JPH0720885Y2 - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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JPH0720885Y2
JPH0720885Y2 JP1988077208U JP7720888U JPH0720885Y2 JP H0720885 Y2 JPH0720885 Y2 JP H0720885Y2 JP 1988077208 U JP1988077208 U JP 1988077208U JP 7720888 U JP7720888 U JP 7720888U JP H0720885 Y2 JPH0720885 Y2 JP H0720885Y2
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JP
Japan
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case
terminal
lead
opening
insulating substrate
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JP1988077208U
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JPH02705U (ja
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信明 鈴木
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Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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Tokyo Cosmos Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は可変抵抗器の端子導出構造に関し、詳しくは
ケースの側面から端子を導出する構造に係わる。
「従来の技術」 ケースの側面から端子をケース外に導出する可変抵抗器
の代表的な例を第7図及び第8図を参照して説明する。
円筒状のケース1には一端面に開口部2、側面に切欠き
部3が設けられ、その開口部2に摺動子4を取付けた回
転体5が回動自在に収容される。絶縁基板6の一面上に
抵抗体7および集電体8が形成され、抵抗体7および集
電体8の終端に形成された電極9及び絶縁基板6に端子
孔10が設けられる。電極9に半田付けされた端子11は端
子孔10を通じて絶縁基板6の他面上に導出されケース1
の側面に設けた切欠き部3からケース1外に導出され
る。
絶縁基板6および端子11をケース1に固着するためとケ
ース1内を封止するために接着剤12が用いられる。
「考案が解決しようとする課題」 従来の技術では接着剤12がケースの切欠き部3を通じて
ケース1外に流れ出すのを防ぐことが困難であると共
に、一定の間隔で端子11を導出することが困難であっ
た。
この考案の目的はそれらの欠点を解決し、接着剤がケー
スから流れ出すことを防止し、端子導出の位置精度が高
い可変抵抗器を提供することにある。
「課題を解決するための手段」 一端面に開口部を有するケース内に摺動子を取付けた回
動体が回動自在に収容され、絶縁基板の一面上に抵抗体
および集電体が形成され、この抵抗体および集電体に端
子が接続され、端子を接続した絶縁基板でケースの開口
部が閉ざされ、端子は絶縁基板の他面上を通じてケース
の側面からケース外へ導出され、ケースの開口部側は接
着剤で封止されて成る可変抵抗器において、この考案で
は、上記端子はケースの側面に設けられた複数の端子溝
と閉鎖部材とにより位置決めされて導出される。
「実施例」 この考案の実施例を自動車のスロットル角度センサなど
に用いられる回転形可変抵抗器に適用した場合を第1図
乃至第4図を参照して説明する。
主要部品の説明 ケース1は合成樹脂からなり、第2図Bに示すように、
一端面に開口部2が設けられ、開口部2と対向する面に
軸孔20を設けた金属製の軸受け21が押込まれる。ケース
の開口部2に近い側面に複数の端子導出溝22が設けられ
る。
回転体5は合成樹脂からなり、第2図Aに示すように、
摺動子4が取付けられ、金属製の回転軸23が埋込まれ
る。回転軸の表面は摩擦抵抗を小さくするためにフッ素
樹脂がコーティングされている。回転軸23の先端24はレ
バーを取付けるために小判形とされる。
復帰バネ25はピアノ線からなり第2図Bに示すように、
巻回し部26の両終端27,28は他の部品と係止するために
U字形とされる。レバー31は合成樹脂からなり、強度を
高めるために金属板31aが埋込まれる。レバー31の中央
に回転軸の先端24をはめこむための孔32が小判形に設け
られる。ワッシャー35,36はフッ素樹脂からなり、それ
ぞれ軸受け21と回転体5及び軸受け21とレバー31相互の
摩擦抵抗を小さくするために用いられる。
絶縁基板6はセラミックあるいは合成樹脂からなり、第
2図Aに示すように、一面上に円弧状の抵抗体7および
集電体8が形成される。抵抗体7および集電体8の終端
に電極9が形成され、電極9及び絶縁基板6には端子孔
10が設けられる。
バネ端子37は金属からなり第3図に示すように電極9に
接続される接続部38と、絶縁基板6の背面側に導出され
る導出部39と、接続部38と導出部39との間に導出部39か
ら分岐された円弧状バネ部40と、接続部38とつながる導
出部39の板面を円弧状バネ部40と反対方向に湾曲させた
円弧部41とが設けられる。導出部39の先端にはリード端
子の金属線をはめこむためのU字溝42が設けられる。
カバー43は合成樹脂からなり、第2図Aに示すようにバ
ネ端子37の導出部39が挿通される端子孔44がもうけら
れ、端子孔44と対向する周縁部にリード端子45が挿通さ
れるリード孔46を備えた閉鎖部材47が設けられる。なお
リード端子45は絶縁チューブで被覆されている。
組立手順 ケース1内に摺動子4を取付けた回転体5が回動自在に
収容されるとともに回転軸23は軸受け21に挿通される。
復帰バネ25の巻回し部26が軸受け21を囲むように配置さ
れ、復帰バネ25の一方の終端はケース1に係止され、他
端はレバー31に係止される。レバーの孔32は回転軸23の
先端24にはめこまれ、かしめられて回転軸23にレバー31
が取付けられる。
絶縁基板6の端子孔10にバネ端子37の導出部39が通さ
れ、円弧状バネ部40が端子孔10にはめこまれ、接続部38
は電極9にハンダ付けされる。この絶縁基板6をケース
1の開口部2を閉じるように配置する。この状態を第4
図Bに示す。次にリード端子45をリード孔46に挿通した
カバー43(第4図A)を絶縁基板6の上に配置する。こ
の状態を第4図Cに示す。この時リード端子45の金属線
45aは端子のU字溝42にはめこまれて半田付され、リー
ド端子45の導出部はケース1の端子導出溝22にはめこま
れてリード端子45のビッチ間隔は制限される。またカバ
ー43の閉鎖部材47によりリード端子45の回転軸方向の位
置は制限されてケース1の外にリード端子45が導出され
る。
最後にケース1の開口部2に接着剤12が塗布され硬化さ
れる。閉鎖部材47はこの接着剤12がケース1の外に流出
するのを防ぐ役目とリード端子45の導出位置を一定に保
つ役目を待っている。このような可変抵抗器は回転軸23
を回転させて所望の位置で解放したときに復帰バネ25の
作用により回転軸23が元の位置に復帰することができ
る。なお、バネ端子37とリード端子45とを合せて端子と
いう。
他の実施例 第5図と第6図とはこの考案の第2の実施例である。図
において開口部2を有するケース1内にに摺動子4を取
付けた回転体5が回動自在に収容される。
絶縁基板6の一面に抵抗体7および集電体8が形成さ
れ、その抵抗体7および集電体8に電極9が形成され、
その電極9に端子11がハンダ付けされて取付けられる。
端子11は絶縁基板6の背面上を通じてケース1の側面に
設けた端子導出溝22からケース1の外へ導出される。端
子導出溝22を構成するケース1の側壁50に隣接してかつ
端子11上に角柱状の閉鎖部材47を配置し、余分な端子導
出溝を閉鎖する。この閉鎖部材47も接着剤12がケース外
へ流出することを防ぎ端子11の回転軸方向の位置を正確
に制限する役割を持っている。
「考案の効果」 以上述べたようにこの考案によると接着剤がケースの端
子導出部から流出するのを防止でき、ケースの側面から
導出される端子のピッチ間隔及び回転軸方向の位置が正
確な可変抵抗器が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す側断面図、第2図は第
1図の可変抵抗器の分解斜視図、第3図は第1図のバネ
端子37の斜視図、第4図は第1図の部分分解斜視図、第
5図はこの考案の他の実施例を示す斜視図、第6図は第
5図のA−A断面図、第7図は従来の可変抵抗器の斜視
図、第8図は第7図のB−B断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端面に開口部を有するケース内に摺動子
    を取付けた回転体が回動自在に収容され、絶縁基板の一
    面上に抵抗体および集電体が形成され、前記抵抗体およ
    び前記集電体に端子が接続され、前記開口部が前記絶縁
    基板で閉ざされ、前記端子が前記絶縁基板の他面上を通
    じて前記ケースの側面から導出され、前記ケースの開口
    部が接着剤で封止された可変抵抗器において、 前記各端子をそれぞれ挾持する複数のスリット状の端子
    導出溝が、前記ケース側面の開口端縁から切り込み形成
    され、 前記各端子を導出させた前記端子導出溝の空隙が、前記
    ケース開口端内面に隣接して前記各端子上に亘って配さ
    れた柱状の閉鎖部材によって塞がれていることを特徴と
    する、 可変抵抗器。
JP1988077208U 1988-06-10 1988-06-10 可変抵抗器 Expired - Lifetime JPH0720885Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988077208U JPH0720885Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 可変抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988077208U JPH0720885Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 可変抵抗器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02705U JPH02705U (ja) 1990-01-05
JPH0720885Y2 true JPH0720885Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=31302203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988077208U Expired - Lifetime JPH0720885Y2 (ja) 1988-06-10 1988-06-10 可変抵抗器

Country Status (1)

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JP (1) JPH0720885Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5744656Y2 (ja) * 1977-10-24 1982-10-02
JPS58144802U (ja) * 1982-03-23 1983-09-29 東京コスモス電機株式会社 可変抵抗器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02705U (ja) 1990-01-05

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