JPH0721039Y2 - プラグイン形カ−トリツジ - Google Patents

プラグイン形カ−トリツジ

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JPH0721039Y2
JPH0721039Y2 JP1984062418U JP6241884U JPH0721039Y2 JP H0721039 Y2 JPH0721039 Y2 JP H0721039Y2 JP 1984062418 U JP1984062418 U JP 1984062418U JP 6241884 U JP6241884 U JP 6241884U JP H0721039 Y2 JPH0721039 Y2 JP H0721039Y2
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JP
Japan
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case
piezoelectric element
tone arm
support
connection
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JP1984062418U
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Inventor
義雄 安達
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株式会社エ−ユ−イ−研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプラグイン形カートリツジにかかり、詳しくは
出力端子の取付構造に特徴を有する圧電形のプラグイン
形カートリツジに関する。
(従来の技術) 従来、カンチレバーの振動を圧電素子に加え、この圧電
素子から発生する電気信号を取出すようにした圧電形の
カートリツジは種々提供されている。
これらのカートリツジにおいて圧電素子の出力信号を外
部に取出すには、例えば圧電素子に金等からなるリード
を接続し、このリードを圧電素子に取付けられた接続端
子に接続すると共に、この接続端子を一体化したカート
リツジをヘツドシエル等に取付けてトーンアーム側の端
子と前記接続端子を電気的に接続して行なつている。
しかし、これによると圧電素子へのリードの接続やリー
ドと接続端子との接続作業に多くの手間を要し、しか
も、リードとして通常、金線を用いること等からコスト
が高くなる欠点を有していた。
また、カートリツジをトーンアームに一体的に連結し、
かつ所定の電気的接続を行なうための構造が概して複雑
であり、カートリツジをワンタツチでトーンアームに取
付けられる、いわゆるプラグイン形の構造簡単なカート
リツジの提案が望まれていた。
(考案の目的) 本考案は上記の欠点を解消するべく提案されたもので、
その目的とするところは、圧電素子が保持されるサポー
トに取付けられ、かつ圧電素子を保持するケースの表面
に導出された接続端子のみによつて圧電素子とトーンア
ーム側の接続端子との電気的接続を行なうようにし、し
かもワンタツチでトーンアームに取付可能として、カー
トリツジの製造、組立作業の容易化、コストの低減およ
び交換等のための着脱等、使い勝手の向上を可能とした
プラグイン形カートリツジを提供することにある。
(考案の構成) 以下、図に沿つて本考案を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図であり、図
において1はゴム等からなるアーマチユアで、このアー
マチユア1には、正面から見てほぼハの字をなすように
2個の棒状の圧電素子エレメント(以下、エレメントと
いう)2a,2bが後方に向けて延設されている。なお、こ
のエレメント2a,2bは例えばロツシエル塩から構成され
る。そして、エレメント2a,2bの後端部近傍は、平板状
をなすゴム等からなるダンパー3およびサポート4を貫
通し、これらによつて支持されている。
また、5は基端部が適宜な構造によつて支持され、かつ
アーマチユア1の下面に当接されるカンチレバーであ
り、その先端下面にはスタイラス6が固着されている。
次に、7は第1のケースで、ダンパー3およびサポート
4を保持する凹部7a,7bが後部上面に夫々形成され、ま
た前部下面にはカンチレバー5の先端部近傍を受容する
切欠7cが形成されている。更に、第1のケース7の上面
の適宜な位置には、後述する第2のケース8の係合ピン
8eに係合する係合孔7dが複数形成される。
一方、8は第2のケースを示し、この第2のケース8は
第1のケース7と共にエレメント2a,2bおよびダンパー
3、サポート4等を収容するケース部8aと、このケース
部8aの前方に一体的に連設されたヘツドシエル部8bとか
ら構成されている。またケース部8aのほぼ中央部から後
端部にかけて、後述する接続端子9a,10aの形状に適合す
る取付凹部8cが2つ形成されており、これらの取付凹部
8cと同様の2つの取付凹部が第1のケース7の下表面に
も形成されているが、便宜上、これらの図示は省略す
る。なお、8dは取付凹部8cの端部に突設された係止ボス
を示し、8eは係合孔7dに係合する係合ピンを夫々示す。
そして、9a,9b,10a,10bは接続端子であり、これらのう
ち接続端子9a,9bは例えば第3図に示す如く右信号の
+,−(R+,R−)に、また接続端子10a,10bは例えば
左信号の+,−(L+,L−)に夫々対応させてある。こ
れら接続端子9a,9b,10a,10bの個々の構造は、第2のケ
ース8の取付凹部8c等に合致して係合されるターミナル
片9′,10′と、このターミナル片9′,10′の端部に付
設された幅狭の接触片9″,10″とからなるものであ
る。
次に本考案の組立方法を説明すると、先ず、第1図に示
すようにアーマチユア1,エレメント2a,2b、ダンパー3
およびサポート4を一体化したものを第1のケース7の
所定箇所に収納し、その後、ターミナル片9′,10′を
真直に延ばした状態の接続端子9a〜10bの各接触片9″,
10″を、第2図,第3図に示す如く第1および第2のケ
ース7,8の後端部の切欠を介してエレメント2a,2bとこの
エレメント2a,2bが挿入されたサポート4の通孔の内面
との間に圧入する。これにより、各エレメント2a,2bと
接続端子9a〜10bとは夫々電気的に接続されることとな
る。
次いで、第2のケース8を、その係合ピン8eと第一のケ
ース7の係合孔7dとを係合させつつ第1のケース7に被
せ、両ケース7,8を適宜接着して一体化する。その後、
接続端子9a〜10bのターミナル片9′,10′をほぼ直角に
折曲して各ケース7,8の取付凹部8c等に係止させ、必要
に応じて係止ボス8dを熱カシメする等の方法によつて接
続端子9a〜10bを夫々固定すればよい。
なお、第2図および第3図に示すように接続端子9a〜10
bの係止ボス8d近くを外側へ若干、屈曲して突出させる
ことにより、下述の如くトーンアーム(図示せず)側と
の接続が一層良好に行なわれるものである。
すなわち、接続端子9a〜10bが露出された各ケース7,8の
後端部を受容し得るような接続端部をトーンアーム側に
形成し、この接続端部の内面の所定位置に、各接続端子
9a〜10bのターミナル部9′,10′と接触可能な4つの接
続端子を露出させておくことにより、本考案をトーンア
ーム側の接続端部に単に圧入するだけで各エレメント2
a,2bからの出力信号をトーンアーム側へ取出すことがで
きる。換言すれば、本考案ではレコードの音溝に応じた
スタイラス6およびカンチレバー5ないしアーマチユア
1の振動がエレメント2a,2bに夫々伝達され、これらの
エレメント2a,2bの歪みに応じた左または右の電気信号
がエレメント2a,2bの後端部に圧接されている接続端子9
a〜10bに伝わるため、カートリツジをトーンアーム側に
取付けるだけでワンタツチでトーンアーム側との機械
的、電気的な接続が行なえ、スタイラス6の振動を電気
信号に変換してトーンアーム側の回路に正確に伝達する
ことができ、いわゆるプラグインタイプのカートリツジ
を容易に実現できるものである。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、カンチレバーに従動する
圧電素子エレメントと、この圧電素子エレメントに被装
されるダンパーおよびサポートと、これらの圧電素子エ
レメント、ダンパーおよびサポートを保持する第1のケ
ースおよびヘツドシエル部が付設された第2のケース
と、前記サポートと前記圧電素子エレメントとの間に一
端が夫々圧入され、かつ他端が前記各ケースの外表面に
導出されてトーンアーム側の接続端子に圧接可能な複数
の接続端子とを備えたから、圧電素子とトーンアーム側
の端子との電気的接続を単に接続端子のみによつて行な
うことができ、従来の如く金線等のリードを圧電素子や
接続端子に接続する必要がなく製造、組立作業の容易
化、コストの低減が図れる等の効果を有する。
加えて、本考案をトーンアーム側へ圧入するだけでトー
ンアームと機械的かつ電気的に接続することができ、交
換等のため着脱が容易で、使い勝手のよいプラグイン形
カートリツジが得られる利点がある。また、接続端子が
組込まれる第1,第2のケース内に、スタイラスを有する
カンチレバー,エレメント,ダンパーおよびサポート部
材等が位置するため、別途のケースを必要とせず、それ
らの部材を保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示すもので、
第1図は分解斜視図、第2図は組立後の斜視図、第3図
は要部の背面図である。 1……アーマチユア、2a,2b……圧電素子エレメント、
3……ダンパー、4……サポート、5……カンチレバ
ー、6……スタイラス、7……第1のケース、8……第
2のケース、8a……ケース部、8b……ヘツドシエル部、
9a,9b,10a,10b……接続端子、9′10′……ターミナル
部、9″,10″……接触片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カンチレバーに従動する圧電素子エレメン
    トと、この圧電素子エレメントに被装されるダンパーお
    よびサポートと、これらの圧電素子エレメント、ダンパ
    ーおよびサポートを保持する第1のケースおよびヘツド
    シエル部が付設された第2のケースと、前記サポートと
    前記圧電素子エレメントとの間に一端が夫々圧入され、
    かつ他端が前記各ケースの外表面に導出されてトーンア
    ーム側の接続端子に圧接可能な複数の接続端子とから構
    成したことを特徴とするプラグイン形カートリツジ。
JP1984062418U 1984-04-27 1984-04-27 プラグイン形カ−トリツジ Expired - Lifetime JPH0721039Y2 (ja)

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