記
    憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶されていな
    い記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、この初
    期化手段により初期化された全ての記憶領域に対応し
    て、前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを示す
    情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたことを
    特徴とするデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の記憶領域に分割して使用するフラ
    ッシュメモリを交換可能に備え、このフラッシュメモリ
    の各記憶領域に記憶されたデータに基づいてデータ処理
    を行うデータ処理装置において、前記フラッシュメモリ
    に設けられ、前記フラッシュメモリの各記憶領域毎に初
    期化されたか否かを示す情報が記憶される初期化情報記
    憶手段と、前記フラッシュメモリの複数の記憶領域のう
    ち、初期化を行うべき記憶領域を特定する特定手段と、
    この特定手段により特定された記憶領域及び前記初期化
    情報記憶手段に初期化されたことを示す情報が記憶され
    ていない記憶領域に対して初期化を行う初期化手段と、
    この初期化手段により初期化された全ての記憶領域に対
    応して、前記初期化情報記憶手段に初期化されたことを
    示す情報を記憶させる初期化情報更新手段とを設けたこ
    とを特徴とするデータ処理装置。
JP6001154A 1994-01-11 1994-01-11 データ処理装置 Pending JPH07210444A (ja)

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