JPH07209926A - 両面カラー画像形成装置 - Google Patents

両面カラー画像形成装置

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JPH07209926A
JPH07209926A JP6006551A JP655194A JPH07209926A JP H07209926 A JPH07209926 A JP H07209926A JP 6006551 A JP6006551 A JP 6006551A JP 655194 A JP655194 A JP 655194A JP H07209926 A JPH07209926 A JP H07209926A
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JP
Japan
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image
toner
image forming
double
forming apparatus
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JP6006551A
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English (en)
Inventor
Satoru Haneda
哲 羽根田
Tadayoshi Ikeda
忠義 池田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのトナー画像の形成とその転写材の表裏
への転写を連続して行うようにする。 【構成】 感光体ベルト1と複数の現像器2Y〜2Kな
らびに帯電器3、光書込み装置4などを対称的なレイア
ウトで収容するユニットIAとユニットIBを、転写材
の給紙方向の上流側から所定の距離を置いてその給紙面
の両側に配置し、給紙される転写材の一方の面にユニッ
トIAによって形成されるトナー画像を転写し次いで他
方の面にユニットIBによって形成されるトナー画像を
連続して転写して両面画像の記録を行うことを特徴とし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は転写材の表裏両面に画像
を記録する両面画像形成装置に関し、特にベルト状像担
持体によるカラー画像の記録を可能とする両面カラー画
像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来転写材の表裏両面に画像を記録する
装置としては装置内に反転給紙装置を設け、表面に画像
を転写した転写材を一旦中間スタッカに収容し、その転
写材をスイッチバックの形式で再給紙して裏面に画像を
転写するタイプの両面画像形成装置が知られている。
【0003】また、中間スタッカに替えて転写材の給紙
路に真空ドラムを設け、表面に画像を転写した転写材を
一旦真空ドラムに巻回しその逆転作用により転写材を表
裏反転して再給紙する形式の両面画像形成装置も提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前述の中
間スタッカを使用するタイプの装置は転写材の搬送路が
長くなるための画像記録に時間を要すると共に装置の容
積が大きくなりまた定着加熱を反復することもあって紙
質を損じたりジャムの発生頻度が高くなる等の欠点を有
している。
【0005】一方真空ドラムを用いる装置では表面に転
写した画像を未定着の状態で真空ドラムに巻回し反転給
紙させるためにトナーの飛散によって画像を損うおそれ
があるとされている。
【0006】これ等従来の両面画像形成システムのもつ
欠点や課題はカラー画像形成装置の場合特に問題であ
り、本発明はこの点を解決して改良した結果高品質のカ
ラー画像を転写材の表裏両面に極めて能率的に転写・記
録することの出来る両面カラー画像形成装置の提供を目
的としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、像担持体上
に単色のトナー像の重ね合わせによってカラートナー像
を形成し、前記カラートナー像を転写材の両面に転写す
る両面カラー画像形成装置において、前記転写材の給紙
路の両側にベルト状像担持体と複数の現像器とクリーニ
ング装置とから構成される2組の画像形成部を配設し、
前記転写材の両面に連続して画像を転写することを特徴
とする両面カラー画像形成装置(第1発明)、および像
担持体上に単色のトナー像の重ね合わせによってカラー
トナー像を形成し、前記カラートナー像を転写材の両面
に転写する両面カラー画像形成装置において、前記転写
材を水平方向に給紙し、搬送上流側から前記転写材の上
面次いで下面の順に画像を転写することを特徴とする両
面カラー画像形成装置(第2発明)によって達成され
る。
【0008】
【実施例】実施例の説明に先立ち各カラー画像形成装置
の共通とする画像形成部の構成とその機能について説明
する。
【0009】図1および図6に示すカラー画像形成装置
において1は光導電体を塗布あるいは蒸着した可撓性の
ベルトから成るベルト状の感光体である感光体ベルト
で、該感光体ベルト1は一対の回動ローラの間に架設さ
れていて一方の回動ローラの駆動により矢示方向に搬送
される。
【0010】2Y,2M,2Cおよび2Kはそれぞれイ
エロー、マゼンタ、シアンおよび黒色の各現像剤を収容
する複数の現像器で、それぞれ前記感光体ベルト1と所
定の間隙を保つ現像スリーブを備え、感光体ベルト1上
の潜像を非接触の反転現像により顕像化する。
【0011】前記各現像器は感光体ベルト1の搬送上流
側にそれぞれ帯電器3とレーザビームを用いた光書込み
装置4が配設され、それ等のさらに上流側の感光体ベル
ト1の周面には常時圧接状態のブレードを備えるクリー
ニング装置5が設けられている。
【0012】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0013】先ず、本実施例による多色像の形成は次の
像形成システムに従って遂行される。すなわち、オリジ
ナル画像を撮像素子が走査するカラー画像データ入力部
で得、このデータを画像データ処理部で演算処理して画
像データを作成し、一旦画像メモリに格納される。次い
でこの画像データは記録時取り出されて記録部である例
えば図1あるいは図6のカラー画像形成装置へ入力され
る。すなわち、前記カラー画像形成装置とは別体の画像
読取装置から出力される色信号である画像データが前記
光書込み装置4に入力されると、光書込み装置4におい
ては図示しない書き込み光源である半導体レーザで発生
されたレーザビーム(書き込み光)は図示しない回転多
面鏡により回転走査され、予め帯電手段たるスコロトロ
ンの帯電器3によって一様な電荷を付与された感光体ベ
ルト1の周面上に投射され主走査がなされて輝線を形成
する。
【0014】一方、走査が開始されるとレーザビームが
図示しないインデックスセンサによって検知され、第1
の色信号により変調されたレーザビームが前記感光体ベ
ルト1の周面上を走査する。従ってレーザビームによる
主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査により感光
体ベルト1の周面上に第1の色に対応する潜像が形成さ
れて行く。この潜像は現像手段の内イエロー(Y)のト
ナー(顕像媒体)の装填された現像器2Yにより現像さ
れて、ベルト表面にトナー像が形成される。
【0015】イエローのトナー像を形成した前記の感光
体ベルト1は次なる帯電器3により再び帯電され、さら
に光書込み装置4による第2の色信号により変調された
レーザビームの走査を受けてイエローのトナー像の上に
第2の色と対応する潜像を形成される。この潜像はマゼ
ンタのトナーの装填された現像器2Mにより現像されて
前記のイエローのトナー像の上にマゼンタのトナー像が
重ね合わせて形成される。
【0016】同様のプロセスにより第3の色に対応する
潜像がシアンのトナーを装填する現像器2Cにより、さ
らに第4の色に対応する潜像が黒色のトナーを装填する
現像器2Kの色によりそれぞれ現像されて重ね合わさ
れ、感光体ベルト1はほぼ半周する間にその周面にカラ
ーのトナー像を形成される。これ等各現像器2Y,2
M,2Cおよび2Kの各現像スリーブには直流あるいは
さらに交流のバイアス電圧が印加され、顕像手段である
2成分現像剤による非接触現像が行われ、基体が接地さ
れた感光体ベルト1には非接触で現像が行われるように
なっている。
【0017】また、図2および図7に示すカラー画像形
成装置において、21はウレタンゴム等の絶縁体の可撓性
ベルトから成る中間転写体で、該中間転写体21は一対の
回動ローラの間に架設されていて一方の回動ローラの駆
動により矢示方向に搬送される。
【0018】22Y,22M,22Cおよび22Kはそれぞれイ
エロー,マゼンタ,シアンおよび黒色の各トナー像を形
成する感光体ドラムで前記中間転写体21の搬送に同期し
てそれぞれ矢示方向に駆動回転される。
【0019】前記各感光体ドラムの周囲には帯電器23、
光書込み装置24、現像器25とクリーニング装置26が配設
され、それ等のさらに上流側の中間転写体21の周面には
常時圧接状態のブレードを備えるクリーニング装置27が
設置されている。
【0020】かかるカラー画像形成装置によるカラー画
像形成のプロセスは次のようにして行われる。
【0021】前述のカラー画像形成装置同様別体の画像
読取装置から出力される色信号である画像データが前記
光書込み装置24に入力されると、レーザビームが走査さ
れ帯電器23によって一様な電荷を付与された感光体ドラ
ム22Yの周面上に輝線が形成される。
【0022】一方走査が開始されるとレーザビームがイ
ンデックスセンサによって検知され、第1の色信号によ
り変調されたレーザビームが前記感光体ドラム22Yの周
面上を走査して第1の色に対応する潜像を形成する。
【0023】この潜像はイエローのトナーを装填する現
像器25により現像されて中間転写体21の周面上にイエロ
ーのトナー像として一旦転写される。
【0024】次いで感光体ドラム22Mの周面には第2の
色に対応する潜像が成形されマゼンタのトナーを装填す
る現像器25の現像によりマゼンタのトナー像が形成され
て、このトナー像が中間転写体21上のイエローのトナー
像に同期して重ね合わせて転写される。
【0025】同様のプロセスにより第3の色に対応する
シアンのトナー像が感光体ドラム22Cの周面に、さらに
第4の色に対応する黒色のトナー像が感光体ドラム22K
の周面にそれぞれ形成されて、何れも前記のイエローお
よびマゼンタのトナー像の上に重ね合わせて中間転写体
21は1周以内の間にその周面にカラーのトナー像が形成
される。
【0026】各感光体ドラムは中間転写体21へのトナー
像の転写後それぞれのクリーニング装置26により残留ト
ナーを除去・清掃させる。
【0027】前記の各画像形成部はそれぞれ一体化した
ユニットとして転写材の搬送路の両側に2組設けられ、
その一方の画像形成部が原稿の表面画像もしくは1枚目
の原稿画像の、他方の画像形成部が原稿の裏面画像もし
くは2枚目の原稿画像のトナー画像を形成するのに使用
される。
【0028】(実施例1)第1発明による実施例を図1
ないし図5によって説明する。なお図中同じ構造と機能
を有する部材については共通の符号をもって示してい
る。
【0029】本実施例の各カラー画像形成装置は転写材
の給紙方向を装置本体の下方から上方に垂直に給紙する
形式をとっていて、従って前述した各画像形成ユニット
は図1および図2に示す如く感光体ベルト1あるいは中
間転写体21を水平方向に張設し、それぞれの下面に前記
の各現像器あるいは各感光体ドラムを位置させた状態に
装着されている。
【0030】各画像形成ユニットの内、原稿の表面画像
もしくは1枚目の原稿画像のトナー画像を形成するユニ
ットIAおよびIIAは転写材の給紙方向の上流側に、一
方原稿の裏面画像もしくは2枚目の原稿画像のトナー画
像を形成するユニットIBおよびIIBはそれより所定の
距離を置いた下流側に装着される。
【0031】前記のユニットIAとIBあるいはユニッ
トIIAとIIBとは機材のレイアウトとその作動方向が左
右対称であるため、前後を反転して装着出来るようにす
れば共通のユニットとすることも可能である。
【0032】両面コピーモードとコピーサイズの選択に
より前記のユニットIAとIBあるいはユニットIIAと
IIBによるトナー画像の形成が開始され、これに同期し
て給紙ローラ7Aあるいは7Bが作動して給紙カセット
6Aもしくは6Bの何れかから転写材が搬出される。
【0033】搬出された転写材はタイミングローラ8で
一旦停止しユニットIAおよびIIAに形成されるトナー
画像の搬送に同期して第1の転写部へと給送を開始さ
れ、転写器9Aにより先ず表面にトナー画像を転写され
る。
【0034】表面にトナー画像を転写した転写材は分離
器10Aにより帯電を除去されて感光体ベルト1あるいは
中間転写体21より分離して上方へ直進し、次いでユニッ
トIBあるいはIIBの構成する第2の転写部へと給送さ
れるが、それに先立ち除電器11Aにおいて帯電されて転
写時のトナーの散りを防止される。
【0035】ユニットIBあるいはIIBにおいては前述
したユニットIAあるいはIIAにおけるトナー画像の形
成に対し、所定のタイムラグを置いてトナー画像の形成
が行われ、それによって第2の転写部において転写器9
Bにより転写材は給送に同期してその裏面にトナー画像
の転写を受ける。
【0036】裏面にトナー画像を転写した転写材は分離
器10Bにより帯電を除去されて感光体ベルト1あるいは
中間転写体21の周面より分離して上方へ直進し、さらに
定着ローラ12に向け給送されるが、それに先立ち除電器
11Bにおいて帯電されて定着時のトナーの散りを防止さ
れる。
【0037】次いで定着ローラ12の圧着加熱により両面
のトナー画像を定着した転写材は排紙モードの選択によ
るガイド部材13の切換により排紙ローラ14Aあるいは14
Bを介して左右何れかの排紙トレイに排出される。
【0038】かくして転写材は、比較的短い給紙過程に
おいて表裏両面にトナー画像を連続して転写されて、短
時間の内に効率良く両面コピーのプロセスを終了するこ
とが出来る。
【0039】本発明はさらに感光体を複数回回転させる
ことによってカラー画像の形成を行う形式の装置に対し
ても適用することが出来る。
【0040】図3はその一実施例を示したもので、感光
体ベルト31は回転の1周目にその周面に光書込み装置34
により第1の色に対応する潜像を形成し、これを現像器
32Yによって現像してイエローのトナー画像とする。続
いて前記感光体ベルト31は2,3および4周目にその都
度第2、第3および第4の色に対応するそれぞれの潜像
を形成してそれぞれを現像器32M,32Cおよび32Kによ
って現像してマゼンタ、シアンおよび黒色の各トナー画
像を前記のイエローのトナー画像に重ね合わせることに
よってカラーのトナー画像を形成する。
【0041】本実施例においても画像形成部を一体とし
たユニットIIIAとIIIBは転写材の給紙方向に沿い所定
の転写のタイムラグが設定される位置に装着される。
【0042】なお本実施例の装置に使用するクリーニン
グ装置35のブレードは画像形成中には感光体ベルト31の
周面より退避した位置に保たれる。
【0043】図4は転写材の搬送面に対する感光体ベル
ト1の水平方向の位置関係を示したもので、給紙方向の
下流側に装着されるユニットIBの感光体ベルト1の右
側端面すなわち第2の転写部の画像転写面は、上流側に
装填されるユニットIAの感光体ベルト1の左側端面す
なわち第1の転写部の画像転写面の延長線(一点鎖線を
もって示す)より若干右側に位置されている。
【0044】従って第1の転写部を通過して表面すなわ
ち右側面にトナー画像を転写した転写材は、その先端部
をユニットIBの感光体ベルト1に当接したあとその周
面に沿い、実線にて示すように転写器9Bや分離器10B
に触れることなく給送され、第1の転写部において転写
した表面側のトナー画像は接触による画像の損傷を受け
ずに安全に裏面側の転写を受けることが出来る。なお第
1の転写部における転写の方式としては図示の転写器9
Aによるコロナ放電の転写方式に替えて転写ローラを用
いたローラ転写方式の使用が好ましく、それによって転
写率がより高められると共に転写材に過剰な電荷を与え
ることがないので転写材の感光体ベルト1の周面よりの
分離性がさらに向上し従って転写材の給紙方向も安定さ
れる。
【0045】かかる第1の転写部から第2の転写部に至
る間の転写材の給紙方向の規制措置は、前述した中間転
写体21を使用する装置や感光体ベルト31の多回転によっ
て画像形成を行う装置に対しても適用される。
【0046】さらに前記のユニットIAおよびIIAにそ
れぞれ収容される複数の現像器に対するトナーの補給な
らびに各クリーニング装置からの廃トナーの回収は装置
に内蔵される共通のトナー補給容器ならびに廃トナー回
収容器によって行われる。
【0047】図5は図1に示す装置におけるトナーの補
給系統と廃トナーの回収系統を示したもので、トナー補
給容器Hは前記のユニットIAの上部に内蔵されてい
て、ユニットIAの収容する各現像器に対するトナーは
対応する各トナーホッパHY,HM,HCおよびHKよ
り搬送スクリュを内蔵する補給パイプP1によってそれ
ぞれ供給され、ユニットIBの収容する各現像器に対す
るトナーも同じく前記の各トナーホッパより補給パイプ
P2を介して供給される。一方廃トナー回収容器Bは前
記のユニットIBの下部に内蔵されていて、ユニットI
AおよびユニットIBの収容する各クリーニング装置5
からの廃トナーは搬送スクリュを内蔵する回収パイプP
3およびP4によってそれぞれ集中して回収される。か
かるトナーの補給ならびに廃トナーの回収は前述した中
間転写体21を使用する装置や感光体ベルト31の多回転に
よって画像形成を行う装置についても容易に組み込みが
可能である。
【0048】(実施例2)第2発明による実施側を図6
ないし図9によって説明する。なお本実施例の場合も図
中同じ構造と機能を有する部材については共通の符号を
もって示している。
【0049】本実施例の各カラー画像形成装置は転写材
の給紙方向を装置本体の水平方向に給紙する形式をとっ
ていて、従って前述した各画像形成ユニットは図6およ
び図7に示す如く感光体ベルト1あるいは中間転写体21
を垂直方向に張設し、それぞれの両面に前記の各現像器
あるいは各感光体ドラムを位置させた状態に装着されて
いる。
【0050】各画像形成ユニットの内原稿の表面画像も
しくは1枚目の原稿画像のトナー画像を形成するユニッ
トIVAおよびVAは転写材の給紙方向の上流側の上部
に、一方原稿の表面画像もしくは2枚目の原稿画像のト
ナー画像を形成するユニットIVAとIVBおよびVBはそ
れより所定の距離を置いた下流側の下部に装着される。
【0051】前記のユニットIVAとIVBおよびVAとV
Bとは機材のレイアウトとその作動方向が上下対称であ
るため、前後を反転して装着出来るようにすれば共通の
ユニットとすることも可能である。
【0052】両面コピーモードの選択により前記のユニ
ットIVAとIVB或いはあるいはユニットVAとVBによ
るトナー画像の形成が開始され、これに同期して給紙ロ
ーラ7が作動して給紙カセット6から転写材が搬出され
る。
【0053】搬出された転写材はタイミングローラ8で
一旦停止しユニットIVAあるいはVAに形成されるトナ
ー画像の搬送に同期して第1の転写部へと給送を開始さ
れ、転写器9Aにより先ず表面にトナー画像を転写され
る。
【0054】表面にトナー画像を転写した転写材は分離
器10Aにより帯電を除去されて感光体ベルト1あるいは
中間転写体21より分離して水平に直進し、次いでユニッ
トIVBあるいはVBの構成する第2の転写部へと給送さ
れるが、それに先立ち図8に示す除電器11Aにおいて帯
電されて転写時のトナーの散りを防止される。
【0055】ユニットIVBあるいはVBにおいては前述
したユニットIVAあるいはVAにおけるトナー画像の形
成に対し所定のタイムラグを置いてトナー画像の形成が
行われ、それによって第2の転写部において転写器9B
により転写材は給送に同期してその裏面にトナー画像の
転写を受ける。
【0056】裏面にトナー画像を転写した転写材は分離
器10Bにより帯電を除去されて感光体ベルト1あるいは
中間転写体21の周面より分離して水平に直進し、さらに
定着ローラ12に向け給送されるがそれに先立ち除電器11
Bにおいて帯電されて定着時のトナーの散りを防止され
る。
【0057】定着ローラ12の圧着加熱により両面のトナ
ー画像を定着した転写材は排紙ローラ14を介して排紙ト
レイに排出される。
【0058】かくして転写材は比較的短い給紙過程にお
いて、表裏両面にトナー画像を連続して転写され、短時
間の間に効率良く両面にコピーのプロセスを終了するこ
とが出来る。
【0059】図7は転写材の搬送面に対する感光体ベル
ト1あるいは中間転写体21の上下方向の位置関係を示し
たもので、第2の転写部の画像転写面すなわち給紙方向
の下流側に装着されるユニットIVB,VB側の感光体ベ
ルト1および中間転写体21の上側端面は、図示のように
第1の転写部の画像転写面すなわち給紙方向の上流側に
装着されるユニットIVA,VA側の感光体ベルト1およ
び中間転写体21の下側端面の延長線(一点鎖線をもって
示す)より若干上側に位置されている。
【0060】従って第1の転写部を通過して表面すなわ
ち上面にトナー画像を転写した転写材は、その先端部と
ユニットIVB,VB側の感光体ベルト1あるいは中間転
写体21に当接してその周面に沿い、実線にて示すように
転写器9Bや分離器10Bに触れることなく給送され、第
1の転写部において転写した表面側のトナー画像は接触
による画像の損傷を受けずに安全に裏面側の転写を受け
ることが出来る。なお第1の転写部における転写の方式
としては図示の転写器9Aによるコロナ放電の転写方式
に替えて転写ローラを用いたローラ転写方式の使用が好
ましく、それによって転写率がより高められると共に転
写材に過剰な電荷を与えることがないので転写材の感光
体ベルト1や中間転写体21の周面よりの分離性がさらに
向上し従って転写材の給紙方向も安定される。
【0061】図9は図6に示す装置におけるトナーの補
給系統と廃トナーの回収系統を示したもので、トナー補
給容器Hは前記のユニットIVAの右側部に図示の配置で
内蔵されていて、ユニットIVAの収容する各現像器に対
するトナーは対応する各トナーホッパHM,HC,HY
およびHKより搬送スクリュを内蔵する補給パイプP1
によってそれぞれ供給され、ユニットIVBの収容する各
現像器に対するトナーも同じく前記の各トナーホッパよ
り補給パイプP2を介して供給される。一方廃トナー回
収容器Bは前記のユニットIVBの左側部に内蔵されてい
て、ユニットIVAおよびユニットIVBの収容する各クリ
ーニング装置5からの廃トナーは搬送スクリュを内蔵す
る回収パイプP3およびP4によってそれぞれ集中して
回収される。かかるトナーの補給ならびに廃トナーの回
収は実施例1の場合と同様中間転写体21を使用する装置
や感光体ベルト1の多回転によって画像形成を行う装置
についても容易に組み込みが可能である。
【0062】
【発明の効果】本発明により、転写材の反転再給紙装置
等を必要とせず極く短い給紙過程において両面画像の形
成ならびに転写を連続して行うことが可能となり、その
結果コンパクトな装置でコピースピードの向上したカラ
ー画像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のカラー画像形成装置(その一)の構
成図。
【図2】実施例1のカラー画像形成装置(その二)の構
成図。
【図3】実施例1のカラー画像形成装置(その三)の構
成図。
【図4】前記各装置の要部説明図。
【図5】前記各装置におけるトナーの補給ならびに回収
の系統図。
【図6】実施例2のカラー画像形成装置(その一)の構
成図。
【図7】実施例2のカラー画像形成装置(その二)の構
成図。
【図8】前記各装置の要部説明図。
【図9】前記各装置におけるトナーの補給ならびに回収
の系統図。
【符号の説明】
1,31 感光体ベルト 2Y〜2K,32Y〜32K 現像器 3,23,33 帯電器 4,24,34 光書込み装置 5,35 クリーニング装置 6A,6B 給紙カセット 7A,7B 給紙ローラ 8 タイミングローラ 9A,9B 転写器 10A,10B 分離器 12 定着ローラ 14 排紙ローラ 22Y〜22K 感光体ドラム IA,IB,IIA,IIB,IIIA,IIIB (画像形成)
ユニット H トナー補給容器 B 廃トナー回収容器

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に単色のトナー像の重ね合わ
    せによってカラートナー像を形成し、前記カラートナー
    像を転写材の両面に転写する両面カラー画像形成装置に
    おいて、前記転写材の給紙路の両側にベルト状像担持体
    と複数の現像器とクリーニング装置とから構成される2
    組の画像形成部を配設し、前記転写材の両面に連続して
    画像を転写することを特徴とする両面カラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ベルト状像担持体を水平方向に張設
    したことを特徴とする請求項1の両面カラー画像形成装
    置。
  3. 【請求項3】 前記2組の画像形成部は同一の構成のも
    のであることを特徴とする請求項1または2の両面カラ
    ー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記転写材は表面の画像の転写後、前記
    ベルト状像担持体に当接して裏面の画像を転写すること
    を特徴とする請求項1ないし3の何れかの両面カラー画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 各同色の現像器に対し共通のトナー補給
    容器を設けたことを特徴とする請求項1の両面カラー画
    像形成装置。
  6. 【請求項6】 各クリーニング装置に対し共通の廃トナ
    ー回収容器を設けたことを特徴とする請求項1の両面カ
    ラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 像担持体上に単色のトナー像の重ね合わ
    せによってカラートナー像を形成し、前記カラートナー
    像を転写材の両面に転写する両面カラー画像形成装置に
    おいて、前記転写材を水平方向に給紙し、搬送上流側か
    ら前記転写材の上面次いで下面の順に画像を転写するこ
    とを特徴とする両面カラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記ベルト状像担持体を垂直方向に張設
    したことを特徴とする請求項7の両面カラー画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 前記転写材は上面の画像の転写後、前記
    ベルト状像担持体に当接して下面の画像を転写すること
    を特徴とする請求項7または8の両面カラー画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】 各同色の現像器に対し共通のトナー補
    給容器を設けたことを特徴とする請求項7の両面カラー
    画像形成装置。
  11. 【請求項11】 各クリーニング装置に対し共通の廃ト
    ナー回収容器を設けたことを特徴とする請求項7の両面
    カラー画像形成装置。
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